受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私は大学入学時に将来の夢が定まっておらず、自分の目標を見つけるために様々な活動に参加しました。
そこでたくさんの経験を積んでいくうちに、自分が住む熊本県の地方創生について考えることにやりがいを感じ、熊本県庁の職員として熊本県に貢献したいと考えるようになりました。
そして、熊本県庁のインターンシップに参加し、自分の考えを持ち、時には現地に自ら足を運んで活動的に働いていらっしゃる県職員の方々の姿を間近で見て、自分もこんな風に働きたいと感じたことが、公務員を目指した一番大きなきっかけです。
また、県職員の方々が、私たちインターンシップ生に対してとても温かく接してくださったことにも感動し、より一層県職員にあこがれを抱きました。

アガルートをお選びいただいた理由

私はサークルでは部長を務めていたため、サークル活動に参加しなければならなかったり、アルバイトやゼミ活動なども忙しかったりしたため、隙間時間を有効に活用しながら勉強したいと考えていました。
また、周りの受験生よりも余裕をもって、早めに勉強を進めたいとも思っていました。
そんな時にアガルートを見つけ、自分のペースで隙間時間を有効に活用して勉強できる点、そして何よりも、面接対策を無制限で何度でも受けることができるという点に一番の魅力を感じ、アガルートを選びました。
実際に、面接対策講座は何度も受けることで、自分の自信をつけることができました。
また、全額返金制度という嬉しい制度もあり、より一層自分のやる気を引き出すことができました。

学習の方針と進め方

私は、人よりも理解するのに時間がかかるということを自覚しており、また、努力できる点には自信があったので、「とにかく早めに受講を終わらせて、何度も過去問を解くこと」を意識して勉強しました。
そのため、大学3年生の5月から受講を始め、8月末には主要科目の全ての受講と過去問の一周目を終わらせました。
その後はコンスタントに過去問を解き続け、最終的には主要科目の過去問は10周解きました。
その結果、自信をもって本番に臨むことができました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

試験が近づけば近づくほど、感じる不安やプレッシャーも大きくなりました。
また、周りの民間企業の就職活動をしている人たちがどんどん内定が決まっていき、「みんな内定が決まっているのに、私は公務員試験でどこにも合格できなかったらどうしよう」と怖くて泣いたことも何度もありました。
そんな時は、一緒に公務員を目指している友達と、お互いの不安な気持ちを語りあったり、励まし合ったりして、「不安なのは私だけじゃない」と思えることで頑張れました。
また、家族も応援してくれていたので、その応援も大きな励みになりました。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

教養試験は得意な科目が多かったため、あまり教養試験の対策には時間をかけないように意識していました。
そのため、過去問を解いて自分で理解できるところは自分で進めて、解説を読んでも分からないところだけ授業動画を見るようにしていました。
数的処理・判断推理はどんなに忙しくても毎日15分ずつだけでも勉強するように意識していました。
取り掛かるまではやる気がでなくても、やり始めると楽しくて15分はあっという間に感じていました。

②専門試験対策

授業動画を見たらすぐにその単元の過去問を解く、ということを心掛けていました。
授業を受けてすぐに過去問を解くと、授業内容が頭に残っていて過去問が簡単に思えるため、過去問を解くことが楽しくてやる気に繋がっていました。

授業の動画も分かりやすくて面白いので、楽しく学習を進めることができました。
また、私は法律科目が苦手で、逆に経済科目が得意で好きだったため、法律の勉強をして、疲れたら経済科目の勉強、そしてまた法律科目に戻る、というルーティンで勉強していました。

③人物試験対策

とにかく、アガルートの面接対策講座を何度も受講しました。
私は2月の初め頃から面接対策を受け、最初は自信がなかった面接でも、何度も練習を重ね、そして的確なアドバイスを頂けることで、自信をつけることができました。

また、講師の方々も優しくて、面接を褒めてくださることが多かったため、前向きに面接対策に取り組むことができました。
その他にも、学校のキャリアセンターやジョブカフェなどでも練習をしました。
たくさんの方を相手に練習して、色んな意見をもらうことが大切だと思います。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

大学3年生の5月から勉強を始め、12月末までは、暇な日は1日10時間程度していましたが、平日は忙しかったため、ほぼ1日2~3時間程度しか勉強していませんでした。
1月からはアルバイトのお休みを頂き、毎日10時間を目標に勉強していました。

朝早く起きて、学校の図書館の開館時間と同時に図書館に行き、閉館時間までずっと図書館にいました。
たまには、図書館に行くことに飽きて、家で甘いものを食べながらゆっくり勉強するときもありました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期は、たくさんの模試を受けました。
私は全部で8回の模試を受け、模試の間違い直しを徹底していました。
たくさんの模試を受けて、どの模試でも判定が良ければ自信を持つことができるので、多くの模試を受けることをお勧めします。

直前期は不安にもなりますが、不安な時こそ勉強をすることで本番の自信につながると考え、とにかく机に向かっていました。
また、模試が多かったため、「前回の模試の点数を超える」ということを毎回の模試の目標にしていたので、模試も楽しく受けることができました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は終わりが見えず、一日一日が長くて一番精神的にきつかった時期です。
でも、「もう少しで終わる」と前向きに考えて、勉強も面接対策も行っていました。

