受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

自分が進むべき道について考えていた際に、公務員という選択肢がありました。
そこで、実際に公務員になろうという決断を取ることができたのは、知り合いの現役公務員の知り合いの方々の影響があります。
私自身の進路に関しての悩みを親身に相談に乗ってくださり、公務員という職業を良い点だけでなく、お勧めできない点も含めて教えていただきました。
中立な立場から、私自身の意思を尊重して、相談に乗ってくださる知り合いの方々を見て、私もこのような方々と共に働いていきたいという思いを獲得しました。
職員の方々が、一人一人熱い思いをもって職務に取り組んでいることが目に浮かび、自分自身も国民や市民の方々のために少しでも役に立つような人間になりたいという考えが、公務員試験の勉強をするという行動にもつながりました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを選択した大きな理由としては、時間や場所に制約されずに自分のペースで学習を進められるという点に魅力を感じたからです。
予備校を選択するうえで通学と通信という、大きく2種類の選択肢があります。
当時の私はアルバイトや大学の授業などもあり、通学タイプの予備校では融通が利かなくなると考えました。
アガルートの公務員講座はパソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも講義動画を視聴することができ、スキマ時間でも学習に取り組める環境になると考えました。
実際に、通学中の電車内で復習などを行っていました。
学校生活や私生活と公務員試験の学習を、すべて充実させることができると考えたため、アガルートを選びました。

学習の方針と進め方

長期的な目標とその達成に向けた短期的な目標を掲げて、学習に取り組んでいました。
具体的に、長期目標は模試までに法律科目で満点を取ること、短期目標はその実現に向けて今月までに問題集を何周するなどを決めていました。
長期的・短期的な目標を設定し、明確なゴールや通過点を持っておくことで試験勉強に対して前向きに取り組むことができました。

また公務員試験は、広く浅く学習を進めていかなければなりません。
そこで、1日に触れる科目数を意識して多くしていました。

この日は数的処理だけをするという日は作らず、毎日多くの科目を少しずつ学習しました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

直前期の模試で思うような点数が取れなかったときに、このままで大丈夫かという気持ちを抱きました。
しかし、そこで立ち止まっていても合格には近づかないので、少し楽観的な考え方を持つようにしました。
あくまで模試は本番に点を取るための前哨戦なので、今回間違った箇所を本番では絶対間違えないという考え方をして、自分のやる気に変えていました。
そのように考えることで、試験結果は自分の目標点よりもはるか高い点数を取ることにもつながり、1つの分岐点になったと思っています。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

数的処理や文章理解に関して、公務員試験での考え方や解き方を教えていただけたというイメージがあります。
教養対策は試験勉強を始める時期で、学習にも意欲がわかない時期でしたが、動画で分かりやすい解説があったためすぐに意識を変えることができました。
動画で講義があるため1度で理解できない問題であっても、何度も何度も解説動画を見返すことによって自然と解法を覚えることができました。
また例題だけに使う解法でなく、他の問題でも活用できるような技も教えていただけました。

②専門試験対策

私は、専門科目の中でも特に、法律科目の講義が印象に残っています。
憲法・民法・行政法など一見関係のないような科目ですが、互いに密に関わり合っています。
その関係性を先生がその都度説明をしてくれて、各科目に関わりを持たせながら学習することで、学習内容をしっかりと定着させることができました。
また問題集も過去問題から頻出のものを抜粋しているので、繰り返し何周も解いていくことによって力が付き、本番での得点源にすることもできました。

③人物試験対策

長期間ペーパーテストの勉強を進めたのちに、人物対策を進めることは切り替えが難しかったです。
そんなときに、人物試験とはどのようなものかということを1から教えてくれる講義があり、対策の導入に大変役立ちました。
面接試験を突破するための心持ちや、対策方法を丁寧に教えていただけました。
また、私は受講していなかったのですが、公務員試験のプロが模擬面接やエントリーシートの添削などを手厚くサポートしてくれるカリキュラムもあるので、不安な方や絶対に合格をしたいという方にはいいと思います。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

年が明けるまでは、学業やアルバイトと両立しながら学習を進めました。
ここで意識していたことは、どんなに忙しい日でも試験勉強を1日1回は必ずするということです。
毎日継続的に勉強していくことで、記憶にも定着しやすくモチベーションの維持にもつながりました。
年明け後は、極力試験勉強だけに集中できる環境をつくり、追い込んでいきました。
この時期に、本番を見据えてしっかりと量をこなしたことが、本番でも得点を取ることにも繋がりました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期には、苦手科目や分野の同じ問題を何度も解きなおしました。
本番で出題された際に得点源にしていくためにも、直前期の短期記憶に残すためにも、同じ問題を解いていました。
また、過去の出題などの傾向から、ある程度出題を予想して勉強に取り組んでいました。
自分が受ける試験にはほとんど出ていない分野は、思い切って勉強せずに、頻出箇所に絞って勉強していました。
一般的に受験生が選択する科目が私自身苦手であったため、思い切って切り捨てて、他の科目の学習に費やしました。
結果的にこの選択が、試験通過につながったと感じています。

