受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2027年合格目標】【教養型】国家一般職・地方公務員カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

私は学生時代から地域や子どもに関わる活動に関心を持ち、部活動でのリーダー経験や地域ボランティアを通じて、人を支えることのやりがいを実感してきました。社会人になってからは総務課で組織全体を調整・支援する業務に携わり、個人だけでなく「組織や地域全体を支える」という仕事に強い魅力を感じるようになりました。特に、近年課題となっている子どもや若者の支援、不登校児童生徒へのサポートには大きな関心があり、自分も何らかの形で関わりたいと考えてきました。地元である宮崎市で、市民が安心して暮らせる環境づくりに携わりたいという思いが、公務員を目指す一番のきっかけです。今までの経験を活かし、地域に根差して貢献できる職員を目指したいと考えています。

アガルートをお選びいただいた理由

公務員試験の勉強を始めるにあたり、最初は独学での学習も考えましたが、出題範囲が広く効率的に学ぶのは難しいと感じ、講座を利用することにしました。その中でアガルートを選んだのは、オンライン講義が充実しており、自分の生活スタイルに合わせて柔軟に学習できる点に大きな魅力を感じたからです。社会人として働きながら学習を進める中で、移動時間や隙間時間に動画を視聴できたことは非常に効率的でした。

履歴書の添削や質問対応といったサポート体制が整っており、学習の不安を一人で抱え込まずに済んだことも大きな安心材料でした。他社と比較しても価格が良心的で、合格体験記や合格者の声が豊富に掲載されていた点も信頼につながりました。

学習の方針と進め方

学習を始めた当初は出題範囲の広さに圧倒されましたが、まずは全体像を把握し、過去問や問題集を繰り返し解き、理解を定着させました。特に苦手な分野は毎日少しずつ触れるようにし、短時間でも継続して取り組むことを意識しました。

また、平日は仕事の後に短時間でも学習し、休日はまとまった時間を確保して演習を中心に進めました。他にも履歴書や志望理由書の作成にも添削サービスを活用し、自分らしさや思いが伝わるように作成することを心掛けました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

仕事をしながら公務員試験の勉強を続けることは、想像以上に大変でした。業務後の疲れや休日の用事も重なり、思うように学習時間を確保できず、何度も挫けそうになりました。また、平日は短時間しか勉強できないため、進捗の遅さに焦りを感じることもありました。この状況を乗り越えるために、まず学習時間を細かく区切り、通勤時間や休憩時間も活用して少しずつでも勉強を進めることにしました。また、無理に一日の目標を多く設定せず、「今日はここまで」と達成可能な目標を立てることで、気持ちの負担を減らしました。さらに、学習の進み具合を可視化することで、自分の努力を実感しモチベーションを維持しました。

こうした工夫を積み重ねたことで、仕事と勉強の両立は大変でしたが、着実に知識を身につけることができ、最後まで諦めずに学習を続けることができました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

教養試験対策では、講義動画で基礎から丁寧に解説されており、苦手な分野も繰り返し視聴して理解を深めることができました。私は動画で解法を確認した後、過去問や問題集で演習し、解法の定着を図りました。特に、間違えた問題や理解が曖昧な箇所はノートに整理し、繰り返し復習することで苦手分野を克服しました。また、短時間で効率的に学習できるよう、通勤時間や休憩時間も活用して少しずつ学習を進める工夫をしました。こうした習慣を積み重ねることで、学習の停滞を防ぎ、確実に知識を定着させることができました。

人物試験

人物試験対策では、添削サービスを通じて、自分らしい志望理由書や面接での表現力を磨くことができました。実際の例を示してもらえるため、どのように書けば自分の考えが伝わるかが具体的に理解でき、安心して提出することができました。オンラインで自分のペースに合わせて学習を進められたことは、仕事と学習を両立させる上でも大きな強みとなりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

