合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

公務員には安定感がある、と思ったからです。
一般企業ではいつ何があり、会社の業績が悪くなってしまうかわからないですが、公務員ではそういったことはありません。
給料が安定しているという点でも、公務員は非常に魅力的だ、と高校生の時から感じていました。

また、自分の暮らしてきた地元に貢献したい、と考えたのもきっかけの一つです。
私自身、教育学部で、地元の小学校に教育実習に行かせていただいたのですが、外国から来たばかりで日本語の授業についていけない子どもや、貧困問題を抱えている家庭の子どもを見てきました。
その中で、教員になるよりも、地元に暮らす子どもたちの将来のために、教育の現場の範囲だけでなく、子どもたちの生活の根本を変えることができる、公務員という仕事につきたい、と考えるようになりました。

アガルートをお選びいただいた理由

理由の一つ目は、いつでもどこでも自分の好きなペースで、学習が進められるということです。
私は公務員試験の勉強だけでなく、一般企業の就職活動も並行して行っていたので、夜中でも移動中でも好きな時間に授業を見ることができるという点において、非常に魅力的に感じました。
自分の好きなペースで勉強することができたことで、ストレスを感じることもなく、勉強を進めることができました。
また、予備校等では、予備校まで通学する時間がかかってしまいますが、自分の持っているパソコンやスマホを開くだけで授業を見ることができる、ということも魅力に感じました。

二つ目は、値段の安さです。
他の公務員試験対策の講座と比べたときに始めやすいと感じたため、アガルートさんを選びました。
値段が安いだけではなく、Facebookで質問に答えてくださるサービスや、オンラインで面接対策をしてくださるサービスがあったというところでも、いざという時に頼りにできる大人の方たちがいる心強さを感じました。

学習の方針と進め方

他の方と比べると遅めだと思うのですが、大学3年生の11月頃から本格的に勉強を開始しました。
就職活動と並行して勉強をしようと考えていたため焦りもありましたが、どちらも中途半端に進めてしまってはよくないと感じ、勉強するときは勉強するとき、就職活動のESをたくさん提出したいときはESを書く時と、しっかり区別して進めるようにしていました。
また、電車に乗っているときなどの隙間時間には、参考書を読むなどして、時間を無駄にしないように意識していました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

初めは、専門科目も必要とする、県庁や国家一般職も視野に入れて学習していこうと考えていたのですが、最終的に教養科目の勉強だけで受験することができる受験区分に狭めた、ということが挫折経験です。
元々第1志望が地元の市役所で、就職活動との並行の中でこのまま専門科目も勉強していくのは中途半端になってしまうのではないかと考えたことで、教養科目だけの勉強に絞ることを決意しました。
受験できる範囲は狭まってしまいましたが、第1志望であった地元の市役所に合格することができたので、自分で思い切って決断をして良かったと思っています。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

現代文と英文は、たくさんの文章に触れることが大切だと考えていたので、どちらかの参考書の問題を1日1回解くということを決めていました。
どちらも分からなかったら解説授業を見て、知らない単語はすぐに調べて、知らないままにしないということを意識していました。
大学生になると、文章読解の問題を解くことがあまりなかったですが、参考書のおかげで、効率よく文章理解の試験対策ができました。
数的処理の講座では、わからない問題は繰り返し解く、ということを行っていました。
電車の移動中では、なかなかまとまって学習する時間をとりにくい自然科学や人文科学の参考書を開き、学習していました。

人物試験対策

面接対策講座の動画を、面接前に見ていました。
動画で見たことで入退室の仕方や面接のポイントがわかり、本番でも自分らしさを出して面接に挑むことができました。

私の受けた川口市役所では、一次試験から面接があったのですが、早めに対策することができました。
なかなか面接対策について改めて教わる機会がないので、就職活動の際も、アガルートさんの面接対策講座を見て学んでいました。
私は、オンラインで受けることができる面接対策を活用することなく終わってしまったのですが、実際に面接の相手をしてくださる方がいるというのは、非常に心強いと思います。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

毎日今日は何時間勉強したい、ということを決めるようにしていました。
また、自分のスケジュール帳に1ヶ月、1週間、1日の予定を決めて書くようにしていました。
この月までにこの教科は仕上げておきたい、参考書のここまで終わらせておきたいなどの目標を決めておいて、逆算して1日のスケジュールを立てることで、大幅なスケジュールのずれなく本番を迎えることができました。

私自身、目に見えて勉強をしていることがわかるとやる気が出るので、このように目標をスケジュール帳に記載したり、スマホアプリで学習時間を記録したりしていました。
また、朝勉強するよりも夜勉強するほうが、自分は向いていて集中することができる、というのをわかっていたので、自分にあったタイムスケジュールで勉強するようにしていました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期は、なるべく地元の図書館で勉強するようにしていました。
自分の家だけで勉強すると、少しだらけてしまうタイプだったので、昼ご飯を食べた後は図書館に行くと決めて、閉館時間まで勉強していました。
また、地元の図書館だったので、休憩時間には図書館の内外を散歩して、面接で話すことができそうな話題を探してみる、ということも少し意識していました。

