受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

大学入学時から将来の仕事は公務員がいいなとぼんやりした目標がありました。それは安定した収入と、民間企業と比べると収入の平均が高いからです。一番のきっかけは、その年の11月頃に起きた日本大学理事長の脱税事件です。そこで私は真面目に税を納めている人が損をする社会はおかしいと思うと同時に、こんなにも大きな不正をただす仕事があるのかと感心しました。私はもともとまじめな性格で自分に合う仕事が何なのか全然わからない状況でした。そこで国税専門官という仕事があることが分かり、自分のまじめな性格や強い正義感がこの仕事にぴったり合うのではないかと思うようになりました。いろいろ調べたところ、専門職であり、他の公務員より、より専門性を扱う仕事であるため、お給料が高くやりがいがある仕事であるため、ますます国税専門官を目指したいと思うようになりました。

アガルートをお選びいただいた理由

私は最初の4，5か月は独学で公務員対策をしていました。正直受かるだろうと思っていましたが、結果は一次試験不合格で内容も全然わかりませんでした。これはまずいと思い、すぐに予備校に入構したいと思い見つけたのがアガルートさんでした。高い合格率で受講者の学習状況に合わせた個別相談、さらには合格し内定をもらえたら受講料が全額返金される制度を設けている。また、当時は学生であり、予備校に通うことが難しかった中、アガルートさんはオンライン学習であったため、ここしかないと思い入構しました。やはり、長期間勉強を続けるにはそれなりのモチベーションの維持が必要です。入構料は決して安くはないということと、合格特典がもらえるということが受験に対するいいモチベーションの維持につながりましたし、結果的に合格できたのでアガルートさんを選んでよかったです。

学習の方針と進め方

2024年9月にアガルートさんに入構したのでまずは手帳を購入し、年内の学習予定を決めました。動画の本数的に数的処理が多かったのでこの科目は毎日やるように決めました。年内には受験項目に関係するすべての動画を見るようにし、来年からの期間はすべて復習の時間に使うように予定を立てました。もちろん週に1，2日休みを入れて、勉強のストレスをためないように心がけていました。1次試験終了後に、2次試験までは約1か月あったので面接対策はその期間にしました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

数的推理と専門科目分野が自分の中で挫折を多く経験しました。数的推理ではいくつもの問題の種類があって、解き方も必ず一個とは限らないので、とにかく問題を解く量を増やしました。図書館も活用し、数的推理の問題を数多くこなしたのが工夫した点です。専門科目分野、特に民法と憲法は原則と例外が多くあり、それらを覚えるのが大変でした。これもとにかく解く量で、最初の一文でどういった事件だったか、その裁判の結果はどうだったか、例外があったかを瞬時にわかるようになるまで復習を行いました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

特に数的処理の参考書は分厚く、一問一問解説していては動画数も長くなり、似たような問題もある。その点アガルートさんはすべての問題を解説はせず、動画数を少なくすることで自習の時間を増やすことができました。それでもやはり、動画数はとても多かったので、毎日問題を解くことを心がけていました。 

専門試験

特に民法と憲法は原則と例外があり、覚えることが多いです。その点、まず先に違憲だったか合憲だったかを結果から先に解説してくれたり、わかりやすい語呂合わせを用いて脳に残りやすい動画を提供してくれました。 

人物試験

それぞれの受験生の受験先に分けて、こういう質問が出ることが多いということを教えてくれたり、面接時のマナーも分かりやすく解説してくれて、とても参考になりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

大学は週に1日だったので、基本的に毎日学習時間は確保できていました。アルバイトも週に2日程度していたので、1日全て勉強に使う日は多くて4日、大学やアルバイトがある日でも最低6時間以上は勉強していました。また、家ではどうしても携帯を触ってしまうので近くの図書館で勉強していました。ずっと同じ図書館もこれもまた飽きてしまうので、2日連続同じ図書館は使わないように違う図書館を使っていました。一次試験の3か月前になるとアルバイトは一切せず、図書館に毎日通うようになりました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

