受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

目指すきっかけとしては、自分の社会への思いと前職での実際の業務で乖離を感じたからです。前職では日用品を取り扱うメーカーの営業職として約2年働いていました。元々は人の当たり前の生活を支えたいという気持ちで入社をしましたが、働くにつれ、数字のノルマに追われ、取引先の企業の方との商談を重ねていくうちに、本来の入社当時の気持ちとの乖離が生まれました。そこで、根本から人の生活の基盤を様々な方面からアプローチできる公務員に興味を持ち、前職でも関係が深い税関の職を目指すことにしました。元々大学では法学部に所属しており、当時から公務員も視野に入れていたので、さほど抵抗なく公務員の道に舵を切ることが出来ました。

アガルートをお選びいただいた理由

どこの予備校でも価格が高く、中々どの予備校に入るか決めかねている状況でした。そんな時に貴社を見つけ、内定特典として全額返金されることが魅力に感じたため選びました。また、周りの友人は民間企業で勤務している人がほとんどで、公務員試験を何から始めればいいのか全く分からなかったため、実際に事前にオンラインでどのように勉強を進めればいいのかアドバイスをいただけたことが選択の理由の1つです。そのほかにも、筆記試験は専門科目、教養科目と両方の対策を行えるだけでなく、面接対策も同時並行で行うことができ、模擬面接の回数も無制限だったことで、気軽に何度も練習を行うことができることも魅力に感じたため、貴社を選びました。

学習の方針と進め方

まずはアガルートのホームルームの動画を視聴し、何から勉強すればいいかをある程度把握したうえで取り組みました。また、学習サポーターの面談で、取り組む科目等の試験までの道筋を大まかに理解しました。実際には、まずは過去問を1周することに努め、それ以降でもし分からないことがあれば講義動画を視聴し、理解度が深まれば再度過去問を繰り返し解くことで、本番同様の問題に慣れていきました。進め方については予備校の方の指示に基本的に従って動いていたので、不安はありませんでした。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

受験年の2月頃、自分の現状レベルを知るために他予備校の模擬試験を受けたところ、思うように点数を取れず、その後、勉強している時に専門科目は何度も過去問を解いたはずなのに今まで解けていたはずの問題が解けなくなっていたり、教養科目については公式が未だに覚えきることができないと、勉強のスランプに陥ってしまいました。恐らく受験まで時間がなく、焦りからきたものだと思いますが、毎日1日中ずっと勉強していても頭に入ってこず、挫折しそうになりました。その際、アガルートのホームルーム動画を見て、講師の方がたまには1日何もしない日があっても良いと仰っていたので思い切って勉強せずに遊ぶ日を設けました。すると、頭が整理され、その後はしっかりと勉強に集中することができました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

判断推理は今までほぼ未着手の内容だったので、とにかく解説動画を見て問題に慣れるようにしました。解説は基本的に分かりやすい内容だったので、すぐ覚えることができましたし、応用問題等のボリュームも多かったので、不安に感じることなく勉強を進めることが出来ました。

専門試験

法律科目については自分が法学部だったので、分かりにくい所だけを講義動画を見て理解していました。動画自体は、ここは覚えなくていいなど、実際の試験に向けた対策を教えてくださったので、時間を無駄にすることなく学習を進めることができました。

人物試験

面接が前回の就職活動ぶりで久しぶりだったので、模擬面接を多く申し込みました。模擬面接では基本的に褒められることはありませんでしたが、負けん気を持って対策することで自然と面接に慣れることが出来ました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

自分は勉強時間を確保するために仕事を辞めたため、1日中勉強出来ました。実際には、朝起きてまず判断推理や文章理解等の教養科目をこなして、昼からは自分の得意な法律科目を解き、夕方から夜にかけてはその他の専門科目を解くなど、そのルーティンを壊さないように毎日勉強していました。ただ、1日全科目をすることは困難だったため、1日5科目を目標に少しずつこなすようにし、学校の時間割のように毎日違う科目を勉強することで飽きを無くしていました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期にもなるとある程度どの科目も理解が深まっていたので、とにかく何周も過去問を解いていました。基本的に1日全科目を勉強することを目標に取り組んでいたので大変ではありましたが、試験日まで時間が残されていなかったため、深夜まで勉強していました。また、過去問に取り組む際に、3回連続で解けた問題はもうそれ以降は着手せず、他の問題に時間を割いたり、志望する国家一般職以外の過去問にも着手することで、イレギュラーな問題にも対応できるように努めました。

