合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

2026年合格目標｜教養+専門型ワイド・スタンダード対策カリキュラム（フル・ライト）【公務員試験】

公務員を目指すきっかけ

公務員を目指すきっかけは主に３つあります。1つは親族に公務員が多く、就職を考えた際に思い浮かびやすかったこと、休みがある程度ある仕事と思っていたことです。

2つ目は、国のために働くという責任感に魅力を感じたからです。働くうえでやりがいというものが大切になると考えていたため、漠然と国家公務員を志望していました。その後どのような種類の公務員があるかを調べ、また説明会に参加しより深く知ることで魅力を感じたため、最終的には公務員専願になり、国税専門官を第一志望としました。

3つ目はきっかけではないかもしれませんが、せっかく勉強したならという気持ちがありました。当初は民間との併願を考えており、選択肢を広げるために勉強しておこうと考えていました。勉強の内容や職務について調べるうちに公務員専願になりました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを選んだ理由は３つあります。まず料金です。公務員になるために必要な費用といえど、かなりの金額であるため安いほうがよいと考えていました。予備校を選ぶときはオンラインのものがよいと考えており、いくつか比較するとアガルートがほかの予備校よりも安く、また内定特典もあることも大きかったです

2つ目はカバー範囲です。私は予備校を早いタイミングで申し込んだため、その時点で第一志望先が決まっていませんでした。私の申し込んだワイドカリキュラムでは専門職、都庁、裁判所なども視野に入れることができ幅広くカバーされていたため魅力を感じました。

3つ目は試験対策が充実していることです。論文や面接カードの添削や模擬面接など二次試験の対策ができることが魅力でした。またフォロー制度があり不安を抱えているときに相談できることはメリットだと考えました。

学習の方針と進め方

3年生になると同時にゆっくりと勉強を始めていました。数的処理の勉強を早くから始めたほうがよいと聞いていたので何周もできるように早めに取り組みました。夏くらいからは主要科目の講義を見始めて少しずつ問題を解いていました。まずどの科目にも慣れようと考えていたので進めることを意識してやっていました。

また毎日勉強するということと朝から勉強することを心がけていました。全科目を毎日するのではなく、どの科目でもよいので勉強する習慣づくりをしました。朝から勉強すると1日の使える時間が長くなるのでおすすめしたいです。予定がある日もあるので毎日完璧にできたわけではないですが、できる限り勉強時間が0にならない様にしていました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年4月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

動画を見て問題を解いた後しばらくしてその問題に取り組んだ時にほとんど忘れてしまっていた時は毎回ショックで悔しいと感じました。今おもえば当たり前のことですが一周で身につかないことが悔しかったのだと思います。そのときは間違えたところを確認し、なぜ間違えたのかを真剣に考えました。そして気分転換に科目を変えるなどしていました。

工夫としてテキストに載っていないことを、講師の方が説明しているときは何となくのメモを取ることがありました。より分かりやすくなること、見返したときにこの話をしていた、など覚えやすくなると思います。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験対策

数的処理は問題を解いて、解説を読んでから動画を見ていました。自分でわかるものは動画を見なくてもよいと考えていましたが、解説に載っているものと異なった解き方を解説してくださったり、間違えやすい箇所、気を付けるべき点なども動画内で教えてくれるので少しでも確認するようにしました。

ただ解説のわかりにくい部分、載っている以上のことが動画にあるので非常に良かったです。

専門試験対策

動画をひたすら見て、理解できないところは次に問題を解くときに教科書、動画を見直すようにしていました。

動画内で出題傾向の高いところの指摘や細かい解説が、主に民法や経済学で役に立ちました。ほかのテキストも見たことがありますが、専門科目の教科書の内容が充実していると感じました。基礎から応用まで載っているため、アガルートのテキストが満遍なくカバーできていると思いました。

人物試験対策

模擬面接や添削をよく利用しましたが、テキストはあまり見ませんでした。後々見返してみると自分なりに調べて必要だと思ったことが載っており、早くに確認すべきだと後悔しました。

人から譲り受け、人物試験対策のテキストを見たことがありますが、アガルートのテキストはしっかりまとまっていました。

面接カードの添削、模擬面接はかなり力になりました。面接カードの内容だけでなく、話している際の動き、言葉遣いなども指摘いただき良い対策になりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

これは実行できる人が限られるかもしれませんが、学習時間を確保するために大学の単位を早めに取得しておきました。

誰でもいつでも始められることとしては、朝8時から勉強を始めて1日を長くし勉強時間を確保することです。あまり集中できないときでも自由に使える時間が多いので、勉強時間を長くできます。朝から夕方18時くらいまで勉強をゆっくりやっていました。眠い時は少し昼寝をして午後の勉強効率が下がらないよう意識していました。夜は自分の時間として息抜きをしたり、復習をしていました。

動画を見始めたばかりの時は寝る前に一本だけでも進めたりもしていました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

