受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

新卒採用で民間企業で働いていましたが、結婚・出産のタイミングで退職し、専業主婦となりました。子供を出産して子育てに慣れてきたタイミングで、自分の今後のキャリアについて考えたとき、ワークライフバランスを大事にしながら長期的に働くことができる職場で働きたいという思いが生まれました。社会人として働いている友人に話を話を聞く中で、プライベートも大事にしながらメリハリをつけて働くことができそうと感じた公務員に魅力を感じ、就職先として考えるようになりました。公務員試験の勉強にハードルの高さを感じていましたが、最初に数的処理を解いてみると、解き方を理解すれば解けそうという手ごたえであった為、本格的に試験対策を始めました。

アガルートをお選びいただいた理由

子育てをしながらの試験勉強だったため、金額が高すぎなくて、オンライン講座のある予備校を探していました。様々な予備校がオンライン講座を出していたため、どの予備校にしようか迷いましたが、金額とアガルートの返金制度に魅力を感じ、アガルートに決めました。自分の中で予備校代金は30万円以下に納めたいと考えていたので、自分の予算に合っていたことと、クーポンの利用でさらに安くすることができたことも決め手の一つです。また、試験対策を頑張って試験に合格すると、行きたい就職先に行くことができるだけではなく、返金制度によりお金も戻ってくることが原動力になったこともあったり、モチベーションを保つうえで大きな要素となりました。

学習の方針と進め方

アガルートが提示してくださった年間スケジュールをベースに進めました。アガルートのスケジュールと比べ、序盤で後れを取ってしまいましたが、焦って追い付こうとはせず、自分のペースで全体のスケジュールを遅らせながら勉強を進めました。遅れているスケジュール分は、主要科目である数的推理、判断推理、憲法、民法、行政法、ミクロ経済、マクロ経済に限って勉強をすることで、巻き返すことができように工夫しました。（最後まで追いつくことはなかったですが、試験までには間に合いました。）

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

試験2カ月前に初めて無料模試を受けたのですが、正答率が5割を切っており、自信がなくなったことがありました。自信を無くしても残された日時が変わるわけでもないし、不安になっても仕方がないとすぐに気持ちを切り替え、勉強を再開しました。分からない問題や間違える問題の中でも最重要のランクの問題を重点的に解くように心がけ、不安要素の少しでも多くなくすようにしました。不安などのマイナスな感情に苛まれることもありましたが、何とかなる！とポジティブ精神を心掛けていました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

教養科目は、数的推理と判断推理から始めました。それぞれのテキストを3周ほどしてから、間違えた問題を重点的にできるようになるまで繰り返し解きました。

英語は4カ月前から過去問の問題を1周解きました。

専門試験

専門科目は、憲法、民法、ミクロ経済・マクロ経済、行政学の順番に始めました。法律系科目に関しては、1周目は講義を聞いて問題集を解き、2周目以降はひたすらに問題集を解き、分からないところは講義を聞きなおしたり、テキストを読み返しました。ミクマクに間しては、それぞれ2周ほど講義を聞いてテキスト内の問題を解き、3周目・4周目はテキストを読み込んでから問題を解きました。

社会学・教育学は専門科目は試験3週間前から過去問を3周ほどして対策をしました。

人物試験

人物試験は、筆記試験が終わってから、アガルートの模擬面接で練習を行いました。模擬面接以外では、一人で話す練習をしたり、伝わりやすい文章の作成を行いました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

子供がいるため、子供が寝ている間に勉強をしました。朝はいつもより1時間ほど早く起きて勉強したり、子供が昼寝する時間はほどんど勉強に費やしました。夜は自分も眠いのですぐに寝ていましたが、寝る前に必ず、1問だけでも暗記科目の確認をしてから寝るようにしていました。

また、スマホに問題を解けるアプリをインストールしておき、外出先でも時間があれば問題を解くようにしました。

限られた時間の中で、すき間時間に勉強をすることを意識していました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

