受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

法学部に入ってから法律を学ぶにつれ、この専門的かつ難しい分野で仕事がしたいと自然に思うようになりました。

また、大学の講義に外部講師として市役所職員の方や裁判所職員の方が来ることが幾度もあり、直接現場の話を聞くことで、法曹ではなく地方公務員として自分も働きたいと思ったのがきっかけです。法律といえば弁護士や検事と思いつく人が多いと思いますし、私も最初はそうでした。しかし、大学で勉強してみると法律を使う仕事は多岐に渡ることが分かり、自分のふわっとした将来像が段々とはっきりとする感覚がありました。

地方公務員を選んだのは、進学により地元を離れてみて、自分のいた場所がいかに魅力の詰まった所なのか気付かされたためです。恩返しというと大袈裟な感じがしますが、少しでも自分が得た経験や知識を使って還元できたらなと思いました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを選んだ一番の理由は、オンライン受講という点です。予備校が沢山ある中で、アガルートは完全オンラインというところに他のところと違う魅力を感じました。私はサークル活動やバイトと、受験勉強を並行している時期があったので対面のないアガルートがぴったりだったと思います。

対面がないと不安に感じる方もいるかもしれませんが、質のいい講義動画を自分のペースで何度も見ることができたので不便に感じたことはありませんでした。紙媒体でもデジタルでも参考書を配布してくれたので身軽に勉強したい時はパソコンだけを持って、しっかりと書いて頭に入れたい時や苦手教科を重点的に勉強したい時は紙媒体を持って…というように日によって勉強方法を変えられるのも大きな魅力だったと思います。

学習の方針と進め方

私は3回生の夏から冬まで独学で勉強していました。アガルートを受講し始めたのは年明けからです。そのため、残されたのは5ヶ月程でした。

練習として5月から6月終わりにかけて合計6つの試験を受験する予定だったので、配点の大きい科目をとにかく重点的におこないました。また、苦手範囲をピックアップして反復しました。

本番まであと何日か分かるようにオリジナルのカレンダーを作り、1ヶ月ごと、1週間ごとにどの科目の授業をどこまで視聴するか、紙媒体のみの科目はどこまで進めるかの目標を細かく立てていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

最初に受験したのは裁判所職員の試験です。当時、1、2を争う志望度の高さでした。裁判傍聴などを重ねていたため4年間積み重なった憧れがあり市役所職員に並び非常に魅力に感じていました。しかしながら1次試験で不合格となってしまいました。あと数点あれば合格というところだったので合否が分かった時は後に控えた試験があるのに、燃え尽き症候群のような状態になってしまった記憶があります。無常にも試験はどんどん近づいてくるのでとりあえずスマホで映像授業をチラ見してなんとか勉強していました。スマホで見られるおかげで色んな感情が出てくる中、強制的に勉強することができ、気づいたらいつも通りの勉強ペースに戻っていました。

試験に落ちると本当に色々な思いや疲れが出てくると思いますが、無常にも試験は近づいてくるという自覚を持って立ち直りました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験

数的処理をメインに勉強しました。

最初は授業を流しながらすぐ解法を見て、次の類似問題は自分で解いて確認する。というような進め方で勉強しました。

速度を自由に変えられるので苦手度によって好きなペースで進めることができ非常に良かったと感じています。

英語や現代文、生物などの科目は高校時代の貯金があったのでほとんど勉強していませんが生物等はミニ冊子を直前に基本知識を確認する用に使いました。

専門試験

色々な試験を受験する予定だったため民法、憲法、刑法、行政法、ミクロマクロ経済を勉強しました。

民法の債権、憲法の人権範囲は必ず得点したいと考えていたので映像だけでも2.5周はしました。紙媒体の過去問を映像の後に解いたり、電車などの移動中に時間ができたら解き直していました。

過去問はチェックボックスがついていて視覚的にもモチベが上がるし、○‪✕‬△を付けることで自分の苦手度も分かってとても勉強しやすかったです。

人物試験

直前に地方公務員に特化したページを何度も確認して、実際にあった質問を自分なりに回答して練習していました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

大学の授業やサークル活動、バイトがあったので勉強時間は日によってバラバラでした。平日は放課後(17時以降)の6時間ほどを確保できるように、土日は8時間から10時間は確保できるように心がけました。

