合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

検察庁

公務員をめざした理由・契機

民間企業での就職活動を通じて、「何よりも人のために働きたい」という軸を見つけ、それをかなえられるのが公務員だと考えたためです。元々民間企業で数年勤務した後に公務員になろうとしていたため、大学2年生から4年生の夏までは、民間就活をしていました。

しかし、民間企業の選考に参加し続けたところ、民間企業で勤務することの意義は何かと、疑問を持つに至りました。そこで、やはり自分には公務員しかない、と既卒での公務員試験受験を決めました。
検察庁は、家族が勤務しており、幼い頃から憧れがありました。社会正義の実現という大きな目的を持って働ける点、典型的な事務仕事だけでなく、検察庁ならではの血沸き肉躍るような業務を経験できるという点から、具体的に検察庁を目指そうと決心しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

テレビCMがきっかけです。費用をある程度抑え、時間に融通がきき、公務員試験の合格実績も十分にある講座を探していました。その際に、アガルートのCMを思い出し、資料請求をするに至りました。

他の予備校と比較して費用を抑えることができ、いつでもどこでも受講でき、さらに合格実績もあり、私の希望に沿っていると感じ、受講を決めました。

勉強の方針と進め方

まずは知識を頭に入れ、それからひたすら問題演習に励むという方針でした。アガルートのテキストと講義動画を使い、まずは暗記を取り組みます。そして、その日に得た知識を定着させるため、すぐに問題演習に取り掛かりました。

これを2周行った後には、問題集を使い、自分の知識の漏れを見つけます。問題を解いていく中で、忘れてしまった部分や、理解が足りていないと感じた部分は、もう一度講義動画を見るようにしていました。最終的に、問題集は5周しました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

失敗や挫折とは言えないかもしれませんが、周りが就職する中で、既卒で公務員試験を受験することに不安や孤独を感じたり、苦手な科目の勉強の進め方に悩んだりしたことがあります。その際は、アガルートの定期カウンセリングを利用しました。

講師の方々が不安や疑問を受け止め、親身になって対応してくださります。公務員試験を乗り切るためにはメンタルの安定が重要であるため、この定期カウンセリングには特に助けられたと感じています。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

講義動画、テキスト共に非常にわかりやすかったです。私は特に、数的処理に苦手意識を持っていました。アガルートの講義動画では、問題の解説を丁寧におこなっていたため、答えを出すまでの過程をよく理解することができました。

また、テキストも基本的な問題から応用問題まで多く揃っているため、問題演習を十分に行うことができ、自分のレベルアップも実感できます。最終的に、教養試験では数的処理が得点源になるほど得意になりました。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

模擬面接を数回利用しました。面接カードの添削や、面接カードから予想される質問、話し方の指導など、非常に手厚かったと感じています。
人物試験直前期になると、模擬面接の予約が取りづらくなるため、1次の筆記試験が始まる前から面接カードを書き始めるなどの対策を初めておくとよいと思います。また、受験生が不安を持ちやすい人物試験時の服装やマナーなどを動画で学ぶことができるのも魅力的です。

私は面接には苦手意識を持っていましたが、アガルートの人物試験対策講座で自信をつけ、最終的に人物試験は全て突破し、最終合格に至ることができました。

学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?

私は既卒で、アルバイトをしながら公務員試験対策を行っていため、時間的な余裕があまりありませんでした。そのため、移動中などの隙間時間に暗記を行うなど、時間を有効に利用しようと心掛けていました。

午前中はひたすら専門択一試験の問題演習に取り組み、休憩がてら数的処理の問題を解いていました。昼から夜9時ごろまでアルバイトがあり、帰ってくる頃には疲れ切っていましたが、寝る前にテキストを5ページ読み込むなど決めておいて、知識の定着に励みました。

直前期の過ごし方

本番の試験に近い状態で学習を進めようと心掛けました。具体的には、まず、本番は早い時間に集合するため、生活リズムを整えました。また、本番の試験のタイムスケジュールを調べ、試験の開始時間に合わせて学習を始めました。

勉強の内容については、過去問をひたすら取り組み、本番の雰囲気を掴むことや、知識の漏れの確認に時間を費やしていました。このように、直前期は常に本番の試験を想定して動いていたため、「自分は受かる、大丈夫」と、当日は余計な緊張をせず、自分の全力を出し切れました。

