受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

人の役に立つことや人の笑顔を見ることが好きで、市民の暮らしに寄り添う公務員になりたいと思うようになりました。小、中学校の頃から代議員や班長を任されることが多く、クラスや学年での問題を話し合う機会に沢山接してきました。人との関わりで起きた問題は解決が難しいことが多いですが、それでも改善した時の仲間の笑顔に安堵した経験も何度かあります。大学でも自分の活動を通して人が笑顔になれるような活動がしたいと思い、ボランティアや環境問題について考えるサークルに所属し、様々な活動の中であらゆる課題に触れてきました。これらの経験を活かしながら、社会人になってからも人々が笑顔で暮らせるよう寄与したいと考え、公務員を目指しています。

アガルートをお選びいただいた理由

面接対策のために通塾も検討していたのですが、アガルートは面接対策が回数無制限でオンラインでできるのに加え、エントリーシートの添削もしていただけるとのことだったので、アガルートを選びました。また、内定を得た時にはAmazonギフト券をいただけること、他の予備校からの転塾の場合は割引制度が利用できた点も魅力的でした。映像にしても講師の方による面接練習にしても自分の受けたい時間、受けたい日に利用できた点も良かったです。アルバイトを掛け持ちしていたり、サークル活動にも参加していたりと日々いろいろとスケジュールが入っていた私にとってはとてもありがたかったです。面接練習では、面接練習だけでなく時には悩み相談にも乗っていただけました。

学習の方針と進め方

公務員の勉強とアルバイトを両立させたかったこともあり、大学二年生の時から少しずつ公務員の勉強を始めていました。最初のころは数的推理、判断推理しかしていません。数的推理も判断推理も苦手だったため、最初は手あたり次第問題を解いていましたが、なかなか一発で問題を解けるようにならず、アガルートの動画と畑中敦子シリーズの本を使って解き方を理解するようにしました。理科や社会といった暗記類はひとまずアガルートの動画を一気に見てざっと内容を理解したうえで、『ダイレクトナビ』で覚えました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

数的推理と判断推理が最初はなかなか点数が取れず、苦しみました。また、文章理解もできる時とできない時の差が激しく大変でした。そのため、数的推理、判断推理は毎日必ず最低5問ずつ、文章理解は現代文、英文それぞれ毎日１題ずつ解くことを必須としていました。模試は予備校によって出題傾向がかなり違うので、二つの予備校のものを受けていました。自分が受けるつもりの区分のものも受けていろんな問題に触れるようにしました。模試の結果で一喜一憂せずにあくまでも自分の立ち位置を知るためだけのものとして扱っていました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験対策

数的推理と資料解釈の苦手な分野のみ、アガルートの動画を使用しました。理科や社会などの暗記系はひとまず内容をざっと知るためにすべて見て、それから『ダイレクトナビ』という参考書にうつって学習していました。

人物試験対策

民間と並行して受けることをしなかったこともあって面接に不安があったため、少しでも不安要素を取り除くために個別面接と集団面接に関する動画は念のためざっと見ました。エントリーシートの添削を２回ほど、面接練習を5回ほど利用しました。面接練習の間は本番さながらといった感じで笑顔なしの面接でピリッとした空気感を味わうことができますし、あらゆる角度からの質問をしてくださるので自己分析の詰めの甘さを実感する、非常に有意義な時間を過ごせます。ただ、面接のエントリーシートの添削にしても面接練習にしてもそうですが、担当していただく講師の方によって指導の仕方が全然違います。場合によっては真逆なことを指摘されることもあるため混乱します。最終的にはエントリーシートも面接も自分の中で納得のいくものを選ぶべきです。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

平日は大学の授業やアルバイトがあったので、学習時間は3～4時間ほど、休日はアルバイトがなければ、8時間していたか否かという感じでした。アルバイトの休憩時間や大学までの通学時間は理科系や社会系の暗記に充てていました。大学の授業を聞かずに公務員の勉強をしていた時も多々ありました。今思えば、本番の直前期や模試の直前期以外は学習時間のほとんどを自分が苦手だった数的推理、判断推理に充てていたように思います。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は暇な時間はとりあえず暗記系（社会、理科系）をしていました。何時間勉強するというような目標は立てずに、必ず毎日数的推理、判断推理は最低5問ずつ、資料解釈は最低3問、文章理解は３題ずつ、暗記系は3科目は最低触れると決めていました。直前期は数学類に時間を割きすぎないようにするべきです。1分経ってもわからなかったら答えを見て解法を理解し、すぐに見ずに解いてみる、同じ問題を夜寝る前に解くもしくは回答を眺めるようにしていました。

