合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

いくつかの会社で営業職に従事しておりましたが、組織に属せず仕事ができる資格を探しておりました。

その際に独占業務のある士業にいきつき、土地家屋調査士を知りました。

室内外の仕事のバランスが取れているという部分が取っ掛かりではありましたが、調査士の資格を調べる程、資格のコストパフォーマンスの高さを感じました。
具体的には、独立開業に大変向いている点、調査士人口の減少と高齢化と安定した需要がある点、試験難易度と報酬額の高さが挙げられます。

インターネット上の情報だけではなく、実際に調査士の方々が集まるガイダンスや調査士会が開催する説明会などにも参加し、調査士で開業されている方々から話を聞いたりもしました。

仕事をしながら約10ケ月の勉強期間で合格することができました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

当初から試験の情報と市販されている対策本が少なく、作図もあることから独学は考えていませんでした。
試験の難易度からも短期合格のためには、いずれかの会社の講座を受講することは必須であると今も思います。

令和1年は某社の講座の無料テスターとして講座を受講できたのですが、あまりにも無駄な待ち時間があったり、何を言っているのかが聞き取れず、3時間程度で挫折しました(笑)。
よって初年度はほぼ勉強せずに受験をして、机の大きさや雰囲気のみの確認となりました。

令和2年度試験に向けて複数の会社を検討しましたが、アガルートから無料で頂けるサンプル講義と中山先生との対面での受講相談が決めてとなりアガルートにしました。

受講相談では、「中山先生についていけば、合格できるな。」と感じたことをよく覚えています。

合格体験記・学習上の工夫

まず講義を一周、その後はただひたすらに過去問の繰り返しです。

その他としては、他社の模試を四回とアガルートのプラスゼミ、民法の全体理解のために入門書を一冊読みました。

過去問の択一がほぼ間違わないようになった6月頃から記述の学習も始めました。

記述は慣れるまでは、かなり時間と根性が必要であったように感じます。

夏ごろの模試の結果は散々で、一番下の評価しか取ったことはありませんでした。
今思うと学習の理解度は、初めは上がりにくく、終盤にグッと伸びるので当然の結果かもしれませんが、当時は絶望して中山先生に相談に乗ってもらいました。

前述の学習の指針となり、不安を解消してくれたのが月に一度先生と直接電話ができる定期カウンセリングです。
これがなければ私の合格は無かったと思います。

先生方は試験に合格させるプロですので、素直に言われた通り勉強をしたのみです。

過去問の理解と同様に重要になるのが、試験当日の再現性の確認です。
直前期は年度別の過去問をデータ化し、本番と同様の問題用紙、回答用紙を準備して、鉛筆で書き込み、時間を測りながら過去問に取り組みました。

併せて、土日は起きる時間、食事を取るタイミングまで本番同様にしておき、実際に試験が実施される時間に過去問を解いていました。

模試は見たことの無い問題にどのように対応するかを決めた上で受験し、決めたとおりに動けたかどうかを確認するために受けました。

択一は35分以内に終わったか、座標値がでない場合ラスト何分まで計算を粘るのか、作図は残り15分以上残っていたらいつも通り行い、それ以下であればフリーハンドで他の減点確認を行う等です。

年に一度の試験ですので、実力を出せるようにできる限りの準備をしました。

試験本番は択一30分、建物60分、土地55分、マーク確認5分でした。
択一40点、土地21.5点、建物16点の合計77.5点という結果でした。

建物の壁厚考慮をミスするという大失態をかましましたが、合格点を上回っており安心しました。

試験の解説動画で、過去問では解くことが厳しいと仰っていた択一の4問以外をしっかり全問正解できておりました。

土地家屋調査士試験合格を目指す方へのメッセージ

調査士試験は勉強の進め方を間違わなければ一年で十分合格の可能性があります。

過去問の理解と、当日に実力を発揮するめの準備をしっかり行うことをお勧めします。

講師へのメッセージ

素晴らしい講座とカウンセリングありがとうございました。

中山先生の過去問至上主義で合格を実現できたことを嬉しく思います。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

中山先生の講義はわかりやすく、とても聞き取りやすい声です。
私は全ての講義を1,5倍速で拝見しました。

youtubeや無料サンプルで見て頂いたら良さを分かってもらえると思います。

テキストに合格に必要な情報は全て載っていますが、読むだけでは理解が難しい場合があります。
講義動画を見ることで内容の理解とつながり、背景を知ることができます。

まずは全ての講義を一周終わらすこと、そして過去問をやりながら理解が不十分な項目については、再度該当の講義動画を見るといった使い方をお勧めします。

一つの動画は15分程度でまとめられていることが多いので、電車通勤等の空き時間に見ることができます。

時間が取れるときはテキストを開いてPCで見て、隙間時間にはスマホで講義を見てから自宅でテキストに書き込みを行っていました。

仕事上、新幹線での長距離移動もあったので、テキストのサイズが小さめであったことも助かりました。

他社と比較するとテキスト内容はかなり絞られております。
ただ合格に必要な情報は全て載っているので、テキストで調べて記載の無い部分は、あまり深入りしないように気を付けていました。