1次試験の3か月前になると毎日早起きし、アルバイトは一切せず、図書館に毎日通いました。国税専門Aの試験科目の問題集すべてに目を通し、理解するまで何周も何周も繰り返しました。一週間前は最後の復習をし、一日前は早く勉強を切り上げ体にいいものを食べて早く寝ました。それと体調管理は徹底的に行っていました。ここまで勉強してきたのに、当日になって体調を崩しては元も子もないので、夜更かしはせず、外出時はマスクは欠かさずしていました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は高いモチベーションの維持を意識して過ごしていました。合格後の自分を想像してみたり、合格特典のことを考えたりしました。そして将来の自分を人に話すようにしていました。また、ずっと勉強しているとストレスが溜まっていてしまうので、同い年のアルバイト仲間と話してみたり、筋力トレーニングを行ったり、カラオケに行ったりといろいろ行っていました。もちろんその中でも夜更かしはせず、規則正しい生活を送るように心がけていました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験は勉強の成果もあり、とてもよく解けました。特に数的処理の正解数はほぼ満点で毎日勉強してきたかいがありました。また、自己採点でなかなかいい点数を採れ、毎年の合格ラインは超えていたので終えた時はホッとしました。 

専門試験

会計学は特に自信があって、結果も満点でした。しかし、憲法と民法は全然自信がありませんでした。何回も何回も繰り返し復習し、出てきた問題もどういった事件だったかもすぐわかったのに少しの見落としで点数を逃し、自己採点も足切りギリギリでした。 

人物試験

とても良い受け答えができ、面接時間もあっという間でした。もっと自分のことを知ってもらいたかったと思えるほど話したりませんでした。ただ、はたから見ても好印象を自分に抱いているのが分かり、囲い込み電話も来たのでとても良い感触を得ました。

合格・内定した時の気持ち

一次試験は点数がぎりぎりでもしかしたら落ちるかもと思っていたのですごくうれしかったです。二次試験は、事前に囲い込み電話があったのでこれはもう合格したと思っていました。しかし、囲い込み電話を受けても落ちる可能性はあると思い、少し不安でした。それでもちゃんと合格していたのでやはりすごくうれしかったです。最後の最終試験では、囲い込み電話を受けていたので絶対受かると思っていました。でもやはり二次試験と同様で落ちる可能性もあるので緊張はしていましたが、何と即日内定をいただいたのでその場でガッツポーズをしてしまいました。

振り返ってみて合格の決め手

やはり勉強の量であると思います。私の周りで教員試験を受けた友達が2人いました。一人はちゃんと勉強に取り組み、一人は事前にA判定を受けていたか何かで遊び惚けていました。もちろん結果は前者は最終合格し、後者は一次試験不合格でした。私の場合周りに同じ試験を受ける者がいなくて比べる相手はいなかったですが後者のような人間が周りにいたおかげで頑張れたような気もします。とにかく勉強の時間をどれだけ増やせるかであると思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は、真面目に税を納めている人が損をする社会はあってはならないと考えています。国税専門官の業務を知った際、社会に大きな影響を与える不正を正し、公平性を守る仕事が存在することに強く興味を持ちました。私はもともと誠実で責任感が強い性格であり、自分にどのような仕事が向いているのか悩んでいた時期もありましたが、国税専門官の職務内容を知る中で、自分の性格や正義感がこの仕事に適していると感じるようになりました。また、税務調査や法令解釈など高い専門性が求められることに魅力を感じ、調べるほどに強い興味とやりがいを見出しました。国の財政を支える重要な役割を担う専門職として、自らの能力を高めながら公正な税務行政に貢献したいと思います。

受験生に対するメッセージ

私は去年独学で挑み失敗しました。そして少しのミスで半年間留年し、大学に通っていました。それでも一度なりたいと思った職業から逃げることはせずに、アガルートさんに入構し、約1年ずっと勉強してきました。面接時にも何も隠さずに留年の事実を正直に話しこんな自分を受け入れてくれるか不安でしたが、国税専門官になりたいという熱意をぶつけ、結果最終合格までたどり着くことができました。要は何が言いたいかというと、失敗しても本当になりたいのなら挑戦し続けてほしいということです。受験生や先輩方の話を聞いたところ、現役で受けている人もいますし、一度社会人を経験されてから受験されている人もいます。私のような留年またはフリーターとして何年か過ごし国税専門官になった人もいるので現役がすべてではありませんでした。勉強はつらいと思いますが将来のため頑張ってください。