集中力は人並みなのでぶっ通しではなく区切って勉強していました。特に、数的処理など淡々と解ける演習のときはポモドーロを取り入れていました。

時間がどうしてもないときは、移動中に授業のない科目の冊子を選んで少しずつ知識をインプットするようにしていました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前期になると、苦手な範囲は映像を見返して、それ以外はとにかく冊子で問題を反復していました。詰め込み学習というよりは確認作業に近しかったと思います。本番には確認できるようにアガルートの冊子や自分でまとめたノートを持っていきました。合格したい気持ちが先行しすぎると焦りが出てくると思ったので、どの試験でも淡々と解けるように心がけました。勉強中は試験のように時間を計ってみたり、1日に出来るだけ沢山の科目に触れられるようにしたりしました。

試験期間中の過ごし方

5月から6月末まで毎週試験があったので試験期間中は体調を崩さないように毎日規則正しい生活を心がけていました。試験によっては会場が遠く朝6時に起きないといけないものもあったので、早起きの練習をしていました。

また、試験が終わると問題を復習して知識の確認をしました。時事問題は見返す価値があると感じたので復習して、冊子でも確認しました。

直前まではスマホで映像授業を確認するなどしていましたが、期間中は紙媒体に完全シフトして常に試験のことを考えながら勉強しました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

数的処理は傾向がはっきりしているので特に焦ることはありませんでしたが、苦手意識が強かったので1問ずつしっかりと確認しながら解きました。手応えは専門試験より弱かったですが、いつも通りの正答率でした。

専門試験

全体的に憲法は人権の問題が想定より難しく、統治は簡単でした。民法は債権や総論の基本的な問題が多く、少し難しいひっかけ問題がいくつかありました。他の専門科目は例年通りという感じでした。

人物試験

冊子で見ていた実際の質問や想定質問が出たため、焦ることなく回答することができました。手応えは紙の試験よりも大きかったです。自治体によると思いますが、私の受験したところは雰囲気が終始和やかだったため、いつも通り話すことができたと思います。

合格・内定した時の気持ち

練習で受けたつもりのところが不合格になったり、思うように点が伸びなかったり、内定が出るまでは毎日とにかく不安でした。私が受験した自治体は最終試験の結果はネット公開せず、合否にかかわらず等しくポスト投函という方式で、具体的な日時も指定されていませんでした。そのため届きそうな時期になると毎日ポストを見ては落胆していた記憶があります。

内定をいただけたときは積み重ねた努力がやっと報われたのだと感じ、長い受験期間を乗り越えた自分を誇らしく思いました。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、民法や憲法、数的処理といった主要科目を安定して得点できるようになったことです。どの試験でも必ず出題されるので避けて通れませんでした。苦手科目でも逃げなかったおかげで合格することができたと思っています。

他には、生物や時事問題、教育学などなかなか手の届かない科目を浅く広く直前に確認したことだと思います。基本的な知識が問われるのでサッと目を通すだけでも得点できる問題がいくつかあるので、完全な捨て科目を作らずに挑んだ事も決め手だったと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

地元に還元したいという気持ちが強いので、市民の方や観光客の方が気軽に参加できるような企画ができる産業観光課で仕事がしたいと考えています。内定先はSNSを活用して積極的に活動しているので、公務員になったら同じようにSNSを通して様々な発信が出来ることを理想にしています。

いずれは、法律を直接活用出来る政策課で縁の下の力持ちとして従事したいです。

その後は、市役所の色々な課に所属してたくさんチャレンジしたいと考えています。それらの経験を通して、公務員としての自分ができることを改めて見つけて次の行動に移したいです。近年は公務員も転職が多いですが、自分なりに出来ることを見つけて長く続けられたらいいなと思っています。

受験生に対するメッセージ

公務員試験を受験するのは長く厳しい戦いになると思います。大学生として楽しみながら勉強できる時もありますが、遊びや自分のやりたいことを犠牲にする必要がある期間もあります。周りは自分より早く民間企業に就職が決まっていて孤独や焦りを感じることもあります。そんな中、あえて公務員を選んだ皆さんは自分の選択を誇りに思って頑張って欲しいです。たとえ点数が振るわなくても、自分の将来像が見えなくても諦めずとりあえず勉強してみてください!あと数点で合格という試験がいくつかあり、何度も心が折れかけましたが、なんとか勉強を続けることで最終的に内定をいただくことができました。正直、内定まで道のりはとても険しかったですが振り返ってみたら1つの目標に向かってただ努力してこれた自分がいて、誇らしく感じます。皆さんを自分を誇りに思いながら頑張ってください!!

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