合格者の声|富士宮市役所に内定!模擬面接が最大の合格の決め手! 齊藤 史明さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
将来的な両親の介護を見据えて、転居と転職を考えていたところ、姉からの「あなたの経験や能力は、市役所の職員としてもっと活かせるのでは」という一言をきっかけに公務員を意識し始めました。それから富士宮市役所のことを色々と調べていくうちに、市としての取組面に共感したり、市役所の求める理想の職員像が自分自身の考え方と一致していたりと現実的な目標として捉えるようになりました。また、実際に市役所に足を運んでみて、熱心に業務に取り組まれる方や市民に親切に応対されている方などを拝見して、私も同じようなキャリアを歩みたいと強く感じました。ちょうどこの夏の募集条件が40歳までに拡大された点もタイミングが良かったので運にも恵まれました。
アガルートをお選びいただいた理由
正直に申し上げますと、最初のフィルターは値段でした。数千円で市販のテキストを買うのとは訳が異なり、家計にあたえるダメージはそれなりなので、高額な受講料を設定されている会社は第一段階で候補から外させていただきました。そのうえで、合格実績やYouTubeなどの情報源を参考に、自分に合いそうな会社を模索して、最終的にはフィーリングの要素も多分に含みましたが、アガルートさんに決めさせていただきました。ただ、フィーリングというのは非常に重要で、私が模擬面接の講師に選定させていただいた小林先生は、YouTubeにも多く出演されており、「この人となら前向きに受験対策に臨める!」と思い、実際に模擬面接でもストレスなくお相手いただき、最後には勇気が出る言葉で背中を押してもらえたので、本当に良かったと感じています。
学習の方針と進め方
学習の方針については、とにかく「効率重視」を意識しました。社会人採用を目指す私としては、日中や場合によっては夜遅くまで仕事があるため、限られた時間の中で効率的に進めることは非常に重要な要素でした。この数カ月は、とある高校サッカーの監督さんが教育哲学に掲げられている「24時間をデザインする」をモットーに取り組んできました。進め方については、学科試験対策は市販のテキスト中心、面接試験対策はアガルートさんの模擬面接中心に行ってきました。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
何度も何度も弱気になったり、やめたいと思ったりしました。そんな気持ちを乗り越える工夫としては、にんじんをぶら下げるしかない!と思い、自分へのご褒美を用意することにきめました。ちょうど長年愛用していた腕時計が傷んできていたので、試験に合格出来たら新しい腕時計を買おうと決めて、ネガティブな気持ちになったときには、「腕時計!腕時計!」と思いながら勉強を続けました。妻への事前相談が漏れていたことに後から気付いたのですが、妻も理解してくれて合格後の腕時計の購入を快く認めてくれました。
受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)
いわゆる従来式の教養試験ではなく適性検査だったのですが、まずアガルートさんのテキストを一読し、適性検査に関する概要を把握しました。その後は、市販のテキストを参考に、4冊を3周し、毎回のように回答に詰まってしまい知識として定着しない項目をノートに書き出し、それらを音読して録音しました。通勤中に録音を聞いて、ぶつぶつと音声を復唱しながら知識の底上げを図りました。人物試験対策としては、アガルートさんの模擬面接を最大限利用させてもらいました。YouTubeでご出演されていた様子を拝見して、是非小林先生を講師にお願いしたいと思っていたので、実際に小林先生のスケジュールで予約させていただくことができて良かったです。計3回と限られた機会ではありましたが、毎回的確なアドバイスをくださったので、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目、そして3回目よりも試験当日と、自分自身でも習熟度の高まりを実感することができました。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
学習時間は基本的に夜間でした。平日は、仕事から帰宅して、子供の入浴まで済ませたら就寝のフォローは妻にお願いして、私は学習の時間に充てさせてもらっていました。だいたい19~21時くらいから学習を開始して、深夜1~2時くらいに終了するパターンが一般的な流れでした。加えて、通勤中に自分で録音した適性検査対策の音声データを聞きながら、内容を復唱していました。休日も概ね平日と同様でしたが、妻の思いやりによって平日以上の学習時間を確保することができました。
直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)