図書館で勉強する代わりに、家はなるべく休息の場にすることで、直前期でもストレスをあまり感じずに勉強を継続することができました。
また、友人でも公務員試験を受ける子がいたので、その友人と連絡を取り合うことで、リラックスすることができていました。

試験期間中の過ごし方

一次試験が終わってから二次試験の日程の間には、地元の魅力や地元が行っている政策を、自分のノートに言語化するようにしていました。
何を質問されても良いように、地元の市役所のホームページをいつも見て、自分の立場で意見を言えるように考えていました。

頭の中で浮かぶだけではだめなので、実際に自分の声で伝えることができるように、声を出して自分の意見を伝える練習もしていました。
また、親や地元に住んでいる友人にも、地元の良さを聞きメモすることで、自分が思っていた以外の地元の魅力ポイントが見えたので、これは話を聞いておいてよかったと思いました。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

試験会場を訪れるとたくさんの受験者がいたので、自分が合格できるのか少し不安になりました。
ですが、自分が苦手としていた数的処理の分野で、いつもよりもスラスラと解答できることができたので、もしかしたら合格することができたかもしれない、という気持ちになれました。
本番では、時間配分が大事になってくるので、知識系の問題ははじめに時間を決めて解き、知能系の問題は、考えれば答えがわかるものもあるので、時間がかけられるように後半に解く、というように意識しました。

②人物試験を受験した時の手ごたえ

合計で3回面接を行ったのですが、どれも緊張しました。
ですが、私自身就職活動の際行っていた面接で、ある程度面接慣れをすることができていたので、他の受験生よりは、リラックスして面接を行うことができたのではないか、と考えています。
二次試験の1回目は集団面接で、2回目は別日に個人面接があったのですが、個人面接の際に、内定を出したら是非来てほしい、と言っていただけたので、明るい気持ちで人物試験を終えることができました。

③合格・内定した時の気持ち

一般企業を受けている友人たちよりも、決まるのが遅かったので、とにかく将来が決まり安心することができました。
頑張って勉強を進めてきてよかった、と感じる瞬間でした。
また、両親が私以上に喜んでくれたので、非常にうれしい気持ちになった、ということを覚えています。

うれしい気持ちになると同時に、社会人になるという実感が湧きました。
今後は、自分が暮らしてきた地元に、たくさん貢献できるように努めていきたい、と改めて思いました。

振り返ってみて合格の決め手

自分なりにスケジュールを決めて、無理なく勉強を「継続して」行えたことが合格の決め手だったと考えています。
私は飽き症なところがあるので、自分の好きな日本史などの教科を、数的処理の勉強の間に挟んだり、対策講座やyoutubeなど、動画で楽しく勉強を行ったり、といった対策をしながら、勉強を行うことができていました。
自分の扱いを、自分でうまく行うことができていたように感じます。
また、川口市役所は人物試験が重要視されているので、面接対策の時間を多くとるように意識していたことも、合格につながったと考えています。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

私は、教育実習での経験を生かして「子どもたちからも愛される市づくり」を、実現していきたいです。
教育実習で、様々な状況下の子どもたちを直接目にしてきました。
その中で、教育現場という範囲だけでなく、子どもたちの生活を根本から変え、支援することができる仕事がしていきたいと考え、公務員になることを決意しました。
子どもたちの生活を支えていくことで、子どもたちにも愛されるような市を作り上げていきたいです。
一筋縄ではいかない難しいことだと考えていますが、子どもたちの声を反映する機会を持ったり、子どもたちの遊び場所を増やしたり、子どもだけでなく保護者の子育て相談制度を充実させたりすることで、次世代を担う子どもたちからも愛される地元にしていき、より豊かな市にしていきたいです。

受験生に対するメッセージ

周りの友人たちの就職先が決まってくると焦ってしまうこともあると思いますが、絶対に勉強を継続してきたという努力は報われます。
私も焦りを感じることがありましたが、勉強を継続してきた自分を信じることで、勉強を更に継続することができました。
自分がなぜ公務員になりたいのか、問い続けることも大切だと思います。
勉強に行き詰まってしまった時には、改めて自分がなぜ公務員になりたいのか考え、自分が公務員になって活躍している姿をイメージするようにしていました。

また、私は不安に感じたときは親や友人に相談してみたり、話を聞いてもらったりしていたので、一人で頑張りすぎずに周りの人を頼りにしてみるということも大事だと思います。
自分がストレスをため込みすぎないように、うまく自分を扱ってあげる、ということを意識しながら、日々過ごしていってください。

民間企業向けの就職活動について

①民間企業向けの就職活動はしましたか?

はい、行っていました。

②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?

業種は特に絞っていなかったのですが、営業職を中心にみていました。

③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。

勉強時間の確保が、最も大変でした。
就職活動でもESを書いたり、面接対策を行ったり、インターンに訪れたりしなければいけなかったので、就職活動を行う日と、勉強をする日の区別をつけるようにしていました。
大変なことも多かったですが、公務員試験の勉強を行っていたことで、就職活動の際のWEBテストを解くことができたり、就職活動を行っていたことで、公務員試験の際の面接で自分らしさを出すことができたりしたのは、非常に良かったです。

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