受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私が公務員を志望した最大の理由は、生まれ育った地元である茨城県に貢献したいという強い思いがあったからです。大学時代、進学を機に上京し、学内外での生活を通じて地元茨城の魅力を再認識しました。そして、学内での社会福祉系の学びから、行政という立場でより広範かつ根本的な課題解決に携わりたいと考えるようになりました。また、個人的な事情ではありますが、家族を近くで支えたいという思いもあり、地元での就職を強く希望するようになりました。もちろん民間企業という選択肢もありましたが、営利にとらわれず、長期的かつ多角的な視点で地域住民の生活を支えることができる県職員の仕事に、最も魅力を感じたため、公務員試験への挑戦を決意しました。

アガルートをお選びいただいた理由

数ある予備校の中でアガルートを選んだ理由は、サンプルテキストで感じた公務員試験対策の充実感はもちろん、民間企業の就職活動対策までカバーされていた点です。学習を開始した当初は、公務員一本で専門試験の受験を考えていましたが、「万が一、民間企業も受けたくなった場合」の保険として、どちらにも対応できるアガルートを選びました。結果的に、夏の公務員のインターンをきっかけに、秋以降からは民間就活も並行して行う方針へ転換した際、この選択が非常に活きました。教養・専門試験対策はもちろん、民間でも通用する面接対策やSPI対策がパッケージ化されていたおかげで、進路変更後も教材を買い足すことなくスムーズに対応できました。

学習の方針と進め方

当初(~9月末)は専門試験の学習を進めていましたが、民間就活との併願を決めた段階(10月末)で、県庁の早期選考(SPI方式)にターゲットを絞り直しました。それ以降は、法律等の専門科目の学習をストップし、SPIと論文、面接対策にリソースを集中させる方針を取りました。SPIについては、公務員試験だけでなく民間企業の選考でも頻出するため、毎日短時間でも必ず触れるようにし、スピードと正確性を磨きました。論文対策に関しては、教材を活用して構成の型を学び、付随の過去問で実際に書く練習を繰り返しました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

最大の挫折は、学習方針の転換に伴う葛藤でした。6月から専門試験の勉強を進めていたものの、夏の公務員インターンを経て「民間企業も視野に入れたい」という思いが強くなり、11月頃には両立の難しさに直面しました。専門試験の膨大な学習量を抱えたままでは、民間就活が疎かになると感じたためです。そこで私は、思い切って「早期選考(SPI枠)」へ志望区分を変更し、専門試験の学習を断念するという決断をしました。これまでの学習が無駄になる不安もありましたが、SPI対策と面接対策に注力することで効率よく併願が可能になり、結果として精神的な余裕を持って合格を勝ち取ることができました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験対策

教養試験対策(SPI対策) ここでは、主に利用したSPI対策講座について触れておきます。この対策では、解法のポイントが非常に分かりやすく整理されており、効率的に学習を進めることができました。特に、非言語分野の解説は、最も重要な「早く」解くためのテクニックが紹介されており、教材で解き方のプロセスを確認した後、すぐに問題演習に取り組むことで定着を図りました。また、スマートフォンで隙間時間に講義動画の視聴、デジタルブックの閲覧ができる利便性の高さも魅力で、移動時間や民間就活の合間を活用して、毎日欠かさず学習を継続できました。

専門試験対策

最終的に受験しておらず、参考になるかはわかりませんが、学習初期の6月から10月頃まで、専門試験での受験を想定して講義を受講していました。特に経済学などの専門科目は初学者にとって難解な部分もありましたが、回数制限のある質問サービスを利用した際、非常に明快で丁寧な回答をいただき、疑問点を即座に解消できました。重ねてではありますが、結果的にSPI枠での受験となり試験本番では使用しませんでした。しかし、行政関連に必要な基礎知識をこの時期にしっかり理解できたことは、今後の業務にも活きると感じています。

人物試験対策

面接対策講義を通じて「公務員試験で評価されるポイント」や「民間との視点の違い」をインプットすることに活用しました。ここで得た知識をベースにしつつ、具体的な実践練習には教材を活用し、自分なりの回答を作成しました。また、並行して受けていた民間企業の面接を「実戦の場」として活用することで、場慣れしていきました。そこで、自分なりの勝ちパターンを得ることができ、公務員試験対策時もそれに基づいて教材をうまく活用しながら進めることができたのが良かったと思います。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

