受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】高卒区分対策カリキュラム（国家一般職＋専門職・地方初級）

公務員を目指すきっかけ

もともと大学に通っていたのですが家庭の事情で1回生で大学を辞めることとなり何もない０からのスタートでした。高卒で就ける魅力的な仕事と考えた時に公務員が浮かびました。公務員は福利厚生も充実していて土日祝日は休み、そして近年初任給が上がっていることも含め公務員を目指そうと思いました。公務員の中でも大阪府を選んだ理由としては以前大阪府庁に行く機会がありその時に大阪府の職員の方の印象も良く周辺の環境にも魅力を感じました。大学進学前にも高卒公務員を受験していたのですがその時は受けた試験は全て不合格という悔しい結果でした。その経験もありもう一度リベンジしたいという気持ちもあり半年間の勉強期間を設けて公務員試験を受験しました。

アガルートをお選びいただいた理由

高校を卒業して公務員専門学校へ進学することも検討しました。しかし、高校卒業後に大学へ進学し、1年次を修了した時点で再度高卒公務員試験を受験しようと希望しました。専門学校へ入学する学費も100万円以上準備する必要があり、通信教育ならば12万円と低額で学習することができます。一方、通信教育においても同様な講座が他社にもあり、検討しました。アガルートは講座動画がわかりやすいと感じました。また、的確な解説であるため動画時間も他社よりもコンパクトに短時間にまとめられています。以前、高校3年生において独学で公務員過去問を解いた時には時間をかけても全く分かりませんでした。実際にアガルートを選択して、以前はわからなかった問題の解答法を理解することができるようになりました。

学習の方針と進め方

学習の方針としては自分は数的処理が苦手だったので数的処理を重点的に学習したいと考えていました。まずは一か月で数的処理を終わらせました。次の一か月は政治、法律の講座を始め社会系科目の講座が半分以上学習完了したタイミングで2回目の数的処理の講座をまた１から見始めました。そこからは残りの社会科目の講座と数的処理の講座を同時進行で進めました。2回目の数的処理講座は1回目で学んだことを思い出しながら学べるので知識の基盤が固まりやすかったことを実感しました。反復学習のおかげで苦手だった数的処理の問題が多く解けるようになりました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2024年1月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

今回の公務員試験の中での挫折としては7月に念のために受けていた国立大学法人近畿地区の採用試験で不合格になったことです。この時に自分の長年の課題であった本番に弱い性格に苦しめられました。第一志望である大阪府の試験までに何とか自分の弱点を克服しなければと考えました。なぜ本番で点数が下がってしまうかという理由を考えるよりも練習でいつも解いている過去問の点数に目を向けてみることにしました。自分は本来高い点数を取れる、自分に積極的に自信を持たせることにしました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

高卒公務員は専門試験がないため、筆記試験対策は教養試験のみの対策でした。教養試験は40問中7問程度が国語および英語の文章読解問題でした。私は長文読解問題が元々得意であったため、この分野の対策は過去問復習に留めていました。次に推理問題や資料解釈は10問以上あり、私はこれまでほとんど解き方がわかりませんでした。そして残りの教養問題は歴史や政経問題は得意で解けるものの、範囲が幅広く対策学習しても効果があまりないと感じました。そこで、今年の公務員対策では不得意な推理問題および資料解釈についてアガルートの解説を見て理解しました。人物試験対策は筆記試験の合格を確認してから、面接日まで10日間の間でネット検索により公務員面接の経験談を参考にしました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習時間はいつも月～金毎日3時間と決めていました。がむしゃらに勉強するのもいいですが私はその日学んだことを忘れないよう頭に残す勉強法の方が合っていたので3時間の学習を中身の濃い学習時間にしました。一日の過ごし方としては朝9時から12時まで勉強してその後は自由な時間にしていました。勉強をする時とリラックスする時の時間をしっかりとメリハリをつけることで毎日の3時間の学習の集中の質も上がったと感じています。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は数的処理の苦手な分野を厳選して1時間ほど復習していました。他にも試験を解くときのイメージトレーニングをしていました。私は国語と英語が得意だったので自分が国語と英語の問題をどれくらいの時間で解けるか予測し数的処理の本番で解ける問題と時間がかかりそうな問題をマークしたりしていかに試験で自分がやりやすいように進められるか考えていました。インターネットで合格体験談を見たりしてモチベーションアップもしていました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中の過ごし方としてはとにかく体調管理に気を使っていました。試験の日の体のコンディションをベストにするために早寝早起き健康的な食事を心がけました。小さい頃から体が弱かったので試験期間中は誰よりも体調には気を使ったと思います。試験期間中は友人との外での交流も控えていました。しかしずっと家の中にいるのもかえって不健康なので週に一度家の周りを散歩していました。それ以外は家で過去問を解き間違った箇所を見直したりしました。

