受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2027年合格目標】【教養型】国家一般職・地方公務員カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

私が公務員を目指そうと思ったきっかけは、大学受験で思うように勉強ができず悔いが残っていた経験です。その経験から「今度こそ努力を積み重ね、何かを成し遂げたい」という思いが強く芽生え、公務員試験に挑戦することを決意しました。試験は教養や専門など幅広い分野の勉強が必要で、挑戦のしがいがある点に魅力を感じました。

また、公務員は市民の生活を支える業務を行うだけでなく、他の機関や団体とも連携しながら課題解決に取り組む存在です。多様な人々と関わりながら社会をより良くしていける点にやりがいを感じました。さらに、福利厚生が充実しており長く安心して働ける環境が整っているため、安定した基盤の上で成長しながら地域社会に貢献できると考えました。自分の努力を社会に還元できる場として、公務員という仕事に挑戦したいと思いました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを選んだ理由は、司法予備試験の重問講座を受講した際に「講義が非常に端的で分かりやすく、重要ポイントがしっかり整理されている」と実感したことです。自分は効率重視で学習したいタイプなので、冗長さのないアガルートの授業は大変合っていました。

さらに決め手となったのが「内定獲得で全額返金」という制度でした。これは単に費用が戻るというだけでなく、「絶対に合格して返金を受ける」という強いモチベーションを持てる制度でした。学習において常にゴールを意識でき、最後まで諦めず走り切る後押しになったと思います。

動画講義に加え、参考書やテキストも要点が凝縮されており、スキマ時間でも活用できました。総合的に見て、アガルートは自分の学習スタイルに最も適しており、最終的に合格へとつながったと確信しています。

学習の方針と進め方

私の学習方針は「過去問中心主義」でした。基礎をある程度固めたら、すぐに過去問演習に取り組み、実戦形式で理解を深めました。また、基礎学習に入る前に過去問を軽く一周し、出題範囲や難易度の雰囲気をつかむことで、効率の良い学習計画を立てられました。問題を解きながら自分の弱点を洗い出し、そこを重点的に復習する形で進めることで、学習の無駄を減らし短期間で力を伸ばせたと感じています。一日で出来る目標を決めて、それを達成するまで寝ないと決めていたことが大きいと感じています。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

最も大きな挫折は名古屋市役所の筆記試験に不合格となったことです。勉強してきた自分の努力が結果につながらず、しばらくは自信を失いました。しかし、家族や友人からの励ましを受け、自分が挑戦できている環境自体が恵まれていると気づき、気持ちを切り替えました。次の試験に向けては落ちた理由を分析し、苦手分野を徹底的にやり直しました。失敗をきっかけに「感謝と努力を忘れず挑戦する姿勢」を学び、結果として合格につながったと思います。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験対策

教養分野は範囲が広く独学だと手をつけにくい部分が多かったですが、アガルートの動画は要点が整理されており、理解すべき箇所が明確でした。参考書も簡潔で使いやすく、動画とあわせて繰り返すことで効率よく知識を積み上げられました。特に数的推理や判断推理は講義で解法の流れを押さえたうえで問題演習に進めたので、短時間で実力をつけることができました。

人物試験対策

面接対策講座では、よく聞かれる質問や答え方のポイントが整理されており、準備の方向性が明確になりました。私は別途ナゴジョブで実践練習を重ねていましたが、アガルートの講義で知識を整理してから臨むことで、自分の強みを的確に伝える力を養うことができました。

知識面・人物面の両方を網羅できる点が、アガルートの最大の強みだと感じました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