一次試験がすべて終わったら、残りは面接と集団討論だったので、友達とご飯に行くなどの息抜きもしながら、面接のブラッシュアップをしました。
家族を相手に面接練習を行ったり、キャリアセンターで不安なことを相談したりしながら過ごしていました。
試験の手ごたえがなくても、意外と点数を取れていることもあるので、毎回毎回の試験を引きずらないことが大事だと思います。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

私は国税局・国家一般職・熊本県庁・国立大学法人の試験を受けました。
国税局、国家一般職、国立大学法人では気持ち的にも余裕があり、手ごたえがありましたが、第一志望の熊本県庁の試験ではとても緊張して、問題が頭に入ってこず、全く解けなかったです。
そのため、教養試験の手ごたえは全くありませんでした。
足切りの可能性があると思って、悔しくて昼休みもご飯を食べられませんでした。
家に帰って号泣したことを覚えています。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

専門試験は、どの試験も手ごたえがありました。
熊本県庁は教養試験の手ごたえがなく、精神的に疲れている状況でしたが、専門試験はすべての問題に自信をもって回答することができました。
試験が始まるまでの時間はとても緊張するけれど、何度も解きなおしたり自分で書き込んだりしてぼろぼろになったテキストを見て、自分の努力を信じて心を落ち着かせていました。
公務員試験は全問正解しなくてもいい試験なので、落ち着いて解けば合格ラインは超えることができると思います。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

どの試験の面接も、面接官がとてもやさしく、答えられなかったこともなかったので、手ごたえはありました。
それでも、何を基準に合否が決まるのかが分からないため、結果が出るまではとても不安でした。
集団討論は、司会者がうまく討論を進めることができず、戸惑った部分もありましたが、他のメンバーで修正し合って何とかまとめることができました。
でも結果が出るまでは、この修正が合っていたのか、と不安でした。

④合格・内定した時の気持ち

自分の受験番号を見つけた時は、本当にうれしくて、頑張って良かったと心から思いました。
試験期間中は終わりが見えず、本当にきつかったけれど、努力は報われると実感した瞬間でした。

家族や親戚もとても喜んでくれて、とても嬉しかったです。
今後、目標に向かってこんなに必死に努力することはないかもしれないので、後悔しないように最後まで全力でやり遂げることを目標としていました。
この目標を達成できたことは、今後の人生でも自信につながると思います。

振り返ってみて合格の決め手

早めから計画的に勉強を始め、コンスタントに勉強も面接練習もバランスよく継続できたことが合格の決め手だと思います。
昔から努力には自信があったので、この自分の強みを活かして過去問を10周しました。
毎日勉強時間を記録し、これ以上やることがない、というほどにまで努力をできたので、もし合格できなかったとしても後悔はしていなかったと思います。
それくらいにまで本気で努力できたこと、そして大学でのゼミ活動などを頑張って、面接で自信をもって話すことができたことで合格できたと思います。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

学生生活で、地域振興に係る知識を得て、その経験を積むことができました。
私は大学1~2年生の時に、議員インターンシップや、県立大学の地域活性化学習プログラムである「クマジェクト」に参加しました。
また、大学2年生の後期から公共政策の研究室に所属し、地域振興に関する研究活動を行ってきました。
私がこれらの活動の中で主に焦点を当てた地域が、県南の人吉・球磨地域です。
五木村や球磨村などの地域を実際に訪問し、住民の方々から意見を聞いたり、現地の見学をしたりしながら政策研究を行いました。
これらの経験を活かし、熊本県内のそれぞれの地域が抱える問題の分析や解決策の考案をすることで、県職員として熊本県全体の発展に尽力したいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は、長期戦で、周りの民間企業を受けた人たちの内定が決まっていくため、不安と焦りにかられ、精神的にとても疲れると思います。
終わりが見えないと感じるときもあるかもしれませんが、大丈夫です。
必ず終わりは来ます。
勉強ばかりではなく、友達と遊んだり、ご飯を食べに行ったりして、たまにはリフレッシュすることも大切です。
やる気が出ないときは、無理して机に向かう必要もないと思います。
休憩して、おいしいものを食べて、頑張れそうになったら頑張ればいいと思います。
試験を受けるとき、そして結果が出た時に、自分が後悔しないように頑張れれば十分だと思います。
精神的にきついと思ますが、無理をしすぎずに頑張ってください。

民間企業向けの就職活動について

①民間企業向けの就職活動はしましたか?

大学4年生の4月までしました。

②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?

地方創生マーケティング

③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。

企業の説明会に行くことで勉強時間が減ることに対して罪悪感を抱いていました。
そのため、企業の説明会で勉強時間が減ることを見越して、前もって勉強を進めていました。

使用していた教材とおすすめの使い方

  • アガルートのテキスト
  • スー過去

とにかく同じテキストを何周も解く。

使用していた文房具やツール

  • シャーペン
  • 付箋
  • その日の気分のお菓子