受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

公務員を目指すきっかけになったのは、新卒で入社し7か月間働いた住宅営業の経験と大学生時代の思い出です。仕事環境が自分には合わず早期退職し、転職活動を始めました。在職中から、自身の性格なら公務員が合っている考えていたのと、家族や友人からも公務員に向いていると言われていたため、次は公務員になろうと決めていました。市役所や県庁を検討する中で、みなし公務員となる大学職員という職業を知りました。私の4年間の大学生活は、授業や課外活動など様々なことを経験し、とても充実した楽しい時間でした。それができたのも職員の方々に支えていただいたからであり、今度は私が大学生の皆さんが充実した楽しい大学生活を送れるようにサポートしたいと考えました。

アガルートをお選びいただいた理由

早い段階で公務員勉強を始めなければいけないと考えてはいたのですが、具体的な勉強内容や方法が分からず、独学で勉強することには不安がありました。また、すでに退職しており、次は長く安定して働きたいという強い思いがあったため、不十分な勉強で後悔しないように公務員講座を活用しようと考えました。他社の公務員講座も検討していたのですが、アガルートを選んだ決め手は、合格すれば全額返金という特典があったことです。受講金額は安いものではないので独学でも考えていたのですが、その特典を知り一度自分に投資しようと思えたし、それが勉強のモチベーションにもなると考えました。また、合格体験記を拝見すると、同じ大学出身の方がおられたのも、少し親近感を感じ、私も合格しようと思えました。

学習の方針と進め方

12月末に学習サポーター面談を申込み、6月の筆記試験を目指して一緒に勉強スケジュールを考えていただきました。それを参考に、数的処理や判断推理はテキストを3周以上できるように早めに取り掛かり、出題数の少ない自然科学や日本史などは3月から取り掛かるようにしました。数的処理や判断推理が得点源なので、アウトプットを繰り返し、3周目でも解けなかったり時間をかけた問題は付箋を貼り、何も見ずに解くことを目標にしていました。また、私は自分がどれだけ勉強したか可視化することがモチベーションになるので、科目ごとの勉強時間をスケジュール帳に記入して達成感を得ていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

後悔したのは、勉強を始める時期が遅かったことです。公務員講座を申し込んだのは11月中旬でしたが、取り掛かるのを先延ばしにし、きちんと勉強を始めたのは1月末からでした。結果的には、市役所と国立大学法人でも筆記試験を通過しましたが、早くから始めていれば、もっと自信を持って試験に迎えていたと思います。

また、ESや面接試験においても、添削や模擬面接をもっと活用しておけばよかったです。私は、前職の経験がトラウマで、早期退職ということでも自信を失っていました。筆記よりも面接対策を徹底するべきだったと後悔しています。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験対策

勉強を始めた時は、数的処理、判断推理を中心に取り組んでいました。解けなかった問題は、解説を読み、それでも分からなければ解説動画を見ていました。もっと詳しく教えてほしいと思った問題は、オンライン質問サービスで分かりやすく教えていただきました。

社会科学は、解説動画をフル活用していました。専門的用語が多く苦手意識を持っていましたが、動画では先生が分かりやすく面白く教えて下さり、得点源になったと思います。動画を見ながらの勉強をお勧めします！とりあえず繰り返し問題を解き、受験先の過去問で出題傾向を捉えながら勉強していました。

人物試験対策

受験先の人物試験に関係のある講義を選んで受講しました。

自己紹介書の添削や模擬面接をしていただきました。添削のみだと、すぐに添削結果を送っていただいたのでとてもありがたかったです。より誠意が伝わりやすいような文脈を提案して下さり、応援コメントもいただけたので、とても嬉しかったです。模擬面接では、提出した面接カードをもとに先生に質問していだきました。

先生は、面接内容だけでなく、早期退職して自信を失っている私を勇気づけてくれました。面接練習は1人ではなかなか良し悪しが分からないと思うので、模擬面接は受けた方がいいと思います！面接練習は早めから取り掛かるのと、模擬面接は予約制なので早めの予約をお勧めします！

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

退職後はアルバイトをしながらの勉強だったので、時間には余裕がありました。平日は朝からアルバイトをしていたため、帰宅後夕食までに1～2時間、夕食後は約3時間勉強していました。実家暮らしで勉強スペースが充実していたわけではなかったので、休日は家から離れた図書館や無料Wi-Fiのあるカフェで勉強をするのが日課でした。集中が切れたら、甘いものやコーヒーでやる気を高めて、机に向かっていました。私は、家族が寝静まってから勉強することが多かったと思います。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

人文科学や社会科学など、暗記科目を勉強することが多かったです。前に間違えた問題には印を付けていたのでそこをやり直したり、頻出問題を中心に解いていました。時事問題は苦手で、日常的ニュースを見ていなかったので、テキストで学んでいました。分かりやすくまとめられており頭に入れやすかったです。

