受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

https://www.agaroot.jp/komuin/senmon_kyoyo_cr/

公務員を目指すきっかけ

元々公務員という職業に興味を持っていて、大学3年生の時にいざ就職活動をしようとしたときに、一般企業で自分がやりたいと思える業界がありませんでした。
そこで、前にある自治体でアルバイトとして業務を行い、それを通じて自治体に住む地域住民のためになる仕事にやりがいを感じた経験があり、実際に職員の方とお話をした際に地域住民の方に喜んでもらえることが何よりもうれしたった、とおっしゃっていたことが印象的でした。
公務員以外にも、地域住民の役に立つ仕事はたくさんあると思いますが、公務員の仕事の特徴は地域住民の方のためというところだ、と思っていてそこに魅力を感じました。
長く仕事を続けていくために、このような特徴のある公務員を思い切って目指してみようと思ったのがきっかけでした。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを選んだきっかけとしてまずは、受講料でした。
周りの公務員を目指していた友人たちは、アガルートのようなオンライン予備校ではなく、対面で授業を行う形をとっている予備校でした。
それらの予備校と比較して、アガルートの授業料は非常に良心的でした。
また、アガルートのオンライン型の授業の方が、自分にとってあっていると感じたことが大きな理由です。
というのも私自身、公務員試験の対策を本格的に始めたのが2月と、周りの人と比較すると遅れていました。
そこで、量を補うために、パソコンかスマートフォンがあれば時間と場所を選ばず授業を受けることができ、わからないところは何度でも見返すことが出来るところに魅力を感じていました。
また、体験授業を受けて、授業形態だけではなく授業そのもの質も、かみ砕いて解説をしてくれたり、合格するために最適な教え方をしている、と感じたのでアガルートを選びました。

学習の方針と進め方

私は、本格的に公務員の対策を始めたのが2月からと遅く、横浜市の教養試験が6月だったため、4か月ほどしかありませんでした。
そこで対策を行う教科を絞り、また優先度をつけました。

特に私は数的処理が苦手で、横浜市の試験でも数的処理の比率が大きかったため、数的処理中心に学習を進めていきました。
数的処理を学習するにあたって意識したことは、とにかくアガルートのテキストを何周も行うということでした。
そこで、試験までの残りの日数を逆算して、一日に解くページ数にノルマをかけました。
また、効率化を意識して、理解できた問題はチェックして次から飛ばすようにしたり、頻出や基礎問題と、横浜市ではあまり出てこない内容の問題とを、付箋で色分けをしていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

数的処理が苦手で、数的処理中心に学習を行っていましたが、なかなか思うように数的処理の結果が伸びませんでした。
そこで何度も投げ出しそうになりましたが、今までの努力が無駄になると考え、必ず伸びると信じて問題を解き続けました。

そして、わからないところは何度も授業と解説を見返しました。
何度も解説を聞くことによって、コツをつかむことが出来ました。
これは間違いなく、オンライン授業と、わかりやすくかみ砕いた授業だったアガルートだったからできたことだと思います。
そして、結果的に本番の手ごたえでは、数的処理が得点源になった、と感じています。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

教養試験対策講座では、数的処理の問題数が非常に多くカバー範囲がとても広く、どの自治体や行政を受けても問題ない量でした。
解説もわかりやすく要点をまとめているため、効率よく学習することが出来ました。

また、時事対策講座では、教材に日本の時事から世界情勢まで幅広く書いてあるため、こちらでもどこの範囲が出ても安心できる内容でした。
そして、授業の解説で情勢を考えて出そうなところをピックアップしたり、逆に出なさそうなところを教えてくれるので効率的に学習できました。

②専門試験対策

横浜市は教養試験だけだったため受講していません。

③人物試験対策

私は一般企業を受けず公務員一本だったので、就活の面接の経験が全くなく、どういうものなのかわからずとても不安でした。
人物対策講座では、所作から回答の言い方を、再現ビデオなども交え細かく指導を行っていて、本番のイメージがとてもしやすく、本番に活かすことが出来ました。
そして、再現ビデオで言っていることは、同じ内容でも話し方や所作で大きく印象が変わることを学び、面接練習で意識することによって結果につながったと思います。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

私は大学への通学に電車で1時間ほどかかっていたので、そこの時間を使ってスマートフォンで講座を見返したりすることが出来ました。
登下校合わせて2時間ほどあるので、この時間を使えるのはオンライン講座のアガルートの強みだと思います。

また、4年生になった段階では、卒業単位数をすべてとれていたので、一日中家で勉強することのできる日が増えました。
そこで、午前中と午後で勉強時間を1時間単位で分けて、メリハリをつけて勉強するようにしました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期は法律や経済、時事を中心に行っていました。
直前期の前までは数的処理中心の学習だったのですが、直前はとにかく、法律や経済、時事などをアガルートの教材で何度も読み、詰め込むことを意識して勉強しました。
アガルートの法律や経済、時事などの講座は、読むだけでも勉強になるように作られているため、非常に助かりました。
また、心構えとしては、やれることはやった、という気持ちで、いつも通りに問題を解けば大丈夫、といった前向きな気持ちを持って本番に挑むようにしました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中の過ごし方については、試験を受けるたび、その試験の出来が良くてもあまりよくなくても、忘れて深く考えないようにしました。
過去に受けた試験を引きずってしまうと、その過去の試験の手ごたえがよくても悪くても、次の試験に向けて悪い方向に繋がってしまうと考えたからです。
しかし、試験の中で自分の苦手な分野を見つけることが出来たら、アガルートの教材や講座を見返して復習することで次につなげる、ということを行っていました。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

