受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

私は年齢や性別など関係なく誰もが公平に受けることができる公共サービスに携わりたいと考え公務員を志望しました。その中でも税務の仕事は、社会全体の基盤を支える重要な役割を担っている点に強く魅力を感じ、国税専門官を志望しました。税金は道路や教育、福祉など、あらゆる公共サービスの財源となっており、国民の生活を根底から支えるものです。そのため、正確さと公正さが求められる税務の業務には大きな責任が伴いますが、その分やりがいも大きいと感じました。また、納税者の立場に立ちながら適切な案内や説明を行うことで、信頼を築いていける点にも魅力を感じています。専門的な知識を身につけ、一人ひとりに誠実に向き合う税務職員として社会に貢献したいと考えています。

アガルートをお選びいただいた理由

予備校にアガルートを選んだ理由は、オンラインで講義を受けることができる点と内定者特典が魅力的だったからです。私は近くに予備校などもない地方に住んでいるためオンラインで場所を選ばずに講義が受講できる予備校を探していました。アガルートであれば、公務員試験の中の幅広い試験種に対応をしていて、試験勉強中の志望先の変更などにも対応がしやすい点や論文、面接対策もオンラインで可能であるという点がとても魅力的でした。また、内定者特典で内定後に全額返金の特典があることで、試験の合格以外のモチベーションがあった点もすごく魅力的でした。できるだけ公務員試験の費用を抑えたいという考えがあったので内定者特典はアガルートを受講する大きなきっかけになりました。

学習の方針と進め方

私の学習の方針は各科目目標得点率を設定し、それに合わせて計画的に勉強を進めました。教養科目は数的処理の占める割合が大きいので、数的処理に力を入れ、全体で得点率が6割を切ることがないように勉強を進めました。専門科目は多くの試験種で出題される憲法、民法、行政法、ミクロ経済、マクロ経済の勉強に力を入れました。これらの科目を2月ごろまでに一通り勉強し、あとは国税専門官試験に合わせて会計学や財政学の勉強をしました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私は受験生であったときに周りに公務員試験を受験する人がいなかったので、自分の勉強ペースの把握や情報収集に苦労しました。そのため、インターネットやアガルートの講座を通して合格者の勉強ペースの目安を把握し、それに合わせて自分の勉強を進めるようにしました。また、試験の情報収集に関しては、定期的に受験先のホームページや公務員試験について情報を発信しているサイトにアクセスして情報を集めるようにしました。2025年度も試験の変更が多くあったので情報収集は本当にやっておいてよかったと思います。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

教養試験の対策は、数的処理の勉強と時事の勉強をしました。数的処理はアガルートの問題集を一通りといて苦手分野をつぶしていくというやり方で対応しました。時事問題は、通学時間などに音声データを流すなどして対策をしました。

専門試験

専門試験の対策は、どの科目も講義を受けて、その単元の問題集を解き、単元の復習をして次の単元に進むというような勉強法をとりました。できるだけ期間を開けずに復習をすることが記憶の定着につながるように感じました。オンラインテキストがあったのでスマホで気軽に場所を選ばず復習などできたのですごく便利だなと感じました。

人物試験

人物試験対策は、想定質問などをインターネットやアガルートの過去の受験者の面接レポートなどをみて調べ、それに対応する答えを準備することで対策をしました。私は模擬試験を利用しませんでしたが、模擬試験を利用することでより客観的に自分の面接の様子の分析ができるので利用すればよかったと思っています。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

