横浜国立大学ビジネススクール(YNU)の特徴や入試対策について解説します。

入試科目は、出願書類(研究計画書、職務活動等報告書)、小論文、面接となっています。

入試科目が多いため、仕事が忙しくて入試対策が進まない人や、どこから手を付ければいいか分からない人には、予備校や通信講座の活用がおすすめです。

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【飯野一講師が動画で解説!】

アガルートアカデミー国内MBA試験の飯野一講師が、横浜国立大学ビジネススクール (YNU) の入試対策について解説します。

出願書類や小論文で記載すべき内容や、面接では何を重視されているか、といった情報をお届けします。

横浜国立大学ビジネススクールの特長

横浜国立大学大学院国際社会科学府経営学専攻(以下、横浜ビジネススクール)は、社会人実務家(企業等での実務経験3年以上)を対象とした平日夜間と土曜日開講型のMBAコースです。

働きながら、最短2年間で経営学修士(MBA)を取得することができます。

以下、横浜ビジネススクールの特徴を説明していきます。

特徴1 少人数による教育・研究

1つ目の特徴は、徹底した少人数による教育・研究です。

横浜ビジネススクールでは、入学試験時に2つの演習テーマを設定しています(演習テーマとは、研究テーマだと思ってください)。

この大学院側が設定した演習テーマと自分が研究したいことが合致する場合に、受験することになります。

設定された演習テーマと自分が研究したいことが合致しない場合は、自分の研究したいことが研究できないわけですから、受験は見送りになるということだとお考えください。

では、どんな演習テーマが設定されているのかと言いますと、2022年度は「企業のダイバーシティ&インクルージョン(D&I)戦略:人的資源管理論(HRM)と組織行動論(OB)からのアプローチ」と「サステナビリティ時代における価値創造戦略とコミュニケーション」です。

2023年度は「イノベーションの普及戦略」と「日本式オペレーションの再考察」の2つです。

2024年度は「持続的な競争優位のための戦略と組織変革」と「社会課題解決に向けた価値共創-不確実性の時代におけるビジネスシステム」の2つです。

2025年度は「サステナビリティとイノベーション:組織・戦略の評価と再設計」と「ビジネス・インキュベーションによる企業成長:マーケティングとアカウンティングからのアプローチ」の2つです。

2026年度は「データドリブン経営の視点と実践」と「次世代テクノロジーとビジネス戦略」の2つです。

なお、2025年度まで各演習(ゼミのことだとお考えください)の募集定員は6名ずつの合計12人でしたが、2026年度入試より、募集定員が各演習合わせて20名に変更となります。

徹底した少人数教育の環境のもとで、教員やクラスメンバーとインタラクティブなコミュニケーションを図ることができます。

特徴2 キャンパスの使い分け

2つ目の特徴は、社会人が学びやすいように、平日はオンライン授業を中心として、18:50~21:00の時間帯に授業が行われている点です。

土曜日は、授業設備と経営資料が充実した常盤台キャンパスにて、授業と演習が行われています。

ですから、仕事がある平日は通学せずにオンラインで授業を受け、休日で時間に余裕のある土曜日は授業設備と経営資料が充実した常盤台キャンパスに通うことで、社会人が充実した学びを得ることができる体制が整っているのです。

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夜間や土日に通える社会人向けのプログラムはある?

前述のとおり、横浜国立大学MBAは、平日夜間と土曜日に開講しているパートタイムMBAです。

そのため、昼間に働いている社会人でも、MBAを取得することができます。

授業時間は、以下のとおりです。

  • 平日:18:50〜21:00
  • 土曜日:9:50~18:00

平日は18:50~のオンライン中心の授業なので、仕事終わりに学ぶことができます。

参考:社会人専修コース(横浜ビジネススクール)の特徴

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入試内容

入学試験は、1年間に1回です。

具体的には、10月末に出願して、11月中旬に1次試験の小論文が実施され、1次試験に合格すると、11月末~12月上旬に2次試験の面接が行われるという流れになっています。

そして、最終合格発表は、12月中旬となっています。

入試科目は、出願書類(研究計画書、職務活動等報告書)、小論文、面接となっています。

詳細が気になる方は、こちらの横浜ビジネススクールの公式HPで募集要項等をご確認ください。

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横浜国立大学MBAの倍率から見る入試難易度は?

横浜国立大学MBAの倍率は、公表されていません。

そのため、試験の難易度がどの程度かを正確に把握することは難しいです。

ただし、2025年度入試まで毎年ひとつの演習テーマで募集される定員は6名であり、全体でも合格者はわずか12名に限られています。

2026年度入試以降も、合計20名が定員です。

定員が少なく、特定の演習テーマに受験生が集中することも想定されます。

また、国立であり学費が私立と比較して安いことから、入試難易度は高い可能性があるでしょう。

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横浜国立大学MBAの費用・学費は?

