合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

官公署で嘱託登記の仕事をしております。業務の中で登記の申請をしたり、測量図などの図面を見る機会が多く、自分の仕事に直結する測量や登記についてもっと勉強したいと思い、土地家屋調査士試験を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

これまでの受験回数が3回で、2回目までは独学で勉強していました。測量士補試験を独学で合格することができたため、その流れで調査士試験も独学で勉強を始めましたが、計算や作図にとても苦労していました。
1回目の試験前にYouTubeでアガルートの平成30年度土地の解説動画を初めて見て、複素数計算の速さ、作図のわかりやすさに衝撃を受けました。中山先生の解説が本当にわかりやすく、「もし予備校を使うなら絶対にアガルートしかない!」と思っていました。
1回目の受験は「初めてにしては点数が取れたかも…」と思い、2回目の受験もそのまま独学で進めましたが、択一足切りで全く合格点には届きませんでした。
知識の浅さを実感し、次受験するときは予備校を使わなければ無理だと思い、予備校を使うならアガルート一択だと思っていたので、迷わずアガルートの講座を申し込みました。

合格体験記・学習上の工夫

平日は仕事や家事、子供たちのことなどあり、机に座って勉強する時間が全く取れない日もたくさんありました。
昼休みは択一問題を必ず、夜できる日は1時間ほど書式問題に取り組みました。中々時間が取れない私は、音声ダウンロードがとても役に立ちました。通勤や運転中は音声ダウンロード、ごはんを作っているときやお風呂の中ではBluetoothに繋いで講義動画を見たりと、隙間時間は全て講義を聴いていました。
アガルートの動画視聴ページで受講中の講座が今何パーセントかわかるところも、100パーセントにしたい!と、モチベーションが上がりました。いつも間違えるところや知識が曖昧なところは、iPhoneのメモにチェックリストを作って箇条書きにし、完全に覚えたらチェックを入れていくようにしていました。
試験直前にもそのリストを見直しましたが、本番でその中から出題されたものもあり、迷わず答えを出すことができました。
中山先生がおっしゃる、枝葉の知識を集めるのではなく、木の幹の部分の知識を定着させることを意識し、基本がきちんとできるよう、試験直前も【土地家屋調査士】合格総合講義のテキストを繰り返し読んでいました。基本をしっかり理解していることで、試験本番でも判断に迷うことなく、時間内に解き終わることに繋がったと思います。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

独学から始めた私にとっては、動画で教えていただけるだけで本当に感動でした。
今まで自分で文章を読んで理解していたつもりの部分も、きちんと理解していなかったんだと、たくさんの発見がありました。なにより中山先生のお話の仕方がとてもフランクで、難関資格だし、難しく考えて勉強しないといけないと思っていましたが、楽しく講義を聴くことができ、おっしゃっていることが全て理解できました。
アガルートの講義動画は1コマ15分から30分ほどで見終わることができ、無理なく学習を進めることができました。講義動画は倍速で見れることも魅力で、いつも1.5倍速で視聴していました。
【土地家屋調査士】合格総合講義の動画は最終的に全体を4周しました。講義を回すたびに、1回目見たときにはひっかからなかった部分が、次見たときにはすっと頭に入ってきたりと、その時の自分のレベルによって刺さる部分が違い、回を重ねるごとにわからないことが減っていくのを実感していました。何回も見るうちに択一の正解率があがり、択一ができると書式の方も早く問題を解くことができるようになりました。
登記申請書例50問も一緒に記載されていて、隙間時間で申請書例1問だけでもすぐできたところも良かったです。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一はなるべく毎日解くようにしていました。何度も解いていると問題の答えを覚えてしまうので、時間を計らないで解くときは、なぜこの答えになるのかを紙に理由を書きながら解き、理解を深めるように努力しました。
解説動画は1問ずつ5分程のチャプターになっているので、解説を聴いてメモを書き込んだりした後、自分のタイミングで次の問題の解説に進めるところが良かったです。
年度ごとに解いた日付、できた問題数、かかった時間を書き込み、だんだん早く、正答率が上がっていくのもモチベーションに繋がりました。
テキストを持ち歩いていなくても、デジタルブックを利用してちょっとした待ち時間に択一問題を解くことができたところも便利でした。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

