合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

元々親が公務員として働いている姿を見ていたので、公務員という仕事に興味がありました。
ある日、霞ヶ関あたりを散歩した時に、国家公務員の方々が通勤をしている姿を見て、こんなところで働いているなんてとてもかっこいいなと思い、興味を持ち始めました。
その時が大学3年生の春だったため、まだ目指せるのではないかと思い始めました。
志望省は、農業系の大学に通っていたので、大学の知識を活かせるような農林水産省を選びました。
技術職よりも行政職の方がより幅広い業務を行うことができるため、技術職ではなく、行政職を選ぶことにし、勉強を始めました。
まずは独学で始めようと思っていたため、民間も視野に入れようと思っていましたが、アガルートを見つけてからは公務員一本で頑張ることを決意しました。

アガルートをお選びいただいた理由

もともと北海道の中の地方である帯広市に住んでおり、国家公務員の予備校がありませんでした。
特に、私は技術職ではなくて、行政職を目指していたため大学でも対策を行なっていませんでした。
そのため、独学で頑張ろうとしていました。
しかし、予備校に関して色々調べてみたところ、オンライン予備校というものがあることを知りました。
オンライン予備校もいくつかありましたが、アガルートは公務員の知識について調べた時に、よく出てくるサイトであったため、気になり調べてみました。
数々の合格実績、価格の安さ、合格特典が受ける決め手になりました。

始めてからすぐに講義ノートが届きました。
講義も自分の好きなスピードで受けることができ、とても勉強しやすかったです。

学習の方針と進め方

専門科目の配点がすごく高い為、まず最初に専門科目の講義を一通り受け終えることを目標に、頑張ってきました。
講義を聞き終えた後はすぐに問題集を解き、わからなかったところは講義ノートを見返していました。

民法Ⅰ、民法Ⅱ、行政法、憲法は授業を大体4周くらい行い、そのあとはよく出るところの演習をひたすら行なっていました。
経済科目に関しては計算問題が多いため、演習を主に行なっていました。わからないところは調べたり、講義を見返したりして解決していました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

民法の細かいところを覚えるのに、苦戦しました。
特に年数などの細かいところは、ややこしいところがたくさんあったのですが、そこがなかなか覚えられずにいました。
それを乗り越えるために、自分なりにまとめて、わかりやすくしました。
経済科目に関しては計算手順がなかなか覚えられず、苦戦しました。
3周目くらいから計算を機械的に行なってしまっていたため、頭に入っていないことに気づきました。
計算問題は、質も結構大事なことを知ったので、そこからは、時間をかけてゆっくり理解することを心がけました。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

教養は、専門科目の息抜きとして行なっていました。
特に、数的推理の問題集はとても分厚いものが支給されたので、主にそれを解いていました。

後の法律や経済などの科目は、ある程度頭に入れる程度で勉強していました。
国語や英語は、大学受験レベルのものだったので、あまり触れていませんでした。
法律や経済は専門科目とかぶっている範囲が多くあったので、1周しかしていません。
配点が低いので、そこまで深く勉強はしていませんでした。

②専門試験対策

専門は一番配点が高いため、一番時間をかけていました。
特に、行政法、民法、憲法は何度も演習を行い、何度も講義を見返して覚えていました。
また、先生がとてもいい先生で、講義がわかりやすかったです。
講義ノートもとても見やすく、勉強しやすかったです。

問題集を解いて、間違ったところや、ノートに書いていない知識に関しては、自分でノートに書き足していました。
2周目以降は1.5倍速で講義を見て、時間の節約にも気を遣っていました。

③人物試験対策

面接の対策は、面接の講義があったので、一通り受けました。
面接の担当も、専門の担当をしてくださった小林先生だったので、安心して受けることができました。

特に重要な知識を頭に入れて、面接カードの作成をしました。
一つ後悔しているのは、オンラインでも面接練習をしてもらえるようだったのですが、それを活用することができなかったことです。
これを活用していたら、もう少し自信を持って面接に挑むことができたのかな、と思っています。

学習時間はどのように確保し、日をどのように過ごしていたか

実家に住んでいたため、昼の12〜13時ごろから夜の24時まで勉強をしていました。
途中で休憩もしていましたが、最後の方は10時間勉強するようにスケジュールを組んでいました。
また、予定はなるべく入れずに、勉強をできる環境を作り上げていました。
特に家で勉強すると集中できないことがたくさんあったので、気分転換にカフェや大学で勉強するなど工夫を行っていました。
昼までは自由に過ごして、24時まで勉強を行った後はすぐに寝て、明日の勉強に備えていました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

