合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

現在まで、測量会社で働いており、ステップアップとして土地家屋調査士の取得を目指しました。

測量の業界に身を置いていますが、周りにはなかなか土地家屋調査士を取得している方が少なく、これを取得すれば周りに差を付けられると思ったこと、会社からも取得を勧められていたことが理由です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

もともと令和2年度合格を目標に令和元年の9月頃から他の予備校で勉強しておりましたが、なかなか勉強が身につかず途中で諦めてしまいました。試験は一応受けましたが、択一で15点くらいしか取れていないような結果でした。

他の土地家屋調査士の先生からお話を伺う機会があり、東京法経学院よりもLECがわかりやすかったというお話を聞き、他の予備校を受講することを考えました。

予備校探しの中でアガルートアカデミーに出会い、サンプル講義を申し込んだところ、非常にわかりやすかったため、受講することを決めました。

合格体験記・学習上の工夫

アガルートアカデミーの講義は令和2年の11月からスタートしました。平日と隔週の土曜日は仕事で残業も多かったため、仕事の日は1時間半の勉強、休みの日は3~4時間くらいの勉強時間でした。直前期にはもう少しペースをあげようと考えていたのですが、たまたま直前期に仕事が忙しくなり、思うように勉強時間を増やすことができず、1年間トータルで勉強時間はあまり変わらなかったと思います。

学習のスケジュールとしては、令和2年のうちにインプット講義を終わらせて、令和3年1月から3月くらいまで択一過去問解析講座、定規の使い方講座、複素数計算に取り組みました。3月くらいから記述式の過去問にも取り組むようになり、直前期には以前受講していた予備校の答練をやってみるといった流れで学習しました。

また、中山先生の講義は音声ファイルとしてダウンロードすることができたため、車での移動時間などに音声ファイルを流し、隙間時間の勉強をすることができました。中山先生の講義は過去問の択一の肢を一問一問読んでからその答えを解説しているため、テキストを読まなくても音声を聞いただけで、択一の問題を聞き、自分で考え、答え合わせができたため、非常に便利でした。

また、記述式の問題では申請書の書き方を覚えるのが苦手で大切だと感じたため、テキストの申請書例に重要なポイントを暗記用マーカーを使い、繰り返し学習しました。また、合格者インタビューが結構面白くてたまに見ていました。実際に合格された方の話を聞き、学習の仕方について参考にしたり、共感できる話を聞いて自分のモチベーションになっていたりしたと思います。

試験を振り返ってみると、正直学習の時間的な量としては不十分なところがあったと思いますが、作図する手が震え、作図で間違えて基準点に向かって筆界線を引いてしまったりしながらも、修正し試験時間いっぱい使って集中して取り組み合格することができました。やはり最後は本番でどれだけ力を出せるか、頑張れるかが重要だと感じます。

土地家屋調査士試験入門総合講義のご感想・ご利用方法

本当に目から鱗が落ちるほど分かりやすかったというのが感想です。

以前利用していた予備校の講義も通信のものでしたが、基本的には講師の方がテキストに書いてある内容を読み、たまに深い知識を紹介するといったもので、事前にある程度予習をしておくことが前提のものでした。また、講師の方が板書しているところもそのまま流すような形式で、講義のトータルの時間も非常に長かったと思います。

そのため、中山先生の講義をサンプルで見たときには驚愕しました。明朗快活で分かりやすく適度な時間で解説されており、これならいけるかもしれないと思ったのを覚えています。

実際、講義を受講して今振り返ってみると、飽き性の自分が途中で挫折せず継続して勉強を続けることができたのは中山先生の力が大きかったと思います。初学者にも分かりやすい言葉、表現での解説ですんなり頭に入ってくる内容だったところ、中山先生の講義は明るい口調で時にユーモアもあり見ていて比較的面白かったというのが大きいと思います。