受験した時の手ごたえ

受験したときの手ごたえとしては教養試験も人物試験もどちらも良かったと感じています。教養試験では自分の弱点である本番に弱い性格を克服できました。試験が始まって問題を解き数的処理の項目を解き進めているときに感じたことは、２年前の高校生の時の自分とはまるで別人のように問題がすらすら解けたことです。アガルートの授業は私がこれまで”なぜ”？と疑問に思ったままだったことの多くを解決してくれました。それだけでなく試験に役立つ豆知識などを教えてもらい多くの学んだことが教養試験では活かされたと思っています。人物試験ではピンポイントで自分の知りたかった大阪府の面接の情報もアガルートのおかげで知ることができました。だからこそ私は人物試験で緊張せず自分の人柄や大阪府で働くことへの熱意を伝えることができたと思います。

合格・内定した時の気持ち

合格した時の気持ちとしては高校３年生から続いていた悔しかった気持ちが報われ喜びはもちろんですが安心したというのが一番でした。これまで長い間教養試験でなかなか結果が出せなかったからこそ今回自分がずっと見てみたかった教養試験の向こう側の景色を見ることができたことにも本当にアガルートさんには感謝しています。合格した時に父と大学を辞めた時他の公務員の専門学校に行かずアガルートを選んで本当に良かったねと話しました。

振り返ってみて合格の決め手

一昨年の高校3年生において、高卒公務員試験を受験したときは推理問題と資料解釈問題が全く解けませんでした。ただし、高3の時も長文読解については全問正解でした。長文読解問題については今年も満点でした。今年、ようやく高卒公務員試験に合格できたのは不得意であった推理問題と資料解釈問題を克服できたからと確信します。また、克服できたのはアガルートのわかりやすい解説のおかげでした。通信教育のおかげで、自分のペースで集中力が上がった状態で学習に取り組むことができました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

公務員というと型通りな書類仕事のイメージが強かったのですが、実際はダイナミックな仕事ができると期待します。父も防衛省内部部局や航空自衛隊で勤めたことがあり、公務員時代の仕事が面白かったと楽しそうに話します。大阪府は万博やIR誘致など、近未来において発展的なプロジェクトが計画されています。部署も万博推進局、スマートシティ推進局、都市魅力創造局、国際交流監といった魅力的なまちづくりに参加できそうなネーミング組織が並びます。私は書類仕事でない公務員の仕事に参加できたらと志望します。具体的にはIR推進局や都市魅力推進局の国際課など、交渉力や外国語能力を高める仕事に従事したいと期待します。勿論、思い通りではない地味な仕事であっても、3年後の転勤を希望にコツコツと勤め上げます。

受験生に対するメッセージ

私はもう一方の選択肢であった公務員専門学校の通学を選んでいたら、学習エネルギーの消費は極めて大きかったと感じます。まさにアガルートの通信教育は的確に合格へ導いてくれたと実感します。通信教育だと、まわりに仲間がいなくて学習が続かない心配があるかもしれません。しかし、アガルートの講座動画の先生のお話は明るく、熱心であり、わかりやすいため、講座を受けていて「合格できる！」と確信に繋がりました。また、講座動画を見ていると個別学習を受けている安心感もありました。落ち着いた環境で集中力を高めて学習できて良かったです。皆さんは、公務員への志望理由は私と異なるかもしれません。大阪府に最終合格して正直に思ったことは、「20歳から65歳まで、先ずは収入が保証される！」という安心感でした。現在私は大学中退の高卒生ですが、今後において働きながら通信教育により大卒を目指そうと考えます。