試験期間中の過ごし方

筆記試験後はこれまで全く触れていなかった面接対策に時間を全て注ぎました。まず想定問答集をインターネットやアガルートの面接体験記を参考に100問ほど作り、それぞれ簡潔に答えられるように意識しました。ある程度作成した後は、模擬面接を行い、講師の方からアドバイスをいただいて想定問答集のブラッシュアップをしたり、表情の作り方等を、講義動画を見て理解しました。筆記試験が受かっているか不安ではありましたが、とにかく気にせずに次の試験のことを考えていた記憶があります。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験としては、文章理解や判断推理は多く勉強時間を割いてきたので自信がありましたが、数的推理や時事問題が全く分からずに終わってしまった記憶があります。実際の試験ではどの科目から解くか、時間をどれだけ割くかを逆算していたので、それほど焦らずに試験に臨めました。

専門試験

〇〇学系の問題では過去問を何10周もしていたので、自信がありましたが、法律系の科目が難しく、試験中絶望していました。しかしながら、専門試験は試験時間が多いので、再度問題を解いてみると落ち着いて問題と向き合うことができ、案外解くことができた覚えがあります。

人物試験

人物試験では、実際にオフラインで試験があり、これまで対面で対策したことが無かったので緊張しました。しかしながら、模擬面接を何度もやってきたことで、想定外の質問もなく、試験中は落ち着いて回答できたと思います。

合格・内定した時の気持ち

自分は仕事を辞めて全てを捨てて試験に臨んだので、試験が終わって合否発表までの期間は不安で夜も眠れないことが多くありました。なので、合格した時はとにかくホッとしました。また、それと同時にまさか自分が憧れの国家公務員になれると思っていなかったので、合格が分かった瞬間は中々実感がありませんでした。しばらく時間が経った後でやっと合格の実感が沸き、もう試験勉強をしなくていいのかと肩の荷が下りたのを覚えています。

振り返ってみて合格の決め手

「とにかく逃げずに最後まで走り抜けたこと」だと思います。自分は仕事を辞めて後が無かった状況だったので、あえて逃げられない状況を作りました。なので、これまで苦手だった数的推理や経済学等の科目に対しても取り組み続けられました。モチベーションが下がった時期もありましたが、その時は1日5問最低でも解くことを徹底して遊ぶ時間を作ったり、自分が目指している公務員の動画を見ることでモチベーションを上げていました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

自分が仕事を辞めて税関職員を目指すことにしたきっかけの1つが、前職で模倣品の問題に直面し、これまでの正しい努力や企業の利益が損なわれたことで、それを根本から解決したいと思ったからです。したがって、税関職員では旅具検査業務や審理業務、知的財産業に携わり、実際に1件でも多くの模倣品や違法薬物を摘発して、企業や人の努力を守るだけでなく、経済の発展に貢献していきたいと思っています。実際に業務を行う際には、前職の経験を活かし、若手だからといって受け身になるのではなく、何ができるかを日々考えながら積極的に行動していきたいです。将来的には管理職として、周りの税関職員をサポートする立場にも挑戦したいと考えています。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は試験の種類によっては科目が異なり科目数も多いですし、試験日も民間企業の就職活動期間と比べてとても遅いです。なので、大学4回生の方で公務員試験に臨まれている方や、実際に社会人として働きながら受験されている方に対しては尊敬の気持ちしかありません。まず、試験自体に臨もうとしているだけでも誇りに思ってほしいです。勉強中も挫折することは多々あるかとは思いますが、周りの人に軽く相談したり、自身の理想像を思い描くだけでもモチベーションが上がると思います。試験直前期や試験直後は受かるか不安に思われるかもしれませんが、これまでの自分を信じて次の試験の準備を早々に行うことが、合格に大きく近づくと思っていますので、気にせずに頑張ってください。