1年前からコツコツ勉強していたので、焦りはあまりありませんでした。
特に直前期は無理をして体調を壊してしまうのが怖かったので、体調管理には気をつけていました。

また、試験当日眠くならないように早めに寝て、朝早く起きる生活をおこなっていました。
直前期の勉強は、確認を主におこなっていました。
焦りを感じないように難しい問題は解かないようにして、知識の地盤を固めていました。
また、専門科目の全科目を、少しずつ毎日勉強するようにしていました。

試験期間中の過ごし方

試験前は、会場まで歩くようにしました。
歩くことで、頭と体をスッキリした気持ちで挑むことができました。

朝歩くのは、とてもお勧めします。
試験期間中は、リラックスして受けていました。
教室からはあまり出ず、イヤホンをして自分の世界を作っていました。
専門科目は時間が余ってしまったので、解き終えて解き直しが終わった頃に途中退出しました。
結構途中退出している人は多かったので、教室内にいるのが苦痛な場合は、退出してもいいと思います。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

教養科目は、ある程度いい手応えを感じました。
特に英語と国語、数的推理が迷いなく全て解けたので、手応えを感じていました。

それ以外の法学や経済は、あまり自信がありませんでしたが、半分以上は絶対取れただろうという確信があったので、そこまで気にしていませんでした。
教養は時間がなく、計画的に解くことが大事と言われていますが、私は時間が余ってしまいました。
変に落ち込まずに専門科目に挑むことができたので、良かったと思います。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

専門科目で選択しようとしていた行政学がとても難しく、知らない人物名がたくさん出てきたのですごく焦りました。
行政学は専門科目の第一問として解いていたため、焦った状態で専門の時間が始まってしまいました。
行政学はボロボロでしたが、民法や行政法、憲法はしっかりと確認を行なった部分が出題されたので、安心して解くことができました。
ミクロやマクロ経済学は、私の苦手な部分が出てきましたが、しっかりと苦手を克服していたため、難なく解き終わることができました。
しかし、勘で解いてしまったところがいくつかあったので、手応えはあまりありませんでした。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

面接の前に結構大きなトラブルがあり、精神的に参った状態で面接に挑んでしまいました。
3対1の面接は国税専門官の受験の際に経験していましたが、その時よりも明らかに不安が態度に出てしまっていたと思います。
想定していた質問を聞かれましたが、うまく答えることもできませんでした。
今まで精神面では気をつけていましたが、今回は最後ということもあり、気が抜けてしまっていたかもしれません。
受ける際は、余裕を持って行動しておくことをお勧めします。

④合格・内定した時の気持ち

最後の面接で、相当自信がなかったので安心しました。
合格発表の日に内定先から電話があり、おめでとうございますと言われた時に、やっと終わったんだと思いました。
その時はとても嬉しく思っていましたが、これから国家公務員として働くために、やることはたくさんあるな、とワクワクした気持ちに変わっていきました。
しかし、まだこれから働くという実感はありませんでした。
10月の内定式を終えた時が一番、これからここで働く、という実感をしました。

振り返ってみて合格の決め手

やはり、3年生の春という早い段階で決断をし、アガルートを受講するということを決めたことが良かったと思います。
独学ではなかなか進められないところや、難しかったところがあったと思います。
合格特典があることは、とてもやる気に繋がったし、高い値段を払っていたので、やらなければならないという気持ちも出てきました。
アガルートを受講する道を選択しなければ、合格していた可能性も低いと思っているため、非常に感謝しています。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

公務員としては、日本の農業をもっと魅力的なものにしていきたい、という夢があります。
農業はとても大変な作業であり、新規参入が少ない職業です。
私自身、農家でアルバイトをおこなっていたので、農作業の大変さは身に染みるほどわかっていました。
農業機械のAI化などが進んでいますが、とても高額なため、買えずにいる農家さんもたくさんいます。
そんな農家さんを、根本から支えられるようなお仕事に取り組みたいな、と考えています。

また、大学では食品の研究を行なっており、日本食に特に魅力を感じています。
今、日本では日本食を食べる機会が減ってしまっているので、そういった日本食を海外ではなく、日本で発信するお仕事にも取り組みたいなと考えています。

受験生に対するメッセージ

公務員試験の受験をする覚悟を決めるのは、とても難しいことだと思いますが、ぜひ挑戦してほしいです。
民間の人よりも、長く就活をしなければならないから、悩んでいる人もいるかもしれません。
しかし、思っているよりも大差はないので、安心してほしいです。
特に国家公務員の場合は、8月の中旬には結果が決まっている人がほとんどなので、みんなよりも早く就活が終わっている場合もあります。

勉強をしている期間はとても辛いと思いますが、同じく国家公務員を目指している友達を作り、互いに励まし合いながら勉強すれば、終わった瞬間いい思い出に変わるので、辛くても諦めずに頑張ってほしいなと思います。
陰ながら応援しています!頑張ってください!!

使用していた教材とおすすめの使い方

  • LECの問題集
  • 5年分の過去問

使用していた文房具やツール

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