合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

子育ての観点から、時間に融通が利く自宅で開業できる資格を取得したいと考えました。ちょうど自宅の土地で土地家屋調査士の先生が調査していたこと、自宅に測量機器等があること、法律の勉強が嫌いではなかったことなど、いくつかの事象が重なり土地家屋調査士に興味が湧きました。

とはいえ、測量も登記に関する知識も全くなく、午前試験免除のこともあったので専門学校に1年通いました。授業の中で実務をしている調査士の先生から直接話を聞けたことも、土地家屋調査士になることへの意識を高めたと思います。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2020年合格を目標にしたとき、アガルートと他社で迷いました。サンプル動画では圧倒的にアガルートが分かりやすく、ハキハキして聞き取りやすかったのですが、当時はできたばかりで実績がわからなかったので、いまいち合わなそうだと思いながらも他社を選びました。

その結果、1回分が1時間以上ある講義動画を最後まで進めることすら困難で、民法だけで挫折してしまいました。解きながらテキストで覚えようと答練をするも、基礎がわからないので進まない日々。講義形式や先生との相性は大事なのだと痛感しました。

8月にこのままでは絶対に無理だと思い、アガルートは合格すれば全額返金!と自分に言い聞かせながら、2021年合格目標に申し込みました。

2020年には間に合わず、もっと早くアガルートを受けていれば良かったと思いますが、今年は合格できたので思い切って良かったです。

合格体験記・学習上の工夫

一番多く使用したのは、ダウンロード音声です。過去問は問題を読み上げているので、過去問対策の多くをこれに助けられました。中里先生の「狙い目論点」も、一問一答形式で苦手な論点が沢山あって重宝しました。

歩いている時だけではなく、寝かしつけ時にもイヤホンでジッとしたまま勉強できるので良かったです。長距離運転をする時は、講義音声を聞き流して過去問として出ていない部分を再発見することもありました。直前期には2倍速で聞いていたので、何度も繰り返すことができました。

また、苦手克服のためにiPadのノートアプリを活用しました。過去問の苦手な選択肢やすぐに忘れる項目を書き出して、繰り返し解きました。iPhoneとも連携していたので、ちょっと疑問に思ったときにすぐ確認・編集できたので、効率よく学習できました。

きちんと机に向かって勉強出来るのは1日1、2時間だったので、講義を一周して以降は毎日1年分の択一と、残りは全て書式と計算演習に充てました。計算は最後まで苦手だったので、直前期に記述式計算ステップ講座を受講してなんとか覚えました。

自分なりに沢山勉強をしたつもりでしたが、精神面はなかなか鍛えられず本番前1週間は寝不足も相まって体調を崩したので、直前はせめて睡眠時間は多く取るべきだったと思いました。

土地家屋調査士試験入門総合講義のご感想・ご利用方法

始めに講義動画を見ながら、テキストにしっかり書き込みをしました。サンプル動画の印象通り、初学者にはとっつきにくい法律用語でも身近な例えや言い回しで、理解しやすいように作られていました。

チャプターが細かく分かれているので子育ての合間に勉強できること、そのとき聞きたい解説部分をピンポイントで選択しやすいことも学習を進める上でかなり役立ちました。

過去問についてカウンセリングで相談した際、アガルートの過去問の論点でそれ以前の分は網羅できるということだったので、ある分だけやりました。学習が進むにつれて過去15年分では足りないのではないかと不安になりますが、先生の言葉を信じてそれだけに集中。解説文も解説動画も簡潔で、何度も反復学習するにはちょうどいいボリュームでした。

申請書例のひな形は、毎日1問は解くようにしました。建物の申請書は沢山種類があって、書き方が似ているのに微妙に異なる部分もあり、最初はとても苦労しました。パターン別にポイントとなる部分の解説があったので、実際の登記イメージを思い浮かべながら解くと間違えないようになりました。

計算については少し怠るとすぐ忘れてしまうので、何度も複素数の動画を見ました。実際、試験でも複素数でなければ時間が足りなかったのでしっかり覚えてよかったです。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

択一の得点力を高めて書式を逃げ切るという明確な方針で、どこに注力すれば良いのかがわかり、学習の目途を立てやすかったです。先生から「次の1カ月はこうしましょう」と、具体的なノルマが課せられるので、出来る限りその通りに進めました。

答練や模試で分からない論点が出ると、他の問題集が必要なのではないかと横道に逸れそうになるときも明確に「いらないですよ」と、逆に必要なものは他社の模試であってもオススメされ、本当に合格の為に道筋を考えていただいていると感じました。直前期に先生に「大丈夫」と毎回言っていただくことで、自分を落ち着かせることもできました。

講師へのメッセージ等

中山先生のブログやYouTubeで有益な情報の発信だけではなく、先生方のFacebookやTwitterでのこまめな質問の回答や相互のコミュニケーションで、通信講座なのに通学しているかのようなサポートをしていただきました。孤立しがちな受験生同士で活発な交流があったのも、ひとえに先生方も積極的に参加されていたからだと思います。

先生方のおかげで、本当に最短で合格できました。ありがとうございました。