受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

大学主催の公務員の業務に関する授業を受けたことがきっかけです。官僚や都庁の職員で、大学のＯＢの方をお招きし、業務内容を教えていただく講義がありました。そこで印象に残ったのは、公務員の方々が語る「市民のために働く喜び」と「政策を通じて社会に変化をもたらせる充実感」でした。そこでのお話を受けて、「人々の安心・安全を支える仕事に就きたい」という思いが強くなりました。また、政策立案の過程で様々な意見を取り入れ、最適な解決策を模索する姿勢を目の当たりにし、自分もこうなりたいと思いました。自分の能力や知識を活かして、社会全体の利益のために働けることが公務員の魅力だと感じ、この道を志望するようになりました。

アガルートをお選びいただいた理由

スマホを用いて、手軽にうけることができることに大きな魅力を感じたためです。私は就職活動を大学3年生4月にスタートしました。その段階では、民間企業・官公庁双方に魅力を感じてしまい、どちらとも絞らずに活動しました。そのため、公務員試験対策にかかりきりになるわけにはいきませんでした。3年の夏には民間のインターンに徹底的に打ち込むことになりました。しかし、それでも公務員の学習をしなければなりません。そんなときに、アガルートのどこでもいつでも学習できるという魅力に多いに助けられました。授業の空きコマや面接からバイトまでの間などで利用しました。ここが決め手になったと思います。

どうしても民間就職と公務員就職がきめきれない人に最適だと思います。

学習の方針と進め方

下調べ→計画→実行を行うことです。公務員試験と一口にいっても試験科目が異なる場合があり、適切に努力しないと時間を無駄にしてしまうことがありまず。そのため、まず下調べをすること。そののち、学習計画を立てます。下調べだけでなく、適切な方向に向かって努力しなければ意味がありません。計画を立ててから学習に入るべきと考えます。ある程度バッファを持たせて計画をたてておくと、うまくいかなかったときの保険になっていいと思います。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

面接・ESにおいて、伝えたいことをすべて伝えようとしてうまくいかないことがありました。学生時代打ち込んだことが多い人や成果に自信がある人に多いのですが、やったことや成果を誇りすぎてしまい、そこに至るまでの行動や考え、原因分析などを詳しく伝えきれないことがあります。私は、結果よりもどのような状況（課題）があり、それをどう分析し、考えうる選択肢のなかでなぜそれを行ったかを明確に話すように意識して乗り越えました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験対策

私の学習法は、まずテキストだけで学び、理解できない章だけを講義で補うというものでした。法学部で法律科目をしっかり学んでいたため、ほとんどの内容は既に理解していました。そこで、効率を重視して「知識の穴」を見つけ出し、それを埋めることに集中しました。この方法のおかげで、民間企業の就職活動と並行して学習を進めることができました。

この学習経験から気づいた講座の最大の利点は、セクション分けの明確さです。わからない部分だけを選んで何度も復習できるだけでなく、その操作が非常に簡単にできるよう設計されています。これが講座の明確な強みだと感じています。

人物対策試験

大変申し訳ありませんが、人物試験対策において貴サービスを利用いたしませんでした。民間就活で鍛えた面接や集団討論に自信があったからです。しかしながら、公務員専願で挑戦する人には、インプットとしておすすめしたいです。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

隙間時間を活用して学習を行いました。大学3年次は民間就活の最盛期のため、得にインターンや面接対策に力をいれていました。そのため、公務員試験学習にさける時間は限られていました。そこで、面接と面接の間や授業の空きコマを利用して学習していました。

一日をバイトと寝る以外の時間はすべて机に向かうようにして過ごしていました。面接、ＥＳといった民間就活への努力と公務員試験に向けた勉強の努力の両方を行っていました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

テキストの復習を中心に学習を進めて参りました。新しいことをするより、今まで積み重ねたものを磨き上げるイメージです。民法分野への自信は大きかったので、それ以外の法律科目や教養科目の学習に取り組みました。

心構えとしては、とにかく自分に自信をもつことです。民間に比べ、コミュニケーション能力やメンタルを評価されずらいとは言っても、結局は人が人を評価します。よって、人から覚えていただきやすいキャラクターへの意識と力強いコミュニケーションへの意識は最低限やろうと心構えをしました。

