受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私は、生まれも育ちも名古屋で、今後も名古屋で暮らし続けたいという思いがありました。実際に20年近く暮らしてきた経験で、安心・快適に生活基盤を築く上での名古屋の良さを認識したからです。また、特定の場所に根差して暮らすことで、将来設計が描きやすく、仕事とプライベートの両立を実現しやすいと考えています。こうした考えのもと、安定した環境で長く働くことのできる仕事として、自分自身地方公務員になりたいという思いが芽生えました。とはいえ、元々周りからの勧めもありぼんやりと公務員を意識してはいました。「安定」という印象で硬派なイメージが強い公務員ではありますが、市に関する様々な業務を担っており、幅広い仕事に携わることが出来る点にも魅力を感じ、公務員を目指したいという思いが、より一層強まりました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを選んだ一番の理由は、内定特典の全額返金制度の存在に魅力を感じたからです。公務員を志望する際に最もネックだったことが、予備校代などの費用面でした。しかし、この制度のおかげで、内定すれば費用が全額戻ってくるため、経済的な不安を抱えることなく挑戦できると思いました。そのため、合格したいという思いがより一層刺激されて、学習を継続する上で大きなモチベーションの向上に繋がりました。合格特典のおかげで、自分の精神状態を良い方向にもっていくことが出来ました。また、そういった嬉しい特典があるのにも関わらず、論文添削や模擬面接などフォロー制度が充実しているため、二次試験にも不安なく向き合うことが出来ると思いました。

学習の方針と進め方

私は教育学部に所属していることもあり、専門試験には全く触れたことがありませんでした。一方で、教養試験は比較的得意であったため、まずは専門試験の対策を重点的に進めました。学習方法としては、動画で知識をインプットした後、過去問を解いてアウトプットする流れを徹底し、問題の出題形式に慣れることを意識しました。教養試験では、出題数の多い数的処理を中心に、毎朝10問ずつ解き、基礎力を養いました。どの科目においても、複数の参考書に手を広げず、一冊を完璧に仕上げる方針で学習を進めました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私の最大の失敗は、論文試験の対策を始める時期を誤ったことです。名古屋市では教養・専門試験と論文試験が同日に実施されるため、教養・専門試験の勉強に集中しすぎてしまい、論文対策を本格的に始めたのは試験の約一ヶ月前でした。本来であれば、様々な社会問題に対応できる模範解答を十分に作り込む予定でしたが、十分な数を用意することができませんでした。そこで、限られた時間の中で、異なる社会問題であっても共通する施策や視点を見つけ出し、それを応用できるように工夫しました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験

教養試験は、全ての動画を一から視聴するのではなく、自分の苦手分野・苦手教科に絞って確認しました。まず問題集を解き、つまずいた問題があった際に動画で解法を確認するという流れで進めました。

専門試験

専門試験は全く触れたことがなかったため、主要5教科(憲法・民法・行政法・ミクロ経済・マクロ経済)については年内に動画をすべて視聴しました。動画で知識をインプットした後は、必ず問題を解いて、出題形式に慣れるよう心がけました。

人物試験

人物試験は配点が高いため、重点的に対策しました。あらかじめ自分で想定質問を作成し、複数の講師による模擬面接を受けることで、回答の改善点を洗い出し、様々な面接官の視点に慣れる練習を行いました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学校やアルバイトと両立しなければならなかったため、隙間時間を有効に活用しました。一本一本の動画が短いため、学校から帰宅してアルバイトに行くまでの約1時間を使い、数本の動画を視聴しました。そして、アルバイトから帰宅後は問題演習を行い、必ず学習時間を確保するようにしていました。予定のない日は1日を勉強に充て、朝は必ず数的処理を10問解き、その後は専門科目の各教科にバランスよく取り組むよう心がけました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前期は、新しい教科には手を出さず、これまで学習してきた内容の復習と論文対策に時間を集中させました。復習では、これまでに何度か間違えた問題を最終確認し、学系科目のテキストも再度読み込みました。論文対策では、社会問題に対応した名古屋市の取り組みについて調べ、実際の試験で具体的な施策を例に挙げて考えを整理できるようにしました。また、直前期は一人で集中してしまいがちですが、適度に人と関わることで精神を緊張状態からリラックス状態に持っていくのも必要です。

