受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私は、自分が何の職業に就きたいかを考えている内に、生まれ育った地元に貢献できるような仕事がしたいと考えるようになった。
幼い頃から同じ土地で生まれ育ち、地域の方々と関わる機会も多かったため、地元に思い入れが深かったからかと思う。
様々な職業を検討していく中で、一般企業が参加する説明会にも何度か参加してみたが、市役所職員の方の話を聞いていた時が最も納得感があったように思い、公務員、中でも市役所職員として働くことが私の性格やこれまでの経験から合っているのではないかと感じた。
最初は漠然と考えていただけであったが、周囲の人に相談したり市のホームページを見ていくうちに、公務員を目指そうという気持ちが明確になっていった。

アガルートをお選びいただいた理由

最初は、本屋で教材を買い独学で勉強をしていた。
しかし、分からない問題が出てきたり、何の科目をどこまで進めるべきなのか分からなくなったりと、やはり自分一人で勉強していると不安になることが多かった。
そこで、予備校や学内講座を取ることを検討し始めた。
私が公務員試験の準備を始めた時期が遅かったこともあり、予備校選びに悩んでいたところ、アガルートの速習カリキュラムが目に入った。
他の予備校や学内講座は時期が遅すぎたり、もう締め切っているところも多かったが、速習カリキュラムは夏~秋から開始する講座だったため、私に合っているのではないかと考えた。

ホームページの説明を読むだけでは不安だったが、資料を取り寄せたり電話での相談などを丁寧にしていただけたことで、速習カリキュラムを取る決心がついた。

学習の方針と進め方

最初の頃は勉強の進め方が右も左も分からなかったので、アガルートのホームページに掲載されている速習カリキュラムの学習の目安をもとに勉強していた。
アガルートで授業を受ける最も大きなメリットは、動画の早送りや巻き戻し、倍速視聴ができることだと思う。
私自身も分からない箇所は巻き戻して繰り返し視聴したり、既に理解できている箇所は倍速にしたり早送りしたりして、自分のペースで学習できた点がとても良かった。
また、教材の中に授業で指摘された点を自分で書き込むシステムが、私に合っていたとも思う。

私は通学時間が長いので、電車の中やバスの中で教材を見返して復習をしていた。
特に法律系の科目は、教材のサイズが小さく、持ち歩きやすいのも嬉しい点だった。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私は数的処理や経済系の分野が苦手だったので、重点的に勉強したかったのだが、私が受験する自治体では数的処理の出題範囲は多いものの、経済学はそれほど問題数が多く出題されるわけでもなかったため、バランスよく勉強することに苦労した。
結局、数的処理は他の教科以上に時間をかけて勉強し、経済学は完璧を意識せず、ある程度理解ができるまで勉強することで、力みすぎず取組むことを心がけた。
とはいえ、経済系科目は軽く触れるだけでは、なかなか理解できなかったので苦労した。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

数的処理が苦手であったので自分ひとりで勉強することは難しく、苦手意識があったが、講義では教材の中から重要な問題のみを取りだして解説してくださったので、どこを重点的に勉強すれば良いかが分かりやすかった。
教材の解説を読んだだけでは分からないような問題もあったが、講義で図を用いたり解説にはない解法を説明してくださったりしたので、数的処理の勉強に対するハードルが下がったと思う。
英語や国語は自分のペースで勉強したかったので、講義動画を早送りしたり、自分が勉強したい箇所のみができた点が良かった。

②専門試験対策

特に法律系科目は、丁寧かつ要点を抑えた講義で分かりやすかった。
重要度によって下線の色を変えたり、「ここは重要」、「ここは軽く触れるだけで良い」、などの指摘も毎回明確になされていたので、どこを重点的に勉強すれば良いのかが分かりやすかった。

講義の際に書き込んだメモや引いた下線が、講義のあとに自分で見返す際に役に立つことが多かった。
経済系科目は初めて触れることもあり苦手意識があったが、講義ではかなりかみ砕いて説明されていたので、苦手な私にも取っつきやすかった。

③人物試験対策

面接対策用の冊子があることが新鮮だった。
また、再現ビデオを見るという経験もあまりなかったので新鮮であったし、自分が面接試験を受ける際の参考にもなった。

面接の形式的な説明だけでなく、面接の際の心構えなども言及されていて、インターネット上でも面接レクチャーなどはあるが、やはり人の声で説明を受けると説得力があるし、臨場感もあると感じたので、講義動画は特に良かった点だと思う。
講義を通して、客観的に自分を見たときの印象を特に意識して、面接練習をするようになった。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

講義動画は、主に自宅や学校の図書館で見ていた。
私は通学時間が長かったので、講義動画を見た後の見直しや問題演習は通学中の電車やバスの中で行ったり、学校の授業の合間に行うことが多かった。

休日は、自宅で勉強を行っていた。
アガルートの動画は音声のみをダウンロードすることも可能なので、隙間時間に勉強する際に役立った。
法律系の科目は教材がコンパクトなので、学校に行く際に持って行って隙間時間に読み返したり、復習をしたりしていた。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期は、試験対策に加えて、志望先のエントリーシートを書いたり面接対策などもしていた。
そのため、教材や動画の全てを見返したり問題を解くことは不可能だと思い、アガルートの教材をもとに自分の苦手分野を主にまとめた、まとめノートを作ってそれを見返すことが多かった。