私は六法も使用していません。
比較的時間の取れる方は六法も使用した勉強が良いと思いますが、必須ではないと考えております。

択一式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

年度別の過去問集です。
講義を見終わった後は、ひたすらこの過去問を繰り返し解いていました。

こちらも、とりあえず一周終わらすことが大事だと思います。

講義を一回聞いたくらいでは、もちろんわからない部分が大半です。
いちいちテキストまで戻って確認していると時間がかかります。

一度目は、過去問と一年分解く→過去問の解説講義を見る→次の一年分を解く→解説講義を見るの繰り返しです。

二度目以降は問題集の解説を読んでも理解できない場合のみ、解説講義を見ていました。

ここからはテキストも使って理解を進めていきます。

何度も過去問をやっていると、関係性のある項目のつながりが分かってきます。
原則が同じであるが、単元ごとに別の例外があったりするので頭の中で理解するのが難しいのですが、理解できるとまとまった知識として定着します。

中山先生がブログでも仰っておりますが、過去問の各肢を理解することが最短合格のカギであると思います。
登記手続きのため、誰が誰の何のためにこのような原則があり、例外としての項目が定められているのかを考えた上で、解説とテキストを読むと理解が進むと思います。

最終的には、一年分の択一過去問を全肢正解で20分以内に終わらせることを目標とすれば良いと思います。

記述式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

択一の過去問がほぼ間違わなくなってから記述の過去問をやりました

記述は論点が多いので解説講義をしっかり見て、内容を理解する必要があります。

計算の手順や図面の書き方などに焦点が行きがちではありますが、依頼者が誰でどのような申請をしてほしいと言っているのかが軸になります。

記述の過去問は大変時間を使います。
一度目は土地だけで2時間程度かかっていたように記憶しています。

何度も反復していれば、当然に時間が短縮されていきますので、あきらめずにやり続けることが大切です。

ただ択一の勉強が疎かになるほど時間を割いてしまわないように注意してください。

記述の論点は、択一の論点の一部です。
択一過去問の理解が進んでいれば、記述の論点が分からないことは無いと思います。

また、採点方式が減点式ですので、自分がどこを書き忘れることが多く、それを解消するためにはどのような方法を取れば良いかを考えておく必要があります。

私は辺長や地番の記載がまるっと抜けてしまうことがあったので、毎回最後に確認を行うことを徹底していました。

最近の問題の傾向としても難しい計算がさせたいわけでは無いことがわかります。
今回の建物の問題のように、申請の内容を読み解くことに軸を置いた問題がこれからも出題されるのではないでしょうか。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

調査士試験の記述問題は時間とミスとの戦いです。

定規の当て方や動かし方、作図においてミスが少なく、早く記載できる方法が書かれています。

なので、書かれている通りにやればよいと思います。
何か理由がしっかりある方法があるのであれば、自己流を取り入れてもよいと思います。

作図については、できるようになればなるほど図面をきっちり書きたくなります。

減点対象になりやすい、数字の記載は丁寧に書く方が良いと思いますが、あまり時間をとられすぎないように注意する必要があります。

中山先生が仰っていましたが図面は添付書類の一つでしかない。
との言葉を覚えておくとよいかと思います。

土地を最後にもってくる場合は、のこり時間がほとんどない場合に地積測量図の図面作成をフリーハンドで行うか、きちんと作図するかの判断が必要になる場合があるため、予め作図にどれくらいの時間が必要かを確認しておく必要があります。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

複素数以外の計算方法を知らないので他の計算と比較することはできませんが、過去問を解いていても計算のズレ等は無かったですし、計算スピードが速いのであれば使用しない理由はないと思います。
目標はあくまで試験合格ですので。

複素数での計算はだれしも初めての学習になると思います。
多少複雑な部分もでてきますが、深入りせずに、公式のように覚えるだけで十分であると思います。

過去問を何度も解いていると、座標の管理や計算はできるようになってきます。
テキストに記載されている計算式のみが分かれば十分です。

それ以外の特殊な計算が必要になるような問題が出された時は、他の受験生も解けません。
気にせず減点を減らすために進めた方がよいと思います。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

先生方の時間をかなり奪ってしまいますが、最高のコンテンツだと思います。

プラスゼミのご感想・ご利用方法

モチベーションアップのために受講しました。

勉強にもなりましたし、楽しかったです。