苦手なところ、間違えたところをメモしておき、それをみて足りていない部分を補完することを意識していました。試験直前になると焦ってくると思います。そこで問題集を必死にやるのもいいですが時間がないため、効率よく点数を上げようと考えました。

直前になると不安も大きくなります。あらかじめ勉強しておくことが不安を軽減する方法だと思います。不安で勉強に身が入らなくても今までやってきたことを信じることができるからです。私の場合は直前期にあまり身が入らなくなってしまったため、間違えたところを見返す方法があっていたと思います。試験に向かうとき受けるときは、全部あきらめずに解いてやるという心構えで行きました。その分できないときの反動がありますが、自分を信じて臨んでほしいです。

試験期間中の過ごし方

一次試験が終わってから答えが出された日には採点をしていました。採点したほうが気にならないと思ったためにしました。

受かっているかわからない中、二次試験や採用面接対策をすることはつらいものがあります。それでもやらないといけなかったので、自分の中で質問を想定したり、模擬面接を行ったりしました。面接カードの内容をフィードバックをもらうたびに考えることもして、不安にならないように動き続けました。模擬面接では自分の話したい内容を言えるかどうか練習していました。どの程度の単語を覚えていけば話せるかなど自覚できると思います。

また面接対策はずっと勉強し続けることと違うため息抜きに、友人と御飯に行くこともしていました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

時間ギリギリでもなかったため、わりとできたのではと思いました。しかし実際にはそこまで点数が高くありませんでした。急ぐばかりで正確性に欠けていました。

専門試験

1科目分（政治学）の勉強をせず、そのほかの科目で頑張ろうと考えていました。しかし民法に自信がなかったためあまりよくないと感じました。焦りました。また専門記述では憲法を解くと考えており、予備で会計学もやろうかと思いましたが、間に合いませんでした。それを凄く後悔しました。それは憲法が見たことのない問題だったからです。終わった後にすごく落ち込み、落ちたと思いました。

人物試験

面接では左右の二人からの反応がよくしっかり受け答えできたので、行けたのではないかと思いました。成績開示で確認したところCだったので驚きました。

合格・内定した時の気持ち

一次試験、二次試験共に合格発表を見るのが不安だったため、緊張していました。合格していたのを確認した時は安心感がすごくありました。公務員試験あるあるだと思いますが合格＝働く、ではなくまた二次試験当日に採用試験があったため気が抜けない状態で不安もまだありました。

採用面接で内々定を伝えられた時には、ようやくか、、と嬉しさがこみ上げてきました。ここまでが長かったためあまり実感がわきませんでした。お世話になった家族や友人などに報告できることがうれしかったです。

振り返ってみて合格の決め手

どの科目も早めに手を付けておき、ただ答えを覚えるだけでなくしっかりと理解しておくことができたことだと思います。主要科目ではなんとなくで解ける問題があるため、本当に理解しているのかがわからなくなります。理解しようとテキストを読み込むことは時間がかかるので、早めに取り組んだ人ほど理解を深めることができ、理解したことを応用できるようになると思います。また早めに取り組んでいたおかげで、直前期にあまり勉強の調子がよくなくても本番は落ちついて解くことができたことも決め手の一つだと思います。

また私は面接でもそこまで緊張するほうではなかったため落ち着いて受け答えができたこともあると思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

国税専門官として高度な専門性を身につけ、適切・公平な課税に貢献出来たらと考えます。国税専門官については、感謝される仕事ではないといわれることがあります。それでも国税の徴収は国の財源の確保という責任感ある仕事ということを忘れずに働きたいと思います。専門性のある職務のため日々勉強を心がけ、悪意のある人、ない人のどちらにも対話を通じて適切な納税を実現したいです。

専門性をより身に着けるため、研究課という大学院に行くことができるコースを志望し大学院にいけたらと考えています。また通信研修という局や署が管理してくれるものもあり、資格の勉強ができると聞いたので利用できたらと思います。

また職務内容では、どれも魅力的に感じますが査察、いわゆるマルサの仕事も経験したいです。

受験生に対するメッセージ

勉強を始めたばかりのころや一周終えたころでも、解けない問題があり焦りや不安があると思います。それでも続けることで正答率があがり、理解が深まるので自分を信じて努力をしてほしいです。ひたすらに勉強するだけでなく友達と話すなど適度に息抜きをし、長期的にできるようにすることも大切です。

目の前の試験が大きなことに感じますが、絶対に受からない試験、というわけではないので臆さずに望む心意気を持っていてください。受かると思いながらする勉強と受からないと思ってする勉強では、集中度合いなど変わってくると思います。みなさんが第一志望に内定をもらい、この時期に私と同じように次の受験生宛てにメッセージを考えている未来を祈っています。頑張ってください！

講座のご感想、講師へのメッセージ等

模擬面接、添削ではお世話になりました。ありがとうございました。