受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2027年合格目標】【教養型】国家一般職・地方公務員カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

私は、教育学部生で教員養成の大学に通っており、初めは教員を目指していました。しかし、教員の働き方がなかなか改善されない現状や大学で受ける講義を受けて、自分が本当に教員になりたいのか、また教員に向いているのか分からなくなってしまっていました。そして、公務員として働く周りの人に話を聞いたり、公務員の説明会に足を運んだりしているうちに、「教育」という一つの分野だけでなく、「教育」を含め「観光」「文化の振興」など様々な分野で活躍できる県庁の仕事に魅力を感じるようになりました。また、もともと私は地元が大好きで、日頃から地元の良さをもっといろいろな人に伝えたいという思いも高じて、地元を盛り上げるために働ける公務員を目指すようになりました。

アガルートをお選びいただいた理由

公務員を目指すことを決めた時、様々な専門学校や講座を提供する他の機構があることを知りました。色々なところから資料請求を受け、比較検討した結果、アガルートは最も質問制度や模擬面接のサービスが充実しているという点に魅力を感じ、アガルートを選びました。私は、とても心配性な性格で面接練習は絶対に何度か繰り返しておきたいという思いがあったため、エントリーシートの添削や模擬面接を無制限で行ってもらえることは最も重視したポイントです。

また、私は専門学校等に足を運ぶスタイルではなく、オンラインで勉強したいと考えていたので、そうした点でもアガルートは自分にあった学び方を選択できると感じていました。さらに、講座体験をした際に、非常に動画の内容が分かりやすく、「これなら自分でも勉強できる」と思いました。

学習の方針と進め方

私は、とにかくバランスよく各教科の勉強を進めることを考えていたため、毎日教科を決めルーティーンで各教科を勉強できるようにしていました。毎日６～８時間ほど勉強したので、各教科２～３時間ほど勉強するという計算です。特出して苦手という教科はなかったため、「この教科は徹底的にやる！」というようなことはなかったのですが、数的処理の問題配分が多いということを耳にしていたため、数的処理だけは毎日解くようにしていました。また、私は最初に自分で問題を解いてから動画を見るという順序を取り、分からなかった問題はチェックを付けて解き方をまとめノートに書くことを行っていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

何度も同じ問題でミスをしてしまい、「前回もミスをしたのに…」と落ち込むことが何度もありました。しかし、逆にその問題さえできるようになれば、確実に点数が伸びるということだと自分に言い聞かせ、何度も問題を繰り返し解くようにしました。また、講義で覚えやすい語呂合わせなどを教えてくれるので、テキストに必ずメモをしていつも目に付くようにしました。また、苦手・嫌いな教科を勉強しているとどうしても気分が乗らないことがあるので、そんな時は得意な教科や少しでも楽しいと思える教科を間に挟んで自信を取り戻すようにしていました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

講義動画が長すぎず、コンパクトにまとまっているので、テンポよく問題を解くことができました。また、知識系の科目では覚えやすい語呂合わせを教えてくれたり、数的処理では解き方のパターンを示してくれたりしたので、自分に合った覚え方・解き方を見つけることが出来ました。

講座の使い方は、自分で問題を解いて採点・解説を見てから講義動画を見るという方法を取っていました。

人物試験

模擬面接や集団討論対策、エントリーシートの添削が無制限という点が非常に魅力的でした。まずは、自分でエントリーシートを書いて、添削を2度くらい行ってもらいました。そして、それを受けてエントリーシートを修正しました。また、模擬面接は自分で前もって想定質問を書けるだけ書き出し、回答を作ることを行いました。さらに、模擬面接前には面接に関する講義動画も見るようにしました。本番を受けて、指摘されたことや新たに得た質問を書き出し、自分なりの回答を考えるということを3回ほど行いました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習期間はアルバイトを行っていなかったため、大学の授業の空きコマを使って問題を解きました。朝起きて学校が始まるまでの時間と、空きコマ、学校が終わってからの時間を使ってだいたい平日は一日４～5時間程度、休日は６～８時間程度勉強していました。

