受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私はもともと公務員を目指していたわけではなく、大学入学当初は民間企業への就職を考えていましたが、ある授業で先生から国税専門官の仕事について詳しくお話を聞いたことがきっかけで興味を持ちました。税の知識を活かしながら、公平・公正な社会の実現に直接携われる仕事であることを知り、強く惹かれました。また、ゼミの先輩が国税専門官としての道を志していると聞き、その姿に刺激を受け、自分も同じように専門的な分野で社会に貢献したいと感じました。そこから本格的に目指す決意を固め、3年生になってから試験勉強を始めました。学習を通して税務の奥深さや社会に果たす役割の大きさを実感し、公務員として人々の信頼を支える仕事に就きたいという思いが一層強まりました。

アガルートをお選びいただいた理由

私がアガルートを選んだ理由は、ゼミの先輩に勧めていただいたことが大きなきっかけです。その先輩は実際に国税専門官として合格されており、自分もその姿を目標にしていたため、先輩が使っていた教材で勉強すれば間違いないと感じました。当初は、公務員試験についての知識が全くなく、科目数の多さや範囲の広さに強い不安を抱いていました。しかし、アガルートのカリキュラムは必要な科目が体系的にまとめられており、動画講義も丁寧で、初学者でも理解しやすいと感じました。また、先輩から「講師の解説が分かりやすく、スケジュール通り進めれば十分合格できる」と聞いていたことも安心につながりました。信頼できる人の勧めと、合格者が実践してきた実績のある教材であるという点から、自分もアガルートで学習を進めようと決意しました。

学習の方針と進め方

私の勉強方針は、苦手科目の克服を最優先にすることでした。特に、これまで学んだことのなかった専門科目から取り組み始めました。法律系科目である民法・憲法・行政法は初めて触れる内容ばかりで、最初は理解するのに大変苦労しました。しかし、問題演習を繰り返し行い、間違えた箇所を重点的に復習することで、少しずつ知識が定着していきました。暗記に頼るのではなく、条文の趣旨や判例の考え方を意識して理解するよう努めたことも効果的でした。一方で、数学などの教養科目は比較的得意だったため、そこに多くの時間を割かずに済んだことは大きな利点でした。限られた時間の中で苦手分野を中心に計画的に勉強したことが、全体的な学力向上につながったと感じています。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私の失敗経験は、模試で思うように力を発揮できなかったことです。勉強を始めた当初は、焦らず自分のペースで進めれば大丈夫だと考え、あまり緊張感を持たずに取り組んでいました。しかし、初めて受けた模試では時間配分がうまくできず、解き終わらない問題が多く、結果も振るいませんでした。その時期が2月で、本番まで残りわずかだったため、強い不安と焦りを感じました。この経験をきっかけに、模試の復習を徹底し、時間を意識した演習を繰り返すようにしました。以後は学習計画をより具体的に立て、1日ごとの目標を明確にして取り組むことで、徐々に得点が安定し、自信を持てるようになりました。この挫折を通して、危機感を持って努力することの大切さを学びました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験

教養科目では、特に判断推理に苦手意識がありました。しかし、アガルートのテキストは問題数が非常に多く、幅広い出題範囲を網羅できた点が良かったです。分からない問題に直面したときは、講義動画を繰り返し視聴し、丁寧な解説を通して理解を深めることで、少しずつ自信を持てるようになりました。演習量をこなすうちに、問題の傾向をつかみ、短時間で正確に判断できる力が身についたと感じています。

専門試験

専門科目では、初めて学ぶ法律分野に戸惑いがありましたが、「授業を聞いて理解し、演習で定着させる」という流れが非常に効果的でした。特に民法や行政法のように覚える内容が多い科目では、講義を通して重要なポイントを整理できたことで、学習の方向性が明確になりました。授業で学んだ知識を問題演習で繰り返すことで、自然と理解が深まり、得点にもつながっていきました。