教養試験の手ごたえとしては、合格ラインぎりぎりという印象でした。
いつも演習を行うとき、数的処理で多くの時間を使ってしまうことが多く時間配分が心配でした。
そこで、最初に数的処理以外の問題をできるだけ早く解き、数的処理に余裕をもって時間を使えるようにしました。

また、数的処理を解くにあたっても、少し考えてわからない問題があれば後回しにして、解ける問題を確実に解くということを意識しました。
その結果、飛ばした問題を考える時間を含め、見直しの時間もとることが出来たので、時間配分はうまくいったという印象でした。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

受けていません。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

人物試験の手ごたえとしては、二次面接では非常に手ごたえがありました。
最終面接では、悪くなかった、と思いましたが少し不安を感じていました。

二次試験は、非常に和やかでとても話しやすい雰囲気だったので、スムーズに受け答えが出来ました。
最終面接では、面接室に入る前の扉の前に立った時が一番緊張しましたが、入った後はそこまで緊張は感じませんでした。
雰囲気は二次面接とは違い、少し厳かな雰囲気でした。
質問内容も、二次面接の時よりも深堀りをした質問でした。
アガルートの講座で習った所作をしっかりできたので、そこに不安感はありませんでしたが、自分の説明で少し失敗してしまう場面があり、そこに不安感を感じました。
しかし、アガルートの人物試験対策講座で習ったように、自分の言葉で伝えるようにしたことは、よい結果につながったと思っています。

④合格・内定した時の気持ち

合格した瞬間は、喜びよりも安心が強かったです。
最終面接の手ごたえが、とてもよかったとは言えず、ずっと不安だったので、合格を確認したときは安心して肩がとても軽くなったようでした。
その後、時間が経つにつれて実感が湧いてきて、喜びに変わっていきました。
最終面接まで行って、もし合格することが出来なかったら、今までの努力が無駄になるので、合格出来てよかったと思います。
試験も面接もなかなかうまくいかない時期があり、投げ出したくなる時期もありましたが、最後まであきらめず、合格を掴むことができてとてもうれしいです。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、最後まであきらめずに勉強を続けたことだと思います。
私は周りの人より公務員試験の勉強を始めるのが遅かったので、試験までに間に合うのか、という思いがあった中で始めました。
勉強していく中で、苦手だった数的処理が思うように伸びない時期が続き、苦しく、とても不安でしたが、アガルートの講座を受講して何度も繰り返していき、粘り強く勉強した結果、最終的には数的処理を得点源にできたことが、合格の決め手になったと思います。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

私が公務員として取り組んでいきたいことは、デジタル化を活かした教育環境の充実化と地域振興イベントの活性化です。
教育現場でのDX化をより推進していき、子供を育てたい、と思ってもらえるような環境作りに力を入れていきたいです。

また、地域振興イベントに携わり、横浜市の魅力を市の内外に発信していきたいです。
特にイベント事業などでは、大人だけではなく子供にも興味を持ってもらえるようなイベント作りをしていきたいです。
このように、デジタル化を活かした教育環境の充実化や、大人から子供まで楽しめるイベント事業を行っていくことによって、子育て世代の方々に横浜市の魅力を感じてもらい、住みたいと思ってもらうことで、横浜市の発展に貢献していきたいと思います。

受験生に対するメッセージ

公務員試験を受けるにあたっての試験勉強はとても大変で、不安に駆られることや勉強が嫌になることもあると思います。
そういったときは、一日何もしない日を作るなどのリフレッシュをすることが大切だ、とアガルートの講師の方がおっしゃっていて、とても楽になりました。

また、身の回りの公務員試験を勉強している人と比べて、自分が劣っていると感じて焦ったりしてしまうこともあること思いますが、自分を信じて自分のペースで勉強を進めていけば、自分に合った勉強方法を見つけることができ、得点を伸ばすことができると思います。
試験が終わっても面接があり、自信がない人もいると思いますが、練習を積めば自然とうまくなると思います。
最後に試験も面接も受けるにあたって、いつも通りにやる、という気持ちをもって、気負わず挑んでください。
後悔が無いように頑張ってください!

使用していた教材とおすすめの使い方

  • 無敵の地方公務員(初級)過去問クリア問題集
  • 神奈川県の公務員採用試験横浜市・川崎市・相模原市の大卒程度

これらの問題集を解いて演習の量を稼ぐ。

使用していた文房具やツール

本番はマークシートなので鉛筆を使うと効率が良い。
また、勉強中に眠くなったら目薬を差していた。