合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

行政書士の義母から土地家屋調査士という職業があることを教えてもらい目指してみないかと勧められたのがきっかけです。令和3年測量士補試験を合格することができたので本格的に予備校を選んで調査士試験合格を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

測量士補試験の学習は市販のテキストを利用しましたが、中山講師の測量士補試験に関するYouTube動画を知り大変参考にさせていただきました。受講料が安い、通信、講師が若い、CMをやっていて勢いがありそう、というのが選んだ理由です。

合格体験記・学習上の工夫

10月から始め、平日は朝1時間早く家を出て、通勤途中の道の駅の駐車場で、昼は自分の車の中で講義動画を視聴しました。休日は朝家族が起きてくるまで、子供が昼寝している間学習していました。講義中に気になったポイントはテキストに書き込むようにして、このテキスト一つ読みに帰ればOKとなるものにしていきました。
1月から択一に入りました。初めは1日に20問もできず少し焦りを感じることもありましたが、何のためか誰のために作られた決まりなのかなど理由や背景みたいなものをイメージしながらじっくり進むべきだと考え取り組んでいました。講師の言っていた「枝葉を見て幹を作る」とはこういうことかなと自分なりに意識していました。はっきり答えられなかった肢には印をつけその数で自分の苦手が分かるようにしました。
4月から記述に入りました。朝もう少し早く家を出て時間を作り、机が必要なので職場の休憩所で土地か建物どちらか1日1つ解くようにしました。
すき間時間に申請書例数個、択一1年分を毎日なるべく解きました。問題を解き感じたことまた見直せるようにツイッターに記録しました。このままのペースでは試験日に仕上がらないと思い職場に無理をお願いして試験2か月前に休みをもらい、毎日1年分を2時間半通しで解くようにしました。
学習には裏紙、コピー用紙を使っていましたがアガルートからマークシート、解答用紙がDLできるので本番に近い形で慣れるよう利用させてもらいました。この頃にFacebookで質問できることを知りました。過去の質問も見られるし、返答も早いし大変便利です。択一を解くのが遅く記述の十分な時間確保に不安があったので本試験1週間前くらいから、全肢読まず肢正誤から解答を選ぶ練習をしました。
結果、本試験では見直しの時間が5分だったので、全肢読みしていたら私は完答できなかったと思います。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

法律の学習にふれたことがありませんでしたが、入りやすく分かりやすい講義だと思いました。中山講師の話し方、初学者にも分かりやすいように崩した表現や、なぜこうであるかの理由を細かく説明されているので引っ掛かりなく講義動画の視聴ができました。
テキストはシンプルで見やすく必要なものが凝縮され詰め込まれており、コンパクトで持ち運び安いです。動画中、講師の板書の時間を待つような状況もなく、講師とテキストがカメラで切り替わるのでどこを読んでいるか探す不要な時間が生まれません。初めて資格の通信講義に触れた私にはこれが理想の形のように思い感動しました。
チャプターが細かく分けられているのも毎日のすき間時間に1つずつ進めていくことができ、分からないところだけ見直しやすいと思います。講義を音声ファイルで利用できるのもすごく便利でした。通勤時間が長いので耳から少しでも知識が定着すればとひたすら聴いていました。働きながらでもすき間時間に学習できるように考え抜かれた、習慣化しやすい続けやすい仕組みになっていると思いました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