適性検査の直前期は、とにかく定着しない知識にフォーカスして学習を進めました。テキストを何周もするなかで、問題文まで覚えてしまうような問題は定着済みとしてスルーし、完璧になっていない問題のみを繰り返し解くようにしていました。面接の直前期は、出だしでつまずかないように、最初に聞かれるであろう「志望動機」や、重要な質問と思われる「採用されたらやりたい仕事」の2点は言いよどむことが無いように、自然な流れで受け答えができるまで何度も繰り返しシミュレーションしました。
試験期間中の過ごし方
適性検査当日は、電車で1時間ほどの会場でしたので、さらにその3時間ほど前に現地に入って自習ができるスペースで学習していました。開始直前の30分前には学習を切り上げて、落ち着いて試験に臨めるように、目を閉じて呼吸を整えたり、家族の写真を眺めたりとリラックスしていました。面接当日は、指定された集合時間よりも少し早めに現地に向かい、集合時間ぴったりに会場に入りました。面接の順番を待っている間は、手作りの想定問答集を心の中で読んだり、前の方が呼ばれてからは適性検査当日と同様に目を閉じて呼吸を整えたりしました。
受験した時の手ごたえ
適性検査を受験した時の手ごたえとしては、正直今一つといった感覚でした。特に試験の開始序盤は緊張感からか問題文を読むのに時間をかけすぎてしまい、終盤にかけられる時間がわずかになってしまった印象が強かったです。加えて、今までは紙のテキストで解いてきたのですが、当日初めてパソコンを操作しながら解いていくことになったので、慣れない環境でぶっつけ本番になってしまった点が残念に感じました。面接を受験した時の手ごたえとしては、今までで一番できたといった感覚でした。直前まで「できた!」といった好感触は一度も無かったのですが、繰り返し模擬面接を重ねてきた経験が真価となって本番で発揮できました。後悔の無い状態で合否判定を待つことができたのは精神的にも良かったと思います。
合格・内定した時の気持ち
これまで転職経験もなく、今回が16年ぶりの採用試験となり、自分よりも優秀で魅力的な受験生に圧倒されるのではないかと当初は不安な気持ちでいっぱいでした。その分、採用通知を受けとった時は、頑張ってやり続けた甲斐があったと思いましたし、支えてくれた家族や講師の小林先生に感謝の気持ちを感じました。特に妻は、今回の採用試験に私が可能な限り集中できるようにと多くの配慮をしてくれました。子供からの労いの言葉も嬉しかったですし、家族一丸となって目標が達成できたと思っています。
振り返ってみて合格の決め手
合格の決め手は3つあります。まずは、諦めなかったことだと思います。そもそも諦めるという選択肢は無いのですが、諦めたくなったときに家族の存在や自分へのご褒美を思い出して精神的に持ち直せたことが大きかったと思います。次に、効率的に時間を使えたことだと思います。時間を浪費せずに進められた点は、試験対策の序盤で適切にスケジュール設定できた結果だと感じます。そして、模擬面接は実質的な合格の決め手として大きな要素でした。フィードバックされた内容をポジティブにブラッシュアップして次回に臨む、の繰り返しで徐々に自身の習熟度が高まっていくことを実感できた点は自信にもつながりました。
公務員として実現したいこと、取り組みたいこと
私は公務員として、人口減少が進む中でも地域が持続可能に発展できる仕組みづくりに、キャリア支援や環境保護、防災といった観点をもとに取り組みたいと考えています。若者や子育て世代が安心して暮らし、働ける環境を整えるため、キャリア支援や雇用創出に力を入れ、地域に根ざした人材育成を推進したいと思っています。また、環境保護の観点からは、再生可能エネルギーの導入や脱炭素社会の実現に向けた施策を積極的に展開し、自然と共生するまちづくりを目指したいです。さらに、南海トラフ地震や噴火に備えるためにも、防災・減災の意識を高める啓発活動や、地域住民と連携した避難体制の強化を図り、命と暮らしを守る行政の役割を果たしたいです。多様な課題に柔軟に対応し、市民一人ひとりが安心と希望を持てる社会の実現に貢献していきたいと考えています。
受験生に対するメッセージ
私もそうでしたが、自信やモチベーションが試験当日のパフォーマンスに影響することがわかっていても、最初から自信のある受験生はごくわずかだと思います。自己分析を通して自分自身を知ることがモチベーションを上げる要因を知ることにもつながりますし、自己開示を行う面接対策にも役立つと思います。手当たり次第に試験対策を開始するのではなく、まずは序盤に自分自身が何者なのかを理解することや、ざっくりとでもスケジュールを組み立てておくことが後々の自分を助けてくれると思います。また、日々の仕事や学業、試験対策などに追われて疲れてしまった自分を癒してくれる存在をしっかりと認識しておくことも合格までの長い道のりにおいては大事な要素だと感じます。
講師へのメッセージ
小林先生、計3回の模擬面接ありがとうございました。おかげさまで合格することができました。最終日に背中を押してもらえたことが自信につながりました。本当にありがとうございました。
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