受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私が土地家屋調査士を目指したのは尊敬する先生との出会いです。もともと消防士をしていましたが、熊本地震の経験や、災害時に家族を家に残したまま仕事に行くことに疑問を感じていました。
そんなときに今の事務所の先生と出会い、この人を追いかけていこうと決め、土地家屋調査士を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

独学での勉強は大きな壁があると聞いていましたので、すぐに講座の受講を考えました。通信講座は私に向いていないと思っていましたので、通学での講座を考えましたが私が住んでいる地区には他校しか無く、さほど近くもなかったので通信講座を不安ながら選択しました。
インターネットでの評判、YouTubeでの合格体験談、中山先生のお試し講座、価格の安さが他のスクールより自分に合っていそうでしたのでアガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

調査士になると決めた日から試験日まで1日も休まずに勉強しました。「1日でも休んだら受からない。」と自分に言い聞かせ、毎日気合で勉強しました。
勉強方法はクロームブックを5万円程度で購入し、「動画の視聴、テキスト、動画の視聴、テキスト、問題」のように次のステップに行く前には必ず動画を見るようにして知識をつけていきました。
1回目見るとき、2回目見るとき、それぞれ理解度が違うので倍速再生を使って何度も何度も動画を見ました。おそらく4周はしたと思います。区分建物は6回位見たような気がします。中山先生の動画をひたすら見続けたことが今回合格することができたポイントだと思います。書式については登記申請書例を12周くらいしたと思います。
クロームブックのタッチパネル機能とタッチペンを活用して、何度も何度も繰り返しました。本当にクロームブックを使って勉強して良かったと思います。
過去問については書式も択一もおそらく10周くらいはしたと思います。ほぼほぼ答えを覚えてしまっていました。ただ、解説の文も覚えていたので勉強仲間から問題を出されたら、解説の文をそのまま言えるくらいにはなっていました。その他の教材にはあまり手は出していません。ちょっと他校の予想問題集を確認した程度です。何度も何度も繰り返すことが私なりの工夫でした。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

本当にアガルートの【土地家屋調査士】合格総合講義を受講させていただいて良かったです。何より中山先生の講義がわかりやすかったです。ほぼ何も知らない状態の私でも理解できるくらい丁寧な説明のおかげで、合格することができました。
何度も繰り返して講義を確認することができること、倍速再生にも対応していることが私にとって最適でした。スマートフォンでの視聴やクロームブックでの視聴にも対応しており、仕事をしながらでもスキマ時間で勉強することができ、有効な時間活用がしやすい講座だと感じました。
また、一つ一つの動画時間が短く作成されているため、区切りがつけやすいと思います。「ここまでしたら1回休憩しよう」、の勉強法がやりやすく、継続して勉強しやすい講座だと感じました。スマートフォンで勉強できたため、ベッドの中で寝っ転がったまま動画視聴ができたので勉強時間をしっかり取ることができました。
【土地家屋調査士】合格総合講義の感想ですが、効率の良い勉強法を、自分で見つけなくても当講義を順序に沿って進めていくだけで自ずと効率の良い勉強ができるように講義が作られているため、中山先生をはじめ、講師の先生方の最高傑作で、唯一無二の良さがあるというふうに感じました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

問題1問1問に解説文、解説動画があるため、過去問の熟練度がどんどん上がる素晴らしい講座です。私が特に活用させていただいたのは、解説文、解説動画は当然のことですが、解説文の一番うしろにカッコ書きで記載されている根拠法令です。根拠法令を六法ですぐに調べるようにしていました。
そして赤線を引き、何年の何題目、アのように記載していました。私がその勉強法で気づいたことは、六法は分厚くてとっかかりにくいですが、六法の赤線のところだけを確認する勉強はとてもやりやすく、思ったほど試験に出ている根拠法令は少ないなと感じました。記述試験の穴埋めにも対応することができる択一の勉強をすることもできる良い勉強をさせてもらったと感じます。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私はおそらく記述式過去問は各年10周くらいしたと思います。やりすぎて座標値を覚えてしまうくらい繰り返していました。
中山先生の解説動画を何度も確認し、5週目くらいからはミス無くこなすことができるようになっていたと思います。私が特に印象に残っているのは2次方程式を使う問題です。何度も何度も動画を見返して意味がわかったときの達成感はすごく大きいものでした。「これができれば他の問題は恐くない。」と思える問題だったので、本試験の難しい問題も解けたのだと思います。
また、2次方程式を使わなくても良い問題をあえて2次方程式で解いてみたり、正解を求める方法を多く持てるようにして勉強していました。建物は中山先生の教えの通り、得点源にできるよう、スピードよりも正確な答えが出せるように質にこだわって勉強しました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

