合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私が土地家屋調査士を目指した理由は、以前土地家屋調査士事務所に10年程補助者として従事していた経験から、現場での測量及び境界標埋設等の「外業」、図面及び登記申請書作成また筆界点考察等の「内業」、隣接土地所有者との筆界立会いにおける「人間模様」、おまけとして現場が無かったら行かないような知らない土地へ行ける楽しさ、これらを持ち合わせた仕事が私には向いていると思ったからです。

そして、幸か不幸かわかりませんが私が従事していた土地家屋調査士事務所は、私を信頼して仕事を任せて頂き、何か問題が起きたら俺(調査士の先生)がフォローするから大丈夫という、後ろから見守ってくれる環境で色々と調査士業務の仕事を経験する事が出来たお陰で、私も土地家屋調査士として開業する事が出来るという気持ちが高まり「土地家屋調査士」の資格の必要性が生じました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

恥ずかしながら最初は、TH学院のテキストを購入して自宅で取り組めば試験に合格するであろうと思っていた為、講座受講については頭の片隅にも有りませんでした。

平成28年度に初受験をしましたが、合格点まで13.0点足りず。
平成29年度は合格点まで7.5点足りず。
平成30年度は合格点まで1.0点足りず。
令和元年度は合格点まで0.5点足りず。

一人でテキストをこなしているだけでは、無理だと思い始め(気づくのが遅いと言われそうですが・・・)どこかの資格予備校で講座を受講しようと探し始めました。

そこで、資料請求を行い無料視聴出来る中山先生の講義を拝見致しました。

中山先生の美声と心地良いテンポから繰り広げられる解説と上手な色使いや分かりやすいイラストを配置したテキストと相まってまさに「渡りに船」いや「目から鱗」です。

受講してやり遂げれば受かると直感を感じ、受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

2020年2月下旬に講座を申し込み、令和2年度土地家屋調査士試験に向け勉強を始めました。

まず最初に取り組んだのは、一度全てのチャプター講義を聞いた事です。

一度では当然全て頭に入る訳が無いので、再度聞く時すぐ選べるように該当するテキスト部分にチャプタ―の番号を記入しました。

また、講義を聞いた後意識した事は、中山先生の話すリズムとテンポを真似して自分の口で声を出して言ってみる事です。
頭の脳に中山先生の話すリズムとテンポを焼き付ける事で、この先問題を解く時、自分の頭の中で問題を整理し答えを導き出しやすくなりました。

Facebook上での質問ページも活用しました。
他の受験生の質問について、答える事が出来るか試していました。

また、しっかり答える事が出来ない質問や自分一人ではその質問に気づく事が出来ない等に出くわした時は、自分の弱点を知る良い機会となりました。

筆記試験の結果は、合格点プラス1.5点です。

点数だけ見ると決して高得点とは言えませんが、合格点±2.5点の範囲は、紙一重で1点の重みが違います。

合格点へ到達出来たのは、独学では得ること事が出来なかった、中山先生のような優秀の人から放たれるエネルギーを受け、自分が変われたと思っています。

口述試験では、そのエネルギーを最大限利用し回答しました。
そして、最後試験官の方から「よく勉強されていますね」とお褒めの言葉を頂きました。

土地家屋調査士試験合格を目指す方へのメッセージ

人それぞれ自分自身が置かれている状況は違うと思います。

土地家屋調査士試験は相対試験が故に、他の受験生との環境を比べて卑屈になってしまいそうですが、そんな時でもくじけず前を向かせてくれる力がアガルートには有ります。

フルカラーのオリジナルテキストを使用しながら、通信講座専用に収録され見やすく聴き取りやすい講義が、この値段で手に入るとは驚きの一言です。

合格への最短ルートが開けます。
試験合格を目指している方は是非検討してみて下さい。

講師へのメッセージ

中山先生へ

試験合格という名の場所への道しるべとなって頂き、誠にありがとうございました。

本番の筆記試験では、思うような高得点を上げられず、私では先生の凄さを証明する事が出来ず大変心苦しいですが、一生徒として覚えて頂けたら光栄です。

先生の凄さは、他の受験生が証明されていますので良しとして下さい。

最後に、土地家屋調査士という資格を活かし、この先自分自身が人生において一段上のステージで活躍する事が先生へのお礼だと思っていますので、しっかりお礼が言えるよう今後も精進してまいります。

中里先生へ

口述模試では、大変お世話になりました。

口述試験は落とす為の試験ではないと言われていますが、口述試験を始めて受ける受験生からすれば不安でいっぱいです。

その不安をきれいに取除いてくれた中里先生には大変感謝をしております。
本当にありがとうございました。

お陰で本番の口述試験は、さほど緊張する事なく受ける事が出来ました。
どちらかというと中里先生との模試の方が緊張していました(汗)

