受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

地域に根ざし、市民の暮らしを根底から支える仕事がしたいと考えたからです。

民間企業では利益や成果が重視される一方で、市役所は公平性や公共性が求められ、一人ひとりの市民に寄り添う働き方ができると感じています。

そうした環境の中で、自分の強みを活かし、市民ひとりひとりが安心して暮らせる環境を作りたいと考え志望しました。また、その中でも大学職員を選んだのは、学生や教職員、地域や企業など、さまざまな人をつなぐパイプ役として働ける点に惹かれたからです。大学職員は、教職員や学生、地域社会など、多くの関係者と連携することで、新しい価値を社会に届けるという大学の取り組みを支えられると考えます。大学内外との橋渡し役として、まさに自分の強みであるコミュニケーション力を最大限に活かせると感じました。

アガルートをお選びいただいた理由

1番大きいのは、価格です。いろんな講座を調べるとたいてい20万を超えてくる中で、アガルートさんは唯一10万円台で受講することができました。さらに、合格特典の全学キャッシュバックというのが他にはない要素でした。それだけ大きな金額がかかっていれば、確実に自分のモチベーションにつながると確信して選びましたし、実際にすごく大きなモチベーションになりました。それに加えて、オンラインで全範囲を網羅でき、スキマ時間に学習しやすい点も魅力でした。さらに、フルカリキュラムなら面接対策が無制限というのも大きな魅力でした。そのほかにも合格者のサポート体制や添削制度が整っていた点も、安心して選べる大きな決め手になりました。

学習の方針と進め方

日本史や自然科学など、自分がこれまでに触れたことの無い分野や、世界史や社会科学など触れたけどほぼ忘れている範囲はとにかく動画→範囲の問題演習→動画、というサイクルを繰り返しました。講義はもちろんわかりやすいですが、その後の問題演習があってこそ身についていく感じがしました。英語や国語、地理など自信がある範囲については、まずは問題に取り組んで、すこし不安の残る範囲だけ動画をみて復習するという形をとりました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

公務員試験の勉強を始めた当初は、日本史や自然科学など自分がこれまでに全く触れてこなかった内容を勉強しなきゃいけなくて、途方もない学習量に圧倒されてしまいました。特に、自然科学では、解けない問題に固執して時間を浪費する悪循環に陥り、自信をなくした時期もありました。そこで一度立ち止まり、塵も積もれば山となると言い聞かせて動画をちょっとずつ見て、それでもわからないところは質問フォームから質問することで少しずつ克服しました。また、勉強の合間に友人や家族に相談して気持ちを切り替えるように心掛けました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験対策

アガルートの教養試験対策講座は、動画解説がシンプルで分かりやすく、１つ１つの動画が短いので、効率的に全範囲をカバーできました。特に数的処理や理科など独学では難しい科目は、解法の流れや考え方が具体的に示されており、繰り返し視聴することで理解が深まりました。問題集と動画を交互に活用し、間違えた問題をピックアップしてさらに定期的に復習する方法が効果的でした。

人物試験対策

人物試験対策講座では、志望動機や自己PRの添削を受けられたことで、文章の構成力が大きく向上しました。あらためてどのような表現が面接官に響くのかを考えられたことで、結果的に面接そのものの対策にもなったと感じています。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

大学のゼミがあったり、3年夏は民間企業のインターンシップに挑戦したりしていたため、時期によって勉強時間に非常に波がありました。忙しくてあまり勉強できない時期は、寝る前の時間を活用して、睡眠導入代わりに動画を流し見していました。勉強に十分時間をとれる時期は、問題演習演習を中心に一日5～6時間を目安に取り組みました。また、勉強場所を図書館やカフェに変えることで集中力を保ち、気分転換しながら継続できるよう工夫しました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

