受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

私は中学生の頃から、漠然とではありますが自分が生まれ育った地域のために役立つ仕事がしたいという思いを抱いていました。大学生になり将来について真剣に考えるようになったとき、その思いを実現するには公務員として地域に貢献することが最も自分に合っているのではないかと感じました。特に、人口減少や若者の県外流出といった課題を目にする中で、地域の魅力を守り住み続けたいと思える環境づくりに関わりたいと考えるようになりました。また、就職活動の時期に多くの友人が県外志望をしていたことに危機感を覚え、改めて地元に貢献したいという思いが強まりました。こうした経験から、地域の発展に直接携われる公務員を志すようになりました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを選んだ理由は大きく分けて三つあります。一つ目は、近年CMなどで名前を耳にする機会が増え、合格実績が毎年上昇していることから、講義内容やフォロー体制が充実していると感じたことです。実際に面接練習や論文試験の添削を何度も受けられる点に魅力を感じました。二つ目は、オンライン型の予備校であったことです。大学の授業やアルバイトとの両立を考えると通学型の予備校は難しく、自分のペースで学習できる環境を求めていたため、アガルートの形式が最適だと感じました。三つ目は、合格特典として全額返金制度があることです。この制度は「必ず合格したい」というモチベーションにつながり、最後まで継続する大きな原動力となりました

学習の方針と進め方

本格的に学習を始めたのは大学2年生の10月頃でした。時間に余裕を持って計画的に進めたかったため、この時期から取り組みを開始しました。最初は出題数の多い教養科目の数的処理、専門科目では憲法から学習を始め、徐々に科目数を増やしていきました。受験年度の2月頃までに一通りの科目を終わらせ、その後は過去問演習を中心に進めました。全体を通して無理のないスケジュールを立て、学習の遅れが出た際も柔軟に修正しながら着実に理解を深めました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私の挫折経験は、直前期である4月に受けた模試で教養試験が全く解けず、40点中8点という結果に終わったことです。特に数的処理では、模試で高得点を取らなければという焦りから冷静さを失い、普段できていた問題も解けなくなってしまいました。そこで一度立ち止まり、自分の解法を基礎から見直し、1問1問を丁寧に解き直すようにしました。その結果、理解がより深まり、本番の試験では安定して高得点を取ることができました。この経験を通して、焦らず基礎を大切にする重要性を学びました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

教養試験対策 教養試験対策講座の良いところは、一つ一つの問題解説が細かく区切られており、復習しやすかった点です。特に重要な問題では、講師の丁寧な解説により、理解が不十分な箇所も繰り返し視聴することで確実に身につけることができました。学習方法としては、毎日少しずつでも継続して問題演習を行うことを意識しました。 

専門試験

専門試験対策 専門試験対策講座では、重要なポイントを分かりやすく、要点を絞って解説してくれる点が非常に良かったです。専門科目は範囲が広く全てを網羅するのは難しいですが、アガルートの教材は合格に必要な範囲に焦点を当てており、効率的に学習を進めることができました。講義を視聴した直後に問題を解くことで、理解を定着させました。 