また、全ての問題を解き直すことは難しいが、今までに間違えた問題のみを集中的に解き、それを再び繰り返し解いたりして、苦手分野の克服を目標に勉強していた。

試験期間中の過ごし方

試験期間中も、直前期と同様に志望先のエントリーシートを書いたり面接対策をしたり、試験対策に関しては復習が中心であったが、試験で解けなかったと感じた問題から、苦手な分野や科目を再び見直して問題を解き直していた。
特に法律科目や経済系科目は、暗記が足りていなかったと感じた部分の復習をしていた。
エントリーシートや面接対策は、学校のキャリアセンターやハローワークなども使って、色んな人から意見を聞くことを心がけていた。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

講義や教材の中で出てきた問題と似た問題が出題された時は、手応えがあった。
数的処理など苦手科目は分からない問題もあったが、つまずいた問題に長く時間を費やしすぎないように注意しつつ、他の科目でカバーできるよう努力した。

私は数的処理の空間図形の範囲が苦手だったので、試験で解けなかった範囲は見直しなどをしたが、分からない問題は潔く諦めて、暗記の多い科目など、他の科目を勉強する時間を多くとることも重要だと思う。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

法律科目は自信を持って答えられた問題も多かったが、やはり経済系科目は不安も大きかった。
ミクロ経済学は比較的得意だったので、マクロ経済学など苦手科目は多少失敗しても良いように得意な範囲を絶対に間違えないように意識した。
試験後の手応えとしては、しっかり勉強した範囲はできていて、あまり力を入れていなかった範囲はできなかったという感覚で、自分の勉強量に妥当な手応えだったかな、と思う。
専門科目は勉強した通りの結果が出るように感じたので、試験後は結果に一喜一憂しすぎずに、これまで通り勉強を続けることが大切だと感じた。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

緊張していたこともあり、練習でした通りの100%の力を出し切ることはできなかったと思うが、大きな失敗もなくやりきれた。
一方的に話すのではなく、面接官の方と会話をするように話すことを意識していたので、それが自然に出来ていれば良かったと思う。
自治体によって面接の形式は様々で、その時によって「上手く話せたな」と思うことや「失敗したな」と思うことがあったが、後は面接官の方との相性かな、と考えて、あまり自分の言ったことや失敗を後に引きずりすぎないようにしていた。

④合格・内定した時の気持ち

公務員試験は長期戦なので、焦ったりつらく感じることもあったが、合格の通知を頂いた際には安心して肩の力が抜けたような感じだった。
筆記試験は自分が勉強してきたことの成果なので、自分の努力が間違っていなかったことの証明のように感じて嬉しかった。

逆に面接試験は正解がある試験ではなく、時々の面接官の方との相性もあるので結果を待っている間は不安だったが、面接試験の合格は筆記試験に合格した時以上に嬉しい気持ちだった。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、我慢強さかと思う。
先ほども述べたが、公務員試験は試験勉強の期間から合格・内定が頂けるまでが長いので、勉強や面接の練習を忍耐強く続けられることが重要だと思う。

とはいえ、ずっと気を張り続けるのはつらいので、時折息抜きをしたり、休息を上手く取ることが大切だと思う。
また、自分が受験したい自治体の試験科目をよく見て、勉強に力を入れる科目と切り捨てても良い科目を決めて勉強していくことも重要だと感じた。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

私は、自分の生まれ育った地元に恩返しがしたいという思いで市役所職員を目指したので、これからも今までお世話になった方々のために働くという意識を忘れずに、地元に貢献していけるような仕事がしたいと思う。
私は面接試験で、女性の活躍や男女の雇用の平等、地元の情報の市内外への発信などに関心があると述べたのだが、与えられた仕事だけでなく何事にも積極的に取り組んでいきたいと思う。
公務員試験の勉強をしたり、面接の練習やエントリーシートを書いていく中で、私の持ち味は我慢強さだということにも気付いた。
これからは自分の持ち味を活かして、公務員として、また社会人としてより責任感ある行動で、市民の方の頼りになる職員として働いていきたいと考えている。

受験生に対するメッセージ

私は周囲より予備校を検討するタイミングや受講するタイミングが遅く、そのせいで困ったこともあったので、何事も早めに検討したり決断したりして、方針を決めておくことが大切だと思います。
また、勉強に行き詰まった時には、焦る気持ちがあるかもしれませんが、後々の自分のことを考えて、潔く諦めてみたり休息を取って、自分の心と体の健康を優先してあげることも、とても大切だと感じました。
完全に休息を取ることが不安な場合は、アガルートの動画は音声のみをダウンロードして聞くことができるので、音声のみを聞いてみたり、教材を見たりすることが良いと思います。
自分のペースで勉強できるのがアガルートの講座の良い点なので、それを活かして無理せず勉強することが大切かと思います。

民間企業向けの就職活動について

①民間企業向けの就職活動はしましたか?

していた

②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?

金融系

③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。

民間企業の就職活動中は試験勉強の時間を確保することが大変だったので、移動中に教材を読んだりしていた。

使用していた教材とおすすめの使い方

  • アガルートの教材
  • 過去問200

アガルートの講座を全て見てから過去問を解き始めた。

使用していた文房具やツール

  • 決まった色のボールペン