試験期間中の過ごし方

私が受けた名古屋市の試験では、試験終了時に問題用紙が回収されるため、自己採点ができません。そのため、結果を振り返ることなく、二次試験や他の自治体の試験に向けた対策を進める必要がありました。正直、不安や焦りもありましたが、その状況でできることに集中しようと心がけました。具体的には、得点が伸びなかったと感じた教科を復習したり、二次試験に向けて面接の想定質問を少しずつ整理しました。難しい状況ではありましたが、気持ちを切り替え、前向きに行動することが最も重要だと意識して取り組みました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験については、全体的に手応えがありました。数的処理や文章理解はほとんど正解でき、自信がありましたが、苦手な社会で数問落としてしまいました。それ以外の科目は概ね対応できたと感じています。

専門試験

専門試験では、経済学の問題で少し手こずる場面がありました。また、思い返すと凡ミスで間違えていたことにも気づき、悔しい思いをしました。取れる問題を落としてしまったことで、少し自信を失ってしまった部分もありました。

人物試験

人物試験は、堅い雰囲気の中でも明るく笑顔で分かりやすく回答できたと思います。意外性のある質問もありましたが、しっかり応えることができました。ただ、一つ一つの答えがやや長くなってしまったことは懸念点として残っています。

合格・内定した時の気持ち

合格したときは、これまで自分が積み重ねてきた努力がすべて報われたようで、非常に安心しました。公務員という仕事は今後の長い人生に関わるものであり、自分のなりたい職業に実際になることができるというのは、とても誇らしいことだと感じました。受験期間中は、周囲には民間企業への就職が決まっている友人も多く、不安や焦りを感じる日々もありました。結果として無事に合格をいただき、努力の成果を実感できただけでなく、周囲に明るい報告をすることができたことも非常に嬉しかったです。また、支えてくれた家族や友人、講師への感謝の気持ちも改めて強く感じました。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、教養・専門試験の得点率と人物試験の出来栄えの両方だと思います。特に、私の受けた名古屋市の試験は専門試験の配点が高かったため、専門試験を重点的に学んだことは正解だったと感じています。自分の苦手分野を把握し、不足している部分を補う学習がしっかりできていたことが、得点につながったと思います。また、面接は場慣れしていたことが大きな要素でした。民間企業の試験も並行して受験したことは大変でしたが、その経験のおかげで、公務員試験前に面接の緊張感や回答のコツを体験できたことは大きかったです。さらに、複数回の模擬面接を通じて、様々な面接官に対応する力や、自分の回答の改善点を客観的に把握する力も養うことができたと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

公務員の良い点は幅広い業務に取り組めることですが、その中でも特に教育に関わる業務に力を入れたいと考えています。教育学部で学んだ経験を活かし、学校現場や地域の教育環境に貢献したいと思います。特に卒業論文ではキャリア教育を題材として取り組んでおり、大学での学びを基に、より充実したキャリア教育の提供を目指しています。また、地域の企業や団体との連携を図ることで、学校教育だけでなく地域全体で子どもたちの将来を支える取り組みを推進したいと考えています。こうした経験や知識を活かし、教育の現場で具体的に貢献できる公務員になりたいです。また、教育にとどまらず区民祭りなどのイベントで実際に地域の方々と関わる機会の多い業務にも取り組んでみたいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は科目数が多く、一つ一つの科目での出題数も限られているため、勉強してもすぐに成果として表れず、もどかしさを感じることもあると思います。しかし、地道に努力を重ねることで、確実に「当たりくじ」を増やすことができます。重要なのは、長期的な視点で計画的に学習を続けることです。直前期に焦ることがないよう、1つの教科に限らず、バランスの良い勉強をしてください。また、苦手分野を自分で把握し、向き合い、少しずつ克服することが合格への近道になります。人それぞれ得意不得意は異なるため、自分のペースで学習を積み重ねていけば、努力は必ず結果につながります。最後まで諦めず、継続することが何よりも大切です。長期戦ではありますが、応援しております。

講師へのメッセージ

お世話になりました。ありがとうございました。

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