合格者の声|大阪市役所に内定!公務員試験は情報戦でもある! 本田 貴義さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
きっかけは大学の授業である。その授業で公務員の役割からどのような種類があるか、さらに踏み込んで、自治体が行っている具体的な政策などについて学んだ。(私は新潟県の見附市で行われている高齢者の健康増進政策が印象に残っており、自治体での面接でもその話を挙げた。)そこで公務員に興味を持った。また私は、小さい頃からアトピー性の皮膚炎が原因でよく通院しており、大阪市の保険証という行政サービスに支えられてきた経験がある。また此花区民祭りなどの地域活動の参加を通じて大阪市の活動、さらには公務員に興味を持っていた。そこで、学校で行われた公務員合同説明会にて、先輩職員の実際の声や職場環境、また詳しい業務内容を知ることができた。その経験から、長期的・広範囲で誰もが安心して暮せる社会づくりに私はチャレンジしたいと考えて公務員を志望した。
アガルートをお選びいただいた理由
高校時代にスタディサプリを使用していた経験から、オンライン完結型の授業形態を使いこなす自信があった。通学不要な点や倍速を使用できる点で時間を有効に活用できる。そんな授業形式をとっている数ある講座の中で、最も実績があり、資料を見て出題傾向を踏まえた充実した教材がそろっている点に魅力を感じた。また学習計画のサポートや質問制度があり、オンラインの形をとりながら生徒にしっかり寄り添うサポートが充実していることも魅力の一つだと思った。そういった利点がある中で料金も他サポートに比べてあまり変わらないという点も選ぶ決め手になった。最後に合格者に対しての特典があるということも考慮して考えた。以上の理由から無駄なく効率的に合格を目指すことができるのはアガルートであると考え、カリキュラムを申し込んだ。
学習の方針と進め方
三年生の春から勉強を開始し、毎日二時間ほどコツコツ取り組んでいく方針を立てた。科目の進め方はアガルートが提示している勉強方針に沿って行った。しかし、毎日完璧に続いたかと言われればそうではなかったが、それでも継続して勉強する習慣を大切にした。その中での工夫は午前、夕方のうちに勉強をすることである。自分は後回し癖があるので少しでもそれが起こらないように、夜までに今日すべき勉強を必ず終わらせることを意識した。また午前中に勉強できるように規則正しい生活を習慣とした。12月の模試が終わってからは圧倒的にアウトプットを大切にした。振り返ってみるとこの作戦が公務員筆記試験の合否をわけたと感じている。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
勉強の進め方についての失敗経験がある。12月頃に行われた公務員試験模試で民・憲・行の法律科目で、自分が想定していた点数を超えることができなかった。自分の理想が高かったわけではなく、一般的に見ても勉強時間に対して低い点数だったと感じる。その要因としてインプット寄りの勉強が多く、アウトプットをあまり重視していなかったことが挙げられる。そこからアガルートの問題集やスーパー過去問などの問題演習を中心とした勉強方法に切り替えた。その結果、点数が飛躍的に伸びた。やはり法律科目の勉強はアウトプットを中心におこなうべきだ。
受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)
教養試験
数的推理、判断推理、資料解釈の三科目は問題集が大ボリュームだったことが最も良かった点だ。自分はアガルートの問題集だけでその三科目を乗り切ることができた。また講座を問題ごとに切ってきたおかげで解説が探しやすかったのも良かった点だ。
専門試験
講座全体で良かった点は、要点をしっかりとまとめながら授業を行ってくれたことで、学習内容の整理がやりやすかった点である。また講師の方々が何度もアウトプットの重要性を説いてくださってことで、その大切さに気がつけた。また教科書と共に問題集がついてきた点も非常に役立った。
人物試験
この面接対策講座を受講するまで、私は面接について何も対策をしたことがなかった。そんな私でもすぐに理解できるようにしっかり段取りを分けて教えていた点や、例として実際に面接に取り組んでいる様子を授業に含んでいた点が非常に良かったと感じた。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
学習時間の確保にはそんなに苦労しなかった。というのも私は大学の単位をほとんど取りきっており大学に通うのが週に二日、午前や午後のみの形で少なかったからだ。またアルバイトも塾講師で夕方から夜の時間だったので自分の勉強時間には重ならなかった。基本的に午前9時から午後5時までの間に、自分が決めた今日の課題をこなした。平均3時間ほど勉強していたので空いた時間や夜の時間は自由時間としてリフレッシュに当てていた。なにより毎日勉強することを意識して取り組んでいた。
直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)
直前期はひたすらに焦っていたことを覚えている。かなり余裕を持って勉強していので、教養や民・憲・行の法律科目は仕上がっていた。しかし学系の科目や教養の中の時事問題がまだ完璧とはいえず、その対策に直前になっても追われていた。主に問題演習を毎日取り組んでいた。また朝早く起きて近所の公園を散歩することで脳を起こすと共にメンタルの調整を行っていた。この時期が一番勉強の時間が多かったと思う。しかしこの時期の踏ん張りはしっかり結果に表れたので最後まで頑張ることが大切だ。