試験1か月前からは過去問に集中し、間違えた範囲は必ず隙間時間に動画を見ることで復習することをルーティンにしました。特に、苦手だった数的処理の図形分野は、少しでも得点できる可能性を増やすために、展開図や一筆書きなど、知識だけである程度特典が望める範囲の知識をひたすら頭に叩き込みました。睡眠時間を削らず、体調管理を優先することも直前期には重要と考え、睡眠不足にならないよう、試験当日まで心身のコンディションを整えることを心掛けました。

試験期間中の過ごし方

筆記試験から面接試験までの期間は少し開放感もあってダレてしまったようにも感じます。でも逆にそれがリフレッシュにつながったのかなとも思います。面接対策としては、1週間ほど前から、ネットで調べた志望校の想定問答を繰り返し確認し、自分の模範解答を何度も唱えることで自然に話せるように練習しました。また、気になるニュースを聞かれたときのために、大学関係のニュースには特にアンテナを張り、情報収集にいそしんでいました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験は想定より難しい問題もありましたが、過去問演習で重点的に対策した分野(日本史近代、世界史近代)が多く出題され、自信を持って解答できました。数的処理は全問正解とはいきませんでしたが、知識のみで対策した図形問題をしっかり得点できたり、得意科目でも点を稼げたことで全体としてバランスよく点数を取れた手応えがありました。国語が想定よりも難しくて直後は不安になりました。

人物試験

人物試験では想定外の質問もありましたが、大学職員として働くことについて日ごろから深く考えていたため、動揺せずにまっすぐ自分の考えを伝えることができました。面接官の雰囲気も穏やかで、最後まで自分の言葉で伝えられた実感がありました。

合格・内定した時の気持ち

合格通知を受け取った瞬間は、驚きと同時にこれまでの努力が報われた喜びで胸がいっぱいになりました。勉強が思うように進まず不安だった日々や、模試で点数が伸びず落ち込んだ経験を思い返すと、最後まで諦めず挑戦してよかったと心から思いました。また、支えてくれた家族や友人への感謝の気持ちも大きく、今後は大学職員として責任を持って、教員や学生を代表とする大学関係者のために一生懸命に働こうと気が引き締まりました。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、塵も積もれば山となるという思いでちまちまと学習を進めたことと面接対策の徹底だと思います。苦手科目を後回しにせず、「動画をみるだけ！」と言い聞かせながら少しずつ対策を行っていたことで、直前期は問題演習に集中できました。また、人物試験では添削指導を通じて、自分の経験や考えを整理し、自信を持って話せる状態まで仕上げられたことが大きな要因だと感じます。何よりも、自分の経験にとどまらず、大学職員という職に対しての憧れを言語化できたのは大きかったです。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

公務員として、特に大学職員として、大学関係者の心・生活に寄り添い、安心して勉強や研究に集中できる環境づくりに貢献したいと考えています。特に、大学職員の仕事を通じて、研究支援、地域活性化、広報など幅広い分野に関わりながら、現場の声を反映した施策を実現したいです。例えば、教員のニーズを適切にくみとり、必要なサポートを提供したり、広報として高校生のニーズをくみ取りながら大学の魅力を効果的に伝えたりしたいです。また、心理学を学んだ経験を活かして、人との対話や調整を大切にし、教職員や学生、地域社会など、多くの関係者と連携することで、新しい価値を社会に届けるという大学の取り組みを支えたいと考えます。大学内外との橋渡し役となることで、多様な立場の人が協力できる場をつくりたいと思います。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は長期戦で、途中で不安になったり心が折れそうになることもあると思います。でも、毎日の積み重ねが必ず結果に繋がりますし、模試や過去問で思うように点が取れなくても、最後まで粘り強く続けることが大切です。本番は模試よりもかなり難易度が低いということも実際にありました。また、面接対策は一人でやるより、人との会話の中で志望動機などについて語り合うとかなり頭の中が整理されるし、面接官に伝える練習にもなります。模擬面接のようにかしこまらなくても、十分に対策ができますし、おすすめです。5択の単調な勉強が続くので飽きがくるときもあるかもしれませんが、場所などを変えて気持ちの切り替えも意識しながら、焦らず一歩ずつ頑張ってください。