受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

私は父が国家公務員ということもあり、幼い頃から国家や国民のために働いている姿を見てきました。特に、東日本大震災の際、昼夜を問わず献身的に働く姿はとても記憶に残っています。そのような姿を見てきたことから、私自身も社会奉仕のために働いていきたいという気持ちが芽生えたため、公務員を志望しました。また、公務員の中でも国家公務員と地方公務員があると思いますが、私は専門性の高い仕事をしながら地域に根差した働き方をしていきたいと考えていたため、国家一般職を第一志望として公務員試験に臨むことを決めました。そして、人事院や各官公庁が主催している業務説明会に参加し、それぞれの官庁の業務内容や職員の方々の雰囲気を確認した上で、労働局で勤めたいと考えるようになりました。

アガルートをお選びいただいた理由

私が公務員試験に挑戦する上でアガルートを選んだ理由は2つあります。1つ目は、アガルートがオンライン講座に特化した予備校だったからです。私は地方に住んでいたため、対面の講義などをメインとして行っている予備校だと電車で長い時間をかけて通う必要がありました。しかし、アガルートはオンライン講義に特化していたため、自宅で集中して勉強に取り組むことができると考えました。2つ目は、内定者特典として講座料金を全額返金するという制度に魅力を感じたからです。公務員講座は、どの予備校であったとしても約20～30万円ほどの金額で、学生の私にとっては高額なものでした。そのような状況の中で、アガルートは内定すれば全額返金するという取り組みをしていたため、とても魅力的でした。また、この内定者特典が公務員試験の勉強に対するモチベーションに繋がるのではないかとも考えました。以上の理由から、私はアガルートを選びました。

学習の方針と進め方

学習の方針としては、公務員試験の科目はとても多いため、全ての科目を完璧にするのではなく、配点や問題数をしっかりと確認した上で、優先度の高い科目を重点的に取り組むことにしました。そして、私は国家一般職が第一志望であったことから、教養科目に比べ配点が2倍である専門科目に力を入れて公務員試験の勉強を進めていこうと考えました。特に私は法学部であったことから、憲法、民法及び行政法の法律科目を得点源にしようと思い、早い段階から過去問題集に取り組み始めました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私が経験した失敗としては、勉強時間を長時間に設定していたことです。私は当初、一日予定が空いている場合は10時間以上勉強しようと意気込んでいましたが、それが続いたのは数日だけで以降は段々と勉強時間が減り、最終的には全く勉強しなくなりました。私はこのままでは合格できないと思い、勉強時間を短く設定して自身が継続的に取り組めるようにしました。その結果、無理せず継続して勉強ができるようになったと感じています。もちろん、長時間勉強することは良いことだとは思います。しかし、公務員試験の勉強は長丁場になるため、継続した勉強が必要になってきます。そのため、無理しない範囲で勉強時間を確保し、それを継続していく方が良いのではないかと思いました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

教養試験対策では、数的処理の講座を中心的に受講しました。数的処理の講座は、短い時間で解き方を分かりやすく説明してくれるため、とても良かったです。学習方法としては、一度自分で問題を解いてから解答を見て答え合わせをし、それから解説動画を見るという流れで勉強をしていました。

専門試験

専門試験対策では、法律や経済の講座を中心的に受講しました。これらの講座では、出題頻度の高い判例や分野を明確に示しながら要点を押さえて説明してくれるため、効率的に学習することができました。学習方法としては、最初に解説動画を見た上で、過去問題集に取り組むという流れで勉強をしていました。経済に関しては、一度説明を聞いただけでは理解できないことが多くあったため、何度も動画を見返していました。

人物試験

人物試験対策の講座は、基本的なマナーや受け答えの仕方などを丁寧に解説しているため、実際の面接においてとても役立つ内容になっていると思います。学習方法としては、一度解説動画を見た上で、一人で面接練習を行ったり家族に頼んで実際の面接に近い形で面接練習を行ったりしていました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

大学の講義など予定がある日は、空きコマや電車での移動時間を活用して勉強に取り組み、帰宅した後は大学の課題を提出し、余った時間で勉強をしていました。また、一日予定が空いている日は、9時頃に起床し、9時30分から12時まで文章理解や数的処理の過去問題集に取り組み、12時から13時までに昼食をとり、13時から14時まで仮眠をし、14時から17時まで経済の過去問題集に取り組み、17時から20時までに休憩、夕食及び風呂を済ませ、20時から23時まで法律の過去問題集に取り組んだあと就寝していました。このように、予定がある日は隙間時間を活用して勉強し、一日予定が空いている日はある程度休憩時間をとりながら勉強に取り組んでいました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期では、主に専門科目を中心に学習をしていました。特に憲法、民法及び行政法の法律科目の過去問題集を繰り返し解いていたと思います。また、私は論文の学習が遅れていたため、基本的なルールや書き方などについて講座を使って確認していました。加えて、試験の進め方としては、必ず解ける問題から優先的に解き、一つの問題に固執しないことを強く心に決めました。また、私は試験が近づくにつれて緊張や不安を感じていましたが、これまで自分が取り組んできたことを信じて最後までやり抜こうという気持ちで試験当日を迎えました。

