受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

地元である市川市の住民の皆様の生活に貢献したい、と思ったからです
私は元来、子供に関わる仕事に就きたいと考えていました。
そのため、大学二年まで教師を目指しており、教職課程を履修していました。
しかし、教職について深く学んでいく中で、子どもをよりよく育てるためには、さらに視野を広げ、その環境づくりや街づくりに関わることで、最終的には子どもだけではなく、大人も含めたより大勢の人々の生活を手助けできることにつながるのではないかと考え、教職から公務員へと志望を変更しました。
特に、公務員の中でも、子どもの虐待などについて、児童相談所などと同様に市役所職員らの役割や責任も大きいと感じていたので、これに携わりたいと考えていました。

アガルートをお選びいただいた理由

私は大学が遠く、通学時間が長かったので、電車の中にいる時間も活用したいと考えていました。
また、大学の授業がリモートであることも多かったため、在宅時間や、大学の空いている時間なども活用したいと考えていたため、対面型よりも通信型で探していました。
インターネットで検索していたところ、映像授業や受験先に分かれて設定された充実したカリキュラムを知り、是非アガルートさんを利用したいと感じました。
そして、請求した無料体験資料のわかりやすさから、その思いはより一層強くなり、実際に利用する運びとなりました。
利用開始してからは、科目別の進捗度なども可視化されていて、目標から逆算して計画的に進めることに非常に役立ちました。

学習の方針と進め方

まず、通信型であることの利点を、最大限生かすことを重要視していました。
その利点とは、時間に縛られないということです。
自分の好きな時に、好きな速度で学べるため、授業の間の時間や移動時間にも意識的に映像授業を視聴するようにしていました。

また、音声をダウンロードできるため、眠い時は音声で聞きながら目をつむるなどしていました。
そして、常に実際よりも少し高めに設定していました。
授業では重要度が低いとされる知識も、身に付けるよう意識しました。
そのため、一周目は最重要項目から、覚える範囲を広げつつ、何周も学習することを心掛けていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私は、長野県庁と群馬県庁には最終面接で落ちてしまい、この時が一番挫折しました。
面接が未経験ということもありましたが、フィードバックをいただくタイミングもなかったため、自分でどこがいけなかったのか分析する必要がありました。

その結果、経験や知識不足からくる自信のなさが表れてしまったことだ、とわかりました。
そこから、面接時の姿勢や表情、声の出し方、解答を改め、自治体の情報収集を何度も行いました。
その結果、自分が志望する理由や自信が明確に表れ、合格を勝ち取ることができたと思います。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

今までに学んだことのある単元もあったので、まずはテキストのみで進めていました。
間違えた問題や、知らない単元は映像を利用していました。

数的処理に関しては苦手意識があったので、映像を見てから復習を行っていました。
ひとつの教科にあまり長い時間はかけず、淡々と進めることが大事だと思います。
また、暗記科目に関してはあまり映像は見ず、隙間時間や移動時間に読み込むようにしていました。

そして、何周も学習することで、苦手な単元も頭に定着するようになりました。

②専門試験対策

文学部に在籍している私は法律に全く詳しくなく、最も大きな不安要素でした。
そのため、教養科目よりも多くの時間をかけるようにしていました。

映像を見て、重要単語をマークし、授業後に復習していました。
その後問題を解いて、一日を終えました。
次の日は、前日の問題を再度解いてから、次の単元へ進みました。
こちらも、何周も行うことで頭に定着させました。
教養試験対策講座にも言えることですが、単元の最後に必ず確認問題があることは、その日学んだことを整理し、定着させることに非常に役立ったと考えています。

③人物試験対策

人物試験対策は、映像授業の先生が非常に明るく講義されていたのが印象的でした。
私は元々、面接時に話す内容は真面目でないといけないと考えていたのですが、インパクトを残すことが大事という話を聞いて、気が楽になったことを覚えています。

ユーモアある解答をしたとしても、発声や表情、姿勢、言葉遣いなどに気を配ることで、面接官に悪い印象はないということが分かりました。
また、予想質問例が用意されており、これに解答を用意することで、本番の想定ができたことが良かったと思います。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

筆記試験まで余裕がある2か月前までの時期は、授業の間の空いている時間に図書館などに行き、勉強していました。
また、帰宅してから1時間ほど学習しました。
この時期は1日3時間ほど学習していました。
常に1.5倍速ほどで授業を受けることで、より多くこなすことができたと思います。
そして、一次試験前2か月を切ってからは、アルバイトを徐々に減らし、必要以上に外出せず、学習していました。
時間を決めて学習する科目を変えることで、気分転換を行いました。
この時期は1日、平日5時間、休日8時間は最低でも学習するようにしていました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期に関しては、それまでに学習した内容の完成度を挙げるために、問題を解き、間違えた内容を理解するまで解き直し、問題になっていない部分の内容を読むことを何周も行いました。
間違えた問題は、何度目の間違いかわかるよう可視化し、弱点を把握していました。