初めて定規を見たとき、持ったときに地積測量図をどのように記載していくのか検討もつきませんでした。各階平面図はなんとなくイメージはできましたが、建物図面の土地を記載する検討もつきませんでした。
中山先生の定規の使い方講座を何度も見返し、すぐに書けるようになったときは驚きました。私は先に記述試験の申請書の勉強を先に終わらせた上で図面はあとから勉強したので図面を書いていくときのイメージが湧きやすかったです。
図面の記載の勉強方法で私がよく行っていたのは、実務で行った現場の地積測量図、各階平面図、建物図面を、自分の手で記載して、その後CADで作成した図面と答え合わせをする、といった勉強方法です。実際の現場に行っているのでイメージもしやすかったですし、楽しく図面を書く練習ができました

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

複素数は高校で考え方だけ習っていましたが、全く覚えていなくて一からの勉強になりました。最初のうちはなんにもわからず、何をしているかもわからないまま中山先生の講義の通りにボタンを押していくだけでしたが、何度も繰り返していくうちに理解が深まっていったと思います。
土地の問題だと特にそう思いますが、おそらく1000回くらい関数電卓のボタンを押すことになると思います。その1回でも間違えると答えがずれ、間違えた箇所が致命的だと、申請書の登記の目的まで間違えてしまうとんでもない試験だと痛感いたしました。
中山先生の複素数を使われる理由や、実際に複素数を使って答えを出す方法、記述式の過去問の計算方法の解説、全てがわかりやすかったから合格できたと思います。

実践答練のご感想・ご利用方法

過去問をほとんどマスターした状態になった5月から6月にかけて実践答練の問題を解いてみました。合計3回ある実践答練であまりミスすること無く択一の問題は17問から18問、記述式の試験では8割程度の問題を解けたのですごく自信に繋がりました。
実践答練では問題の足の1問1問が難しく作られていますが、問題そのものの正解は求められる、実際の試験に本当によく似せてある問題だと感じました。
実戦答練を択一式、記述式ともに解説文を熟読しました。試験当日までには過去問と同じくらい周回して、ほとんど間違えることがなくなった状態で試験に挑めるようにしていました。過去問プラスαの問題が収録されていて勉強になりました。また、実戦答練を事前に解けたことで本試験のときに自身を持って試験に挑めました。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

「民法の未成年についての問題を、土地家屋調査士法の問題で出される。」と中山先生が予想されていたことに本当に驚きました。着眼点が本当にすごいです。
18歳から成年になること、婚姻も男女ともに18歳からしかできなく、成年擬制がなくなるということの解説等、私にとっては『法改正対策』過去問解説講座は驚きの連続でしたので、あまり長い時間の解説動画ですが、かなり濃ゆく私の記憶に残っている解説講座です。
これから時代の流れに沿って民法の改正は定期的になされていくと聞いておりますので、さらに来年、再来年とこの講座の重要性が高まると感じております。間違いなく独学の方には届かない部分の改正解説動画を見ることができて合格を手繰り寄せることができたと感じています。

自由記載欄(カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等)

中山先生をはじめ、アガルートの先生方、皆様のおかげで合格することができました。この文では感謝を伝えきることは不可能かもしれませんが、本当に感謝しています。本当にありがとうございました。
私の勉強方法はただただ何度も何度も繰り返して覚えるまで見続ける、書き続ける、やり続けるあまり頭のいい効率的な勉強法ではなかったと思います。しかし、アガルートのカリキュラムそのものに高い効率性が組込まれていたおかげで、勉強が効率的にできたのだと思います。
本当にありがとうございました。