試験期間中の過ごし方
裁判所を始めとし、国税、大阪市と筆記を受けたので試験期間中が一ヶ月ほどあった。直前期の頃は緊張していたが、最初の試験であった裁判所の試験の自己採点が良かったこともあり、試験期間中はあまり緊張せず冷静でいられたと思う。知識のアウトプットの中で見つけた自分の苦手な箇所や暗記の多い単元などの最終確認をしながら過ごしていた。数的処理をはじめとした教養科目は自信があったのでほとんど見直すことはなかった。中でも時事問題だけは対策し続けた。後は本当に体調管理に気をつけた。試験の時に実力をしっかり出せるように万全の準備をした。
受験した時の手ごたえ
教養試験
数的処理の分野は、得意科目であったので手応えは抜群にあった。実際に採点してみても2問程度しか間違っていなかった。一方で、英語が苦手だったのでそこは自信がなかったが、それは想定できていたのであまりダメージはなかった。一番想定外かつ最も難しく感じたのは時事問題である。かなり多くの時間を対策に使ったが、その労力に対して結果はイマイチだった。
専門試験
民・憲・行の法律科目は自信があったし、手応えは抜群だった。国税の試験だけ民法がうまく点数が出なかったが、それ以外は十分な得点源にできた。一方で、学系の科目は全て手応えがなかったし、点数もイマイチだった。ミクロ・マクロ経済学に関しては自信の得意科目だったので手応えありだった。
人物試験
面接は、はじめのうちは本当に手応えがなく慣れるまでが大変だった。しかし模擬面接やたくさんの面接経験でどんどん自信がつき、またテンプレートな質問に対しての答えが固まっていった。そうすると不思議と面接で緊張することもなくなり手応えも感じるようになってきた。
合格・内定した時の気持ち
まずは素直に非常に嬉しかった。そしてそれと同時にすごく安心したのを覚えている。公務員の就職活動が民間の就活に比べて遅いことから、周りの内定を持っている友人を見て焦る気持ちがすごくあり、その状況の中で面接試験がなかなか合格できずに自信を喪失することもあった。私にとって面接試験中の時期が、公務員試験の中で一番厳しくメンタルにきていたので、合格が決まったときは心から良かったと思った。また合格までの間に協力・サポートしてくださった全ての人に感謝のを忘れないようにしたいと思う。
振り返ってみて合格の決め手
受験前に私が抱いていた公務員試験とのギャップであり、合格の決め手にもなったと感じるのが、公務員試験は情報戦であるということだ。ただ闇雲に勉強するだけでなく、合同説明会や、職業体験、なかにはインターンを行う官庁もあるのでそういった情報をしっかりキャッチし、参加することが重要だ。その際に一人では限界があるので、公務員志望の同志を作り、情報を積極的に共有していくことが重要だ。そしてそういった友人の存在は、公務員試験に挑戦する同志でもあり、切磋琢磨するライバルであり、相談し支え合うことのできる仲間でもある。彼らの存在は、私の公務員試験の合格につながった要因だと考えている。
公務員として実現したいこと、取り組みたいこと
まず大前提として、長期的・広範囲で誰もが安心して暮せる社会づくりに貢献したいと考えている。そして様々な分野がある中で私はいずれは福祉政策に携わる形で、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現に貢献したいと考えている。大阪市(内定先)の強みとして人口規模が大きく、経済面や観光地としても様々な魅力がある。一方で、例外なく大阪市でも少子高齢化が進んでいるといった社会的課題が顕在化している。私は祖父が新型コロナに感染したことがきっかけで福祉政策に興味を持ち、大学で行政政策を学ぶ中で、福祉制度の充実の必要性を痛感した。だから将来的には福祉政策の立案に携わり、大阪市をより良くしていきたいと考えている。また実際の業務ではなく己の心構えとして、常に初心と新鮮な心意気を忘れず、日々誠実に業務と向き合える人でありたいと考えている。
受験生に対するメッセージ
まず大前提の認識として知っていて欲しいことは、筆記試験合格はゴールではなくスタートラインであり、面接試験こそが重要だということだ。約1年の間、法律科目をはじめとして様々な科目を勉強してみっちり準備をするから、筆記試験に受かることがいつしかゴールと錯覚してしまうかもしれない。(実際に私はそう感じていた。)しかし最終的に合格を決定する要素に深く関わってくるのが面接である。また公務員一本で考えている人は特に、面接が行われ始める6月~8月の時期で面接に落ちること・内定が出ないことのショックや民間企業の友人たちが就活を終わり始める焦り、将来への不安でメンタルが不安定になることを覚悟しておいて欲しい。実際私はこの時期が一番就職活動でつらかった時期だ。しかし決して諦める必要はない。自分のやってきたことを信じて、前向きにチャレンジし続ければ必ず良い結果になる。つらかったとしても己を奮い立たせ「私は最強だ!」の心持ちで挑み続けて欲しい。公務員試験は情報戦でもあるので公務員志望の同志を作り、情報を積極的に共有していくべきだ。この二点がとくに公務員試験において大切だと感じる。
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