講義が細かくチャプターで分かれているところも、仕事をしながらの環境では非常にありがたかったです。最初からアガルートにしておけばよかったと何度も思いました。

択一式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

最初はとりあえず問題を自分で解いてみて解説講義を聞きということを繰り返しました。ある程度問題がわかるようになったら、1日1年分の過去問を時間を意識して解き、間違えたところは付箋をしておき、復習ができるようにしました。

直前期には自分の苦手な問題、間違えた問題をノートに取り、解説を書いて苦手分野の克服に取り組みました。また、中山先生の音声解説は全てスマホにダウンロードしておき、移動時間などで聞くようにして隙間時間を活用しました

択一式のテキストはコンパクトで持ち運びに便利だったため、プライベートで出かける時なども常に持ち歩いていたと思います。中山先生の解説はシンプルですが非常にわかりやすく、試験に合格するための知識を余計な部分は切り落として説明してくれていると思うので、スピーディーに取り組むことができたと思います。

記述式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問解析講座は令和3年3月頃から取り組みました。

座標の計算は中山式複素数計算を事前に学習していたため、そこまで苦にならなかったのですが、申請書の書き方のパターンが多種多様で、苦手意識があったため、申請書例を毎日最低3問は練習し、克服しました。また、アガルートのコラムの中に申請書と図面の様式が無料で配布されているためそれを印刷し、活用しました。(コラムにもさまざまなところで助けられました。)

毎日土地と建物の記述問題に両方取り組むのは時間的に難しかった為、月曜は土地、火曜は建物といった具合に交互に取り組むようにしました。仕事が遅くなり、時間的に厳しい時には作図はフリーハンドにするなど、とにかく毎日継続することを第一に考え取り組みました

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

新・定規の使い方講座には令和3年1月ごろから学習を始めました。令和2年度に他の予備校で講座を受けていましたが、「あ、そうなんだ」と思うことが恥ずかしながら多々ありました。

特におすすめの筆記用具の紹介など、他の予備校では触れられることもなかったため、非常に親切だなと感じました。作図の方法についても絵と映像で非常にわかりやすく解説してくれていて、すんなり身につけることができたと思います。

他の予備校では作図の方法についてはプリント一枚が配布されただけだったのでわかりやすく助かりました。初学者にとってはこの解説は勉強を早く、継続して進めていくためにとても有用なのではないかと思います。

作図は土地家屋調査士試験の特色で苦手な方も多くいると思いますが、この講座を受けたことにより、より早く作図をマスターし、学習時間の短縮ができたと思います。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

中山式複素数計算は令和3年1月頃から学習を始めました。前の予備校での令和2年度の学習では複素数を使わず三角関数を用いた計算をしていたのですが、正直、そのやり方を続けていたら私の場合は試験に合格することはできなかったと思います。

複素数計算は通常のやり方よりとても早く座標値を出すことができます。調査士試験は時間との勝負のため、複素数がなければ完答することは到底できなかったと思います。まして令和3年度の土地の問題は必要な座標計算が例年よりも多かったため、複素数がなければ時間内に完答することは難しいのではないかと思います

記述式の問題演習に入る前にこの講座を受けて、あとは記述の勉強で実践して身につけていきました。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

定期カウンセリングは今回無事合格できた大きな要素だと思います。

どのようなスケジュール感で勉強を進めていけば良いか考えることが資格勉強では大切だと思いますが、自分で考えるのは大変ですし、その分の時間、労力が必要になります。それが間違っていたら元も子もありません。定期カウンセリングを受講することにより、自分にあったペースで正しい勉強のスケジュールを時間と労力をかけず組むことができました

また、どうしても資格試験の勉強は孤独な戦いになりますが、応援してくれる方がいるということを感じられ、そういう意味でも大きな意味があったと思います。私は主に池田先生、中里先生にお世話になりました。お二人の力添えがなければ合格することはできなかったと思います。本当にありがとうございました。

講師へのメッセージ

アガルートの講座を受けなかったら合格することは難しかったと思います。択一で10点台からここまでできるとは正直思っていなかったです。

本当にありがとうございました。