人物試験

人物試験対策 人物試験対策講座の良いところは、何度でも模擬面接や面接カードの添削を受けられる点です。私は模擬面接は多く受けられなかったものの、面接カードの添削を約10回お願いし、自己PRや志望動機をより明確に表現できるようになりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習時間の確保は、授業の空き時間を有効に使うことで実現していました。大学では空きコマがある日が多かったため、その時間に図書館へ行き、集中して勉強するようにしていました。特に、1日3時間を目標に学習時間を確保し、コツコツと継続することを意識していました。また、勉強だけに偏らず、適度に息抜きも大切にしていました。友人と遊んだり好きなことをする日を定期的に作ることで、気持ちをリフレッシュしながら長期間の学習を続けることができました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は過去問演習とその復習を中心に行っていました。過去問を解く際は、本番を想定して時間を計りながら取り組み、時間配分や問題形式に慣れることを意識していました。まだ十分に定着していない科目については、これまで使用してきた問題集を繰り返し解き、弱点の補強に努めました。試験直前は勉強だけに集中し、自分の努力を信じて過ごしました。その結果、本番では落ち着いて臨むことができこれまでの学習の積み重ねが自信につながり、楽しみながら問題を解くことができました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中はこれまで取り組んできた問題集の中で間違えた部分を中心に解き直していました。新しい問題に手を出すよりも、これまでの復習に時間を使うことで知識を安定させるよう意識していました。また、試験当日の休憩時間には教科書を見返していましたが、どの部分を確認するかをあらかじめ決めておくことが大切だと感じました。決めていないと不安からあれこれ開いてしまい、結果的に集中できなくなるため、重点箇所を明確にして見直すよう心がけていました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験では、これまで模試で解いていた問題よりも全体的に難易度が低く感じました。特に数的処理と文章理解の問題は、時間配分もうまくいき、平均点以上の点数は取れているなと手ごたえを感じていました。 

専門試験

専門試験では、講師の方から「頻出」と教わっていた範囲からの出題が多く、自信を持って解答することができました。試験中も落ち着いて取り組むことができ、終了後も手応えを強く感じました。 

人物試験

人物試験では、想定外の質問をされて一時的に不安になりましたが、どんな場面でも笑顔で対応することを意識しました。緊張しながらも、自分の言葉で誠実に伝えることを心がけたことで、面接官との会話も自然に進み、最後は納得感を持って終えることができました

合格・内定した時の気持ち

合格の知らせを受けたときは、これまでの努力が報われたと感じ、本当にうれしかったです。長期間にわたる学習や不安な時期を乗り越えてきたことを思い出し、思わず涙が出ました。それと同時に、家族や友人、そして最後まで支えてくださった講師の方々への感謝の気持ちが込み上げました。自分一人の力だけではなく、多くの人の支えがあってこその合格だと実感し、これからは公務員として地域に貢献していきたいという気持ちがより一層強まりました。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手となったのは、最後まで継続して勉強を続けられたことだと思います。周りの友人が次々と就職先を決めていく中で、自分だけが勉強を続けなければならない状況は精神的に辛い時期もありました。しかし、焦らずに毎日の計画を立て、コツコツと積み重ねることで着実に実力を伸ばすことができました。特に、模試や過去問を繰り返し解く中で苦手分野を分析し、改善を重ねたことが大きかったです。粘り強く努力を続けたことが合格につながったと感じています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

公務員としては、地元である宮城県の地域活性化に力を入れたいと考えています。特に、少子高齢化や人口減少によって地域の活力が低下している現状に強い危機感を抱いており、若者が地元に定着し、安心して暮らせる環境をつくることが目標です。そのために、移住・定住支援や企業支援などを通じて、地域での雇用機会の創出に取り組みたいと考えています。また、地元の特産品や観光資源を活かしたPR活動を行い、地域の魅力を県内外に発信していくことにも興味があります。さらに、地域の祭りやイベントなどを通して、住民同士のつながりを深め、地域全体の一体感を高める取り組みにも関わりたいです。これらを通して、「住み続けたい」と思える地域をつくり、宮城県全体の持続的な発展に貢献していきたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

受験勉強中は思うように成績が上がらなかったり、周囲が先に内定をもらって焦ったりと、不安になることが多いと思います。私自身も「公務員試験に落ちてしまったらどうしよう」と不安で眠れない日が何度もありました。しかし、努力してきた日々は必ず自分の力になり、自信につながります。勉強を通して得た「継続力」や「計画性」、「自分を律する力」は、合格後も必ず役に立ちます。公務員試験は長期戦なので、ただ根気強く続けることが大切です。うまくいかないときも、少しずつでも机に向かう姿勢を忘れなければ、確実に力は積み上がっていきます。勉強だけでなく、時には息抜きをして心をリセットすることも必要です。焦らず、諦めず、自分を信じて最後まで取り組めば、きっと努力は報われます。応援しています。