間違える問題を中心にとにかく問題を解いていました。間違える問題ばかり解いていると、「本当にこれで大丈夫なのか」と不安になることもあったので、そんな時は自分の得意な科目や単元を解いて自信を付けるようにしました。試験直前には神頼みとお守りを入手し、自分の中の不安を減らすようにしました。試験当日は、「ここまで諦めずに勉強してきたから絶対大丈夫！受かるぞ！」と考えながら、自分の力を信じて試験に挑みました。

試験期間中の過ごし方

いつも通り過ごすように心がけました。勉強方法や内容は変えず、いつも通りの勉強をしました。人と沢山話して、おいしいご飯をたくさん食べて、自分の機嫌が良いまま保てるように気を付けました。生活リズムをと整え、早寝早起きを心掛けることで、試験当日も同じ生活リズムで生活できるようにしました。

また、筆記試験が終わった後は、間違えた問題を見つけて気分が落ち込んだり、勉強に対するモチベーションが下がることを防ぐために、試験問題を見返すことはしませんでした。

受験した時の手ごたえ

教養試験

時事問題以外で分からない問題があまりなかったので、今までで一番の手ごたえを感じました。時事問題に関しては、見たことのない語句が多く、勘で答えたため、全く手ごたえを感じませんでした。

専門試験

問題を見た瞬間、わからな過ぎて絶望し、手ごたえは全く感じませんでした。法律系の科目は、分からないうえに見直しの時間に設問を読み返せば読み返すほど分からなくなり、負のループでした。分からな過ぎて、どの科目が分かっていなくてどの科目が分かっっているのかすら分からなかったです。

人物試験

自分が用意した話す内容を自分の言葉とペースでは話すことができたので、手ごたえは感じました。面接官の方々も面接中に笑ってくださったり、前向きな言葉をかけてくださっていたことも手ごたえを感じた要因です。

合格・内定した時の気持ち

嬉しかったです。筆記試験の点数が想定よりも低かったことに加え、論文試験の手ごたえが全くなく、足切りを覚悟するほどだったので、安心しました。勉強を始めてから約1年、家族をはじめとする多くの人に助けてもらいながら試験対策をしてきたので、そういった人たちに合格したことを伝えることができると思うと、本当に嬉しかったし、心の底から安心しました。最後まで諦めずに試験対策をしてきて、努力が報われた気がして、すごく嬉しかったです。

振り返ってみて合格の決め手

最後までコツコツと試験対策を続けられたことだと思います。試験勉強は長期戦だからこそ、途中で挫折して投げ出してしまわないように、自分の機嫌を取りながら、自分のペースで続けることが重要だと感じました。また、ゴール（筆記試験日）から逆算しながら勉強を進め、合格点を確実に取れるような勉強の伝略を考えながらそれに沿って進めることも重要であると感じました。また、自分自身が楽しみながら試験対策を行ったことも合格につながったと感じました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

国民の方と協力しながら、より安全で安心できたり、親しみを持っていいただけるようなインフラを提供していきたいです。私が内定をいただいている中部地方整備局は中部圏のインフラに携わります。日常に当たり前にある道路などのインフラが当たり前にあり続けられるよう、安全な状態を維持し続けられるよう、サポートしていきたいです。また、河川での活動を支援していけるよう、地域の方々に川の安全な利用方法の周知や呼びかけを行うことや、川を楽しい場所だと知っていただけるようなイベントの開催を主導していきたいです。当たり前にあるインフラだからこそ、そういった認識だけではなく、沢山の新たな発見や楽しさを感じる場として広めていきたいです。

受験生に対するメッセージ

合格までの道のりはとても長く、つらく、心が折れそうになってしまうこともあるかと思います。それでも、最後まで諦めずに取り組むことができれば、きっとこれまでの努力が報われると思います。沢山の努力をしていく中で、ただやみくもに努力を重ねていくだけではなく、合格という名のゴールまで、自分に合った勉強方法などを探しながら、最短ルートでたどり着くことが大事になると感じました。周りの受験生と自分を比べて焦ったり自信を無くしたり、民間企業への就職する人と比べてうらやましくなることもあるかもしれません。自分の将来や憧れる姿を想像しながら、少し先の未来で笑っている自分を想像しながら、自分がやるべきことを見極めて頑張ってください！

講師へのメッセージ

分かりやすい講義を本当にありがとうございました。