受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指した理由・契機      

私が公務員を目指した理由は主に2つあります。
1つめは様々なサービスを通して地域の発展に貢献できる公務員という仕事に魅力を感じたからです。私は大学で観光学を専攻しており、観光について学ぶ中でまちづくりや地域活性化に興味を持ちました。公務員は観光に限らず子育て支援や福祉など、様々なサービスを通して地域の発展に貢献しています。私も公務員となり、それらのサービスを通して地域の住民の方々の力になりたいと考えました。2つ目は自身の強みが活かせると感じたからです。私はアルバイト先でお客様目線に立ってサービスを提供するよう心がけ、その結果従業員アンケートでお客様・スタッフへの気遣い№2スタッフの称号をいただいた経験があります。
私の気遣い力は公務員をするうえで重要な要素なのではないかと思い、公務員を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

複数の講座の公式サイトや公務員講座のパンフレットに掲載されている情報を比較検討し、アガル―トの公務員講座が①低価格②通信講座である③実際に利用した人の評価が良かったという3点がアガル―トの講座を受講したきっかけです。

勉強の方針と進め方      

私は1番最初に受ける予定だったのが5月にある特別区の試験だったため、5月までに講座の受講を完了できるよう計画を立て、その計画に沿って勉強を進めました。
また小林美也子先生の公務員試験100本ノックの動画でおすすめの勉強の順番が紹介されていたため、その順番を参考にして勉強を進めました。
数的処理、法律系、ミクロマクロを1日の中で必ず勉強するようにし、直前期にはこれらに加えて小論文の勉強をしました。数的処理は1日5問、法律系は1日50問などの1日ごとの目標を立て、その目標を達成できるよう勉強しました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫               

私は公務員試験と民間就活の両立が上手くできず、どちらも中途半端になってしまった経験があります。
私は公務員が第一志望だったのですが公務員試験に落ちてしまったらどうしようという不安から民間企業の内定がほしいという思いがありました。そのため勉強があまり進まず、民間企業の選考も対策不足で書類や一次選考で不合格になってしまっていました。
そのことをカウンセリングで相談したところ講師の先生から「後悔のない選択肢を選びなさい」というアドバイスをいただき、公務員試験を第一優先で本当に受けたい民間企業だけ受けるというスタイルに変えました。
そうしたことで勉強に集中でき、筆記試験も突破できるようになりました。悩んだときは相談すること、自分の中で優先順位を決めることが重要だと気付きました。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法               

自分で動画の再生する速度を調整できる機能がとても魅力的でした。
私は講座を大学3年生の秋ごろから利用を開始し、とにかく早く講座の受講を完了したいという思いがあったため、教養試験対策講座の動画は基本的に1.25倍速で視聴し、難しい問題の解説や自分の苦手な範囲の授業は等倍速で受講するようにしていました。
また映像授業なので自分の好きな場所・好きなタイミングで受講できるところもアガル―トの講座を選んでよかったと思うポイントです。
基本的には家で受講していたのですが長い移動時間の合間や大学の帰りにカフェによって勉強することもできたので、時間を有効活用できました。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法               

まず面接に関して疑問に思っていることをわかりやすく解説してくれているという点が受講してよかったというところの1つです。
面接当日の服装などの身だしなみやマナーなどの細かいポイントを解説してくれているので、安心して面接に臨むことができました。
また面接でよく聞かれる質問のNG回答が再現VTRを使ってわかりやすく紹介されており、講座を受講することで面接のイメージをつかむことや、どういう回答が面接の回答として不適切なのかを事前に知ることができました。
模擬面接では実際に自治体に送った履歴書や自己PRシートを講師の先生が読んだうえで面接を行うため、実際の面接に近い形で対策を行うことができ、的確なアドバイスをもらうことができました。

学習時間をどのように確保し、1日をどのように過ごしていましたか?

学習時間を確保するために科目ごとにいつまでに講座の受講を完成させるか目標を立て、その目標を達成するために必要な1日当たりの勉強量を設定しました。
目標を設定することで隙間時間でも勉強しようという意識が生まれ、大学の講義や課題があるときでも勉強時間を確保することができました。1日の過ごし方としては午前中に数的処理や文章理解の勉強をし、お昼休憩の後夕方まで経済学の勉強、夜は法律系の科目の勉強や小論文の対策などを行っていました。
私は法律系の科目が苦手で数的処理の勉強が好きだったため、法律系の科目を勉強している際に行き詰ったときは数的処理を1,2問解くことで気持ちをリフレッシュしていました。

