受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

学生時代に参加したスポーツボランティアの経験です。地域の子どもたちにサッカーを教える活動を通して、技術を教えるだけでなく、仲間と協力しながら成長していく子どもたちの姿や、笑顔に触れることができました。保護者の方々や地域の人々も応援に集まり、地域全体が温かくつながっていく様子を目の当たりにし、スポーツを通じた地域の活性化の力を実感しました。そして、私は多くの人の生活を直接支えられる仕事がしたいと思うようになりました。その中で、地域の人々のために環境を整え、活動を支える公務員の存在を知り、私もその一員として地域に貢献したいという思いが芽生えました。今後は、誰もが安心して暮らし、笑顔で過ごせる地域づくりに携わりたいと考えています。

アガルートをお選びいただいた理由

数多くのオンライン講座を受けられる選択肢があり、正直たくさん迷いました。その中でもアガルートでは定期カウンセリングがあり、月一で講師の皆様に相談したり、アドバイスを頂けたりと不安を解消していくことができました。また、面接カードの添削や模擬面接を何回でも行える仕組みがあり、面接試験を重要視する公務員試験において欠かせない要素があると感じました。そしてなにより返金手続きの仕組みがあることが最大の決め手でした。私の努力次第で合格という結果を掴み取ることができれば、両親から出資してもらったお金を返せるということを知り、即決しました。職業として安定している公務員という職種、合格して恩返しができるという背景からアガルートを選ばせていただきました。

学習の方針と進め方

教養試験対策については、とにかく数的処理に取り組みました。特に、数的推理と判断推理は難しく、苦手意識もあったので毎日取り組みました。言語や時事、その他の科目は試験前に少しやる程度でと数的処理に多くの時間をかけました。専門試験対策については、憲法行政法、ミクロマクロ経済学、民法物権債権など2科目ずつ進めていきました。特に意識したのは過去問を見てから講義を受け、その後また過去問を解くというサイクルを意識して取り組みました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

3月に受けた模擬試験では合格ラインに満たない程度の点数しか取れず、挫折を味わいました。特に数的処理の点数がとても低く、不安になった覚えがあります。そこで、それまでは1人で取り組んでいた学習を友人と進めることにして、わかりやすいアドバイスをもらえる環境を作りました。ともに勉強することで理解を深めることができました。また、友人のアドバイスによりyoutubeで過去問の解説を見るようにしました。特別区志望でしたが、焼き直し対策のため、さまざまな分野の過去問解説を見るようにしました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

数的処理の講座を特に見ました。しかし、数的処理の動画はところどころの解説という形で配信されており、苦手な私にとっては少し難しかったという印象を持ちました。一方で、そのわからなかったところを質問すると丁寧に解説していただけるところが良かったです。 

専門試験

8科目分見ました。特に法律系の動画は非常に効果的だった印象です。講師の小林先生の仰っていた過去問→テキスト→過去問というサイクルはどの科目にも適用することができ、効果的な学習ができたと思います。 

人物試験

面接カードや模擬面接を何度もしていただき、不安をどんどん削いでいくことができました。特に模擬面接では、特別区の特色をだした面接をしていただき、参考になりました。また、的確なアドバイスをしていただいたため、自信をつけることができました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学校がある日は4時間、休みの日は8時間をマストに取り組んでいました。9時から12時くらいまでの午前中は数的処理に取り組み、ひたすら問題を解くようにしていました。午後になるとまずは法律科目から学習を始め、その後経済科目に取り組みました。寝る前にはその日の復習をして反芻するようにしていました。また、集中が切れたときは家を出て近くのカフェに行くようにしていました。環境を変えて学習するのはとても捗り、効果的だったと思います。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

とにかく復習をしていました。過去問を何周もして、間違えたところをチェックし、苦手をどんどんなくせるように取り組みました。1日になるべく多くの教科にこなせるように短時間に区切って取り組んでいました。また、論文対策や時事対策にも取り組むようにしました。特に論文対策では、特別区志望だったので、特別区の時事ネタを取り入れ、対応できるようにしていました。構成をインプットしたりお題によって取り上げる例を用意したりと骨組みをしっかりと組むようにしていました。