限られた時間を有効に使うため、スキマ時間を徹底的に活用しました。お風呂や寝る前のベッドでは動画を視聴し、移動中は音声だけを聞いて復習しました。予定がない日は朝から図書館へ行き、過去問演習を中心に一日を過ごしました。図書館という集中できる環境で、毎日同じリズムを守ることで学習習慣が定着しました。時間を「削り出す」のではなく「使い切る」意識を持ったことが成長につながったと思います。一日の大切さを再認識し、毎日できることを着実にこなしていました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は朝から晩まで図書館にこもり、過去問演習と弱点補強に全力を注ぎました。図書館が閉まった後は動画で復習し、一日14時間近く勉強する日もありました。試験当日は朝4時に起き、総復習をしてから会場に向かいました。心構えとしては「ここまでやったから大丈夫」と自分を信じ、余計な不安を抱かないように意識しました。直前期に全力でやり切ったことが、本番で落ち着いて臨めた理由だと思います。同じ志を持った友人と過ごすことは非常に重要だと感じています。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は常に公務員試験のことを考え、合格後に働く自分の姿をイメージしながら気持ちを高めていました。スマホやChatGPTを活用し、ノートを取らずに疑問点をすぐ確認できるようにするなど効率化を図りました。焦りや不安もありましたが「今やるべきことに集中する」と決め、一問一問に全力で向き合いました。この意識が最後まで勉強を続けられた原動力になりました。問題を解く際も間違えた問題をメモし、その問題を積極的に解き直すことで成績向上に繋がったと感じております。

受験した時の手ごたえ

教養試験

知識分野には不安が残りましたが、数的推理は重点的に取り組んでいたのである程度解けました。文章理解はほとんど対策せず臨みましたが、その場で対応できる範囲でした。解答順は時間がかかる数的推理を先に解くよう工夫し、全体として大きな失敗はなかったと感じました。

専門試験

専門分野は一番時間をかけて対策していたので、多くの試験では手ごたえを感じました。ただし、名古屋市役所の専門試験は難易度が高く、初めて見る形式も多かったため自信を持てず、発表まで落ち着かない日々を過ごしました。

人物試験

当初は最も不安でしたが、アガルートの面接講座で基礎を学び、ナゴジョブで毎日練習することで改善しました。緊張はしましたが、準備量に裏打ちされた自信があり、落ち着いて話すことができました。全体として「やり切った」という感覚を持てたのが大きな収穫でした。

合格・内定した時の気持ち

合格を知った瞬間は、喜びと同時に大きな安堵を感じました。長い間取り組んできた努力が報われ、就職活動から解放された達成感がありました。家族や友人など応援してくれた人々に良い報告ができたことも嬉しかったです。特に家族が安心した表情を見せてくれたことが印象に残っており、自分の挑戦が周囲の喜びにつながったと感じました。また、全力で取り組んだこと、結果が報われたことが非常に大きな経験になったと感じております。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は「毎日の積み重ね」と「環境づくり」でした。一日の学習目標を必ず立て、最低でも8割は達成してから寝る習慣を守りました。妥協せず取り組むことで、自信が自然と蓄積されました。

また、図書館を拠点にして集中できる環境を整えたことも大きかったです。さらに勉強仲間が二人いて、お互いに進捗を共有し励まし合えたことで、孤独に陥らず最後まで継続できました。努力の質と量、そして仲間や環境の支えが合格を引き寄せたと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

公務員として実現したいのは、市民の生活を支えながら地域の発展に貢献することです。具体的には、市民が安心して暮らせる環境を整えるために、行政サービスの円滑な提供や地域課題の解決に取り組みたいです。浜松市は自分にとって愛着のある街であり、この街の魅力をさらに高める一員になりたいと考えています。

また、公務員は部署異動を通じて多様な業務に携われることも魅力です。幅広い経験を積み重ね、市民一人ひとりの声を大切にする姿勢を持ち続けたいです。浜松で「浜松ライフ」を送りながら、その街づくりに自ら関わることが、自分の人生にとって最も意義ある挑戦だと思っています。

自分自身だけでなく職場の方や様々な機関の方々と力を合わせて限られた予算の中で最前の選択をしていきたいと感じております。

受験生に対するメッセージ

これから公務員試験を目指す方に伝えたいのは、「思い立った日からすぐに勉強を始めるべき」ということです。私は勉強を始めたのは早かったのですが、本気で取り組んだのは2025年2月からで、その遅れを今でも悔やんでいます。もっと早くから全力で取り組んでいれば、名古屋市役所にも合格できていたかもしれません。

公務員試験は一生に一度の挑戦です。全力でやり切れば必ず成長でき、自分が納得できる結果につながります。ぜひ、迷わずに早く動き出し、自分が納得できる内定先をつかんでほしいと思います。最後まであきらめずに努力すれば、必ず道は開けます。また、公務員を目指す仲間を見つけることが近道だと感じております。1人だとつまづいた時、起き上がる時に1人で時間がかかってしまう場合があります。