受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私が公務員を目指したきっかけは、安定した職業に就きたいと思ったことと、人の役に立つ職業に就きたいと思ったからです。

私の中で公務員は安定した職業の代表であると考えていたため目指したのですが、公務員という職業を調べれば調べるほど魅力的な仕事だと感じました。私自身は市役所志望で、私たちの暮らしを普段から支えてくださる仕事に興味を持ち、私も支える側の人間になりたいと考えました。

主役である市民の方々の裏方となり市民の方々の声に耳を傾けその声を積み重ねていく事で、まち自体を大きく変化させることができる仕事は、公務員ならではで、やりがいをとても感じられる仕事だと考え、市役所の職員になりたいと思い志望しました。

アガルートをお選びいただいた理由

私がアガルートの公務員講座を選んだ理由は2つあります。1つ目はやはり、いつでもどこでもスマートフォンさえあれば学習が可能という、通信講座という点です。科目ごとに動画が何単元にも分かれていて、1つの単元をより詳しく学ぶことができました。

2つ目は、全額返金保証制度があった事です。「合格すれば全額返金」という他の公務員系の講座にはない魅力的な内容だったのですぐに目に留まりました。私自身はそのお金をすぐに出す事ができなかった為、「受かったら全部返すから」という理由で親にお金を貸してもらうという状態で始めました。

そのようなこともあり、絶対に落ちられないという思いが強く、約束を破りたくない、という思いで火がつきました。

学習の方針と進め方

まず初めに動画を視聴しながらテキストを読み、「あーこういう内容か」という、YouTubeで好きな動画を見る感覚で一旦動画を視聴しました。私は堅苦しい勉強が続かないタイプなので、少しでも自分自身が嫌な気持ちで机に向かわないようにする為の方法でした。

そしてひたすら問題集を解き、それをまた3日後に解き、また何日後かに解き、という状態で、問題を見たらその問題の解き方が頭の中で浮かぶくらいにまでなったらOKとし、当たり前に解ける状態を1つの単元ずつ作っていきました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

勉強をする上でもちろん、「もうやりたくない」と思ったことは何度もありました。私自身がそのような挫折を乗り越えた工夫としては、公務員試験が終わったらしたい事を考え、勉強が疲れたら必ず休憩してリフレッシュをしていた事です。

リフレッシュと言っても長い時間しすぎては良くないですが、私が行っていたリフレッシュ法としては、ハマっていたアニメを休憩中に見て、次の休憩では次の話という感じで、楽しみを作りながら勉強していた事です。これらが実践していた工夫です。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

私の中で教養試験対策というのは一般常識であり、解けなければいけないものとして扱っていました。私は元々県庁志望だったのですが市役所に変更した為、少し問題は違いましたが、この教養試験対策があったおかげでその基礎を積み重ねる事ができました。

私の学習方法としては、参考になるかは分かりませんがひたすら何周も問題を解いて理解するという事です。実際、この方法が原点にして頂点だと思います。

②専門試験対策

専門試験対策は、志望を市役所に変更したため行っていません。

③人物試験対策

人物試験対策は自分が通う大学で行いました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習時間を数えてはいませんでしたが、1日5時間以上は必ずやっていたと思います。一人暮らしをしていたので、シャワーを浴びている時や洗い物をしている時、ドライヤー中などは、YouTubeで暗記系の動画をひたすら覚えていました。

そのおかげで、地理と歴史と公民を合わせた1000単語くらいを丸暗記する事ができました。試験時間もやはり重要になってくるので、社会系は1秒で応えられるようにしておかないといけないと思い、暗記しました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期では、ひたすらに問題集を繰り返し行い、全部の問題に対して、問題を見たらその解き方と答えがパッと頭に浮かぶくらいでした。

あとは、時事問題はやはり重要だったので、ニュースを見たり新聞を読んだり、YouTubeで時事問題を解いたりしました。問題を解く中でも苦手な問題は出てくるので、不安材料が1つもないように徹底的に解消していきました。受かった時の良いイメージを持ちながら、毎日机に向かい勉強に取り組んでいました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中の過ごし方は、何をしていても気が休まらないような、本当に気が気ではないとはこの事かと思うくらいソワソワしながら生活していました。