独学時代は難しい年代の記述問題は解説を見ても全く理解できず、最後まで解ききれない問題も何問かありました。
アガルートの記述式過去問解説動画は、まず「問題文の読む順番から、ラインマーカーも使わずに、時短で読み戻ししない」という効率的な方法を教えていただけました。書かなければいけないもの、書いてはいけないものを判断して、「書式の解答用紙に一旦書いても、二重線で消すと減点にならない」など、びっくりするような裏技も聴けました
私は急いでいると隣地の地番や辺長、単位などを書き忘れることが多かったので、解答用紙にあらかじめ鉛筆で隣地の「リ」、辺長の「ヘ」など、書いておき、単位は最初にペンで書いておくなど、工夫して書き忘れを防ぐようにしていました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

独学のときは、「もっとこっちに書きたかった…」とか、複雑な建物図面の作図にとても時間がかかっていました。定規の動かし方など動画で見られるのがとてもわかりやすく、「独学のときにできなかった部分を埋めることができた!」という感覚でした。1回で理解できたので1度見るだけで済み、とても時短になりました。アガルートの三角定規「sugooooi』がとても使いやすかったです。定規の使い方の基本が身についたので、書式問題を解くたびに作図が早くなっているのを感じました。
試験本番では、試験終了15分前で土地の図面がまだ白紙の状態でしたが、「作図早いから大丈夫!」という謎の自信があり、時間内に書き終わり、見直しまですることができました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

1回目の試験本番3か月前にYouTubeでアガルートを知り、その動画を何度も見たり、中山先生のブログを見て複素数計算を覚えることができました。
それまでは通常の計算方法で計算していましたが、全て複素数計算に切り替え、1回目の試験から複素数を使って試験に臨むことができました。テキストもブログも、複素数の電卓操作が書かれており、その通り押せばいいという、大変わかりやすいものでした。
通常の計算方法では計算結果までの工程が長く、ひとつボタンを押し間違えると全く答えにたどり着けなくて苦労していましたが、複素数の工程の短さに感動し、抵抗なく複素数計算に切り替えることができました。通常の計算方法だったら、私は最後まで問題を解ききることができなかったと思います。

実践答練のご感想・ご利用方法

問題、マークシートや記述式の解答用紙なども本試験と変わらない見た目で緊張感があります。普段択一はマークシートで解答していないのでより緊張感を持って本番に近い状態で答練を解くことができました。
過去問は何回も解いていると答えを覚えてしまうので、実践答練は学習が進み、本番が近くなってから腕試しのような形で利用していました。やはり初めて見る問題はいつもより時間がかかり、過去問ではあまり見たことのない論点や、数学的なひらめきが必要な問題もあり難しく感じました。
改めて数学的な問題が苦手だと気付き、本番前に一通り復習することができました。今まで学んだ過去問と併せて学習することで、自信がついたと思います。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

今年度の法改正は未成年者が18歳未満の者になるという一点だけでしたが、それでも手厚い解説で、学習した過去問のどこがどのように変わるのか詳細を把握することができました
改正点がどのようなかたちで本試験で出題されるか、このような問題が出るかもしれないというお話も聴けて、事前に心の準備をすることができました。改正点をダウンロード、印刷してテキストに貼ることで簡単にアップデートすることができました。
今年度は改正点が少ないですが、以前学習していた時は何点か改正点があり、アガルートの法改正対策サンプル講義を見させていただいていました。独学だと改正になるという情報も自分から探しにいかないとわからないため、アガルートの動画などこまめにチェックして利用させていただいていました。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

アガルートに出会わなければ、予備校を使わずそのまま独学だったと思います。
講義内容が本当にわかりやすく、きっと合格できると思いながら勉強を続けることができました。
本当にありがとうございました。