合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

不動産関連の仕事についていますが、数年前から社有地の敷地確定を行う業務を担当することになりました。

その際に測量士や土地家屋調査士の方々と一緒に仕事を行うことになり、隣接土地所有者との立会いや法務局との打ち合わせなどを経験しました。

その時に土地家屋調査士という資格があることを知り、不動産関連の資格取得には元々興味があったことや、今の業務に活かせる資格でもあるので挑戦してみようと思いました。
土地家屋調査士試験の午前試験免除となる資格を持っていたことも理由です。

資格を取れば、隣接者との立会いや法務局での打ち合わせにおいて、自分も自信をもって応対出来るかなとの期待もありました。
また、将来的に独立開業が可能な資格であることも大きな魅力でした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

土地家屋調査士は合格率も低く簡単には合格出来ない難関資格であることはわかっていました。

独学ではとても無理だと思いインターネットで数校を検索したところ、アガルートの講座を見つけました。

アガルートの講座はバリエーションがシンプルでわかり易く、価格も他校よりは安価だったので資料請求しました。
その講座資料で中山先生の指導に対する自信や熱意が伝わったことや、同封されていた土地書式のサンプルテキストが非常にわかりやすかったことからアガルートにしようと決めました。

また、中山先生のブログを拝見したところ講師の独善ではなく非常に受験生に寄り添ったイメージを受けたことが受講を決める後押しになりました。
合格特典があるのも勉強のモチベーションになると思いました。

合格体験記・学習上の工夫

中山先生のブログを拝見していると、土地家屋調査士試験で合格するには、択一で逃げ切り点を取ることが重要とのことでした。

まず、それを目標に、講義を視聴した後は択一の過去問を何回も繰り返すことを実践しました。

問題の正解を求めるのではなく、1問1答の解答用紙を使用して1枝毎に〇か×かを判断出来るように繰り返し行いました。択一の過去問は毎日必ず1年分(20問)は解くことを日課にしました。

その際必ず時間を計り30分以内に解けるようになることを目標にしました。
同じ枝で何度も間違うところは、テキストと講座視聴を繰り返しました。

書式の過去問についてはなかなか毎日解くことは出来ないので、週に最低でも土地1問、建物1問の過去問を解くことを目標にしました。

スマホのおかげで動画視聴が時間や場所を選ばないので助かりました。

音声ダウンロードがあったのもありがたかったです。
ひな形の50例を、昼休みに耳で聞きながら書式のイメージが出来ました。

FBの質問制度も大変参考になりました。
私自身は一度も質問しなかったのですが、他の方の質問を見ると、わかっていると思っていたことが全然理解できていないことに気づかされました。

そして講師の方の回答がテキストを何倍にも膨らましてくれているなと感じました。

土地家屋調査士試験合格を目指す方へのメッセージ

土地家屋調査士試験は独学で合格するのは大変ですが、アガルートの講座を利用することが出来れば、短期間で十分合格できる試験だと思いました。

1年で合格された方もいるようですが、やってみて良くわかりました。

私も受験初年度に知っていれば3年かかることはなかったと思います。

講師へのメッセージ

今年の試験で合格出来たのは、中山先生の講義のおかげです。
本当にありがとうございました。

本試験では択一逃げ切り点を取るつもりで受験しましたが、今年の試験は本当に難しく感じました。

結果としては逃げ切り点に1点足りなかったのですが、書式でなんとかカバー出来ました。

これも、書式ひな形対策講座と中山式複素数計算講座を何度も繰り返した結果だと思います。
ご指導ありがとうございました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

演習総合講義のテキストを最初に見たとき、本当にこれだけで良いのか?と思う量でしたが、逆にこれだけを覚えれば良いのだと必死に覚えるように努力しました。
何度も読み返しました。

アガルートの講座の特徴はチャプターが短いので、視聴を始めるともう一つ見れる、もう一つ見れると吸い込まれるように見てしまい自然と勉強量が増え知識が付いていったと思います。

