難関国家資格試験である土地家屋調査士試験。無事に合格しても、土地家屋調査士の業務を現実的にすることができるのかお悩みではありませんか?

ここでは、中山が多くの受講生・合格者と相談や交流をした上で分かった、資格取得後の土地家屋調査士の実情を書きたいと思います。

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土地家屋調査士は未経験でも求人ある?40代は普通?

まず、土地家屋調査士の業務をするためには、いくつかの方法がありますので、それを整理しておきます。

  1.  登録をせず、補助者として経験を積む
  2.  土地家屋調査士法人に採用される
  3.  未経験で独立する(いわゆる「即独」)

それでは、1つずつ、実際の事例も合わせながらみていきましょう。

①登録をせず、補助者として経験を積む

これは、土地家屋調査士試験に合格後、登録をせずに補助者として採用されるか、土地家屋調査士試験を受験中に補助者として採用されるかの両方を含みます。

補助者は、土地家屋調査士の先生の下で、業務の補助をする仕事です。

一般に、1つの土地家屋調査士事務所は、1人の先生と、複数の補助者で成り立っています。

当然、業務は土地家屋調査士が行い、補助者はその補助をすることになりますが、土地家屋調査士の業務について全体を知ることができる貴重な機会を得ることができます。

測量や調査を土地家屋調査士とすることになるので、独立後に必要な技術や知識を得ることができます。

中山も補助者として土地家屋調査士事務所に勤務していました。ハローワークなどに補助者の求人を出している事務所も多くありますし、地方によっては土地家屋調査士会のホームページなどで求人票を出している会もあります。

試験と実務は大きく異なるので、試験に合格しただけでは到底実務をこなすことはできません。そのため、修行という意味でも、補助者の経験は重要です。

中山の経験ですが、補助者は、ただ単に技術・知識を得るというだけではありませんでした。

というのも、例えば、市役所の道路課と官民境界の打合せにいくとき、自分の事務所の先生が築かれた信頼関係を借りることができるため、土地家屋調査士となってから初めて話す職員の方よりも、信頼関係を早く築くことができます。

これは、自分が土地家屋調査士として独立してからも引き継がれますので、非常に有利でした。なので、自分が独立する地域の事務所で補助者になるというのは、良い選択だと思います。

また、自分が独立した後になりたい形態の事務所に勤務されると良いでしょう。

独立後に土地をやりたいのであれば土地を多くやっている事務所、建物に特化したいのであれば建物を多くやっている事務所、のようにです。

土地家屋調査士自体は平均年齢が高いのですが、その裏返しで補助者は力仕事などを任されることが多いです。

ですので、ご高齢の方は、土地家屋調査士として独立するまでの辛抱を求められることがあることには注意が必要です。40代であれば、普通と言える範疇です。

②土地家屋調査士法人に採用される

資格取得後にすぐに土地家屋調査士に登録したい方であれば、土地家屋調査士法人もお勧めです。

土地家屋調査士法人では、使用人土地家屋調査士として、法人に雇用されて土地家屋調査士の業務をすることができます。

色々な形態がありますが、一般的には土地家屋調査士法人が営業を行い、それを土地家屋調査士が分業します。

測量に使う器械やノウハウは土地家屋調査士法人にありますので、未経験者でも土地家屋調査士として業務をすることができます。

土地家屋調査士法人の経験豊富な補助者が業務をサポートしてくれる場合もあります。

未経験だが、補助者ではなく、土地家屋調査士として働きたいという方には魅力的です。

ただ、あくまで分業先の業務をすることになるので、土地専門になれば建物の業務を直接知る機会は少なくなるでしょう。また、営業のノウハウも身に付きづらいかも知れません。

ただし、このあたりは本当に色々な形態の土地家屋調査士法人がありますので、実際に求人を受けてみることを勧めます。

③未経験で独立する(いわゆる「即独」)

確かに、未経験で独立して成功されてる方もいらっしゃいます。

ですが、中山はどちらかというと、反対の方を多くみてきました。個人的な側面が大きいですね。

とある受講生は、土地家屋調査士として登録を受けた後に、業務をしながらADRの研修を受けたのですが、そこで同じグループの1人が、即独の土地家屋調査士だったようです。

その先生は、他の土地家屋調査士の補助を受けながら業務をしてはいましたが、結局うまくいかず、登録を取り消して、他の土地家屋調査士の補助者として経験を積んでから、再度独立したようです。

一方で、受講生の方で即独をし、大成功といえるぐらい業務をつつがなくこなしている方もいらっしゃいます。なので、不可能ではありません。

まとめ

土地家屋調査士の資格を取得すれば、未経験でも求人はあります。

補助者として勤務するのか、法人であれば土地家屋調査士として未経験で採用されます。

業界的に若い方が少ないため、それぞれの求人では、一般的に年齢よりも資格が重視される傾向です。

土地家屋調査士になりたいのであれば、30代でも、40代でも、50代でも、それ以上であっても年齢を気にせず、まずは業務を知って経験されると良いです。

土地家屋調査士として独立すれば平均年齢は56才です。隣接地との立会いでは、高い年齢が武器になることさえあります。

逆に、土地家屋調査士の業務を資格取得前に補助者から始めたいという方は、まずは測量士補の資格を取得されると良いです。測量士補の資格を有していれば、補助者に就職しやすくなります。

実際、アガルートアカデミーでは、測量士補を取得した上で土地家屋調査士の取得を目指す「ダブル合格カリキュラム」を提供していますので、ご興味ありましたら是非ご覧ください。

また、よく土地家屋調査士事務所の求人に応募する際の志望動機について相談を受けますが、独立のための就職であれば、それを動機にすべきです。

就職先の先生も、補助者としてどこかに就職していたわけですので、後進を育てようという気概が高い業界です。

いずれにせよ、土地家屋調査士試験に合格後は、色々な方法で土地家屋調査士の業務を現実的にすることができますので、安心して学習してください。

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令和5年度アガルート受講生の土地家屋調査士試験合格率は63.41%(全国平均の6.56倍)

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この記事の著者 中山 祐介 講師

中山 祐介 講師

独学で土地家屋調査士試験全国総合1位合格の同試験を知り尽くした講師。

「すべての受験生は独学である」の考えのもと、講義外での学習の効率を上げ、サポートするための指導をモットーに、高度な知識だけでなく、自身の代名詞でもある複素数による測量計算([中山式]複素数計算)など、最新テクニックもカバーする講義が特徴。日々、学問と指導の研鑽を積む。

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