北海道羅臼町 産業創生課 敦賀聖也さんインタビュー!やりがいを感じるのは?
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります

北海道羅臼町の産業創生課に所属されている、令和4年度入庁の敦賀聖也さんにインタビューを行いました。
入庁する前後でギャップを感じたことや、やりがいを感じる時など、詳しくご回答いただいています。
これから公務員を目指す方は、ぜひ参考になさってください。
目次
現在どのような業務をされていますか?
産業創生課でふるさと納税の担当をしており、事業者と一緒に返礼品作りを進めたり、特産品のPRに努めたり、食に関する取り組みなども行っています。
羅臼町への入庁を志した理由は?

やはり「この町が好きだから」です。
2歳のときに世界自然遺産に登録されましたが、あまりにも身近過ぎて、むしろ中学まではその自然に触れるような機会もほとんどありませんでした。
高校で知床学という授業があり、そのときにあらためて知床の自然はスゴイと思いました。
知床学では、知床の歴史や地学、文化などあらゆることを学ぶのですが、羅臼湖にトレッキングに行くなど、実際に自然の中に身を置くことも経験しました。
市街地から近いところにある熊越の滝に行ったとき、そこの空気がおいしくて、五感で気持ち良さを感じ、自然の良さというものを初めて知りました。
自分はゲームが好きなので、もちろん都会にあるエンタメ施設なども楽しいですが、羅臼には羅臼の良さがあり、羅臼にしかないものもあると気付いたのが高校生のときでした。
それから、自然を含め羅臼町の良さに目を向けるようになり、町のために役場で働きたいと思うようになりました。
入庁する前と後でギャップを感じる部分はありますか?
就職するまでは、役場=お堅いところで、真面目でツンっとした人が多いと思っていましたが、働きだすと実際にはそんなことはまったくありませんでした。
まちづくりや施設の活用法などの大きなプロジェクトがあれば、部署を横断し連携しますし、服装も融通が利きますし、本当にざっくばらんにいろいろなことが話せる雰囲気で、堅苦しさは一切ありません。
いい意味で持っていたイメージが裏切られた感じでした。
業務にやりがいを感じるのはどのような時ですか?
普通、公務員の仕事でモノを売ることや商品を開発して値付けをするようなことはしないのですが、ふるさと納税関連の仕事は寄付額に関して業者の方たちと調整したり、一緒に商品開発を行ったりすることも多く、面白いです。
ジビエや熊笹など、町の特産品を使った商品開発やPR用の配布物やパッケージデザインなどを考える機会もあり、皆さんが考える一般的な公務員のイメージとは少し違う仕事内容かもしれません。
これらは、地域の経済に大きく関わることができる仕事なので、最終的に町の活性化に繋げていきたいと考えています。
地域の経済の循環に携わっているという実感があり、とてもやりがいを感じています。
羅臼町に入庁して良かったことは?

人と人との繋がりが、いい仕事を生み出していくと考えていますので、そういう意味ではすごくいい職場だと思います。
自然とみんなが協力し合おうという空気感ができているのも羅臼町役場のいいところ。
役場には、福祉や保健、教育、インフラ、観光など、さまざまな部署があり、仕事の幅も多様です。
基本的にすべては町のため、町の人のためなので、どの部署でも面白さや、やりがいというのは見つけやすいと自分は思っています。
それに羅臼町役場は、和気あいあいとした雰囲気で、人間関係もとても良いので働きやすいです。
これから挑戦してみたいことはありますか?
神社祭などの地域の事業の手伝いなど、もっと町のイベントに参加したいと思っています。
町の行事に参加することで、そこでまた人と人との絆も生まれると思うし、それをベースに地域に根差した取り組みを役場の人間としてやっていけたらと考えています。
最後に
羅臼町で総務業務に携わる敦賀聖也さんにお話を伺いました。
羅臼町に興味を持たれた方は、ぜひ羅臼町のホームページをご覧ください。

この記事の著者 北海道羅臼町 敦賀聖也
令和4年度 羅臼町入庁。
産業創生課所属。
ふるさと納税を通じた町の魅力発信や、寄附者とのつながりづくりを担当しているほか、地域の将来を見据えたまちづくりにも幅広く携わっている。