自己紹介 

名前:M.Sさん
年代:20代
属性:大学生3年
論文式試験順位:66位

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

アガルートアカデミーを選んだ理由

アガルートアカデミーを選んだ理由は2つあります。
まず、テキストがフルカラーで使いやすいと考えたことです。
実際に、総合講義テキストや重問テキストは、色分けによって、メリハリがついており、単純な白黒ベースのテキストよりも視覚的に学習効果が高かったと感じています。何より、怠惰な私にとって、やる気の問題ですが、淡白なテキストよりも、フルカラーのテキストの方が精神的に机に向かいやすくなり、勉強時間の総量を増やせたことが合格に直結したと思います。
次に、アガルートの工藤先生のスタンスに非常に共感したことがあります。
確かに立派な法曹になるには、基本書等でより高度な学びを深める作業が必要なのかもしれません。
しかし、予備試験に受かるということについてのみ考えるならば、基本書の記述はあまりにレベルが高すぎるものもあるし、特に予備試験の天王山である論文では絶対に出てこないであろう記述は実際多く、私はそれらを学ぶことに正直言って、苦しさを憶えました(時間的にも困難でした)。
そのため工藤先生の、とにかく予備試験に合格するために必要十分なものを学べばよくて、何を学ぶかは、そのための手段にすぎないというスタンスには非常に共感し、アガルートを選択しました。実際に、工藤先生が一貫して、最高裁、その調査官解説、権威ある基本書をベースに書いた総合講義テキスト及び重問等は、まさに予備試験にとって必要十分なもので、無駄に情報量が多いなど、そう言った問題を感じずに済むことができました。

合格体験記

とにかく、合格した今はただホッとしています。
論文では二桁という望外の順位を頂けたのですが、この勝因は、アガルート一本で余計な参考書等にほぼ手を出さなかったことにあります。
重問や論証集に載っている論点以外は知らなかったですし、本番は知らない問題も多く出ました。それでも、重問に載っている論点は余裕で書き切ることができ、それによって生まれた時間的余裕を用いて、知らない問題は条文の趣旨から考えるという基本的動作を維持できた結果、二桁でした。
つまり、結局、他の受験生と同様、私は特別なことは何もしていないのですが、これが最も正しい、予備への最短ルートだったのだと思います。
特に、上記のように、本番のメンタルを支え、時間的余裕を生み出し、私の合格に直結した重要問題習得講座は、何周も反復し、おそらく10周以上やった科目もあると思います。これらは本番でも、典型論点で書き切らねば落ちる部分を即座に把握し、現場で時間をかけるべき問題について見分けることを容易にしました。こういった現場思考型の全く知らない問題以外はアガルートの講座で演習したこと、見たことのあるものでした。
そして、今思えば、初受験でとんでもなく緊張していた私を本番で支えたのは、何度も何度も意味がわからなくて、挫けそうになりながらそれでも諦めず、立ち向かい、最後は己のものとした、重問をはじめ、アガルートのテキストたちでした。
①手を広げないこと
②アガルートのテキストを信じること
③他のテキストに向かう前に、今までのテキストで学べる全てを学んだか己に問いかけること
④条文から始まる基本的な法的思考力を身につけること

これらの4つは、私にとってこれからも守り抜いて行かなければならない重要な合格の要因であったと感じます。
司法試験に向けてもしっかり頑張っていきます。
本当にありがとうございました。

アガルートアカデミーの講座について

【重要問題習得講座】

素晴らしい網羅性と、論点に関してはこれ以上別の何かをやる必要がないといえる講座です。
直前期には他の予備校の答練を受けたのですが、現場思考の問題以外は全てアガルートの重問に載っているものでしたので、あまり受ける意味はなかったなと思いました。
重問をきちんと学べば、あとは答案の書き方として条文との関係でのみ論点が出てくることと、三段論法を維持して書き切る力を身につけるだけです。

択科目 倒産法 総合講義、司法試験過去問解析講座、論証集

谷山先生の解説がわかりやすく、かつ、必要十分でした。
私の2桁順位は倒産法にあると思います。司法試験(予備試験)の倒産法は条文から始まり、ただ条文の要件に当てはめていくという作業なのですが、これができない人がたくさんいることがその出題趣旨と採点講評で語られています。逆に言えば、これだけやれば受かるということです。

それが谷山先生の授業では口酸っぱく指摘されます。論点という大きな問題ももちろん重要ですが、論点はあくまで条文の法解釈との関係でのみ現れるに過ぎないのだから、争いのない場合には論点は出なくて良いのだという全科目に通じる基本的姿勢を得られました。倒産法を学んでから、条文と当てはめへの意識が格段に向上し、各科目の答案が急激に向上したのも事実です。
実際に私も予備本番では当てはめることしかしなかったのですが、もちろんAを頂けました。

論証集の「使い方」

網羅性が高く、また、最高裁判示と調査官解説をベースに書かれているため、間違いなく信頼してよい論証集です。フルスケールで論証しなければならない問題にも対応できるほどの厚みのある理由づけと規範が掲載されており、自在に操れるよう何度も何度も、それこそ本番20分前にも見ていました。また、学部の試験でももちろん大活躍で、とても良い評価をいただけたこともありますし、大学の高度な授業にも耐えうる素晴らしい内容であるとも思います。