1年分の20問はなるべく毎日やるようにしていました。解説の動画が1問ずつチャプター分けされているので、毎日のすき間時間に一問ずつじっくり理解を深めて進めていくことができました。働きながら学習するリズムにすごく合っていると思います。
中山講師の解説は初学者にも分かりやすい表現や言葉でされています。間違えた肢には印をしていき周回を重ねると自分の弱点が分かるようにしていました。
直前期には印の多い、よく間違えた肢のみ見直すと効率よく学習できよいと思います。初めは1日に10問くらいしか進まない日もありましたが、20問こなせるようになり、解くのにかかる時間も短くなっていくとすごく嬉しかったしやる気も出ましたね。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述に取り組みだした初めは1日に土地か建物どちらか1つ解くようにし、なんとか時間を作って60分で解き切るのを目標にしました。
読み進め方、メモの取り方、メモリ管理、記載漏れなど、問題把握と合わせて特有の難しさがあると思います。暗記だけでなく思考すれば導き出せる材料を持てる力を養うというか、ミスをした箇所の対策をすぐに立て、次は間違えないよう自分をどんどんアップデートするイメージで学習していました。
単純暗記だったと感じたものは背景の理解から思考すれば答えに行きつけるよう初めの鍵になるものが何か頭にすり込む、申請書や作図でどうしても忘れてしまう記載ミスは、もう長いゴロ合わせに全部入れ込んで最後に1つ1つチェックするしかない、など。細かいミスをなくし小さな点数をなるべく落とさずかき集める試験なので頭に体にすり込んでいきました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

択一がまずまず解けるようになり記述の学習に入る前に定規の講義を見ました。
三角スケールを初めて触りましたし他道具の使い方、作図の方法についても全くわからないので大変参考になりました。道具は中山講師のおすすめと紹介されているものを準備しました。どれも使いやすく道具選びに時間かけずに済みます。
テキストを読んで、ずっと択一、申請書例やっていたこともあってか線を引くのがすごく楽しかったです。テープを裏に貼る裏ワザもしました。確かに滑りにくいですね。コンパス、全円分度器は練習でも一度も使いませんでした。
定規の使い方、作図の手順は解答を出すまでの方法・技術なのでアガルートの講義の通りに手を動かし、体に染みついてしまえばもう安心ですね。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

定規の講義の後に[中山式]複素数計算の講義を視聴しました。
関数電卓は講義内でも使われているおすすめされているものを用意しました。関数電卓をほぼ触ったことがなくて初めはボタンの名前や手順がとっつきにくいですが覚えることはそんなに多くありませんし、何度も触っていれば操作手順はすぐ慣れました。
メモリ管理には頭悩まされますが。複素数を使わない従来の方法がどんなものか知りませんが、複素数計算の講義を視聴した後、これはすごく便利な早い計算方法なのではと思いました。時間内に解き切ること自体が大事な調査士試験では必須な計算方法だと思います。
試験に必要な計算をすべて盛り込んだ応用問題が用意されているので、たまに解いて忘れていないか確認していました。

実践答練のご感想・ご利用方法

入門総合カリキュラムには答練1~3が付属していました。答練は予備校が作成する一歩踏み込んだ少し難しいもの、軸足は過去問ベースに置いておくものと聞いたので、力試しに利用しようと学習期後半まで手は付けずにいました。解いてみてやはり難しかったですが、自分の持っている材料で思考すればたどり着けるものか、知らなかったような知識なのか考えながら吸収していました。
一度解けば過去問と同じように周回に加えました。過去問の周回を重ねると問題を覚えぎみになってしまって新しい問題に触れたいと思うようになりました。問題を作るということはとんでもなく大変なことなのではと考えるようになり、予備校の作成される答練の価値の重さをすごく感じました

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正で調査士試験に影響するポイントを詳しく解説してあり大変参考になりました。
変更点だけでなく過去問はどう変化するか、別角度で問われるならこういう問題になるのではというところまで対策されていますので安心です。テキスト内容の変更箇所、択一で問題が変化した箇所は、印刷し貼り付ければちょうど良い大きさになるようなファイルがダウンロードできます。最高のテキストを更新、維持することができます。
アガルートはTwitter、YouTube、FacebookなどSNSを有効に活用されていて情報発信のフットワークが軽い印象があります。これからの法改正の対策でも受講生は、厚い情報を素早くキャッチできると思います。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

アガルートの講義は私のような法律初学者にもとにかく分かりやすかったです。
楽しい企画もありモチベーションに困らず楽しく1年間学習できました。
アガルートを選んで本当に良かったと思いますし、おすすめできます。本当にありがとうございました。