受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私も、もう50代も半ばになり、定年後の人生を考える年齢となってきました。人生100年時代で定年後も長い人生なので、何かしらの形で働きたいと考え、その候補の一つが土地家屋調査士でした。
知識とノウハウと少々の体力があれば60、70代になっても働けると考え、先ずは資格を取得してみようと思ったのが、今回、土地家屋調査士を目指した理由となります。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

予備校の選定にあたっては、数校からサンプル動画とテキストを取り寄せ比較してみました。その中でもやはり講師の方の講義とテキストの分かりやすさが断トツでアガルートが分かりやすかったので、何の躊躇もなく、アガルート一択で決定しました。

合格体験記・学習上の工夫

私が土地家屋調査士の勉強を始めたのが4月も半ばとなってからでした。ですので、試験まで約半年しかない状態でした。よく土地家屋調査士試験の合格ラインに到達するには、一般的に800~1,000時間の勉強時間が必要といわれます。とすれば毎日勉強しても一日あたり5時間以上の勉強時間が必要となってきます。
私も社会人として働いているわけですので、なかなかその時間を確保するのが困難な中、以下の2つを実践しました。

1.朝5時に起きて、出勤までの2.5時間を勉強時間にあてる
2.通勤時間の往復1.5時間を勉強時間にあてる

1については朝早く起きるのは正直辛かったですが、この時間帯は周りも静かでテキストの内容を暗記するにはもってこい時間帯でした。なので、この朝の時間帯を暗記にあて、2の通勤時間帯にはスマホで動議を視聴し、暗記した内容の理解に努める事にしました。
この1と2によって1日あたり4時間の勉強時間を確保でき、残りは帰宅後、過去問などの演習に努めました。演習で分からなかった事はテキストを読み、翌朝その内容の暗記に努め、通勤時間で理解を深める。そのサイクルを日々何度も繰り返す事により、徐々に知識が定着し、ほぼテキストの内容は完璧にして10月半ばの本番に挑める事ができました。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

今回【土地家屋調査士】合格総合講義を受け、先ず言える事はテキストの内容を十分に理解するのみで択一に関して言えば、十分合格レベルに達する事は可能だという事です。私は令和4年度の土地家屋調査士試験を受験しましたが、当年度は確かに択一に関しては例年よりも平易な問題が多かったとはいえ、テキストの内容を十分理解して挑んだ結果、満点を取る事ができました。
当然テキストの内容を理解するには講師の方の動画講義を聴いて理解をより深めないといけない事は言うまでもありません。このテキストですが、合格に必要な内容が十分網羅され、かつ平易な文章で理解が進むように記載され、又、カラー化されて事もあって他校のテキストと比較しても断然分かりやすい内容となっております。
更に講義の中でも重要な箇所と思われるものは特に重点的に説明があったので、その部分についてはテキストにアンダーラインを引いて、講義の説明内容を思い返しながらテキストがぼろぼろになるまで通勤時間も含めて何度も確認する様に努めました。
この繰り返しにより、択一の力がついたと共に書式の基礎力も十分、身につける事ができたと思います。テキストの読み込みと講義視聴によってテキスト内容をより深く理解する事が合格への鍵になるかと思います。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問については、先ず基本テキストの内容を十分理解してから取り組む事に致しました。
理解が進んでいた事もあって、1度目から凡そ7割ぐらいは正解にたどり着く事ができました。ただし間違った問題はもとより、正解であった問題であっても、すべての選択肢について本当に理解をしていたのかを確認をし、そうでないものについては再度テキストを読み返した上で、講義動画を視聴し、更に理解を進めていきました。凡そこの作業を3回転程、繰り返した頃にはほぼ全ての過去問の選択肢について理解する事ができる状態となっていました。
やはり合格の為には少なくとも過去15年、できれば20年程度の過去問の全選択肢について、その内容を理解する事が合格への近道と考えます。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

書式の過去問については、択一同様先ず基本テキストの内容を十分理解すると共に新・定規の使い方講座及び[中山式]複素数計算講座を受講した後に取り組む事にしました。書式については択一と異なり、知識のみでは解答ができず、作図や求積計算について一定のテクニックが必要なため、いきなり知識のみで解答するのは困難だからです。
記述式の過去問については本番2.5か月前から取り組み、1日のうちに土地、建物それぞれ一問ずつ解答していきました。過去20年分について3回転取組みましたので、凡そ60日間かけて実施しました。最初の一回転目は解いた後に動画講義を視聴し、分からなかった箇所について確認を行い、3回転目ともなると過去20年目分についてはほぼ完全に解けるようになりました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

この講座と[中山式]複素数計算講座については、書式問題を解く上で必須の講座なのではないかと思います。先述しましたが、書式問題は択一と違い、理論の理解だけで解く事は難しく、作図や求積計算において一定のテクニックが必要となってきます。
本講座はそのうち、作図のテクニックについて詳細に説明されています。又、テクニックのみでなく、ボールペンや定規などの道具についてはどのメーカーのどの商品が一番使いやすいかなどの説明もあり、痒い所に手が届くといった内容になっています。この講座を受講する事により、作図の正確性及びスピードが格段に上昇し、特に試験時間が短く、特に作図に多くの時間を要する本試験において大きな武器になるかと思います。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

先述しましたが、この講座も書式問題を解く上で必須の講座なのではないかと思います。本講座は書式のうち、求積を含めた計算のテクニックについて分かりやすく解説した内容となっています。特に複素数計算については、一見理系出身しか理解ができないかと思われるような内容であっても、数時間の解説動画をみれば、その使い方についてほぼ理解する事ができます。
この講義を受講する事により計算スピードは格段にアップする事ができるかと思います。又、本講座の中では土地家屋調査士試験での最適な電卓の種類の選択やその電卓の使用する上でのテクニックについても説明があります。この内容も合わせると作図だけでなく計算においても多くの時間を要する本試験において大きな武器になるかと思います。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練については択一、書式それぞれ過去20年分の過去問内容を十分理解した、本番3週間前から始めました。難易度的には過去問より若干難しい事もあって3回分とも凡そ7~8割程度しかできませんでしたが、あまり気にせずに難しい問題であったと割り切って、講義動画を視聴して解けなかった部分の理解に努めました。
この実践答練を受ける事によって、自分では理解していたつもりが実は理解できていなかった部分、即ち自分にとって不得意箇所がある事に気づき、その部分を抽出していく事により、本番前の最終チェック表を作成する事ができました。この最終チェック表は本当に役立ち、このおかげで全ての分野において漏れなく理解する事ができたと思います。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

『法改正対策』過去問解説講座については本試験前直前に受講しました。本年度は改正内容が少なかった事もあり、それほど負担は少なかったですが、成年年齢の変更もあって、確実に知識としては定着させておかなければならない内容となっています。
この法改正ですが、毎年何かしらの部分で行われます。どの部分が改正されるかを知っておかないと、関連する問題が出題された際にその問題を落とす事になってしまいます。択一は20問しか出題されない為、1問の比重は他の資格試験と比較しても大きいものかと思います。よって法改正内容を知っておかないとこの1問を失う可能性が高い事から確実、その年の改正内容を把握しておくが必要で、その年の改正内容を網羅した本講座を受講する事をお薦めします。