演習総合講義のご感想・ご利用方法

私は、2020合格目標演習総合カリキュラムを受講致しました。

昨年度までの土地家屋調査士試験勉強や過去調査士事務所で10年程補助者を経験していた為、見る物聞く物が全く初めてでは無いのですが、一度頭の中をリセットして講義を聞く事にしました。

民法に関しては、堅苦しい法律用語を実生活を例に挙げて中山先生が解説してくれるので、とても良く解りました。

講義の中で、コンビニで水を買う一連の流れを例に挙げて行う説明は民法初学者の私にとっては、強く心に残りました。
他にもお父さんがある日突然失踪した等、最後まで飽きる事なく楽しみながら講義を受講出来ました。

不動産登記法に関しては、それまで土地の分筆は~、建物の分割は~と知識が分野毎の縦方向にしか繋がっていなかったのですが、講義を終えてからは、知識が土地と建物の横方向にも繋がっていく感覚を得ました。
この感覚を得て事が、合格へ辿り着いたのかなと思います。

講義のチャプターが細かく設定している為、平日はまとまった勉強時間を確保出来ない社会人にとっては、とても便利で使いやすかったです。

また、試験の解答に適用する法令適用日に合わせて、テキスト・過去問を適格に改正して提供して頂けたので安心して勉強に取り組めました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

学生時代は土木科を専攻し、土木業界に就職した身においては、図面への馴染みがある為、最初は軽い気持ちで講座を受講しました。

ところが、土地家屋調査士試験の答案を書くにあたり、今までの自分はなんて非効率な書き方をしていたのだと痛感致しました。

基本的な所では、定規が滑りやすいので定規の裏にセロテープを貼る対策やボールペン選び等を参考とし、特に私が参考にしたのは、地積測量図を書く時必要なプロット点の落とし方や三角定規の動かし方です。

アガルート三角定規の名称「SUGOOOI」を見た時は、アガルート(中山先生)を信じて大丈夫かなと少し疑ってしまった自分がいましたが、すぐにその疑いは間違いであると講座で見せつけられました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

土地家屋調査士試験一回目の時は、複素数の計算方法を知らずに受験しました。
二回目の受験から複素数を使 っていましたが、独学でインターネットから得た情報で覚えた方法なので、いまいち手に馴染まない感じと「Arg」「Conjg」「Abs」等の読み方が解らず全くリズムに乗れていない電卓計算でした。

講座の動画で実際に中山先生が声を出しながら電卓を押す映像を見て真似する事により、これまでのぎこちない電卓計算から滑らかな電卓計算へ変わる事が出来ました。

土地家屋調査士試験は、問題に対しての試験解答時間が短いので、複素数計算をマスターし電卓を押す指が自然と動くようになり試験解答時間短縮に対して大きく貢献しました。

交点計算等たとえ試験問題に出題されなかったとしても、出来るという自信が、筆記試験で気持ちを落ち着かせる事になりました。 

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

過去にTH学院の不動産表示登記申請マニュアルを購入した事があり、その申請マニュアルには「土地」「建物」「区分建物」で約150の事例が有りました。

それが、書式ひな形対策講座では、50例と約3分の1という事に驚きを覚えた事は今でも忘れていません。

これだけで本当に大丈夫かなと不安になりましたが、勉強を進めて行くうちに、土地家屋調査士試験合格に必要な部分だけを残し、試験に出題されない部分は取除いたという事を理解しました。

それに気づいた時アガルート(中山先生)の底力を感じました。

資格予備校として、範囲から取り除くという事は決して簡単な事では無いはずです。
なぜなら万が一出題された時のリスクがあるからです。

しかしそれが出来るという事は、裏を返せば土地家屋調査士試験を探求している事を表しており、私の選択が間違って無かったと確信致しました。

実践答練のご感想・ご利用方法

私の弱点である、試験時間(2時間30分)を脳が疲れ果てることなく乗り切るペース配分が出来ていない為、実践答練を筆記試験の模試と位置づけ、8月下旬に第1回、9月に第2回~第4回、10月に第5回~第6回に取り組みましたが、完全に裏目に出ました。

第1回から第3回までは、まずまずの出来(書式は自己採点ですが)で筆記試験に向け仕上がってきていると思いましたが錯覚でした。

第4回から第6回は試験時間内に最後まで解答を書く事を出来ず(覚えて無くて書けない箇所も有り)またこの時点で筆記試験まで一ヶ月を過ぎているので、新たな対策をする事もなく本番の筆記試験を向かえました。

もっと早めに取り組んでいれば良かったと反省しております。

問題用紙、回答用紙(マークシート用紙も含む)があまりにも本試験用とそっくりなので、受験票(本物)を机の上に置いて取り組んでいました(笑)