大学に通いながらの対策だったので、大学の授業の空き時間やバイトがあるときはバイトが始まるまでの隙間時間などを活用しながら時間を確保していました。空いている時間すべて勉強をするというよりかは、勉強をする時間を決めてタイマーで時間を測りながらメリハリをつけた勉強を心がけていました。1日の過ごし方は大学がある日は大学に通って大学の図書館を利用して勉強をしていました。大学がない日は家や気分転換をするときは外にでて勉強をしていました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は過去問をひたすら繰り返す勉強法を取っていました。公務員試験の範囲がかなり広いので、以前勉強し忘れている範囲などができるだけ減るようにすべての科目で浅く広くの学習を心がけていました。生活面では、公務員試験は試験会場への移動を含めると朝早く行動することがほとんどだと思うので、試験当日に頭が働くように試験直前期は早起きをして朝に勉強をすることを意識的に行っていました。試験当日は今までやってきた成果を出すことだけを考えていました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は1次試験や2次試験などそれぞれの試験にあわせた対策を行っていました。ただ、1次試験の筆記試験が終わった後は大学の研究室の活動もあったので面接対策を少しする程度で公務員試験の対策自体はあまりできていなかったです。1次試験から最終合格発表まで約2か月間あり、試験が始まってからも体感でかなり長く感じたので、試験期間中ではあるのですがずっと緊張感があるという様子ではなく、普段通り日常的な大学生活を送っていました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験を受験したときの手ごたえは正直良くなかったです。対策をしてきた数的処理の手ごたえは悪くはなかったのですが、文章理解の手ごたえがかなり悪く過去問を解いたときにはこのようなことはなかったので少し動揺しました。

専門試験

専門試験を受験したときの手ごたえは目標としていた6割はとれていそうで悪くはないなといったような感覚でした。出題数が多い会計学も自信をもって解くことができたので安心でした。専門記述は経済を選択しましたが、アガルートの過去問とそっくりの問題が出たのでかなり安心して解くことができました。

人物試験

人物試験の手ごたえは可もなく不可もなくといったような感じでした。面接は穏やかな雰囲気でスムーズに進みましたが、すごく面接官に刺さっているというような様子もありませんでした。

合格・内定した時の気持ち

採用面接の際に内々定を伝えられたときは、心の底から素直にうれしい気持ちになりました。国税専門官試験は、筆記試験や人物試験を経て最終合格となり、その後に採用面接が行われる流れだったため、最終合格の通知を受けた段階では、まだ試験が終わったという実感があまりありませんでした。しかし、採用面接の場で内々定をいただいたときに、長期間取り組んできた試験への努力がようやく報われたという思いが出てきて心からほっとしました。

振り返ってみて合格の決め手

過去の受験者の情報を前もって知ることができていたことが、私にとって大きな合格の決め手になったと思います。特にアガルートの過去の合格者による体験記や面接レポートは非常に詳細で、筆記試験から面接試験、さらには試験当日の雰囲気や面接官の質問傾向まで丁寧に記載されていました。これらの情報を参考にすることで、自分がどのように準備を進めればよいのか明確にイメージでき、無駄のない効率的な対策を行うことができました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私が公務員として実現したいことは、公平な納税のサポートを通して、安心して暮らせる社会づくりに貢献することです。私たちの身の回りにある教育や医療、福祉といった公共サービスは、すべて国民の皆さんからの税金によって支えられています。そのため、一人ひとりが正しく納税できるようにサポートすることが、社会全体を支える大切な役割だと感じています。私は納税について不安や疑問を持つ方に対して丁寧に説明を行い、少しでも安心してもらえるような対応を心がけたいと思います。また、誠実に納税している方がきちんと報われるように、公平な立場で業務に取り組みたいです。公務員として、社会の信頼を守り、誰もが気持ちよく公共サービスを受けられる環境を支えていけるよう努力していきたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は科目数も多く、学習期間も長いため、途中で不安になったり、焦ったりすることもあると思います。しかし、焦らずに一つひとつの課題を丁寧にこなしていくことが最終的には確実な合格につながると感じました。私自身も過去問の復習や苦手分野の克服を地道に続けることで、少しずつ自信をつけていくことができました。今はアガルートのような予備校や、先輩方の体験記、インターネット上の面接情報など、活用できるツールがたくさんあります。それらをうまく取り入れて、自分に合った勉強方法を見つけることが大切です。どんなに小さな努力でも必ず積み重なって結果につながります。時には息抜きもしながら、自分を信じて最後まで諦めずに頑張ってください。