合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

行政書士業務を行っていましたが、若干飽きた感じもあり、他の業務を考えておりました。

(行政書士業務として着手していなかった外国人業務、成年後見業務等)

そんな中、身内で宅建を受験する者がおり、民法について聞かれ調べて答えたところ、調べたWebページに資格講座の広告が出ていました。

このリンク先ページから社労士~調査士を調べ、コロナ渦で若干時間もあったので「やってみるか」位のノリで開始しました。

また、午前免除制度があることで合格率も上がると思ったことも動機のひとつでした。叶いませんでしたが。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

地元が新潟であり、通える予備校は日建学院さんだけでした。

資料を取り寄せたところ、通学ではありますが、授業はオンラインで行う講座で、思っていたものと異なったため、他の予備校をネット検索したところ、「アガルート」「東京法経」「LEC」が出てきました。

この3校の中で無料体験みたいな講義があったのがアガルートでした。

この無料講義の中山先生が分かりやすく、調査士試験するならここかなと思ったことが受講のきっかけです。

合格体験記・学習上の工夫

アガルートの「ダブル合格カリキュラム」への申し込みは、令和2年度の調査士試験の前位の時期だったと思います。

横長のスケジュール表を眺め、測量士補から学習を開始したのですが、ラジアンや筆算に打ちのめされ若干学習から離れ気味になりました。

しかし、とりあえず通して講義を見なければと言う使命感から、マイページにログインを続けました。

ある日ログイン後に初めて見た「定期カウンセリング」という表示を見つけ、こちらを予約したところ、講師の先生からお電話をいただきスケジュールを指導してもらったところから、勉強の進め方が間違っていることに気づき、ルートに載せていただいた感があります。

この定期カウンセリングにより、当初は簡単に考えていたとことがありましたが、徐々に本気で試験に向き合えたとものと思います。

覚えているカウンセリングの一つとして、令和3年の3月頃だったと思いますが、中里先生から学習の進捗を聞いていただき、「記述はまだ早い!」、「記述は択一を8割出来るようになってから」の指導をいただき、これを実践したところ、確かに記述が出来るようになっていました。

また、測量士補の試験延期が決まり、午前免除が無くなってからやる気を無くしかけた時も、「午前なんて簡単です!」の言葉にうまく乗せられ継続できたことも大きいと思います。

結果的にカウンセリングに助けられました

学習上の工夫としては、当たり前のことかもしれませんが、積み重ねを重視しました。

3月頃から択一がある程度早く回答出来始めたこともあり、若干緩みましたが、GW頃から毎日択一1年、書式2~3個。そして可能であれば記述を土地か建物どっちか1年を行うことを実践しました。

正直GW時点でセットバックの90度を引くのか足すのかも分からなかったのですが、中里先生からFacebookで質問してとの指示をいただき、このFacebookが直ぐ回答が出るので助かりました。(不安時間の少なさがストレスにならなかった)

【土地家屋調査士】入門総合講義のご感想・ご利用方法

約10年ぶりの資格試験だったため、最初は抵抗がありましたが、中山先生の流暢な喋りと実例を交えて問題等を解説していただいたおかげで理解が深まりました。

全くの初学者であった私にとって、計算が加わる勉強であったので挫折しかけましたが、簡単に回答方法をお示しいただきくことが力になりました。

そして、民法の不要部分について感銘を受けました。

と言うのは、省エネ学習(必要最低限の学習)を希望していた私にとって「このページやらなくていいんだ!」と最初からわかることは学習継続のモチベーションになったことが大きかったのです。

また、講義の中で、見ている途中に不明になりつつある箇所をフォーカスすることが上手いと思いました。

中山先生:「どういうことかと言いますと」(「?」と思うところへこの言葉を充てていただき、解説がある。)

この流れがあることで不明部分が頭に残り、知識の定着応用が出来たと思います。

利用方法については、普段業務でパソコンに向かい合っているので、いつもより早く出勤し、オンライン講義を受けていました。

また、業務により役所で待つことも多々あったため、スマートフォンにて講義をチェックしていました。

講義自体は最終的に全部を2回見ました。1回目はインプットとして購入直後から2~3カ月かかったと思います。

2回目は試験直前の測量士補試験9月が終わってから1.5倍速で見ました。

その他、分からない部分やあやふやな場所についてもいつでも講義を見ることが出来るので、苦手箇所についてテキストの該当箇所へチャプターの番号を書き込み、繰り返しその講義を見ていました