直前期は、体調管理が大切だと思うので、健康的な食事と十分な睡眠をとることを心掛けていました。また、高校生の頃にブドウ糖は集中力持続効果があると教わったので、スーパーのラムネを勉強のお供にしていました。

試験期間中の過ごし方

私は、6月に2機関の試験がありました。当日の朝は、最大限の力が発揮できるように、しっかりと朝ごはんを食べました。自分でまとめた頻出問題や苦手問題をまとめていたので、試験直前にはそれで勉強していました。また、いつものラムネも持参し、緊張せずいつも通りの感覚で試験を受けるようにしていました。1機関目の試験で試験場の雰囲気が分かっていたので、2機関目での試験は比較的リラックスして挑むことができたと思います。

受験した時の手ごたえ

教養試験を受験した時の手ごたえ

試験1回目は市役所でした。初めての公務員試験で緊張していましたが、数的処理や判断推理が思ったより解けて時間も余ったので、ケアレスミスさえなければ試験には合格した自信がありました。それもあり、国立大学法人の試験は前よりも気楽に受験したのですが、市役所試験より問題の難易度が高く感じ、特に数的処理と判断推理では解けなかった問題もあったため、相当焦りました。今回は落ちたかもしれないという不安しかなかったです。しかし、自分だけでなく受験した皆さんも同じで難しいと感じていたはずと自分に言い聞かせて、合格発表を待ちました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

市役所では、人物試験は一度だけで5人の職員に囲まれて緊張しました。しかし、質問のほとんどが準備していたことだったので、しっかりと応えられたと思います。合格した確証があったわけではありませんが、受かったかもとは思いました。

大学法人の試験は、2回ありました。一度目の時は、志望動機等用意していたものはほとんど聞かれず、即興で応えることが多く、こう応えておけば良かったと思う質問もあったので、これは落ちたと思いました。一次面接合格した通知が来た時は本当に嬉しかったです。最終面接は、準備していたことを応えられたので、今回も合格した確証があったわけではありませんが、受かったかもとは思いました。

合格・内定した時の気持ち

民間就活の面接試験では上手くいかないことが多かったため、合格したことを知った時は、本当に嬉しかったです。これまでの勉強してきた時間や努力が報われた、頑張って良かったと素直に思いました。それと同時に、民間企業でも順調に進んでいたところがあり、どちらを選ぶべきか真剣に迷いました。しかし、退職してからのこれまでの時間を思い返し、ずっと目指していた場所、やりたい仕事はここだと思い、大学職員に決めました。

内定承諾した後は、新しい環境を楽しみに思う気持ちと不安な気持ちになりました。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、退職してから早めに公務員試験を受けることと、アガルートさんで受講しようと決断できたことだと思います。そのおかげで、必要最低限のテキストで勉強することができました。

また、アガルートの方と一緒に学習計画を立て、どの科目にどれくらいの勉強時間をかけるかや、いわゆる捨て科目を決めていたことも大きいと思います。初めての公務員試験で、どのような科目があり、勉強方法も良く分からなかったので、相談できて良かったです。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は、大学職員として学生の皆さんが充実した大学生活になるようにサポートしたいです。具体的に何ができるかは正直言うと、まだよくわかりませんが、大学職員の仕事内容が多岐にわたることは知っています。職員として、様々な観点から学生を支援できるので、まずは配属部署の仕事に一生懸命取り組みます！その中で、自分にできることを探していきたいです。

また、鳥取大学は母校でもあるので、大学の活性化にも貢献したいです。地域の特色を活かしたキャンパスや授業、職場になるように、学生だけでなく教員や職員、研究者の方々もここで働けて良かったと思えるような大学を目指したいです。そして、私もここで働く選択をして良かったと思えるように充実した人生にしたいです。

受験生に対するメッセージ

受験生の皆さん、お疲れ様です！

受験生の皆さんの中には、長い間勉強することから離れていて集中力が続かない、やる気にならないという方がおられると思います。そんな時は、学習環境を変えてみたり、勉強科目を変えてみたり自分に合う勉強スタイルを試行錯誤してみて下さい！受験勉強は欲との戦いだと思います。今頑張って勉強して合格できれば、その後は何でもやりたいことができます。ですから、今だけです！後悔の無いように自分にできることをしてみてください！

また、勉強の仕方が分からなかったり合格できるか不安になったりすることがあると思います。そんな時は、アガルートさんの学習サポートを活用してみてください！不安を聞いてもらうだけで精神的にゆとりを持つことができるかもしれません。

最後になりますが、受験生の皆さん、頑張ってください！応援しています。