試験期間中の過ごし方

特別区の試験は4月の第3日曜日なのでだいぶ早くから試験が始まりました。その後次々と試験が始まるといった感じだったので、あまり終わった時間のことを考えずに次の試験のための対策をするようにしていました。筆記試験が落ち着くとすぐに面接試験が始まるということで、面接対策に力をいれました。少しでも弱きになると試験に出てしまうと考えていたので、常に自信を持つようにしていました。そのために入念な準備をしていたので休む暇がないような試験期間でした。

受験した時の手ごたえ

教養試験

非常に難しかったと感じ、あまり手応えを感じられませんでした。とにかく時間が足りなかったという印象でした。しかし、模擬試験を受けていたことから解く順序をしっかりと考え、遂行しました。苦手だった数的処理についても6.7割取ることができ良かったです。 

専門試験

とてもよい手応えを感じました。とくに行政法は満点の自信があり、実際に満点を取ることができました。過去問を幅広く解いていたこともあり、見たことあるような問題が結構たくさんあり、しっかりと回答することができました。 

人物試験

非常に良い手応えを感じました。特別区は非常に対策し、深掘りし、練習していたのであまり困ることなく進められました。面接終了直後も自信を持つことができました。

合格・内定した時の気持ち

公務員試験に合格したときは、これまでの努力が実を結んだことへの喜びと、支えてくれた家族や友人への感謝の気持ちでいっぱいになりました。とにかく達成感があり、成し遂げたことへの誇りを感じました。同時に、合格はゴールではなく、公務員としてのスタート地点に立ったのだという実感も湧きました。これから地域の皆さんの信頼に応えられるよう、責任感を持って努力を続けていかなければならないと身が引き締まる思い取り組んでいきたいと思っています。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、最後まで諦めずに努力を続けた粘り強さだと思います。勉強では苦手科目をそのままにせず、理解できるまで繰り返し取り組み、面接対策でも自分の考えを言葉にして伝える練習を重ねました。また、学習量を確保することは当たり前だと認識し、努力の仕方を効率的なものにすることで効果的な学習ができたことが合格につながったと考えています。ただ闇雲に勉強していくのではなく、過去問で傾向や対策をしたり、昨年との比較をしたりと工夫しました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

公務員として、スポーツを通じた地域活性化に取り組みたいと考えています。学生時代に行ったスポーツボランティアの経験と15年間取り組んだサッカーの経験からスポーツの楽しさを共有し、スポーツによる地域のつながりを形成したいと考えています。しかし、スポーツが苦手な人、関心がない人などまだまだ難しい問題も残っています。そのため、その苦手な人たちでも参加できる形を用意し、すべての人を巻き込んで取り組んでいきたいと考えています。そのためにスポーツ理念に共感できた渋谷区に入庁することができたので、実際にスポーツをすること、観戦したり応援したりといったみること、選手を支えるということなど、様々な形を実現させ、地域活性化に取り組みたいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験の勉強は長く大変な道のりですが、努力は必ず結果につながります。思うように点が伸びなかったり、面接に不安を感じたりすることもあると思いますが、焦らず自分を信じて取り組むことが大切です。私も途中でくじけそうになった時期がありましたが、「なぜ公務員になりたいのか」という原点を何度も思い返すことで、前向きな気持ちを保つことができました。日々の積み重ねが自信となり、本番で落ち着いて力を発揮できるようになります。1人で頑張れない時は、同じ土俵で戦っている友人を頼ってください。相乗効果でより結果が出ると思います。周囲の支えに感謝しながら、自分のペースで最後まで諦めずに頑張ってください。努力した時間は、必ずあなたの力になります。絶対に結果を出せます。応援しています。

講師へのメッセージ

定期カウンセリングでは的確なアドバイスをくださりありがとうございました。不安をあまり感じず、自信を持って取り組むことができました。ありがとうございました。