【国家総合職】面接カードは何を書く?ポイントは?
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国家総合職試験の二次試験で必要になる「面接カード」。
就活におけるエントリーシートのようなものだと説明されることもありますが、具体的にどういったものなのか気になる方も多いと思います。
この記事では、
「面接カードってどんなことを書けばいいの?」
「面接カードを記入するときの注意点は何?」
といった疑問点を解消していきます。
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目次
そもそも面接カードとは?
そもそも「面接カード」とは、一体なんなのでしょうか?
国家総合職の試験では、二次試験では、ほとんどの場合「人物試験」が設けられています。
この人物試験は、受験者1人に対して試験官3人によって行われる面接試験です。
そして、この人物試験で用いられるのが面接カードなのです。
面接カードの詳しい中身は後ほど説明しますが、簡単に言うと就職活動でのES(エントリーシート)のようなものです。
自分自身のプロフィールや自己PR、志望動機などを指定の形式に沿う形で記入することになります。
そして、人物試験で試験官から受験者に対して行われる質疑は、この面接カードの記載内容に基づいて行われます。
そのため、面接カードにどのようなことをどのように書くのか、ということが人物試験の成り行きを大きく左右することになるのです。
面接カードは人物試験攻略のキーになる存在といえます。
では、面接カードの準備はいつくらいから始めれば良いのでしょうか?
人によっては大学入学時点から面接カードにエピソードとして記載することを課外活動など準備している、なんてこともありますが、実際に面接カードの記載を始めるのは一次試験のあとからが一般的です。
一次試験の後、合格を確認でき次第、人事院のHPからダウンロードして記載することになります。
そして、二次試験の日に原本及びコピーの合計3通を持参し、会場にて提出します。
人物試験の配点は、「法律区分」や「経済区分」などの春試験で配点3/15、「教養区分」では配点6/28と、ともに2割程度を占めています。
国家総合職の面接カードの特徴は?
面接カードには、記載すべき内容ごとに欄があります。
記載すべき内容は大きく分けて、以下の7つがあります。
- プロフィール
- 専攻分野
- 学業や職務において達成感があったと感じたり力を入れてきたりした経験
- 社会的活動や学生生活において達成感があったと感じたり力を入れてきたりした経験
- 日常生活その他(資格、特技、趣味、社会事情などで関心のあること等)において達成感があったと感じたり力を入れてきたりした経験
- 志望動機
- 志望官庁
これら7つについて、順に説明していきましょう。
①プロフィール
①プロフィールは、氏名や受験番号、学歴などの定型的な情報を記入する欄です。
特段工夫が必要なことはなく、そのまま記せば良いでしょう。
②専攻分野
②専攻分野は、自らの専攻分野を記入することになります。
ただ、専攻分野と一言で言ってもどの程度詳しく書くかは濃淡がありますよね。大卒程度者の場合は、ゼミの科目を記入することが多いようです。
たとえば政治学のゼミの場合は「政治学」といった具合です。
さらに、たとえば政治学の中でも特に政官関係を先行していたという場合には、そのように記入することもあるでしょう。
③学業や職務において達成感があったと感じたり力を入れてきたりした経験
③では「学業や職務において」達成感があったと感じたり力を入れてきたりした経験を記入します。
ここでは、大学生の場合は大学の講義やゼミでの経験を記入することが多いようです。
職務経験がある場合には、職場での経験を記入するのも良いでしょう。
④社会的活動や学生生活において達成感があったと感じたり力を入れてきたりした経験
④では「社会的活動や学生生活において」となります。
ここで記入するのは、例えば部活・サークル活動やボランティア、インターンシップでの経験です。
⑤日常生活その他において達成感があったと感じたり力を入れてきたりした経験
⑤では「日常生活その他(資格、特技、趣味、社会事情などで関心のあること等)」という広いくくりがお題になっています。
ここは、③や④に当てはまらなかったPR事項を記入するというイメージです。
括弧書きの中にあるように、資格取得の経験を書く方も多いようです。
⑥志望動機
⑥の志望動機ですが、単に国家公務員総合職への熱意を語れば良いというわけではありません。
これは記入にあたって「これまでの経験や自分の長所などを踏まえ、国家公務員としてどのような貢献ができるのか、具体的に記入してください」という指定があります。
つまり、③から⑤までで記入した経験と関連させる形、即ち「このような経験をしたことから、このような貢献が出来る」というような説得力ある展開をしていくことが望まれています。
⑦志望官庁
⑦の志望官庁については、自らの志望官庁を記入しますが、一つに絞ることは無く、複数でも構いません。
この人物試験は、あくまで「国家総合職試験」という採用段階では入口に近い部分の一環であるため、後の官庁訪問の時と比べるとそこまで詳しい志望理由は求められませんが、質問されても良いようにある程度説得力のある理由付けを用意しておくべきでしょう。
面接カードの対策
以上で説明した面接カードの記載内容の中で、特に重要なのは③〜⑥になります。
冒頭で説明した通り人物試験は面接カードの記載内容に沿って試験官から質問を受けることで進行しますが、その質問は特に③〜⑥で記入した内容に関係して行われるものが多いです。
そこで、③〜⑥を記入するにあたっては
- 「試験官に聞いて欲しいこと」
- 「試験官から聞かれるであろうこと」
を具体的にイメージしながら記入していくべきでしょう。
ただし、だからといっていたずらに内容を盛り沢山にするのもいけません。
③〜⑤には「簡潔に」記入せよという指定がありますし、また⑥もやはり冗長になるのは考えものです。
人物試験の進行をイメージした上で、必要な要素を確定し、そのポイントに絞った記入を心掛けましょう。
細かい字でギッシリ記入するよりも、はっきり大きく綺麗な字でポイントだけを簡潔に記入するのが望ましいです。
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