受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】【教養型】国家一般職・地方公務員カリキュラム（フル・ライト）（大卒）

公務員を目指すきっかけ

私は、農業に携わる職に就きたいと考えており、県の職員のような現場に出ながらより良い品種、生産方法について検討する業務内容に魅力を感じ県の職員を志望しました。また、自分たちの利益のためだけではなく全体の人のために貢献するということに魅力を感じ公務員を志望しました。

その他の理由としては、私が大学に入学した頃コロナが流行し多くの企業では減給や思うように仕事ができないなどの問題が起こっていた中、公務員ではこのような給料が減額されることや仕事がなくなることがないということもあります。

また私の場合、大学を入り直し周囲の同期と大きく年齢が離れていますが、公務員でも転職で入る方も多く同期の方でも年齢が様々であるという環境面にも魅力を感しました。

アガルートをお選びいただいた理由

以前、英語の資格試験IELTSの対策をするために利用しました。1日のやるべきことを計画的に取り組めるようにスケジューリングしてくださる講座であったことから不安がなく進めることができました。また、目標達成できた経験からアガルートは信頼できると考えました。しかし、当初からアガルーとを利用していたわけではなく別の公務員の予備校を利用していましたが、面接対策のみの講座にしては値段が高く割に合わないと感じていました。アガルートでは面接のみならず教養試験対策や民間企業の就職を見据えたSPI対策を行っており、そのようなカリキュラムセットで値段も手頃なためアガルートを選択しました。更に、合格後の返金制度に関しても魅力的に感じたこともアガルートを選択した理由の一つです。

学習の方針と進め方

私の場合は農業職を志望しており、教養試験よりも専門職の方が配点が大きかったため直前は専門職、時事の対策に力を入れていました。その他の数的処理や文章理解については4月まで力を入れて学習していました。また、大学の公務員講座を受講しており数的処理は対策できていたため公務員講座にはなかった文章理解などはアガルートの参考書用いて対策をしました。これらの対策を筆記試験までには行いました。筆記試験に合格し面接カードを提出とともに面接対策は力を入れて数回練習しました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

失敗を元に立ち止まらないことが大切であると感じました。私は、これまで学内の公務員講座を受講しており、講座の中で模試があり時にはあまりよくない結果が出ることも多くありました。順位表も見ることができたので最下位から２番目になることもありました。しかし、このような結果に惑わされずどこが自分の弱点だったのか見極めて復習をするように心がけました。また、県庁が第一志望でしたが第一志望のみではなく国家一般職などの試験も受験し少しでも自信を持たせるような工夫をしました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

初めにホームルームで公務員講座を受講し合格した人のエピソードを聞き、合格するための心構えについて知ることができました。

教養試験対策では文章理解について主に利用していましたが、解説動画を見ながら進めました。動画を見ながら何度も見返すことは限られた時間であったことからできませんでした。このことから一度の問題で解き方のコツを掴むようにしていました。一つ一つの冊子の内容が濃くこれらの参考書で十分対策ができると感じました。

人物試験対策では、面接カードをPDFで提出できるだけではなく一度に1時間の時間を確保し対策されるので十分に対策とアドバイスが受けられると感じました。また、私の受講したコースはフルコースで納得のいくまで練習してくださるのが魅力です。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習時間は、大学の研究やアルバイトをしていたため毎日コンスタントに確保することが難しかったです。このことから、週末の空いた時間を利用して学習していました。これらのことから、学習時間は限られていたため科目は専門試験、教養試験では数的処理、文章理解、時事に限定し取り組んでいました。また、集中力を保つために学校や近所の図書館を利用して学習を進めていました。学習を進める中でどのくらい学習に集中できたか分かるようにスタディサプリをアプリを活用し記録するように工夫しました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は私の場合、岡山県庁か広島県庁どちらの県の試験を受験するか迷っていました。試験内容が岡山県ではSPIを元にした教養試験、広島県では従来の試験、国家一般職と変わりないような教養試験であったため、どちらを受験しても問題無いようにそれぞれの対策をしました。特に数的処理の分野が大きく異なると考えていたので数的処理の苦手だと感じる分野をピックアップし対策をしました。教養試験はどちらも農業で変わりなく対策をしました。緊張しすぎず気楽に構え受験しました。