平日は仕事後に1〜2時間、通勤時間や休憩時間も活用して学習時間を確保していました。夜は疲れで集中力が落ちることもあるため、無理に長時間勉強せず、動画講義を視聴したり、問題集で演習したりする短時間学習を心がけました。休日はまとまった時間を確保し、教養試験の復習、過去問演習や人物試験の準備を行うなど、計画を立てて取り組みました。また、1日の学習後には進捗を振り返り、翌日の予定を確認することで、効率的に学習を継続することができました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は、面接も控えていたため、自分の考えを深めることに重点を置いて学習しました。具体的には、過去に自分が作った回答に対して「なぜそう考えたのか」を自分自身に問いかけ、その答えを言葉にできるよう繰り返し確認しました。この作業を通じて、自分の意見に一貫性を持たせ、根拠を明確に説明できるようになりました。また、教養試験や過去問も短時間で復習し、苦手分野を再確認することで、得点の安定を図りました。心構えとしては、緊張は避けられないと理解しつつも、焦らず自分の準備を信じることを意識しました。結果的に、直前期に集中して準備できたことが、試験本番で落ち着いて臨む自信につながりました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は、落ち着いて過ごすことを最も意識していました。不安や緊張を感じても、「落ちるかも」「できなかった」といったマイナスの言葉は口に出さず、自分のモチベーションを下げないよう心がけました。また、面接に備えて志望理由書をこまめに読み返し、自分の意見を常にアップデートすることで、考えを整理し落ち着いて臨めるようにしました。休憩や睡眠もしっかり取り、体調管理にも気を配りながら、平常心を保つことを意識して過ごしました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験を受験した時は、正直「無理かもしれない」と思う場面もありました。範囲が広く、思ったより難しい問題も多く、全く解けない問題に直面して焦りを感じることもありました。しかし、「教養試験だけで合否が決まるわけではない」と自分に言い聞かせ、ネガティブな気持ちは口に出さずに切り替えました。結果として、焦りながらもできる問題には集中して取り組むことができ、日々の学習の積み重ねを活かせたと感じました。

人物試験

人物試験では、模擬面接や志望理由書の作り込みの成果を活かし、質問に対して自分の考えを整理して答えることができました。面接官の方々も温かい雰囲気で進めてくださったため、落ち着いて自分らしさを出して臨めたと実感しています。

合格・内定した時の気持ち

合格・内定の知らせを受けたときは、これまでの努力が報われた喜びと達成感で胸がいっぱいになりました。仕事と学習を両立させながら、何度も挫折しそうになった日々を思い返すと、頑張って続けてきてよかったと心の底から実感しました。また、支えてくれた家族や友人、感謝の気持ちが湧き、自分一人ではここまで来られなかったと改めて感じました。緊張や不安を乗り越えて手にした結果に、自信と喜びが同時に込み上げる瞬間でした。

振り返ってみて合格の決め手

振り返ってみると、合格の決め手は、日々の学習をコツコツ継続できたことと、面接を含めた人物試験の準備を徹底したことだと感じます。仕事と勉強を両立させながら、隙間時間を活用して教養試験や過去問の演習を積み重ね、苦手分野も丁寧に克服しました。また、志望理由書や面接での表現を何度も見直し、自分の考えを整理して答えられるようにしたことが、本番で落ち着いて臨めた大きな要因だと思います。これらの積み重ねが、自信となり合格につながったと実感しています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は、公務員として地域の子どもや若者が安心して学び、成長できる環境づくりに貢献したいと考えています。不登校や学習に困難を抱える子どもたちへの支援に関心があり、個々の状況に応じた教育支援や居場所づくりに積極的に取り組みたいです。また、学校や家庭、地域の関係者と密に連携し、子どもたち一人ひとりが安心して挑戦できる環境を整えることに力を入れたいと思います。さらに、地域全体の福祉や教育施策の充実に向け、課内での調整力や組織を支える力を活かして、課題を幅広い視点で捉え、実効性のある改善策を提案できる公務員を目指します。加えて、子どもや保護者の声に耳を傾けながら、地域に根ざした具体的な支援を実現し、誰もが安心して暮らせる街づくりにも貢献したいと考えています。

受験生に対するメッセージ

公務員試験を控える皆さんへ、まずは自分を信じて努力を積み重ねることが大切だと伝えたいです。仕事や学業と両立しながらの学習は大変ですが、毎日の少しずつの積み重ねが確実に力になります。試験直前は焦りや不安もあると思いますが、「落ちるかも」「できなかった」といったネガティブな言葉は避け、できたことや準備してきたことに意識を向けてください。また、面接では自分の経験や考えを整理し、自分にしかできない強みや視点を、自信を持って伝えることが重要です。緊張は誰にでもありますが、落ち着いて臨めば自分らしさを十分に表現できます。さらに、短時間でも集中して学習を継続することや、休憩や睡眠で心身を整えることも忘れず、計画的かつ前向きな気持ちで挑戦してください。自分の努力を信じ、最後まで諦めずに取り組むことが大事だと考えます。頑張って下さい。