試験期間中の過ごし方

コンディションを整えることに気を付け、公務員試験の復習を行いました。東京から受験会場まで長距離移動が必要なため、体力の消耗は必至でした。そのなかで、私の出せる出力をできる限り出せるように健康的な生活習慣を意識しました。また、そのなかで無理のない範囲で復習を行うことで合格の確立を少しでも上げようと努力しました。移動の時間はイメージトレーニングで人物試験の通過のための努力をしました。また、控え室での待ち時間でもイメージトレーニングを行い、スムーズに面接に入れる準備をしました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験では十分な手応えがありました。テキストで試験範囲をしっかり勉強していたことが大きな要因です。ただし、CBT方式特有の難しさに直面しました。初めて使うコンピューターでの受験や、文字を集中して読み取る知識以外の能力も問われる問題があり、その点では苦労しました。合格ラインが不明確で不安もありましたが、「全員が同じ条件で受験している」と考えると、自分が落選するほど出来が悪かったという実感はなく、手応えを感じていました。

人物試験

面接では合格の確信がありました。深掘りされる質問が少なく基本的な質問が中心だったため、テンポよく回答できました。また、面接が進むにつれて面接官と打ち解けていき、円滑なコミュニケーションが取れているという実感が湧いたことも、手応えにつながりました。

合格・内定した時の気持ち

達成感に満ち溢れていました。民間就活は3年次に終了していたため、4年次は公務員試験だけに集中していました。その中で、最後の山場である公務員試験に合格し、内定をいただいたことは、民間就活に費やした時間も含めて、すべての努力が報われたと実感しました。

また、家族も一安心といった様子で、自分の努力によって家族を安心させることができたということにも大きな達成感を得ました。

しかし、喜びだけではなく民間含めた内定先の中から、慎重に就職先を選ばなければならないという緊張感もありました。

振り返ってみて合格の決め手

コミュニケーション力と集団討論での立ち回りにつきるのではないかと考えています。面接においては、必要な情報を必要な分だけ相手の意図を読んでハキハキと伝える。集団討論においては、施策検討の流れをチーム単位で統一させ、認識を全体で一致させながら進めること。この民間就活で一年間徹底的に鍛えあげた能力を大きく評価していただき、内定・合格をただいたと確信しています。

また、一緒の日程の人をライバルと敵視することなく、全員で受かるための立ち回りを心がけることで、集団討論などで協調性を評価していただけ他のではないかと考えています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は、市政を支える立場として、市民の皆さんが「住みよい」と感じられる街づくりに貢献したいと考えています。これまで関市に支えられてきた経験から、今度は自分がその恩に報いる番だという強い思いがあります。

たとえば、私一人しかいない地区にもかかわらず、通学のためにバスを運行していただいたことがありました。そうした温かい支援に対して、感謝の気持ちを行動で返したいと考えています。

そのために、私は社会保険分野の業務に携わりたいと思っています。学生時代には社会保険労務士の資格取得に挑戦し、この分野の知識を深めてきました。社会保険は市民の生活を支える重要な制度であり、私の学びと経験を活かすことで、他の方より一歩先んじた貢献ができると確信しています。

受験生に対するメッセージ

受験される皆さんの中には、さまざまな事情や背景を持つ方がいらっしゃると思います。関市役所を第一志望としている方、他の自治体と併願している方、民間企業も視野に入れている方など、状況は人それぞれです。

しかし、どんな立場であっても、自分の強みやアピールポイントを一つでも持ち、それに自信を持って試験に臨めば、必ず道は開けます。評価するのは人間です。人からどう見られるか、どのように評価されるかを意識しながら準備を重ねることで、関市役所だけでなく、さまざまな進路において自己実現が可能になります。

自信を持って、前向きに取り組んでください！

また、困ったときは一人で抱え込まず、周囲に頼ることも大切です。学校のキャリア支援の方や、アガルートの講師の方々など、相談できる人はたくさんいます。私自身も、相談することで解決につながった経験が多くあります。ぜひ、遠慮せずに頼ってみてくださいね。