横浜国立大学MBAの学費は、入学金と2年間の授業料を合わせて、1,353,600円です。

入学金が282,000円、授業料が半期分で267,900円となっています。

なお、受験時には、入学検定料として別途30,000円が必要です。

参考:学生募集要項

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入試対策

入試対策ですが、出願書類(研究計画書、職務活動等報告書)、小論文、面接の3つについて、以下で詳しく説明していきます。

過去問はこちらのページで確認することができます。

横浜ビジネススクールの過去の試験問題はこちら

出願書類について

まず出願書類から説明します。

出願書類は、研究計画書、職務活動等報告書の2種類です。

研究計画書は、日本語2,400字以内で研究テーマ、研究内容、研究方法などについて記入します。

横浜ビジネススクールは、入学定員が2つの演習合わせて20名という徹底した少人数教育の環境のもとでの演習(研究)を行いますので、研究計画書の時点である程度はアカデミックな形での研究計画を提示する必要があります。

そのため出願の4か月くらい前には研究計画書作成に着手して、先行研究の読み込みなどを行う必要があります。

職務活動等報告書は、1,200字以内で過去の職務活動を具体的に書く書類です。

こちらは特にアカデミックな視点等が必要になるわけではありませんので、出願の1か月前に着手すれば問題ないかと思います。

小論文について

次に小論文ですが、先ほど説明したその年度に開講する「演習」ごとに問題が違っています。

演習Aを選択した人用の問題、演習Bを選択した人用の問題、という形で毎年2問が出題されます。

内容を見ますと、経営学の理論的な知識を問う問題が出題される場合もあれば、リサーチメソッドを問う問題が出題される場合もあります。

経営学の理論的な知識を問う問題としては、以下のようなものがあります。

中国の企業が日本の市場に新規参入する際、どのような問題が生じやすいか、またどのような対策が存在するか、可能であれば国際経営の理論を用いながら説明しなさい。

リサーチメソッドを問う問題としては、以下のようなものがあります。

(具体的なケースを読んだ上で)候補1および2の導入成果を検討する上で、どのような成果指標を用いることが望ましいか。あなたの考えとして、少なくとも2つの指標を挙げ、それぞれ挙げた理由についても述べよ。

以上のような問題が出題されていますので、経営学の基礎知識から研究方法論まで幅広い対策が必要になります。

そのため、小論文対策は、試験の6か月前には始める必要があると思います。

経営学、研究方法論の基礎的な知識のインプットを行った上で、小論文を書くための論述力強化のトレーニングをする必要があるためです。早めに対策を開始することをお勧めします。

面接について

最後が面接です。

面接では研究計画書に書いたことが詳しく質問されます。

そのため研究計画書がしっかり書けていればあまり問題なくクリアできると思います。

分析方法やデータの収集に関して、かなり突っ込まれるケースもありますが、この点はこれまで自分が研究計画書を作成してきた蓄積をもとにできる限りの回答をすれば問題ないと思います。

すべてに的確に答えられなくとも合格していますのでご安心ください。

横浜国立大学MBAの入試対策におすすめの予備校・通信講座3選

横浜国立大学MBAの入試対策におすすめの予備校・通信講座は、以下の3社です。

  • アガルート
  • 河合塾KALS
  • MBAゼミナール

アガルート

特徴・志望校に合わせたカリキュラム
・確かな合格実績
・添削・模擬面接あり
合格者数(2024年度)132名
サポート・毎月開催されるマンスリーゼミ
・質問対応あり
・バーチャル校舎を利用可能
・MBA取得後のキャリア支援

アガルートでは、志望校に合わせた対策が可能です。

経営学の知識習得から、出願書類の作成、面接対策まで、必要な講座がすべて揃った充実のカリキュラムです。

アガルートからは、毎年多くの合格者が出ています。

2024年度は132名の合格者を出しました。

高い合格実績を誇る、質の高い講義・添削を受けたいなら、アガルートがおすすめです。

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河合塾KALS

特徴・オンラインと通学を組み合わせられる
・志望校に合わせたカリキュラム
合格者数(2024年度)非公開(合格率は70%と公表)
サポート・個別カウンセリング
・新宿の自習室が使える
・試験対策に役立つ情報の発信
・質問対応あり

通学とオンライン学習を組み合わせて学びたい方には、河合塾KALSのカリキュラムがおすすめです。

志望校に合わせたコースが用意されているため、万全の対策が可能です。

2024年度の合格者数は公開されていませんが、合格率は70%と発表されています。

手厚いサポート体制も整っているため、検討してみてください。

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MBAゼミナール

特徴 ・オフラインとオンラインのハイブリッドで受講できる
・不合格の際は2年保証がある
合格者数 非公開(2023年度の志望校合格率は約83%と公表)
サポート ・質問対応
・1on1
・キャリアサポート

MBAゼミナールは、オフラインとオンラインを組み合わせて受講できる予備校です。

遠方の人でも、オンラインのみで学習を完結できるプログラムが用意されています。

講義以外に1on1の指導も受けられ、具体的なアドバイスをもらえるのが魅力です。

もし志望校に不合格でも2年保証が付いているため、翌年度も費用内で受講を継続したい方は検討してみましょう。

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まとめ

横浜国立大学MBAの試験科目は、研究計画書や職務活動等報告書などの出願書類、小論文、面接です。

小論文を突破するには、経営学の基礎知識から研究方法論まで、幅広い対策が必要になります。

入試倍率は公開されていないものの、入学定員が少ないことから難易度が高くなることが予想されますので、しっかり準備するようにしましょう。

アガルートの国内MBA試験対策講座では、入試で必要となる経営学の知識を学べる講座や、小論文対策、研究計画書の添削などを提供しています。

合格への確実度を上げたい方、効率よく入試対策をしたい方は、ぜひアガルートの講座を検討してみてください。

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この記事の著者 飯野 一 講師

飯野 一 講師

1990年に成城大学経済学部、2003年に早稲田大学大学院アジア太平洋研究科(現:経営管理研究科)を卒業。
2003年にウインドミル・エデュケイションズ株式会社を設立し、以降国内MBA試験の受験指導に従事。
2019年からはアガルートアカデミーにて国内MBA受験指導を中心に活動している。
指導課目は、経営戦略、マーケティング、組織論、組織行動学、アカウンティングなど経営学全般。
国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出すなど、国内MBA受験における人気作家としての側面も持つ。
ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。
国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績も持つ。
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