受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

中城村役場

公務員を目指した理由・契機

大学進学時には数学の教員になりたいと志、沖縄を出て県外の大学に進学しました。
大学3年生の時に留年を経験し、理解していない自分が教鞭をとっている姿が想像できず、教員という目標を断念しました。
大学最後の年にいくつか就職の話は頂いていましたが地元に帰って仕事がしたい想いが強く、沖縄で就職する決意を決め卒業後に沖縄に戻って来ました。
知人の紹介で市役所の臨時職員として勤務する機会を頂きました。臨時職員を経験後に民間の仕事もいくつか経験しましたが市役所で働いていた時の楽しさが忘れられず地方公務員を真剣に目指すようになりました。
そして今回合格した中城村役場は教育にとても力を入れており、自分がやりたいことを他の市町村より進んで行っていたのが決め手となり、いくつかの選択肢から中城村役場を選択しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

自分の都合上、仕事を辞めて勉強に専念する事が難しかった為自宅でできる教材で勉強しようと考えました。
最初はスー過去で独学で進めるつもりでしたが、躓くところが多く誰かの力を借りて勉強しないと無理だと感じ通信系の教材を探していました。
最終候補を絞った段階ではアガルートを知りませんでしたが、最終候補の参考教材に納得がいかず白紙に戻し再度探した際にアガルートを発見しました。
サンプル講座がものすごく自分に合っていて、YouTubeの100本ノックも大変参考になったのが決め手で受講を決めました。

勉強の方針と進め方

 2022年の2月に受験先を決定しました。地方公務員以外は考えていなかったため、国と県の受験は視野に入れずC日程1本に絞りました。
受験先も3候補ある中からその時に1つに絞りました。今回受験した中城村は教養のみで受験可能で残りの2か所は専門科目が必要だったため早い段階で受験先を絞り勉強の指針を定めました。ダブルワークをしていたこともあり基本的に平均2.5時間くらいの勉強時間しか確保できなかったため、仕事の隙間時間とiPad、iPhoneをうまく活用し勉強に活かしました。歴史系は捨て問題にし、理系科目に時間を割きました。
合計勉強時間の6割数的、2割自然科学、残りでその他のできそうな科目を摘まんで勉強を進めました。アガルートの教材の質が高かったため、時間のない自分はそれを最大限に活かし量より質のフォーカスして日々の勉強に励みました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

失敗経験として、受講途中でスー過去も触りはじめてしまい自分の学習スケジュールが狂ってしまいました。
あれもこれもしないといけないとと思うようになり注意散漫になり勉強が進まなかったことが失敗したなと今振り返って思います。勉強がうまく進まなくなって、いったんスー過去を片付けアガルートの教材だけに取り組むようにしました。
結果的に自然科学の問題演習以外スー過去を使わなかったので、迷走せずしっかりテキストをやり込んでれば筆記はもう少し楽になっていたのかなと思います。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法              

数的処理と自然科学は3周を目標に進めていきました。
物理以外は高校時に選択していたため、講義を受け自分でノートを作成し毎日持ち歩き隙間時間に眺めて使用していました。数的はiPad、iPhoneを上手く使い、家で勉強するときはiPadに教材をPDFファイルで貼り付け何度も解きました。
間違えた問題などは仕事のお昼休みにiPhoneで確認することを毎日繰り返していました。自然科学はポイントが分かりやすくノートを作らなくてもテキスト1冊で問題ないかと思いますが、問題数が少ないためそこはスー過去に頼りました。
数的は勉強しやすいようにまとめられているため、進める度に自分がレベルアップしているのを感じる事が出来ました。類題も申し分ないくらいの量があったのでとても満足しています。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法    

人物対策講座は講義のみ見て、時間の都合上オンラインで面接対策をすることはありませんでした。面接が終わった後に無理にでも時間を作ってオンラインで対策の申し込みをしとけば良かったととても公開しました。
面接当日の行動や振る舞いは講座の動画を期限ぎりぎりまで見ていたので、当日は振る舞いに関しては心配することがないくらいだったので、動画をみていて良かったと思います。iPadで動画を見ながら、区切りのいいところで止めてそのまま真似をしてやってみて、徐々に区切る場所を伸ばしていき見ないでも完コピできるくらいまで家で練習しました。

学習時間をどのように確保し、1日をどのように過ごしていましたか?       