人物試験

人物試験の対策では、面接対策用テキストを活用しました。自分の強みや経験をどのように伝えるかを意識しながら読み進めることで、自己分析が深まりました。また、模擬質問を通して、自分の言葉で話す練習を重ねたことで、面接本番でも落ち着いて受け答えできるようになりました。内容だけでなく話し方の面でも成長を実感できた点が特に印象に残っています。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習時間の取り方として意識していたのは、限られた時間を無駄にせず、隙間時間を有効に使うことでした。特に暗記科目は、まとまった時間よりも繰り返し触れることが大切だと考え、電車通学の時間を活用してテキストや暗記カードを見直していました。また、大学の授業の合間や昼休みなどの短い時間も有効に使い、問題演習を行うようにしていました。まとまった学習時間が取れない日でも、少しずつ積み重ねることで知識が定着し、勉強を日常の習慣にすることができました。このように、時間の長さよりも「継続する工夫」を意識したことが合格につながったと思います。

午前中の脳が疲れていない時に数的処理などをやり、午後に暗記科目をしていました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前期は、教養科目の練習を中心に取り組みました。少し変わっているかもしれませんが、当時は時間配分に不安があったため、本番を意識してスピード感を重視した演習を繰り返しました。特に判断推理や数的処理では、限られた時間で正確に解く感覚を養うことを意識しました。また、過度な緊張やストレスで集中力を欠かないよう、休憩時間には散歩や音楽を聴くなどしてリラックスするように心がけました。焦らず、自分のペースを守ることを意識して過ごしたことで、落ち着いて本番を迎えられたと思います。

試験期間中の過ごし方

試験期間中はとにかく集中力を切らさないことを意識していました。本番中は時間との勝負だと感じていたため、常にスピード感を持って問題に取り組みました。焦りを感じる場面もありましたが、これまでの演習で身につけた感覚を信じ、落ち着いて答えを導くよう努めました。休み時間には、これまで使ってきたテキストを読み返し、特に不安な分野を中心に最後の確認を行いました。限られた時間の中で、自分ができることをやり切ろうという気持ちで試験に臨みました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験では、当日も特別な緊張はなく、いつも通りの気持ちで臨むことができました。ただ、実際に解いてみると、思っていたよりも難しく感じる問題も多く、手応えとしてはあまり良くありませんでした。特に判断推理の一部は時間が足りず、焦りもありました。しかし、時事問題が比較的得意な内容だったことが幸いし、その分で得点を補えたと感じています。全体としては「もう少しできたはず」という悔しさも残りましたが、落ち着いて取り組めた点は良かったと思います。

専門試験

専門科目では、予想外の感触でした。得意としていた科目では難易度が高く、思うように得点できた感覚がなかった一方で、苦手意識を持っていた科目が意外とスムーズに解けました。全体としては極端な失敗はなく、「足切りはないだろう」と思える程度には手応えを感じました。これまで繰り返し演習してきた成果が、苦手分野の克服につながったのだと思います。

人物試験

人物試験は、最も手応えを感じた試験でした。面接官の雰囲気がとても穏やかで話しやすく、自分の考えを素直に伝えることができました。これまで面接練習で意識してきた「表情」と「言葉の伝え方」がしっかり活かせたと感じています。緊張はありましたが、終始落ち着いて受け答えができ、会話の流れも自然でした。結果的にA評価をいただくことができ、自分の努力が形になったと実感しました。