夜に暗記科目を勉強すると、眠くなってしまうことがよくあったので、眠くなったときは数的処理や自然科学に切り替えるようにしていました。一日中ずっと勉強しているということはできておらず、適度に趣味の時間を取ったり、友人と話したりしてリフレッシュするように意識しました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は、とにかく問題をより多く解くことを意識していました。自治体の過去問は手に入らなかったので、全国の公務員試験の過去問がのった教材を解いたり、公務員模試を受けたりもしました。（模試は1回のみ受けました。）また、教養試験の勉強だけでなく、自治体研究や面接練習も行うようにしていて、教養科目試験のその先を念頭に置くようにしていました。

試験当日は、自分で作ったまとめノートを持参し、試験が始まるまではそのノートを眺めて過ごしました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中はいつも通り過ごしました。緊張で夜眠れなかったり、食事がのどを通らなかったりすることもありましたが、そんな時は家族や友人と話してリフレッシュすることを大切にしていました。

また、試験期間中の勉強ではやみくもに問題を解くのではなく、自分が間違えたことのある問題を重点的に解くようにしていました。あとは、計算科目より暗記科目の方が直前の詰め込みができると考え、暗記科目の出題されそうな問題をピックアップして解くようにしていました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験は、アガルートの教材より難しいということはなく、正直思っていたよりも基礎的な問題が多かったです。勉強しているときは、「この勉強内容で本当に大丈夫なのか」「もっと難しい問題が出るのではないか」と心配していましたが、「基礎を大事に」という教えは本当だったんだなと思いました。

人物試験

模擬面接を行ったときは、本当に細かいことまで質問が来て、言葉に詰まったり、考えに至れていなかったりしたことが多くありました。正直、模擬面接で全く思うように答えられず、落ち込むこともありました。しかし、本番は自分の考えをしっかり最初に伝えられれば、根掘り葉掘り深掘りされるということはなく、ホッとしました。ただ、模擬面接で様々な状況を想定して自分の考えを詳細に持って本番に臨めたことが、本番でしっかりと話しができた秘訣だと感じました。

合格・内定した時の気持ち

「ホッとした」というのが一番大きかったです。内定が出るまでは「就職活動がいつ終わるのか」「合格できなかったらどうしよう」という思いから、眠れなかったり、食欲がなくなったりしたこともあったので、そんな状況から解放された嬉しさでいっぱいでした。

そして、自分が望んだ公務員として働けるということへの期待が膨らみました。家族もとても喜んでくれて、頑張って勉強してよかったと思いました。勉強している時や模擬面接を繰り返す日々は苦しいこともありましたが、それらが報われたという喜びが強かったです。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、とにかく基礎をしっかりと固めたことにあると思います。問題を解いた後に講義動画を必ず一度は見て、問題集を4周ほどはしたと思います。また、教養科目の勉強だけでなく、面接練習や自治体研究、論文対策を同時進行で進めていたことも合格の鍵となったと考えています。1次試験から2次試験まではそれほど時間がないため、自治体研究や自己分析、面接での回答作りは教養科目の勉強と同時に少しずつ初めておいて良かったと思っています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

どの部署に配属されるかまだ分からず、どんな分野で仕事をすることになるかはまだ分かりませんが、いずれにしても地元を活性化するために働きたいと考えています。私の地元には美味しい食事や自然環境、土産物など多くの魅力があるにも関わらず、それがまだ伝わっていない現状があるので、地元の魅力を発信して、将来地元で働く若者を確保したり、観光客を誘致したりしたいと考えています。そして、県民が地元を誇りに思ってもらえるようにしたいです。

また、少子高齢化や晩婚化などによる問題も多くあるので、自分が配属された部署で経験を積みながら、そうした社会問題の解決に向けて働きたいと考えています。公務員は全体の奉仕者であるので、地元住人が快適な生活を送り、少しでも地元活性化に役立つことが出来ればいいなと思っています。

受験生に対するメッセージ

これから講座を取って勉強を始めようと考えている方は、不安なことが多くあると思います。今勉強をしている方も、「本当にこれでいいのか」と悩むこともあるかと思います。私自身、先行きの見えない不安を抱えながら勉強していました。しかし、合格・内定のためには、自分がやっていることを信じて地道に努力を続けることが一番の近道だと思います。アガルートでは、講師の先生によるフォロー制度や質問制度などが充実しているので、不安になったときにはそうした制度を活用してみるとよいかもしれません。

就職活動は非常に孤独な戦いで、苦しい思いをしたり、ストレスを抱えたりすることもあるかもしれませんが、適度に他の人と話をしたり好きなことを楽しんだりしながら頑張ってください。応援しています。