試験期間中の過ごし方

過ごし方としては、農業アルバイトや飲食店のアルバイトを掛け持ちで行っているので、これらのアルバイトの入るペースを週１、２に減らしました。また、農業アルバイトは息抜きに入るという形で通いました。また、大学院の私の研究が丁度一段落したことや、研究に行き詰まりを感じた時期でもあったことから教授に相談し１週間程度学校を休む期間を設けました。この短い休業期間を活用してこれまで不十分だと感じていた教養試験対策、専門試験対策をしました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験では30問あり、問題数が国家一般職と同じだと感じました。しかし、30問ある中の15問が数的処理の問題であったことから数的処理の比率が高いと感じました。初めの文章理解に時間を使いすぎ、数的処理が時間が足りなかったのが悔しかったです。

専門試験

専門試験は選択肢式の問題と論述問題の２つが課されました。選択肢の問題は国家一般試験の問題と変わらずまた時間も十分にあったため問題なく受験できました。論述問題は県の中山間地域の田について活性化の施策を問う問題でしたが、こちらも県の課題について学習し、農業の知識があれば問題なく受験できました。

人物試験

人物試験は1日に2回面接がありましたが、特に難しいと感じる質問はなく堂々と受験できました。

合格・内定した時の気持ち

結果が出る直前はドキドキしました。全体的に手応えが感じられる試験であったことから、合格しているだろうと感じていましたがやはりドキドキしました。最終的には内定したので安心しました。今回の試験は2次試験も19人の受験生が受験し9人しか合格していなかったので、農業職の中ではそこそこ倍率が高かったのかなとも感じました。そのことから、十分に対策をして合格をすることができたのでひとまず安心することができました。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は最後は気楽に構えたことだと思います。学校やアルバイト先の方は大丈夫、受かるからと楽観的に考える方が多かったのであまり緊張せずに取り組めたことも決め手なのではないかと考えています。私自身、悲観的に物事を考えがちですがこのような環境のおかげで前向きに努力をすることができました。また、対策も限られた時間であったものの直前期にはこれまでの学習時間などを見直すことができ十分な試験対策を行えたのが決め手だと考えています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

まだ、具体的な配属先など決まっていないのでなんとも言えないのですが、大学、大学院で果樹の研究について取り組んだ経験があることから、果樹に関する事柄に取り組んでいきたいと考えています。広島県ではブドウや柑橘、イチジク、梨など多くの種類の果実の生産が盛んであるため魅力的に感じています。また、試験場での品種改良に関わる研究や普及指導員として携わりたいです。この中で多くの生産者の方と繋がり仕事以外でも様々な体験ができたら良いなと感じています。さらに、今後農業職として活躍していくため農業に関するスキルが役立てられると良いなと感じています。実家が農業をしているので農業生産や自分自信が趣味で農業をする中で知識を役立てたいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は様々な職種があり、職種によって倍率や難易度も異なるので試験対策は安易では無いのだと思います。しかし、周囲の試験に合格されている方々を見ると悲観的に考えすぎず前向きにとり組まれている人が多いように感じました。このことから、限られた時間の中でも前向きに試験対策をされることを大切にして欲しいなと感じました。

また、勉強時間も大切だと感じますがどれだけ集中したかが重要だと思います。限られた時間内で効率的に学習を進めることが重要です。このことができたら最後は面接です。やはり面接が試験配点では最も大きいので大変だと思います。このことから受験を考えている機関、職種の研究を十分に行った上で試験に臨むことが重要です。

講師へのメッセージ

面接対策でお世話になりましたが真摯に向き合ってくださりありがとうございました。