合格・内定した時の気持ち

合格発表の日は朝から落ち着かず、心臓の鼓動がずっと早かったのを覚えています。ネットでの発表だったため、アクセスが集中してなかなかページが開かず、その待ち時間がとても長く感じました。何度も更新ボタンを押しながら、これまでの努力や不安な日々が頭の中をよぎりました。ようやく画面が表示され、自分の番号を見つけた瞬間、思わず深呼吸して「よかった」と声が出ました。大きな安心感とともに、支えてくれた家族や友人への感謝の気持ちがあふれました。長い期間の努力が報われたという実感と、これから公務員として新たなスタートを切る責任の重さを感じ、身が引き締まる思いでした。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、徹底した自己分析だったと思います。面接対策においては、自分の性格や強み、これまでの経験を振り返り、「どのように成長してきたか」「どんな姿勢で仕事に向き合いたいか」を明確にすることを意識しました。その結果、自分の言葉で自然に話せるようになり、面接でも落ち着いて対応できました。また、勉強面でも自己分析は欠かせませんでした。どの科目が得意で、どの分野に苦手があるのかを正確に把握することで、効率的な学習計画を立てることができました。苦手な分野は繰り返し復習し、得意な科目で得点を確実に取る戦略をとったことが結果につながったと思います。自分を客観的に見つめ、課題と強みを理解して行動することが、合格への最も重要な一歩だったと感じています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私が公務員として実現したいことは、すべての国民が公正かつ公平に納税できる社会をつくることです。税は社会を支える根幹であり、正しく納められることで公共サービスや社会保障が成り立っています。その一方で、複雑な税制度や意図的な不正により、負担の不均衡が生じることもあります。そうした状況を是正し、誰もが納得して税を負担できる社会を実現することが、私の目指す目標です。そのために、国税専門官としての専門知識を磨き、法人や個人に対して適正な課税を行うだけでなく、分かりやすい説明を通じて納税者の理解を深めていきたいと考えています。将来的には、税務の現場で培った知識と経験を生かし、税のスペシャリストとして信頼される存在になりたいです。そして、公正な課税を通じて、社会全体の健全な発展に貢献していきたいと考えています

受験生に対するメッセージ

これから公務員試験を目指す皆さんに伝えたいのは、「不安を感じるのは決して自分だけではない」ということです。勉強を始めたばかりの頃は、科目の多さや周囲の進み具合に焦りを感じることもあると思います。しかし、大切なのは他人と比べることではなく、自分自身を信じて努力を続けることです。私も最初は不安ばかりでしたが、自分の苦手を一つずつ克服し、得意分野を伸ばすことで、少しずつ自信を持てるようになりました。結果よりも「昨日の自分より少しでも前進すること」を意識して取り組むと、必ず成長を実感できます。試験勉強は長く辛い時期もありますが、自分の努力は決して無駄にはなりません。自分の強みを信じて、最後まで諦めずに取り組めば、必ず合格できると私は思います。どうか自信を持って頑張ってください。

公務員を目指している方へ

  • 国家一般職・専門職や地方公務員試験に合格・内定もらえるか不安
  • 勉強をどう進めて良いかわからない
  • 勉強時間も費用も抑えたい

アガルートの公務員試験講座を
無料体験してみませんか?

約3.5時間分の ミクロ経済学・行政法・数的処理対策などの講義が20日間見放題!

実際に勉強できる! 公務員試験のフルカラーテキスト

公務員試験の全てがわかる! はじめての公務員試験ガイドブック

実際の試験問題が解ける!「 実践ミニ問題集」がもらえる!

地方上級・一般職合格者の「 面接再現レポート」がもらえる!

合格体験記」をプレゼント!

約40分の 公務員試験テクニック解説動画で必勝勉強法がわかる!

割引クーポンsale情報が届く

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

▼アガルートアカデミーの
公務員試験講座はこちら▼

【一般職・地方上級多数】3年累計内定者469名!内定率は全体約75%大学生約80%

フルカラーのオリジナルテキストがスマホやタブレットで閲覧可能!

学習の相談や質問が気軽にできる充実したフォロー制度!

模擬面接・面接カードの添削・官庁訪問など万全の二次試験対策あり!

内定特典でお祝い金贈呈or全額返金!                    

会員20万人突破記念!
全商品5%OFF!

▶公務員試験講座を見る