直前期の過ごし方

直前期には数的処理の問題を、時間を計測してはやく解く練習をしました。
数的処理は出題数が多く、得点源だったため過去に間違えた問題や間違えた問題の類似問題を解きなおしました。
自然科学は過去に間違えた問題をもう一度解き直し、テキストの重要な箇所をおさらいしました。また直前期には時事対策講座のテキストを空いた時間があったら読むようにしていました。私の受験した自治体には作文試験があったため、過去の作文のテーマ実際に解き、自治体について研究しました。
試験の直前には焦りや不安などがありましたが、過去のノートなどを見返してこれだけ勉強したなら大丈夫だ、と自分を励ましながら勉強し、本番を迎えました。

試験期間中の過ごし方


試験期間中は筆記試験対策に加えて面接対策も並行して行わなければならなかったので、時間の配分に苦労しました。過去に受けた自治体の試験結果を自己採点し、自分がどのような問題でミスをしていたのか、次の試験で同じような問題が出た場合どうするべきか、ということを振り返りました。また試験期間中は直前期以上に自分が無事に試験に合格できるのかという不安があったため、定期カウンセリングで講師の先生に相談することで自分を見つめなおし、気持ちの整理をするようにしていました。

教養試験を受験した時の手ごたえ         

教養試験を受験し終えたときは受かっている、という気持ちと落ちてしまったかもしれない、という気持ちがちょうど半分でした。
自分が得意である数的処理や文章理解などの知識分野は時間配分をきちんと考えながら解くことができ、今まで受けた試験の中で一番手ごたえがありました。
それに対して時事対策や自然科学は自分の勉強不足で分からない問題がいくつかあり、あまり手ごたえを感じませんでした。そのため試験中も焦りがあり、合格発表までの期間はとても不安でした。

人物試験を受験した時の手ごたえ       

二次試験の集団面接の手ごたえは正直あまり感じられませんでした。
私は人物試験の前に自治体研究をして試験に挑みました。しかし二次試験では自治体に関する質問はあまりなく、時事問題に関する質問が多かったためあまりうまく答えられず、最初は不合格になってしまったのではないかと不安になりました。
最終面接の個人面接では二次試験よりは手ごたえを感じることができました。しかし深堀された質問に答えられない場面があったので絶対に合格したという確証はありませんでした。

合格・内定した時の気持ち  

私は繰り上げ合格の連絡があり内定することができたため、補欠合格をしたときはあと一歩のところで合格できなかったことへの悔しい気持ちでいっぱいでした。
来年以降に試験へ再チャレンジしようと考えてきたときに繰り上げ合格の連絡があったため、連絡を受けた際はあまり合格の実感がわかず夢を見ているのではないか、という気持ちでした。
文書として合格通知や内定書類をもらったことでようやく合格したことへの実感がわき、今までの自分の努力は無駄ではなかったのだという気持ちと今まで支えてくれた親や講師の先生方への感謝の気持ちでいっぱいでした。

いま振り返ると、合格の決め手は何だと思いますか?                

合格の決め手は諦めずに努力を続けた継続力だと思います。
私はいくつかの自治体を受けましたが、思うような結果が得られなかったことや公務員の道をあきらめて民間就職に切り替えようかな、と心が折れそうになったことが何度もありました。
しかし諦めずに粘り強く勉強を続けたことで筆記試験に合格できるようになり、人物試験も自治体研究を行い、面接練習をしたことで自信がつき、苦手な人物試験も突破できるようになりました。
1日30分などの短い時間でも継続することが重要だと思いました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

自身の強みである相手の立場に立って考えられる気遣い力を活かし、市民の悩み一つ一つに真剣に取り組み、解決できる職員になりたいです。
私が入庁する予定の市役所には高齢化や川が多く、反乱の恐れがあるなど様々な問題を抱えています。それらの問題に真剣に向き合い、市民の安全を守り、住みやすい街をつくりたいです。また私が入庁する市役所は観光地としての魅力が多くあるにもかかわらず、活かしきれていないという課題があります。そのため大学時代の知識を活かし、市内の観光資源の魅力を最大限に生かし、宣伝することで地域の活性化に貢献したいです。
そのためにまず市の魅力について調べ、実際に訪れることで市の魅力とは何か知ることから始めたいです。

受験生に対するメッセージ  

公務員試験は勉強しなければならないことが多く、1次試験を受けてから合格が決まるまでが長いため長く険しい道のりになると思います。
また民間企業よりも就職が決まる時期が比較的遅いため、周りの人と比べて不安になることもあるかと思います。
私も先ほどお話ししたように、気分が落ち込むことや諦めそうになったことが何度もありました。
しかしそのたびに定期カウンセリングで講師の先生に相談することや、自分にご褒美を設けるなどして立ち直り、努力を続けることで合格することができました。
不安になることもあるかと思いますが、自分を信じて努力を続けてください。また試験を乗り越えるためには心と体の健康が必要不可欠です。試験前は適度に心と体を休めることで万全の状態で試験に挑んでください。応援しています。

民間企業向けの就職活動はしましたか?

はい

どのような業種・職種を志望されていましたか?          

旅行業界、金融業界