試験期間中の過ごし方

筆記試験が終わった後は採点を行い、一次試験を通過している可能性が高いことを確認した上で、面接対策に取り掛かりました。面接対策は、始めの方に講義動画を見たり新卒応援ハローワークで面接カードなどを添削してもらったりしていました。そして、面接に関しての基本的なことを学び、面接カードがある程度完成してから実践的な面接練習に取り組みました。また、一次試験終了後に官公庁が独自に実施している業務説明会には積極的に参加し、業務の内容や職員の方々の雰囲気などを確認しました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験については、正直なところあまり手ごたえはありませんでした。文章理解や時事の問題はある程度解けた感覚はあったのですが、数的処理が思うように解けず、基準点を下回ってしまうのではないかと考えてしまっていました。しかし、実際に採点したところ、基準点は上回っていたため、心配し過ぎるのも良くないと感じました。

専門試験

専門試験については、ある程度の手ごたえがありました。特に、法律科目、経営学及び財政学では自信を持って解ける問題が多くあったため、専門科目に力を入れて取り組んで良かったと感じました。

人物試験

面接試験については、ある程度の手ごたえがありました。私が話したことに対して、面接官の方が頷いたり笑顔になったりしていたため、自信を持って話すことができました。やはり、質問されたことに対して、結論ベースで端的に答えることが重要なのだと改めて実感しました。

合格・内定した時の気持ち

合格・内定した瞬間はとても嬉しかったですし、ほっとしたという気持ちが正直なところです。また、合格・内定したことを両親に伝えたところ、私よりも喜んでくれたため、諦めず頑張って良かったと感じました。私はこれまで受験では失敗することが多く、公務員試験においてもそこまで自信があったわけではありませんでした。しかし、公務員になりたいという強い思いが合格・内定に繋がったのではないかと思います。また、公務員試験に挑戦する上でお世話になった方々、具体的にはアガルートの講師の皆さんや新卒応援ハローワークの職員の方々に心から感謝しています。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、民間の就職活動はせず公務員試験に集中したことだと思います。私は器用な性格ではないということを自覚していたため、民間の就職活動は全くせずに公務員試験の勉強しかしていませんでした。しかし、周りの友達は民間での内定を早い段階でもらっていたため、正直私はとても焦っていました。私は公務員試験に全て落ちた場合、就職先がないという状況であったため、民間の就職活動を始めた方が良いのではないかと思うこともありましたが、絶対に合格したいという思いと就職先は確保しなければならないという焦燥感から自分を奮い立たせていました。そのため合格する上では、公務員試験に集中する気持ちと環境を整えることが重要だと感じました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私はハローワークの窓口において、職業相談・紹介の業務に取り組んでいきたいと思います。職業は日々の生活を支える上でとても重要なものであるため、就職先を選択する際に迷う人は多くいると思います。私自身も就職活動中は、様々な不安や焦燥感を抱えており、就職先について迷ってしまうことも多くありました。しかし、新卒応援ハローワークの職員の方に相談したことによって、自身が抱えていた不安や焦燥感を少しずつ取り除くことができました。そのため、私も就職活動において悩みを抱えている人の役に立ちたいという思いから、職業相談・紹介の業務に携わりたいと考えています。特に、新卒応援ハローワークや若者応援ハローワークなどで勤め、自身の経験を活かしながら若い世代の就職活動をサポートしていきたいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は本当に長丁場なので、勉強を投げ出したくなることもあると思いますし、周りで就職活動を終えている人がいれば焦る気持ちが出てくると思います。私自身も、何度も勉強を止めたいと思っていましたし、周りの人が民間の内定を獲得して就活を終えたという話を聞く度に焦りが募っていました。しかし、そのような状況であったとしても、自身が公務員を目指した理由を思い起こし、気持ちを奮い立たせることができれば、きっと合格を掴み取ることができると自身の経験から感じました。もちろん、「毎日10時間以上勉強しろ！！」などと言いたいわけではなく、しっかりと計画を立てた上で無理のない範囲で継続的に勉強することが重要であるため、何もしない日があっても良いと思います。それだけ、継続することが重要であると同時に心身の体調管理も大事にして下さい。公務員試験は大変なことが多いと思いますが、自分のことを信じて突き進んで下さい、応援しています。

講師へのメッセージ

これまで本当にお世話になりました。