受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

私が公務員を志すきっかけは、父の姿にあります。父は公務員として勤務し、地震や台風などの災害発生時には、休日や深夜であっても現場へ駆けつけ、被災者の安全確保や避難所運営などに尽力していました。幼い頃、その姿を誇らしく思うと同時に、「人々の命と生活を守る仕事」に強く惹かれました。特に、地域の方々から感謝の言葉を受ける父の姿を見たとき、公務員という仕事が持つ社会的使命と責任感の大きさを実感しました。私も、困難な状況下で冷静に判断し、地域の安全と安心を守る存在になりたいと考えています。父から学んだ使命感と行動力を胸に、地域社会に貢献し続けられる公務員を目指したいと思いました。また、生活が安定し、給与と福利厚生も良いという、実利的な部分も大きかったです。

アガルートをお選びいただいた理由

私がアガルートを選んだ理由は、学習内容と学習環境の両面で自分に適していると感じたからです。各分野ごとの講義がコンパクトにまとめられており、一回あたりの授業ボリュームが少ないため、集中力を維持しやすく、自分のペースで学習を進められると思いました。また、予備校に通う場合、往復の移動時間がかかりますが、それを学習時間に充てられる点も大きな魅力でした。さらに、オンライン教材であれば教科書や参考書を持ち運ぶ必要がなく、外出先や隙間時間にも効率的に学習できます。これらの特徴により、時間を有効に活用しながら計画的に学習を継続できると確信し、アガルートを選びました。

また、合格特典や、金銭的にリーズナブルにお値段で受ける事ができたのが大きかったです。

学習の方針と進め方

学習の方針は、限られた時間を最大限有効活用し、基礎から応用へ段階的に理解を深めることです。まずはアガルートの各分野の講義を1日2〜3コマずつ視聴し、1〜2か月で全体を一通り学習します。その際、重要論点をノートやデジタルメモに整理し、後から見返しやすくします。次に過去問演習に取り組み、知識の定着度を確認します。間違えた問題や理解の浅い部分は講義に戻って復習し、弱点克服を徹底します。通学や外出時はオンライン教材で条文や要点を確認し、隙間時間も学習に充てます。毎週末には進捗を確認し、翌週の学習計画を修正することで、効率的かつ継続的に得点力を高めます。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

大学時代、生活費を賄うために長時間のアルバイトをしながら学業を続けていました。繁忙期には勤務時間が増え、疲労や睡眠不足から講義中の集中力が低下し、試験で思うような成績を残せないことがありました。この状況を改善するため、学習時間を細分化し、出勤前後や移動時間などの隙間時間を有効活用しました。また、試験前はシフトを調整し、重要科目から優先的に取り組むことで効率を高めました。結果として、アルバイトと学業を両立させながら必要な単位を取得し、成績も向上しました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験対策講座の良さは、科目ごとに講義がコンパクトにまとまっており、短時間で重要ポイントを効率的に学べる点です。特に文章理解や数的処理など得点源となる分野では、解法の流れを図や具体例で丁寧に解説してくれるため理解が早く、初学者でも基礎から着実に実力を積み上げられます。また、頻出論点が明確に示されているため、学習範囲の優先順位をつけやすい点も魅力です。

学習方法としては、まず全科目を一通り講義動画で視聴し、全体像と重要論点を把握しました。その際、講義で示された解法パターンや注意点をテキストに書き込み、自分用の要点集を作成しました。その後、過去問演習に取り組み、間違えた問題は講義とテキストに立ち戻って理解を深めました。数的処理は毎日数問ずつ解く習慣をつけ、継続的に解法を定着させました。さらに、オンライン教材を活用し、通学や外出先でも復習を行うことで、限られた時間を最大限有効活用しました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習時間は、アルバイトや家事など日常生活のスケジュールを見直し、優先順位をつけることで確保しました。具体的には、平日は出勤前の早朝1時間と帰宅後の2時間を学習に充て、通勤時間や休憩時間もオンライン教材を活用して隙間時間学習を行いました。休日はまとまった時間を確保し、午前中に講義視聴とノート整理、午後は過去問演習や復習に集中しました。一日の中で最も集中できる時間帯を学習の中心に据え、難易度の高い科目や苦手分野を優先しました。睡眠時間を削らないよう意識し、生活リズムを整えることで学習効率を維持しました。こうして、無理なく継続できる学習習慣を構築しました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は、全範囲を新たに学ぶのではなく、過去問で間違えた問題や苦手分野の復習に絞り、知識を定着させることを重視しました。特に数的処理や暗記科目は短時間で繰り返し確認し、解法や重要事項を記憶に残すよう工夫しました。同時に、心身を良好な状態で試験当日を迎えるため、過度な緊張を避けることも意識しました。友人と飲みに行ったり、公務員試験を受けない友達と遊ぶことで一時的に試験のことを忘れ、気持ちを切り替えました。また、軽く体を動かしてリフレッシュし、睡眠リズムを崩さないよう心掛けました。学習と適度な気分転換を両立させることで集中力を維持し、本番に落ち着いた状態で臨むことができました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は、学習と体調管理の両立を意識し、規則正しい生活を心がけました。起床・就寝時間を一定に保ち、睡眠時間を十分に確保することで集中力を維持しました。朝は軽く体を動かして頭をすっきりさせ、午前中に最も集中力の必要な科目を学習しました。午後は過去問演習や復習に充て、理解が浅い部分を重点的に補強しました。また、栄養バランスの取れた食事を意識し、カフェインや糖分の過剰摂取を避けることで体調を崩さないようにしました。試験前日は遅くまで勉強せず、軽く復習して早めに休み、心身を整えて翌日に臨みました。規則正しい生活を続けたことで、安定したコンディションで試験に挑むことができました。