また、これらの問題を解くときの時間を計り、本番で一問でも多くの問題を解けるように工夫していました。
これにより、試験当日には自信をもって会場に向かう、心の余裕を持てるようになっていました。

試験期間中の過ごし方

筆記試験までは、筆記試験対策のみを行っていました。
特に数的処理に関しては苦手意識があったので、何度も繰り返し学習することを継続していました。
人物試験に関しては、筆記試験合格後から学習していました。
面接対策講座の予想質問の受け答えを、完璧にできるよう回答を用意しました。
また積極的に自治体の施設へ足を運び、公式ウェブサイトで、行きたい部署の情報を調べるなどしていました。

どんな質問が来ても答えられるようにし、万全の準備を心掛けていました。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

教養試験は一次試験のため、受験生がすごく多かった印象です。
会場に入ると多くの人が参考書を使って勉強しているため、緊張感がありました。
そこで負けず、自分のペースを保ちながら受験しました。

手ごたえとしては、非常によかったと記憶しています。
大きくつまずくこともなく、良いペースで解くことができました。
解答の自信もあったので、正答率も高かったのではないか、と考えています。
苦手な数的処理も、順調に解くことができました。
通過した時も、驚くほどではありませんでした。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

私は文学部のため、専門試験の範囲は全く予備知識がなく、不安要素でした。
そのため、アガルートのみの学習に頼っていました。
しかし、そのおかげもあってか、アガルートで学んだ内容の問題にはつまずくことなく、スムーズに解答できました。

一方で、やはり私の経験不足、努力不足もあってか、教養試験に比べると出来が悪く、迷った際に判断を誤って間違った解答を行ってしまった印象です。
アガルートで学んだ以上に、自学自習しても良かったのかな、と考えています。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

人物試験に関しては、姿勢、発声、受け答えなどの基本を固め、積極的な情報収集を行ったため、運が悪くない限り落ちることはない、とまで思うほど自信がありました。
実際、質問された内容はすべて、想定の範囲内でした。
後は論理的に解答することを心掛け、確実に合格を掴めるよう努めました。

試験後もやはり手ごたえがありましたが、スムーズに進み過ぎて逆に不安になりました(笑)
結果として合格していたので、やはり間違っていなかったのだな、と安心しました。

④合格・内定した時の気持ち

控えめに言って、叫びました(笑)
本当の意味で就職したいと思えたのは市川市役所だけだったので、本当にうれしかったです。

また、他の自治体には落ちていたこともあり、あきらめないようにはしていたものの、不安な気持ちもあったので、精神的に気持ちが楽になった面もありました。
ただ、その日から、合格通知が来るまでは実感があまりなく、かといってそれまでのように勉強する必要もなくなったので、なんだか違和感がありました。

振り返ってみて合格の決め手

市川市役所以外の自治体の試験に落ちてから、それまで以上に気を引き締めたことです。
筆記試験は、自分の努力に比例して得点も上がるので自分との戦いだと思いますが、人物試験に関しては、面接官にどう映るかがすべてですし、面接官の方々はこれまでにも多くの就活生を見ているため、自分が思っている以上にアプローチしなければ合格できないのだな、と実感しました。
それからは面接官に誠意が伝わるよう、姿勢や表情、話の内容などを、より煮詰めてから臨んだことが合格につながったと思います。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

私が公務員として取り組みたいことは、虐待を受ける子供を一人でも多く減らすことです。
そのために必要なのは、ただ、啓蒙活動を行うことや、親世代の相談に乗るといった表面的な取り組みだけではなく、虐待の原因となり得る、親世代の金銭的な悩みの解決など、複数の問題を解決する必要があると考えています。

市をより豊かにすることで、子供も大人も問題なく生活できる街をつくることができると思います。
こういった発展に貢献したいと考えています。

受験生に対するメッセージ

受験生の皆さん、こういった通信型を利用していると、周りと比べることができず、不安になることも多くあるかと思います。
しかし、私はそれでいいと思っていました。
その焦りの分だけ学習するようになります。
そして、やらなくてもいいかな、と思ったところまでやるようになります。
これが非常に重要だと思います。

これを耐え、やり抜けたときには、その日その場にいる受験生の誰にも負けない、という自信をつけて臨めると思います。
いくつ落ちても、あきらめずに挑戦すればきっと受かります。
頑張ってください。

民間企業向けの就職活動について

①民間企業向けの就職活動はしましたか?

はい

②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?

食品業界の営業職を志望していました。

③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。

民間企業の最終面接と公務員試験の一次試験の時期が近かったので、試験勉強と企業研究を同時進行しなければならなかったことが大変でした。
しかし、公務員試験のための経験という意識を持って、めげずに両立しました。