「万が一落ちてしまったらどうしよう」と思いながらも、面接練習もしなければいけないし、と考えながらの切羽詰まった状態でした。

でももう終わったことはどうにもならないと考え、前だけ向いて面接練習をひたすら繰り返しました。何事も反復練習が必要だな、と改めて感じるきっかけでした。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

私が受験した試験は60分で120問を解くという内容だったのですが、試験を受験した時の手応えとしてはあまり良くはなく、もしかしたら落ちてしまうかも、と思うような手応えでした。

暗記系の問題は解けたのですが、国語の文章問題、英語に時間を費やしてしまい、全ての問題を正確に満足に解けなかった印象でした。

国語と英語は得意な方だった為、勉強した時間は他の科目に比べると少なめだったので、少し過信しすぎてしまったのが原因だな、と思いました。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

受験していません。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

人物試験を受験した時の手応えとしては、2次試験ではかなり答える事ができたので、できたかな、という印象でした。しかし最終面接では、私的に少し難しい質問が多く詰まってしまう場面もありましたが、笑顔でハキハキと答えることを貫きました。

面接の内容ももちろん大切ですが、内容自体は作っていけるものであり、その人自身の表情や仕草を見られていると思うので、普段から姿勢や言葉遣い、表情を大切にしなければならないと思いました。

④合格・内定した時の気持ち

内定した時の気持ちとしては、素直に嬉しく、「ホッとした」という気持ちでした。その後の感情としては、「やっと終わった、解放された」という気持ちが込み上げて来たとともに、家族や支えてくれた人たちに良い報告ができるな、と思いました。

本当に長い戦いが終わり、やってきたことに結果がついてきたことで自分に自信がつきました。気持ちが折れずにやり続けてよかったな、と感じました。そして、就職先が決まったという事で身が引き締まりました。

振り返ってみて合格の決め手

振り返ってみての合格の決め手としては、やはりひたすら問題を解きまくったことしかない、と思っています。それに尽きると思います。何回も問題を解く事で定着させ、当たり前にできるものとして扱えるようになるまでやり続けました。

勉強をやり始めた当初の目標としては、例えとして自分の名前や生年月日等を言えるくらい完璧にしようという目標で始めました。出来るわけないくらいの目標だと思っていましたが、やり続ければできるものだなと実感しました。面接も同じようなことの繰り返しです。反復が1番です。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

私が公務員として取り組みたいことは、当たり前ではありますが、まず市民の方々に安心して暮らしていただける環境を作っていきたいです。

その中でも、100人いたら90人が満足する環境作りではなく、残りの10人の1人1人の声に耳を傾け、1人に1個ずつ課題を聞けば10個の課題が出て来るので、その課題に対して真摯に向き合える公務員になりたいです。

もちろん全ての課題に対して取り組むことは難しいかもしれませんが、すぐには諦めずに出来る限りのことに尽力できる職員になりたいです。私は幼い頃から野球をやっていたので、精神力と体力には自信があります。それを活かして、責任感を持った行動ができる人間になりたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

これから公務員を受験する受験生の方々へのメッセージとしては、やると決めたら諦めずにやり続けてください、と伝えたいです。もし、1ヶ月勉強したとしてそれを諦めるとしたら、その1ヶ月間頑張った自分、やってやると心に決めた自分を裏切ることになります。そうならない為にも、強い意志を持って試験に取り組んで欲しいと思います。

長く厳しい戦いだからこそ、ベタですが自分を信じてやり切ること以外にありません。緊張することと緊張感を持つことは違います。私の中で緊張とは、不安で震えてしまうことであり、緊張感を持つこととは、自信に満ち溢れていて気持ちはフワフワしながらも冷静に物事を進められることだと考えます。だからこそ、緊張感を持って臨める状態になって試験当日を迎えてほしいです。

民間企業向けの就職活動について

①民間企業向けの就職活動はしましたか?

しました。

②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?

銀行系と農業系

③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら,ぜひお聞かせください。

自分が実際に受験する公務員試験と似ている企業を調べて、練習として受験してみることがすごく自分にとってプラスになりました。

使用していた教材とおすすめの使い方

私が受験した宇都宮市役所は「SCOA」という試験だった為、「これが本当のSCOAだ!」という教材を使用しました。

使用していた文房具やツール

ノートは使わずに、裏紙を使ったりして自由に書けるものを使用することが私なりのおすすめです。