試験期間中の過ごし方

体力勝負なところもあるので、しっかり睡眠をとらないといけないと思いつつ、不安から夜中に暗記系を詰め込んだりして睡眠不足という日も少なくなかったです。解きだすと何時間も続けて解いてしまう癖があったこともあり、試験期間中はあまり数学系の学習に時間を割かず、すぐに忘れてしまいがちな暗記系に力を入れていました。ご飯を食べている途中はYouTubeで時事問題に関する動画を見たり、ウェブサイトでいろいろな題材の例文を見て小論文の対策をしたりしていました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験を受験したときの手ごたえ 当日、初めて数的推理、判断推理、資料解釈、空間把握、文章理解どの問題も自信をもって解くことができたうえに、知識分野の方も世界史の問題以外は迷うことなく解くことができたので、一次試験はなんなく突破できるなというのが一次試験終わってからの感想でした。

人物試験

人物試験を受験したときの手ごたえ 第一志望だったこともあり、一次面接が始まってすぐは緊張していましたが、すぐに緊張は解けて面接官の方々との会話を楽しむことができました。一次面接でも二次面接でも面接官の方々に話していてどこか安心感を感じる、親しみやすくて話していて楽しささえ感じるといったことを言っていただけたので面接も突破できるのではと安心した記憶があります。

合格・内定した時の気持ち

予備校にお金がかかっていたこともあり、合格・内定したときはほっとしました。それと同時にもっとあの時こういう風に頑張っていれば直前にもう少し余裕をもって過ごせたのではないかなという後悔も押し寄せました。ただ、この公務員試験の勉強が自分の人生において最後の踏ん張り時かもしれない、泣いても笑ってもこれで自分の人生が決まってしまうんだと思い、自分を奮い立たせて最後まで頑張ってよかったなと心の底から思います。

振り返ってみて合格の決め手

公務員試験の勉強に関して言えば、間違いなく数的推理と判断推理は畑中敦子シリーズを答えを覚えるくらいまで何度も解いたことと『公務員のセイウチ塾』というYouTubeを駆使したこと、暗記類は『ダイレクトナビ』を違う年度のものを全科目2冊ずつまわして問題を解くだけでなく、新しく知ったことはその都度書き足して解説に書いてあることまで覚えるのを徹底したことが合格につながったと思います。人物試験に関して言えば、いかに自己分析をし、想定質問やそれに対する回答を考えておくかだと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

高校生のころから誰もが安心して暮らせるよう人々の暮らしに寄り添う公務員になりたいと思い続け、その夢をかなえることができたので、私がきっかけで一人でも多くの人が笑顔に、そして幸せになれるよう業務に取り組みたいです。少子高齢化や人口減少など、地域社会が抱える問題は複雑化・多様化しています。その中で、現場の声に耳を傾け、課題を的確に把握して解決へとつなげることが公務員としての役割だと考えています。教育や福祉など、行政・民間・地域住民が連携できる仕組みを整えることに寄与したいです。また、インフラ整備やコンパクトシティ政策といった都市計画に携わり、県の公的支援の効率化に関して深く考えていけたらと思っています。

受験生に対するメッセージ

教養試験の知識分野は科目によって1問しか出題されないものもあります。自分の苦手な科目は捨ててもよいと思いますが、捨てるとしても1科目までにとどめることをお勧めします。私は世界史の勉強をほとんどしたことがなかったため捨てましたが、本番でも模試でも世界史は２～3問出題されていた印象です。 数的推理は苦手としている人が多いので、毎日のように一問でもいいので解いて問題に慣れ、得意にしておくと有利です。 人物試験はいかに自分のことをちゃんと理解できているか、そしてそれを言語化できるかだと思うので、まずはしっかり自己分析をして自分のこれまでの活動（自分の役割、目的、目標、困難だったこと、改善したこと、結果、その活動から得たことなど）や自分のことを整理しておくべきです。 公務員試験は自分の頑張りがそのまま反映されるものだと思うので、最後まで悔いの残らないように頑張ってみてください。

講師へのメッセージ

小林先生。面接練習では、時間を超えての指導、また、面接練習だけでなく就活に関する悩み相談まで乗っていただきありがとうございました。