結果的にこれにより早く理解を深めることが出来たと思います。

択一式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

「サシテ問題でない」 「ショウブンヨウショク」 等の語呂合わせ、「合体後の建物の表題登記及び合体前の建物の表題部の登記の抹消並びに所有権の保存の登記」 を2,4,2の「の」が必要です の講義等、一発で理解及び覚えることが出来た講座でした。その他、ビニールハウスは建物か、宅地に接続したプールやテニスコートの地目は?等「頻出ですねー!」の一言が記憶に留めることにつながっていると思います。

そして、飽きやすい私にとって1問ずつのチャプターになっていることが継続できた最大の点かもしれません。

一度他校の公開模試を受け、オンラインで回答解説を見ましたが、全体的に長く、私には合わなかったです。

これに対し中山先生の4分~5分で区切る講座は相性がよかったです。 

記述式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

記述問題について、最初は一問終えるのに3時間半位かかりました。

記述式過去問講座は短いものですと20分、長くても1時間無いので、頭に問題がある内に解答解説の講義を見ることが出来ました。

平成17年から令和2年まであり、平成17年~平成25年位までの問題がヒラメキを要するような問題もあり戸惑いましたが、いざ解説を聞いてみるとなるほどなぁ、と思うものだったのでしっかり向き合えたと思います。

個人的に今年の建物(令和3年度)で壁厚を間違えた方が多かったと噂ですが、この記述式過去問解析講座において、確か平成30年だったと思いますが、「この壁厚を間違えた方の多いこと・・・」の中山先生のお言葉が印象にかなり残っております。

壁厚については 柱中心かどうか 外壁までの距離かどうか この二つを図面作成及び床面積計算において必ず確認していました。

結果今回の試験で残り時間45分からすんなり建物は回答出来たと思ます。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

全くの初心者で、正直三角定規がアガルートから送られてきたときは、線を引くために必要だから使うもの程度にしか思っていませんでした。

実際記述式問題で使うことがわかり、新・定規の使い方講座を見て同じように作図の練習を行いました。

250分の1、500分の1を交互に使い分ける方法、建物問題で各階平面図と建物図面については縦と斜めで使うものだと知り、感動した記憶があります。

正直、中山先生と一緒に作図を行い、確認して進めていく講義であり、一発で理解できたので1回しか見てません。

こちらの講義はそれくらい頭に残り、他の学習に充てることが出来たので時間短縮によかったと思います。

また、文房具についても グラフギア500、ジェットストリーム0.38、分度器、消しゴム等に ビシッと決めていただけることがアレコレ迷わず良かったです。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

私、計算についてはこれしか知らないまま調査士になりました。(笑)

過去問から午前問題からあらゆる問題で利用でき、下2桁までの表示であれば絶対に間違えない状態に本試験にもっていくことが出来ました。

交点計算から方向角など記述の回答の元となる数字の部分であり、非常に大事な講義であったと思います。

こちらについても、FX-JP500の購入指示によりアレコレ悩まずに購入し利用しています。

講義の中で中山先生が実際に計算機の打ち込みを行い、これを見ることで押し方の間違いの確認、計算の時間を実感出来ました。

この講義で複素数計算を学び、応用として記述過去問を行うことで数字の回答については自信を持って回答出来ました。

講師へのメッセージ

定期カウンセリングが良かったと思います。

最後まで、中山先生からカウンセリングを受けることは出来ませんでしたが、青学の校門でシールを貰えたので本試験は午前試験から頑張れました。

中里先生と池田先生のカウンセリングが最後まで効きました。

中里先生の「合格しちゃいなよ」的な乗せ方にうまく乗せられ、池田先生の学習方法について「毎日択一1年、書式2,3個、記述1つ」の基礎固め。

池田先生からたまにある実務のお話が合格後のイメージとなりモチベーションとなりました

本当にこの試験を1年で終えることが出来てよかったと思います。

今回がダメで2年目以降になっていたら、モチベーションの維持が出来ないであろうこと及び現在の仕事に響くため考えられませんでした。

一発で合格出来たのは講師の先生をはじめ、アガルートの講座のおかげだと思います。