受講形態もスマホやタブレットでの視聴が出来、通勤途中でも数コマ見れることで、すきま時間を上手く使うことができました。

演習総合カリキュラム講座の構成は全部終わってみると必要最小限によく考えられた構成だったことが分かりました。
択一、書式に対して本当に必要なものがきっちりと詰まった内容でした。

その中で大変僭越ですが、改善点を述べさせていただくと、私ぐらいの年になるともう少し活字が大きいと助かりました。
夜家に帰ってからテキストを見るとかなりつらかったです。

テキストをA4にしていただいても結構ですから、大きな活字を選べるシステムがあると助かりました。

それと演習総合カリキュラムでも講師の先生の定期カウンセリングを受けられると良いと思いました。

しかし、その不足分をFBやツイッターが補っていただいたと思います。
お忙しいのに講師の先生が解答してくれたりツイッターに参加していただいており通信講座を対面講座並みいやそれ以上の講座にしてくれていると感じました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

図面を書くことへの苦手意識はあまりなかったのですが、長らく製図に携わっていなかったので実際にはまったく手が動きませんでした。

この講座での定規の使い方で、書式図面の基本的な書き方、ちょっとしたコツみたいな所がかなり参考になりました。

本試験では図面を書ききれるかどうかが合否の分かれ目になってしまうので、少しでも図面を書く時間が短縮できるようになると安心につながります。

また、土地所在図を簡単に書く方法も目からウロコでした。

セットでなければこの講座は受けないと思っていましたが、結果的に入っていてとても良かったと実感しています。

講座に付属していた定規も非常に工夫されていて使いやすかく、本試験でとても役にたちました。
ありがとうございました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

この講座は非常に参考になりました。
最高でした!
座標計算がとんでもなく早くなりました。

座標の放射計算や交点計算、隅切り計算、セットバック計算等ほとんどsinやcosを使うことなく、また交点計算の場合でもモードを変えることもなくすぐに計算できることでかなりスピードアップがはかれました。

交点計算を覚えるのには少し手こずリましたが、覚えてしまえばなんてことはなかったです。

複素数計算を実践することで問題把握に集中が出来るようになり、問21を得意種目に出来たと思います。

また、計算時間が短縮できるので問題を解いている途中で勘違いがあってもやり直しをする時間を気にする必要もなくなり、安心して土地の問題に対処する自信が付きました。
ただ、今年の問題に限ってはその過信が裏目に出てしまいましたが・・・。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

書式ひな形対策講座の50書式はかなり厳選された良い講座でした。

申請書はかなりとっつき難くどれだく種類があるのか今まで理解できていなかったのですが、この講座で体系的によく理解できました。

しかしこれを全部覚えなければいけないというのはかなり大変でした。

しかし逆にこれさえ覚えれば合格するのだと必死に何回も書いて覚えました。
夏ごろには親指が痛くなり整形外科に通うようになったほどです。

書式ひな形対策講座の50問を毎日最低5問、時間がある日は10問以上を目標に繰り返し解くことを日課に頑張りそれでなんとか書けるようになりました。

昼休みに分筆、分割、合併、合体など出そうな問題を記憶だけで白紙に書いてみて、家に帰って講座の本で確認をすると添付書類や原因日付の漏れがいろいろ見つかるのですが、それも良い勉強になりました。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練も良い勉強になりました。

過去問は何度も何度も繰り返し解きましたが、本試験では当然、過去問がそのまま出ることはないので、新しい視点、新しい切り口からの問題が出た場合にどのように対処することが出来るかの良い訓練になりました。

過去問ばかりやっていたので、実践答練の第1回目を解いたときは、こんな枝知らないよとあせってしまいました。

書式もこんな問題が出るのかと動揺しましたが、この実践答練により、こんな所まで勉強しなくてはいけないのかと気づかされました。

あまり深みにはまってはいけないとは思いますが、本試験で過去問が出るわけではないので答練のような新問を解くことの重要性が認識できました。

また、書式の採点基準が示されておりとても参考になりました。
本試験で座標が出なかったのですが、部分点を取りに行ったのが合格につながったと思います。