試験期間中の過ごし方

試験期間中はできるだけストレスを感じずに、楽しんで試験を受けることを意識していました。
合格後にどんなことをして遊ぶかや、おいしいものをたくさん食べることなど、未来の明るいことを考えていました。
また、試験勉強を徹底的に行っていた自分の自信にもつながり、自分なら大丈夫だという気持ちになっていました。
試験期間中は新たな内容を学習するというよりも、これまでの自分の努力を最大限発揮できるような準備をしていくことが効果的だと考えます。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

私は数的処理を苦手としており、教養科目では文章理解でしっかりと得点を取りつつ、数的のできる問題は取りこぼさないという戦略を立てていました。
そのため、総合的にみても何点以上取るというよりも、何点を切らないというボーダー点を自分の中で設定していました。
試験後は、これまでにないほどできたという達成感があり、想定していた点数よりも高い点数を取ることができました。
半年以上の期間、数的や文章理解に触れてきた結果が、手ごたえや結果にもでて達成感がありました。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

私は専門試験を得点源としており、試験ではケアレスミスをなくすという意識をもって試験に臨みました。
試験を終えたときの手ごたえとしては、高得点を取れたのではないか、そして教養の手ごたえも含めて1次試験は絶対に突破できたと感じました。
その瞬間、約1年間勉強をし続けてきてよかった、と強く感じることができました。
公務員試験では満点を取れなくてもよいので、試験にまったく聞いたことがないような難問がでてきても焦らずに対処しました。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

面接試験は、受験後に通っただろうという感触を得ることができました。
面接官がなにを問いたいのか、どこを見ているのかなどを冷静に分析しながら対応することができ、手ごたえをもって試験を終えることができました。
自分を大きく見せずに、ありのままの姿を伝えよう、そして自分自身が公務員として適正があることを面接の時間で伝えることを意識していました。
もちろん面接を評価するのは面接官であり、主観で判断することはできませんが、熱い思いや適性を伝えることができました。

④合格・内定した時の気持ち

合格をいただいたときは、一生懸命公務員試験に向き合ってきて、本当に良かったと思う気持ちが大きくありました。
約1年間という長い期間を公務員試験に費やし、真剣に努力を積み重ねてきたからこその結果だという達成感がありました。
また、決して自分一人では、この長い期間を走りぬくことはできなかったとも感じました。
家族や友人、講師の先生方などの助けをいただきながら得た合格の2文字は、他の何にも代えられない特別なものとなりました。
公務員になるために、全力で走り抜けたこの期間は、自分の財産になると感じています。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手として一番大きなものは、公務員として働いていきたいという思いを、しっかりと持ち続けられたからだと考えています。
中途半端な気持ちではなく、試験を受けるのであればしっかりと最後まで向き合い続けて、結果も出してやろうという気持ちを、勉強を始める段階で持っていたことが、合格にもつながったのではないかと感じています。
勉強期間中には様々な誘惑があったりしましたが、しっかりと今すべきことを考えて集中して取り組んでこられたと、今振り返ると自信を持って言えます。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

公務員として、自分のこれまでの経験が生かされるような職種にたずさわっていきたいと考えています。
具体的には、スポーツを用いた事業と、子どもの貧困に関することです。
私はスポーツを通して、様々な経験をしてきました。
また、たくさんの人たちとも出会いました。
これらの経験や出会いは、私の人生をより豊かにしていると感じています。
公務員として、子どもから高齢者までみんなが楽しめるようなスポーツ環境の整備や、スポーツを用いた地域活性化に取り組んでいきたいです。

また、自分の目で目の当たりにしてきた子どもの貧困の現状を、少しでも変えられるような働きかけをしていきたいです。
公務員になりたいと考える要因にもなった、だれかのために行動を取っていきたいという考えを忘れずに職務に取り組んでいきたいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は、本当に長い戦いです。
そして多くの試験科目が、受験生を苦しめると思います。
しかし、しっかりと計画を立てて行動に移すことで、必ず結果につながると試験を受けて感じました。
公務員試験のほとんどの職種で、努力の数と比例して必然的に合格が近づいてきます。
最後の最後まで、あきらめることなく戦い抜いてください。

また目標を持つことで、目標を達成するために今何をすべきかや、優先順位などが自然と見えてくると思います。
どうせやるなら何の目的もなく取り組むのではなく、意志をもって試験を乗り越えてください。
最後に、息抜きはとても重要です。
しんどい時や息詰まった時には、迷わず休息を取るようにすることがおすすめです。
ストレスが1番の敵ですよ。

使用していた教材とおすすめの使い方

  • アガルート教材一式
  • スー過去
  • 畑中敦子の数的シリーズ(数的処理が苦手であったため、初歩的な参考書)

使用していた文房具やツール

特になし