受験した時の手ごたえ

教養試験では、過去問演習や講義で重点的に取り組んだ分野が多く出題され、数的処理や文章理解など得点源にしていた科目はスムーズに解答できました。時間配分も計画通りに進み、全体として割と手ごたえを感じました。

人物試験では、警察の面接は事前の想定質問や自己PRを十分に準備して臨み、落ち着いて受け答えができたため、合格できる手応えがありました。一方、特別区の面接では、緊張から一部の質問に十分な回答ができず、エピソードの具体性や説得力が不足したと感じました。そのため、警察は受かったと思いましたが、特別区は厳しい結果になると予想しました。結果は予想通り不合格になりました。しっかりと受験に熟知した大人の意見を取り入れるべきと感じ、アガルートでは、それが用意されていたのに関わらず油断して、使う必要が無いと思ってしまいました。

合格・内定した時の気持ち

合格の知らせを受けた瞬間は、とにかく嬉しさと安堵感でいっぱいでした。これまでの勉強や面接対策の努力が報われたと感じ、支えてくれた家族や友人への感謝の気持ちがこみ上げました。特に、試験前は不安や緊張で眠れない日もあり、「本当に受かるのだろうか」と何度も自問自答しましたが、その分、結果を知ったときの喜びは大きいものでした。また、合格によって、これから公務員として働く責任と覚悟も同時に実感しました。嬉しさだけでなく、自分が選んだ道でしっかり成果を出し、地域や社会に貢献していこうという決意が固まりました。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、基礎から積み重ねたしっかりとした勉強と、人物試験に向けた入念な面接対策です。教養試験は毎日の積み重ねが結果に直結しますし、面接は事前準備が不十分だと確実に評価が下がると感じました。また、「なぜ公務員になりたいのか」という動機を明確に持ち、面接で自分の言葉で説明できることが重要です。志望理由がしっかりしていれば、多少緊張しても面接官に熱意は伝わると思います。最終的には、知識面と人物面の両方でバランスよく準備したことが合格につながったと考えています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

警察官として第一に取り組みたいのは、地域の治安維持です。犯罪が起きた際の迅速かつ的確な対応はもちろんですが、私は特に予防活動の重要性を強く感じています。犯罪は発生後に対応するだけでなく、未然に防ぐことが社会全体の安全に直結します。犯罪が起きなければ悲しい思いをする人が居なくなるからです。そのためには、地域の方々に対して「どのような犯罪が起きているのか」「どのように対策できるのか」をわかりやすく周知する広報活動が欠かせません。定期的な情報発信や地域との対話を通じて防犯意識を高め、住民一人ひとりが安全に暮らせる環境をつくることを目指します。現場での活動と広報を両輪として、安心できるまちづくりに貢献していきたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は、努力がきちんと報われる試験です。継続して学習すれば、必ず合格に近づけます。試験勉強中は、不安や焦りを感じることもあると思いますが、それは誰もが通る道です。大切なのは、諦めずに続けることと、必要に応じてしっかり休むことです。無理をして体調を崩しては意味がありません。試験本番までの期間をうまくコントロールし、心身を整えて臨むことが合格への近道です。過度に追い込みすぎず、時には気楽な気持ちで取り組むことで、集中力とやる気を持続させられます。努力は必ず形になります。自分を信じて、最後までやり抜いてください。また、友人や、先輩の意見だけを鵜呑みにせず、しっかりとプロに相談してください。面接対策では特にお勧めします。