学習時間はお昼時間の1時間をフルで使っていました。昼ご飯は食べなくても大丈夫なタイプだったのでお昼時間は毎日勉強していました。
主に復習がメインでやる気が起こらないときは100本ノックを見ていました。帰宅後は19:30から2~3時間勉強の時間に決めてやる気のない日以外は毎日やっていました。また休日は4~5時間勉強するように心がけていましたが、少なくても2~3時間はやっていました。私が1日何時間も勉強に集中できないタイプだったので朝2~3時間、夜2~3時間に分けて勉強していました。市役所で勤務しているので、毎日新聞とWebニュースを確認していたので、そこで分からない時事問題は調べるようにして時事問題対策は済ませていました。

直前期の過ごし方

私自身は勉強する分野をかなり絞って勉強していたので、2週間前からは間違えたところの復習と最新の時事問題を調べていました。
なるべく身構えないように心がけていましたが、思いのほか仕事が忙しくあっという間に試験日になっていました。2日前からは一切勉強をしないでリラックスするようにしていました。高校受験時に前日まで勉強を頑張って痛い目を経験していたので公務員試験を受けると決めた時から2日前からは何もせず、道具の準備だけをしていました。

試験期間中の過ごし方   

2次試験の1日目(10月29日)に作文試験と性格検査があり、面接試験まで3週間あったため、受験先のホームページを隅から隅までみていました。後は自分が行政の仕事の経験者だったため、それに関する想定問答集を考えたりしていました。
1番は自治体研究に力を入れて、誰にも負けないくらい調べました。議会の議事録や総合政策、施策方針10年分をプリントアウトして毎日読んでいました。気分転換に受験先の地域をドライブしたりして町の最新の景観や人の動きなどを見るようにしていました。

教養試験を受験した時の手ごたえ

自分が元々考えていた問題ではなく、新しくなった問題だったため一般知能、一般知識がそれぞれ20問ずつで、世界史、日本史の問題数が減り時事問題が増えていました。
自分が勉強していたところはほとんど解けたので、手ごたえは良かったですが、教養のみだったため確実に合格ラインにいる自信はほぼほぼ無かったですし、試験後は来年もアガルートの教材を使って勉強しようか考えていたくらいです。手ごたえはありましたが、自信はあまり無かったです。

人物試験を受験した時の手ごたえ           

面接官は3人だと思ってドアを元気よく開けるとおじさんが6人と記録係が1人室内にいるのを見て、ヤバい事になると思いました。予想的中で、3問目あたりから緊張のあまり質問が飛んだり、答えに詰まり下を向く時間が多々ありました。
面接官が気を利かして再度質問したり、質問を変えたりしてくれたおかげでどうにか答えた記憶があります。
面接半分終わった辺りから今回はダメだと開き直って受け答えしていました。開き直ったと言っても聞かれたことにはその時の全力で答えました。面接が終わり次の日の朝までほとんど記憶がないくらいに落ち込んでいました。手ごたえは無く、100%落ちたと思っていました。

合格・内定した時の気持ち

2次試験合格発表の日は仕事で、合格は諦めていたので見るつもりはありませんでしたが、職場の人に背中を押され確認しました。自分の番号を確認したときは嬉しさのあまり声も出ず、表情も変わらず何とも言えない感じでした。合格発表から2週間後に総務の方から内定通知書を送付したと連絡を頂き、その時に自分は合格したんだと実感が湧きました。抱えていたものが一気に解き放たれた時のあの感覚は忘れる事が出来ません。2次試験の失敗もあり不合格だと思っていたので喜びは倍以上でした。

いま振り返ると、合格の決め手は何だと思いますか?

決め手は、早めに受験先を決めたことです。
決めたことで勉強の方針を定める事ができたのが大きかったと思います。他の受験生より勉強時間が少ないのは明らかだったため、質を求めて勉強することに振り切ったことも功を奏したと思っています。私の場合は運も味方したことで最終的に合格できたと思っています。
YouTubeやネットにある勉強法とは違う方法でしたが、最後まで決めたことを貫き通し、情報に踊らされなかったのも大きいと感じています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私が勤務する自治体は子どもと学習面に力を注いでいるので、それを存分に活かし沖縄県の子育て世代の方たちの居住地の選択肢に選ばれる街造りをしたいと考えています。中城村は歴史的文化遺産や山や海などの自然が豊かでもあるので、これから進んでいくICT環境と自然のいいとこ取りをした教育プランの計画実行もしたいと考えています。そのためにも、地域の美化や年配の方々への配慮して施策も考えていきたいと考えています。教育環境を整えると言っても、それに付随してくる細かいところまで考え計画し実行が必要になるので、低コストできめ細やかな行政運営を行えるよう挑戦したいと思います。挑戦したいことはたくさんありますが、それを実行できるようまずは行政というものを改めて学びたいと思います。

受験生に対するメッセージ     

学生の方や私みたいに働きながら公務員を目指しているかたなど受験生と言っても様々だと思います。皆さんに共通してお伝えできることは、アガルート1つで合格可能だということです。
私みたいにあまり勉強時間が確保できない方でも、専門科目がある方でも自分の勉強法を確立し、その勉強のお伴にアガルートを選べば限りなく合格は近づくと思っています。
あとは情報に惑わされず、自分の信じているものを信じてやり抜いた先に楽しい公務員ライフが待っていると思います。私は2次試験で失敗しもう終わったと思い、アガルートで面接対策をしなかったことを後悔しました。今も後悔しています。
無料のものは最大限活用したほうが絶対いいです。そして甘い自分に打ち勝ち日々進むことで合格が近づくと思いますので、最後まで諦めず頑張って下さい。失敗しても最後まで真剣にやれば案外どうにかなります。