結果的にですが、大きく2つの時間管理方法がありました。第一に、2024年6月から10月頃までは、公務員専願のつもりで専門試験対策を含め1日平均5時間ほど机に向かいました。第二の11月以降、民間併願を決めてからは、SPI対策と面接対策を中心としたスケジュールに組み直しました。民間就活の予定が入る中で、まとまった勉強時間は減りましたが、「SPI対策は1日10分でも必ずやる」と決め、感覚を鈍らせないようにしました。それ以外の時間はエントリーシート作成などに充て、正月であっても規則正しい生活リズムを崩さないことを徹底しました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前期は、新しい知識を詰め込むことよりも、コンディション調整と「本番のシミュレーション」に重点を置きました。学習面では、SPIの苦手分野の最終確認や、論文の構成メモを見直す程度にとどめ、自信を持って試験に臨める状態を作りました。また、メンタル面では、並行して受けていた民間企業の面接を「本番の練習試合」と捉えることで、緊張感に慣れるようにしました。民間企業の選考を通じて場数を踏んでいたおかげで、公務員試験の本番でも過度に緊張することなく、平常心で臨むことができました。

試験期間中の過ごし方

特に2次試験期間中ですが、論文、集団討論、面接2回を約1週間でこなすという非常にタイトなスケジュールでした。この期間は、何よりも体調管理を最優先しました。試験の合間には無理に詰め込み学習をするのではなく、睡眠時間を十分に確保し、規則正しい食事を心がけました。また、その他民間企業等の選考結果に一喜一憂せず、淡々と次の試験に備える、精神的な切り替えを徹底しました。この集中力とコンディション維持が、満足のいく結果につながったと感じています。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験を受験した時の手ごたえ SPIに関しては、日々の積み重ねのおかげで、解ける問題と解けない問題の取捨選択がスムーズにでき、時間配分も予定通りに進められました。論文試験では、教材等で事前に準備していた構成案をベースに、行政側の視点を意識して書くことができ、大きなミスなく書き上げられたという安心感と自信がありました。

人物試験

人物試験を受験した時の手ごたえ 面接では、民間就活での経験が如実に生きたと感じています。準備していた回答をただ暗唱するのではなく、面接官との「対話」を楽しむことができたという確かな手ごたえがありました。また、グループワークにおいても、自演の戦略通り、自分の意見を主張するだけでなく、他者の意見を尊重し、論点を整理したうえで議論を前に進める役割を担うことができました。

合格・内定した時の気持ち

合格、内定通知を見た瞬間は、言葉にできないほどの喜びと達成感に包まれました。 私がこの合格を勝ち取るまでの道のりは、学習方針の途中変更や民間就活との両立など、決して平坦ではありませんでした。しかし、自分の決断と戦略が間違いではなかったと証明されたようで非常に安堵しました。また、当初の思いにもあった通り、地元に戻って働けることが決まり、これまで支えてくれた家族や友人に良い報告ができることが何よりも嬉しかったです。

振り返ってみて合格の決め手

勝因は「柔軟な戦略変更」と「実行力」にあったと思います。重ねてではありますが、私は途中で民間就活との並行を決めました。その際に、当初の計画に固執せず、自身の志向の変化に合わせて11月に「SPI枠への転換」を柔軟かつ迅速に決断できたこと、そして民間就活と公務員試験の共通項を見つけ出し、効率的に対策を進めたことが合格につながりました。アガルートの教材を信じ、計画通りにコツコツと学習を継続できたことも大きな要因です。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

まずは、県職員として地域住民の方々の生活基盤を支える業務に、誠心誠意取り組みたいと考えています。 その中で、「茨城県の発展に貢献する」という大きな目的の側面と、そのために自分がどの部署で貢献するかという手段の側面を混同しないようにしたいと思います。大学時代に興味、関心のあったIT・デジタル分野の知見を活かして、行政のDX推進に携わりたいという思いはあります。しかし、まずは配属された部署で目の前の仕事に愚直に向き合い、県民の皆様から信頼される職員になりたいです。どのような業務であっても、その先には県民の生活があることを忘れず、地元・茨城の発展に貢献したいという目的を忘れず、常に学ぶ姿勢を持ち続け、業務に励みたいと思います。

受験生に対するメッセージ

あまり偉そうなことを言える立場にないかもしれませんが、これから公務員を目指す皆さんには、まず「自分が将来どのような人生を送りたいか」という自己実現のイメージを持ち、そこから逆算してキャリアプランを立てることをお勧めします。 公務員試験はあくまで手段の一つです。私のように途中で志望が変わったり、民間併願を考えたりすることもあると思います。その際は、当初の計画に縛られすぎず、状況に合わせて柔軟に戦略を修正し、試行錯誤を続けることが大切です。アガルートには、そうした迷いが生じた際も対応できる多様な講座や手厚いサポートが整っています。それらを存分に活用し、最後まで諦めずに、ぜひ自分らしい納得のいく進路を切り拓いてください。応援しています。

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