試験期間中の過ごし方

1次試験期間中の5月上旬から6月下旬までは、知識の定着に励んでいました。時間がたつにつれ、身に着けたはずの知識がどんどん抜け落ちていきます。そのため、超基本と思われる知識であっても、確認を怠らないようにしていました。

また、1次試験が終わった後から人物試験対策を始めると、時間的な余裕がないだろうと考えていました。そのため、1次試験期間中であっても、面接カードを書き始めるなど、少しずつ人物試験対策も進めるようにしていました。

教養試験を受験した時の手ごたえ

教養試験では特に苦手な分野はなくなっており、毎回大きな手ごたえを感じていました。実際に、コンスタントに高い点数を取ることができていました。とりわけ、国家一般職試験では40点中35点を取るなど、自分の成長を実感しました。

このように、教養試験を得点源にすることができたのは、苦手な数的処理を毎日取り組んだ結果だと思います。問題に対する苦手意識がなくなり、本番中も自身を持って解くことができました。アガルートの講座をしっかりと受講していてよかったと思います。

人物試験を受験した時の手ごたえ

人物試験でも大きな手ごたえを感じました。アガルートの模擬面接を利用したことで、面接に対する苦手意識そのものが薄れていき、また、鋭い質問に対する対策もできました。人物試験を受けるにあたっては、毎回、想定質問とそれに対する回答を200問以上考えていっていました。

そのため、「ここまでやったから、自分は絶対に受かるだろう」と自信を持って臨むことができました。念入りな準備から出てくる自信は、面接官にも伝わります。

合格・内定した時の気持ち

とにかくほっとした気持ちでした。3年近く就職活動をしていたこと、また、大学を卒業して公務員試験に臨んでいたことから、今回の公務員試験に対するプレッシャーは非常に大きかったです。

7月中旬の東京都庁の最終合格を皮切りに、裁判所事務官、国税専門官、国家一般職試験と立て続けに最終合格を頂くことができ、嬉しく思っています。応援してくれた家族、友人、そしてアガルートの講師の方々には感謝しかありません。ありがとうございました。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

念入りな準備だと思います。筆記試験では毎日の学習の積み重ね、人物試験では想定問答集の作成、模擬面接の繰り返しをしてきたことで、リラックスして本番の試験に臨むことができました。準備を徹底することで、自信を持つことができ、それが筆記試験の点数に表れたり、面接官へ与える印象に良い影響を与えたりします。

とにかく、毎日勉強と面接対策を地道に取り組むことが大事です。これが最終合格の近道であり、王道だと実感しています。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

公務員として、社会正義の実現という大きな理念に沿って仕事に取り組みたいと思います。検察庁に入るからには、やはり立会事務官を経験してみたいです。元々刑事事件に興味があり、裁判傍聴にもよく行っていたため、強い憧れがあります。たとえ地味な仕事であっても、国民のためになっているという意識を持つことで、モチベーションを高く保っていきます。

また、説明会を通じて、事件の被害者の方々へのサポートにも力を入れていることを理解しました。事件の加害者に対する毅然とした態度も重要ですが、被害者に対しても話を共感しながら深く聴くことを念頭に置き、柔らかさも併せ持っていきたいです。
日々の仕事を確実に行い、事件の被害者に寄り添うことができる公務員になることを目標にして、仕事に臨みます。

受験生に対するメッセージ

今年度の公務員試験を終えてみて、公務員試験は精神面の安定と日々の入念な準備が重要だと実感しています。
公務員試験は長期戦であるため、民間就活をしている人や、早くに内定をもらった人、立派に働いている社会人を見て、比べてしまい、孤独や不安を感じることがあるかと思います。自分は自分、と割り切れればいいのですが、それは難しいことかと思います。周囲の人々に助けを求めつつ、心の健康を保ってください。

筆記試験も面接試験も、一発勝負ではあるものの、準備の度合いによって完成度が変わってきます。準備が結果につながる、と意識して、日々を過ごしてほしいです。
とにかく、メンタルと準備です!時には休みつつも、日々進んでいきましょう。応援しています!

民間でどのような業種・職種を志望されていましたか?

マスコミ、記者職

公務員試験の対策と併行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら,ぜひお聞かせください。

並行はしていませんが、民間就活の経験は公務員になりたい気持ちを後押ししてくれたと感じています。